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プラダを着た悪魔

仕事は先週から始まっていますが、今ひとつ波に乗り切れない休みボケっぷりを発揮しつつあるので、ここは鬼上司にガツンと怒られてきます!という意味で今さらながら『プラダを着た悪魔(The Devil Wears Prada)』です。監督はデヴィッド・フランケル。

ファッションに興味のないアンディ(アン・ハサウェイ)はジャーナリスト志望だったが、一流ファッション誌『Runway』のカリスマ編集長ミランダ(メリル・ストリープ)のアシスタントに採用される。腰掛けのつもりで働きだしたアンディだったが、ミランダにこき使われる悪夢のような日々が待っていた...。


「セックス・アンド・ザ・シティ」の衣装を担当したパトリシア・フィールドがスタイリストなだけあって、大変でオシャレでなかなか楽しい映画でございました。

ただし悲しいかな、社会人歴がそこそこ長く、数々の難所をくぐり抜け、恐ろしい修羅場も目撃してきたわたくしにはどーしても主人公に共感できず。むしろ労働者としては、同僚のナイジェル(スタンリー・トゥッチ)やエミリー(エミリー・ブラント)を応援したいところです。しかし主人公は決してボンクラではなく、やる気があって頭の回転が早いのでイライラさせられることはない。おまけにかわいいし。

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それでも主人公の影が薄い感じがしたのは、メリル・ストリープの存在感が大きすぎるせいかもしれません。実は主役はメリル・ストリープでしょ、そうなんでしょ、という気迫。演技に迫力があるだけでなく、仕事も大変だろうけど私生活でもいろいろあるのねぇ...としみじみ感じさせる場面がメリル・ストリープ側にはあるのに、主人公の側にあまりナイのが惜しい。

一応、仕事が忙しくなったアン・ハサウェイが彼氏とうまくいかなくなるという場面もあるにはあるが、この彼氏が...。他人の彼氏で、しかも映画の中なのでどーでもいいんですけど、「誕生日に遅れたくらいで、何だその態度。器の小さい男だな〜」「彼女がオシャレになって仕事バリバリで嫉妬してんのかよ!」「なぜ、"パリに出張するんだ、がんばってね!"のひとことが言えないのさ!」とイライラがつのり、

   「ハサウェイ、そんな男さっさと別れちまえよ!」

と心の中で悪態をついておりました。そんなわけなので、最後はやや納得いきませんでしたが、主人公の人生の選択肢としてはアリな結末かしら。

さて、メリル・ストリープを思い出しつつ仕事に励もうという試みですが、あまりにファッショナブルな映画だったため、バーゲンに行きたくなっちゃったんですよね...。そんな時間はナイんだけどねー。
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by rivarisaia | 2007-01-09 21:08 | 映画/洋画 | Comments(0)