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カンバセーション...盗聴...

そういえば観てないなーと思って、何気なく借りてきた『カンバセーション...盗聴...(The Conversation)』。コッポラ監督の1973年の映画で、'74年のカンヌでパルム・ドールを受賞した作品。

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プロの盗聴屋ハリー(ジーン・ハックマン)は、依頼を受けてカップルの会話を録音していた。依頼主に疑念を抱いたハリーは盗聴した会話を聞いてしまい、やがて...。

サスペンス・アクションを期待しないでください。とにかく地味な話なんですよ。でもそれが逆に新鮮です。ここまで地味な展開なのに、いや地味だからこそかえって不安感を煽られて、結構ハラハラしました。夢なのか現実なのか曖昧なだけに、盗聴屋が抱く「孤独」と「強迫観念」がサックスやピアノの音色とともに重苦しく伝わってきます。

若かりし日のハリソン・フォードが慇懃無礼な役柄で出演しているのも、みどころのひとつなのかもしれません。声は確かに今のハリソン・フォードですが、どうしてもハリソン・フォードには思えないほど感じ悪い。

で、盗聴屋ハリーの後日談は『エネミー・オブ・アメリカ』に続く...ってことなんでしょうか? この2作をくらべると、テクノロジーの進歩ってすごいなあとつくづく思うわね。「盗聴銃」がいまや「衛星」だもんね。ちなみに「盗聴銃」は、ビルの上からライフルのように狙いを定めて会話を録音するという代物。あの人、撃たれる〜!と思ったら、マイクでした。
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by rivarisaia | 2006-10-18 16:24 | 映画/洋画 | Comments(0)