サンセット大通り:追記
2007年 01月 13日
エントリついでに、もう1回ラスト部分を観直してみようかしらーと、何気なく観ていて泣けてきた『サンセット大通り』。すがるような過去の栄光は私にはナイんですけど、それでも老後はいろいろ気をつけよう...と妙にしんみりした気分になってしまい、気晴らしに imdbのトリビアを読んでいたところ、こんな情報が。
そうなんですね。さらには、グレタ・ガルボにも断られたと書いてある。いろいろ断られていたのね!と、仕事で他人にオファーをして断られることがしょっちゅうという私は、ビリー・ワイルダーでも同じであるという妙な親近感を得て(一緒にするなと言われそうなのは百も承知だが)、元気が出る。
ちなみに、メエ・ウェスト(Mae West)はこの人。
『妾は天使ぢゃない』(1933)、『罪ぢゃないわよ』(1934)、『浮気名女優』(1937)と邦題が物語るようにハリウッドのセックス・シンボルと言われていたのは存じておりますが、映画は未見です。オファーを断った理由は、かつてのサイレント映画のスターを演じるには自分は若すぎるんじゃないかと思ったから。
メアリー・ピックフォード(Mary Pickford)さんは、この人。
リリアン・ギッシュに似ている気がする。『コケット』(1929)でオスカー主演女優賞を受賞、1975年にはオスカーの名誉賞を受賞しています。この方の映画も1本も観たことないのですが、ぜひ観たいのは『雀』(1926)。「33歳のピックフォードが13歳の少女を何の違和感もなく演じる無声映画」だそうですよ、それはすごいね...。断った理由は、「自分のイメージが壊れることを恐れたため」。なんだかわかる気がします。
ポーラ・ネグリさんは、エルンスト・ルビッチ映画に何本か出ているようす。
「実際にサイレント映画のスターだった女優」に出演してもらうというのが譲れないポイントで、映画の内容が内容なだけに、かなりハードルが高かったであろうと容易に想像できます。スワンソンも断ろうと思っていたが、友人のジョージ・キューカー監督のすすめもあってスクリーン・テストに挑んだらしい。長年、銀幕から遠ざかっていてスクリーン・テストに挑むというのには、そうとう勇気がいるはず。
傑作映画にしあがったのは、ワイルダー監督の妥協しない精神とスワンソンのガチンコ女優魂が炸裂した結果なんですね。
主役のノーマ役には、当初メエ・ウェスト、メアリー・ピックフォード、ポーラ・ネグリなどがオファーされていたが、最終的にグロリア・スワンソンになった。
そうなんですね。さらには、グレタ・ガルボにも断られたと書いてある。いろいろ断られていたのね!と、仕事で他人にオファーをして断られることがしょっちゅうという私は、ビリー・ワイルダーでも同じであるという妙な親近感を得て(一緒にするなと言われそうなのは百も承知だが)、元気が出る。
ちなみに、メエ・ウェスト(Mae West)はこの人。
『妾は天使ぢゃない』(1933)、『罪ぢゃないわよ』(1934)、『浮気名女優』(1937)と邦題が物語るようにハリウッドのセックス・シンボルと言われていたのは存じておりますが、映画は未見です。オファーを断った理由は、かつてのサイレント映画のスターを演じるには自分は若すぎるんじゃないかと思ったから。
メアリー・ピックフォード(Mary Pickford)さんは、この人。
リリアン・ギッシュに似ている気がする。『コケット』(1929)でオスカー主演女優賞を受賞、1975年にはオスカーの名誉賞を受賞しています。この方の映画も1本も観たことないのですが、ぜひ観たいのは『雀』(1926)。「33歳のピックフォードが13歳の少女を何の違和感もなく演じる無声映画」だそうですよ、それはすごいね...。断った理由は、「自分のイメージが壊れることを恐れたため」。なんだかわかる気がします。
ポーラ・ネグリさんは、エルンスト・ルビッチ映画に何本か出ているようす。
「実際にサイレント映画のスターだった女優」に出演してもらうというのが譲れないポイントで、映画の内容が内容なだけに、かなりハードルが高かったであろうと容易に想像できます。スワンソンも断ろうと思っていたが、友人のジョージ・キューカー監督のすすめもあってスクリーン・テストに挑んだらしい。長年、銀幕から遠ざかっていてスクリーン・テストに挑むというのには、そうとう勇気がいるはず。
傑作映画にしあがったのは、ワイルダー監督の妥協しない精神とスワンソンのガチンコ女優魂が炸裂した結果なんですね。
by rivarisaia
| 2007-01-13 18:12
| 映画/洋画
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