「図説・中国武器集成」

中国時代小説を読んでいて、時折ハテ?と首をかしげてしまうのが、武器の名称です。極端な話、私は、三国志を読んでいて、方天画戟、青龍偃月刀、蛇矛などと言われても全然形が思い浮かばないよ、助けて〜!というレベルだからです。

以前、知人にそんな話をしたら「無双でもプレイしたらどうですか?」と三国志ゲームを勧められた。それはとても興味があるんですけど、ドンくさい私にもできるゲームなのだろうかと、いまだに手を出せずにいます。

武器を覚えるより他にやるべきことがあるとはいえ、そんな私に力強い味方が現れた!それが『図説・中国武器集成』(学研)。

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カラー図版がいっぱい出ているので見ていて楽しい。もしかすると広く浅くの傾向があるかもしれず、詳しい人には物足りないかもしれませんが、私のような武器オンチにはちょうどいい本です。あと、カラー図版で武器一覧が見たいという人にも向いています。拳法の種類や型についても簡単な説明と写真があり、ちょっと楽しい。

類書として『武器と防具 中国編』(篠田耕一 著、新紀元社)もイラスト付きで説明が充実している。残念ながら私はあまりこの辺りに詳しくないので、内容的には2冊をくらべることはできませんが、図版だけで言うなら学研のほうが華やか。

いずれにしても、これらの本を読んだ直後に『墨攻』を観たのは失敗でした。「あ!この武器は...えーっと名称はなんだっけ?」と何度も思ってしまい、映画の本筋から離れてるよ!とハッとすることたびたび。どうやら、つい武器に注目するようになってしまう、という作用があったようでした。
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Commented by 熊猫 at 2007-02-13 20:48 x
おぉ!これはいいですね。
中国の武器ってあまりにもユニークすぎてイメージできないんですもん。
金庸作品の翻訳本の最後についてる武器解説だけでもかなり助かってますが、
これがあれば武侠小説がもっと楽しめそうですね♪
Commented by rivarisaia at 2007-02-13 22:32
これはいいですよー。全然覚えられないですけどね(いや、覚える必要はないんだよ...)。武器を構えている人物写真があるのがポイントです。
「そうやって使うのかー!」みたいな。
Commented by kojima at 2015-07-30 01:04 x
機会があったら名和弓雄の本も読んでください。日本の武器も多彩です。上流階級が十手を嫌ったという話は意外でしたよ。
Commented by rivarisaia at 2015-08-05 22:10
> kojimaさん
名和弓雄、とても面白そうです。さっそく名前を控えましたので、近々読んでみます。よく考えてみると、十手って不思議な武器ですよね。
by rivarisaia | 2007-02-08 23:56 | | Trackback | Comments(4)

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