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サイドウェイ

昨日のエントリで、映画に関するTBがついたのですが、私が伏せてたのにそれは思いっきりネタバレでは...と申し訳ないですがTBを削除してしまいました。いやそもそも昨日のエントリは『ゾマーさんのこと』なんだよね!

どうやら堂々と宣伝でネタバレしていたことを知る。最近そういうの多いなあ。『ダ・ヴィンチ・コード』も思いっきりオチをバラしていたが、それはアリなのか。そんなことしたら驚きがなくなっちゃうじゃないか! 例の映画には「禁断の」という形容詞がピッタリですが、これでは「禁断」なのが映画のワンシーンのことのようではないか。本当は「世界を支配する」ことができる香りが禁断なのに。

それはさておき、最近では猟奇殺人の話ってR-15なのかと思っておりましたが、そういうわけではなかったのね。ではバイオレントだとR-15なのか?と思いきや『ドーン・オブ・ザ・デッド』はR-15だけど、『サイレントヒル』と『バイオハザード』はPG-12。違いがよくわからない。

そしてこの映画もR-15だった。

サイドウェイ(Sideways)』監督:アレクサンダー・ペイン
出演:ポール・ジアマッティ、トーマス・ヘイデン・チャーチ、ヴァージニア・マドセン、サンドラ・オー

以下、それを受けての会話。

「なんでR-15なのだろうか」
「ワインをがぶがぶ飲んでるからじゃないの。飲みたくなるじゃない」
「ナンパが生き甲斐のプレイボーイと下ネタシーンのせいかも」
「露骨なシーンもあったしねえ」
「でも、一番の理由は子どもが観ても良さがちっともわかんないからだよ」
「そうね〜人生経験を積んでないと、あの枯れゆく感じは理解できないわね」
「総合して、オイオイ、中学生にはわかんないだろ!ってことでR-15なんだ」
「そういうことにしておこう」

まあ確かに、

「ワインはピークを過ぎてしまうとゆっくりと味が下降していくが、そんな味わいもまた捨てがたいというように、これから下降していく人生もまた捨てがたいものだと深く感じた」

などと中学生に言われたら、人生これからだというのに、そんなに老成しちゃって大丈夫かと心配になりますね。

主人公はワインの蘊蓄は語るけど、どこまでも優柔不断で悲観的。その友人は、いい年して何やってんの!と説教したくなるような人柄です。そんな2人がワイナリーを巡る旅行に出るというストーリー。

「こんなやつらとは友だちになりたくない...」と距離をおいて映画を「傍観」していましたが、最後の方は「ダメダメな人たちだけど、まっいいか!」という気分になったものです。他人のことをとやかく言えないし、人生寄り道は大切だ。とはいえ、寄り道ばかりの私はどうしたらいいのか。

さて、私はワインにはまったく詳しくありませんが、なんだか美味しそうに飲んでるし、いっぱい蘊蓄を聞かされるしで、妙にワインが飲みたくなる映画でもあった。映画の中で「絶対開けないで!」と言われていた「リシュブール」とやらが飲んでみたいものです。「百の花の香り」がするらしいですよ。どんな味なんでしょうね。調べてみると1本、10万円前後。30万近いのもあったんだけど...は〜(遠い目)。
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Commented by hanamu at 2007-03-08 15:48 x
サイドウェィは私もたまたま先々月観ました。人からDVDを借りて。実はワインに関わる仕事をしているので、職場ではとりあえず話題になっていたのですが、10人中9人が『つまらなかった…。』と言っていたので、今の今まで観ていませんでした。
で、感想としては、ワイン好きな人が観てもさほど面白くもなく、かと言ってワインをよく知らない人が観ても『シュヴァル・ブラン』が最後に出てきた理由なんて分からないよね…的な、中途半端な内容かな…と思っています。ちょっと辛口かなぁ。
因みに、主人公が女性たちと食事をする前に、『メルロだけは頼むなよ!絶対メルロは飲まない!』みたいな話をしていたと思うのですが、映画の最後の方で、主人公がこそこそ飲んでいたワイン『シュヴァル・ブラン』にはメルロという品種が混じっているんです。
Commented by rivarisaia at 2007-03-08 20:01
hanamuさん、こんにちは。
10人中9人が...は、とてもわかるような気がします。
また、ワイン好きの人が観るとダメかもしれない、とコメントを読んで興味深く思いました。逆に全然、知識がないと「何だかまったくわかんないけど、楽しそうに語ってるわね〜。奥が深いのね〜」と本当に他人事のように「傍観」してましたよ(笑)。とはいえ、ワインの話ばっかりしててツマんない、と思う人も当然いると思いますが。

そんな私はもちろん、『シュヴァル・ブラン』が出てきた理由はまったくわからず、きっと良いワインなのね、程度にしか思ってませんでしたが、そんな事情があったのですね。ありがとうございます。
Commented by hanamu at 2007-03-08 22:19 x
なんかとても生意気なコメントしてすみません!

因みに、『面白かった!』と唯一コメントしていたのが、40代のワイン好き(!)夫婦でした。
彼ら曰く、『この映画の良さは大人(!)じゃないと分からないかもねぇ~』なんて言われてしまいました…。
お尻(失礼!)が青いほどは若くはないのですが…。



Commented by rivarisaia at 2007-03-08 22:33
え〜そんなことナイですよ!
映画なんて、10人が観たら10人が違う感想で当然ですから!!

そんなワケで、私は全然自分と違う意見でも大歓迎です。
この映画は「中年期にさしかかり人生、今さら夢とか言われてもなあ」という人が一番共感できるのではないだろうか...と私も思います。

少なくとも、男性キャラには全然共感できなかった私も、若くはなくとも大人ではないかもしれません。ははは。

Commented by hanamu at 2007-03-08 22:44 x
↑なんか気を遣っていただいたみたいで恐縮です…。

これからもこちらにお邪魔させて頂きたいと思っていますで、宜しくお願いいたします。リヴァリサーヤさんの書かれる文章、とっても好きです。

ところで、『チャレンジ・キッズ』、なんだかとっても面白そうですね。
Commented by rivarisaia at 2007-03-09 20:28
はい。またいつでも、いらっしゃいませ!
by rivarisaia | 2007-03-07 23:43 | 映画/洋画 | Comments(6)