おばさんのポストモダン生活
2006年 10月 27日
TiFFでは、『Crazy Stone』よりも先に、こっちを先に観たんだった。
上海で独り暮らしをしている「おばさん」は、お人好しで、つい他人の世話を焼いてしまう性格。そんな「おばさん」を取り巻く人間模様...。
おばさんのもとに甥っ子のクァンクァンがやってきた、という始まりの映画なので、おばさんとクァンクァンの心の交流がずーっと描かれるのかしら、と思いきや、そうではなく、都会で暮らす初老の独身女性の喜怒哀楽人生、という感じでした。
前半はユーモアあふれる展開だったのに、だんだん淋しくなっていくおばさんの生活...。後半は、ちょっと他人事として笑ってられない気分になったのは私だけ? いや、でも人生ってこういうものかもしれないわね...。ラストのおばさんは元気そうなんだけど、やや哀愁を感じてしまい、何とも言えない余韻が残る映画でした。
それにしても、チョウ・ユンファですよ。誰ですか、あなたは! と叫びたくなるような怪しいユンファに爆笑。100%怪しいオーラを発揮しているのに、おばさんったら〜! でもそんなユンファも、本当は純粋な気持ちをもってる弱い人なんだよね。
おばさんを取り巻く人々は、どこか心に弱いところがある人ばかり。でも現実はそんなものだ。そういう意味では、人物の描写が秀逸。
おばさんのその後がちょっと気になります。
『おばさんのポストモダン生活(姨妈的后现代生活)』
監督:アン・ホイ(許鞍華)
キャスト:スーチン・ガオワー/チョウ・ユンファ/ヴィッキー・チャオ
音楽:久石譲
上海で独り暮らしをしている「おばさん」は、お人好しで、つい他人の世話を焼いてしまう性格。そんな「おばさん」を取り巻く人間模様...。
おばさんのもとに甥っ子のクァンクァンがやってきた、という始まりの映画なので、おばさんとクァンクァンの心の交流がずーっと描かれるのかしら、と思いきや、そうではなく、都会で暮らす初老の独身女性の喜怒哀楽人生、という感じでした。
前半はユーモアあふれる展開だったのに、だんだん淋しくなっていくおばさんの生活...。後半は、ちょっと他人事として笑ってられない気分になったのは私だけ? いや、でも人生ってこういうものかもしれないわね...。ラストのおばさんは元気そうなんだけど、やや哀愁を感じてしまい、何とも言えない余韻が残る映画でした。
それにしても、チョウ・ユンファですよ。誰ですか、あなたは! と叫びたくなるような怪しいユンファに爆笑。100%怪しいオーラを発揮しているのに、おばさんったら〜! でもそんなユンファも、本当は純粋な気持ちをもってる弱い人なんだよね。
おばさんを取り巻く人々は、どこか心に弱いところがある人ばかり。でも現実はそんなものだ。そういう意味では、人物の描写が秀逸。
おばさんのその後がちょっと気になります。
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熊猫
at 2006-10-28 16:47
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キャスト見ただけで見たくなりました。
なんでチェックしてなかったんだろう・・・。
やっぱり「如果・愛」に気を取られていたせいでしょうか。
もうすぐスクリーンで学友が見れる~♪
なんでチェックしてなかったんだろう・・・。
やっぱり「如果・愛」に気を取られていたせいでしょうか。
もうすぐスクリーンで学友が見れる~♪
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rivarisaia at 2006-10-29 01:57
私は「やや哀愁を感じる」と書いてますが、数日経って、この映画を思い出すと
すごく「切実に老後を」考えてしまいます。じわじわと後から、しみじみ考えさせられる映画であった...。
そういえば学友ファンでしたね!
そんな私は曾志偉が「如果・愛」にカメオ出演しているというので、
観たいです。
すごく「切実に老後を」考えてしまいます。じわじわと後から、しみじみ考えさせられる映画であった...。
そういえば学友ファンでしたね!
そんな私は曾志偉が「如果・愛」にカメオ出演しているというので、
観たいです。
by rivarisaia
| 2006-10-27 23:57
| 映画/香港・アジア
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