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レイヤー・ケーキ

私はショートケーキがどうも苦手で、小学校時代、クリスマスやひな祭りといったハレの日には給食にケーキが出たんですけど、いつも人にゆずってました。大体からして甘すぎるんだよ!クリームもスポンジも。でもコチラのケーキは甘くない。
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レイヤー・ケーキ(Layer Cake)

『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』のプロデューサー、マシュー・ヴォーンの初監督作品です。

お金も貯まったし、引退するか!と思っていた麻薬ディーラーXXXX(ダニエル・クレイグ)の元にボスから仕事が舞い込んだ。さっさと片付けようという思いとは裏腹に、XXXXはどんどん泥沼にハマってしまい....。

ダニエル・クレイグの新ボンドを見逃した私です。しかし、この映画を観て、観ればよかった007!と後悔しました。「銃はキライなんだ」と言いながら、渋々銃を構えるシーンに吹き出しながらも「あ、意外にボンド役が似合ってるかも...」と思いましたよ。

さて、欲張らず、危ない橋も渡らず、計画通りに地道に小金を貯めてきた無名の主人公。その姿は裏社会の人というより、ビジネス書を愛読しているサラリーマンのようです。貯金したら会社なんて辞めちゃって、好きなことするもんねーと思ってたのに、上司はそれを許さない...という感じ。引退直前に受けた仕事には落とし穴が待っており、もがいてももがいても穴から抜け出せないよ、困ったなオレどうしようという状況は、階級レイヤーの最下層に位置する人たちの宿命です。

ところで、イギリスのクライム・アクション映画は大体いつもそうなんですが、この映画も人物相関図と仕事の流れを図式化しろと言われたら、たぶん無理。状況が二転三転し、いろんな人が敵味方に別れて錯綜する。ちょっと残念だったのは、主人公がチームを組んでる仲間の印象が今ひとつ薄い点(1名を除く)でしょうか。ケンブリッジを卒業した頭脳明晰な人が、もっと暗躍するかと思ってたのに。でも、久しぶりにダブリン親父コルム・ミーニイが見られたので良しとします。
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Commented by Marius_Dacct at 2007-02-16 11:24
そういやコルム・ミーニイってスター・トレックにレギュラーで出てた。やっぱアイリッシュ・アイデンティティだったべさ。SFだのに。
Commented by rivarisaia at 2007-02-16 22:28
スター・トレックに? ナントカ星の出身とか、そういう役?
あ、でもやっぱりアイリッシュなんだ...。
Commented by sei at 2007-02-17 00:24 x
意外にイケてましたよね、コレ。期待せず観たので、ダニエル・クレイグってば意外に!と好印象でした。でも、最後のバカづらがいただけなくなかったですか。
Commented by rivarisaia at 2007-02-17 00:41
最後は確かにバカづらでしたね。
ケンブリッジ卒のイケメン風もしくはマトリックス系の若者が
まったく活躍してなかったのが、個人的に残念でなりませんよ...。
by rivarisaia | 2007-02-15 21:58 | 映画/洋画 | Comments(4)