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ベイビー・オブ・マコン

だからもう、そのメディチ・ネタはそろそろやめようよ、と自分に言い聞かせつつ、もう1本「メディチが好きならコレを観な!」と言われた映画があったので、一応記しておきたい。

たしかに「コジモ・メディチ」という人物が出てくるのですが、これは別にメディチじゃなくてもいいじゃん、と思ったのでした。それがピーター・グリーナウェイ監督の『ベイビー・オブ・マコン(The Baby Of Macon』です。
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うーん。あらすじをどう書いていいのかわかんないんだけど、大まかには、

17世紀、イタリアのある町の劇場で「ベイビー・オブ・マコン」という芝居が行なわれる。「1人の妊婦が怪物をはらんでいると予言されるが、生まれてきたのは美しい男の子だった。その子は奇跡の子としてあがめられる。しかし...」というのが芝居の内容。やがて、役者と演じている役の区別、舞台と観客、現実と虚構の区別があいまいになっていき...

という話です。なんだかこれではよくわかりませんね。じゃあ、映画を観てね!と普通なら言いたいところですが、気分が悪くなる人もいるかもしれませんから要注意です。

グリーナウェイのちょいと悪趣味な雰囲気が漂う映像が好き!とか、意味不明でも絢爛な地獄絵が好き!な人には向いているかもしれません。じゃあ、お前はどうなんだ、と聞かれると返答に困る。映像がキレイなシーンもあるんですけど、何ともいえない展開にどんよりした気分になったので、2度と観ることはないと思います。グリーナウェイの映画は、大体1回観るとおなかいっぱいになり、「映像はキレイかもしれないけどさー、どうなのよコレ」と考えてしまうのですが、本作は毒々しさに胃が痛くなるくらいで、ラスト近くの暴走にはめまいが...。

観るのに気力がいる映画だと思うわ。

で、どこにメディチが?という疑問ですが、メディチは芝居の観客の1人です。芝居を観ているうちに、自分も劇中に参加していき、すべてが混沌としていきます。

ちなみに音楽はマイケル・ナイマンではありませんが、バロック調ですてきでした。サントラ欲しいと一瞬思ったものの、映画を思い出しそうなので買わなかったというオチが...。

そういえば、最近、グリーナウェイって何やってるんでしょうね?
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Commented by minaco. at 2006-11-20 01:11 x
この映画もMyトラウマ映画ベスト3の1本です。当時、地方の映画館で何故かロードショウ公開されてて観ました。怖かった・・・。
グリーナウェイは結構好きだけど、決して人には勧められませんよね。

メディチ家サーガは機会があれば是非勉強したいと思います。カトリックって何でこう血生臭いんだろう。素朴な疑問です。
Commented by rivarisaia at 2006-11-20 14:19
minaco.さん、観ましたか〜これを!しかも劇場で。ひいい。
私の周りでは観ている人が少ないので、このトラウマを語り合える人がいません(笑)。かといって、そうそう勧められないし...。

カトリックは血なまぐさいですよねえ。なんででしょうねえ。

トラウマ映画ベスト3の残りに何がランクインされているのか
気になります。
Commented by minaco. at 2006-11-21 01:35 x
>このトラウマを語り合える人がいません

そうなんですよ!だから何か嬉しかったです(笑)。貴重な体験談を有難うございました。
あれに出てたJ.オーモンド・・・その前に「麗しのサブリナ」のリメイクで売り出したのに、こんな役をやって大丈夫なんだろうか?!と心配しましたが、やっぱりその後見かけなくなりましたね。そんな事まで刷り込まれてしまってる自分て。

トラウマ3の残りは、以前も触れましたが「サスペリア2」と「犬神家」のタイトルバック・・・です(泣)。
Commented by rivarisaia at 2006-11-22 22:19
こちらこそ、見ている人がいて妙にうれしかったです(笑)。

「サブリナ」の人だったのか...。最近、見ないですねえ。
全然記憶にないんですが、レイフ・ファインズも出てたのね。

「サスペリア2」はトラウマなのがわかる気がします。あれは不気味でした。新装「犬神家」のタイトルバックはどんな感じなんでしょうね!
by rivarisaia | 2006-11-17 23:57 | 映画/洋画 | Comments(4)