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アレキサンダー:オーラが無い大王って

仕事もまあまあ忙しいけど、私事にも思いのほか時間を取られてヒイイイイと叫びたい心境の今日この頃。何だかこう、ドカーン、バーン、ドコーン!とした能天気なアクション大作が観たいなあ。そんな私が今いちばん楽しみにしているのは、6月9日公開の『300』。「ディス・イズ・スパルター!!」と叫んでるやつです。予告観るだけでバカっぽくて笑える。

ペルシア戦争のテルモピュライの戦いを元にしたグラフィック・ノベルの映画化。史実の映画化じゃないところがポイントです。米国のトンデモ・ジャポネスクを何度も目にしてきた私としては、イラン政府が怒る気持ちもわからないではないですが(ソース)、コミックの映画化だからね。でも実際に史実とフィクションを混同する人もいるだろうなあ。そこが歴史映画のツライところですが、映画をきっかけに興味をもつことだってありますからねー(それは私)。

ペルシア戦争の頃のペルシアは、手許の世界史の本によると「アケメネス朝」。アケメネス朝はのちにアレクサンドロス大王に滅ぼされました。その決定打になったのが「ガウガメラの戦い」で、B.C.331(さんざんいちばん)ガウガメラときたら、この映画が。


アレキサンダー(Alexander)
監督:オリバー・ストーン 
出演:コリン・ファレル、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス

歴史的な英雄は数多くいますが、スケールがでかい征服大王ときたらまず名前があがるのが、マケドニアのアレクサンドロスことアレキサンダー大王。そんな彼の生涯を200億円もの制作費を投じて描いてはみたものの、ラジー賞にガンガンとノミネートされちゃった映画です.....。

ラジー賞はわからないでもない。たしかに「ガウガメラの戦い」は血湧き肉踊るという感じでワクワクしたんですけど、何と言ったらいいんですかねえ.....。申し訳ないが、コリン・ファレルのアレキサンダーにカリスマ性が感じられないのよね。


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アレキサンダーさんのイメージ。りりしくて偉大な人という感じなんですけど。


やはりアレキサンダーは、みんながインドまでついて行っちゃうくらい、カリスマ・オーラ全開の非常にガチな男でないとダメ! 常に苦悩するアレクサンダーじゃ困るの! あと、気合いを入れて一生を描こうとしたせいか、無駄にだらだら長いです。

と、映画としてはさんざんけなしてますが、アレクサンダーにカリスマオーラを脳内で追加しつつ、まったり観るならいいのかも。でも、本音を言わせてもらえば、スーパー・カリスマ・ガチンコなアレクサンダーが観たいので、いっそどなたか撮り直していただけませんか。

そりゃそうと、世界史を勉強していたときにいちばん混乱したのがオリエントと言いますか、ペルシアあたりの王朝の移り代わりで、いまだに混乱してるので、いつか何とかしたいものです。
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Commented by sei at 2007-05-15 08:26 x
あらら、そんなにお忙しそうなのに、遊びに行ってもよかですかー。『300』、これはほんとに観たい!! イラン人怒ってるらしーですねー。でも、あのすばらしくコミック調の映像は観たいっしょー!
Commented by ぺけ at 2007-05-15 13:26 x
あるスペイン人の知人、生まれた子供にアレハンドロ(Alejandro)、そしてセサール(César)と命名。つまりアレクサンダー大王と、シーザーですね。どっちも大物の名前だって笑ってました。前者は愛称アレックスで、スペインにはこの名前の人、結構いますね。近い友人にはないけど。セサールという名前はそれに比べると珍しいかも? まあでも、どちらも普通の人たちですね(笑)
やっぱり後にマグノ(magno)って付かないとね~…逆に蒙古からヨーロッパまで到達しちゃったチンギスハンなんていうのも、カリスマ性絶大だったんでしょうねえ
Commented by rivarisaia at 2007-05-15 23:30
>seiさま
忙しいのは私用なので問題ないです。
『300』は面白そうなのよね〜。『シンシティ』の人だし。

ペルシアの歴史映画も、また別につくってもらいたい。
Commented by rivarisaia at 2007-05-15 23:36
>ぺけさん
カエサルもしくはシーザーあるいはチェーザレが、スペイン語だとセサールになるわけですね!

本名アレハンドロで愛称アレックスというメキシコ人の友人がいたのを思い出しました。ポピュラーな名前なんですね。
やっぱりMagno(イタリア語も同じ)がつかないとですよね〜。

チンギスハンもすごいと思います。あんなに何もないモンゴル平原でよくヨーロッパから日本まで攻めていこうという気になったものだと.....。
そういうカリスマ・オーラを放つ人を実際に見てみたいです。
Commented by minaco. at 2007-05-16 00:58 x
この映画では、「なるほど、母親から逃げたい一心で気がついたらインドまで行っちゃってたのね~」という解釈をして観てますた。だからしょっぱいアレキサンダーでいいのかな、とも。
そういやバズ・ラーマンもアレキサンダー映画(勿論ディカプーで)撮るって話があったはずだけど、どうなったんでしょうねぇ。

>非常にガチな男でないとダメ
ガチだったら、皆にドン引かれて誰もついてこないんじゃないかと思いますが・・w
でもそういう映画も観てみたい。
Commented by rivarisaia at 2007-05-16 23:38
>minaco.さん

ママから逃げて、逃げて、ハッと気づいたらみんなでインド! なるほど。
塩のど根性ですね! 
ディカプーのアレクサンダーはこれまた微妙ですが、熱演はしそうですね。どうなったんでしょうね。

あまりガチすぎると、やっぱりみんながドン引きするかしら(笑)
暑苦しい映画になるのは間違いなさそう。
by rivarisaia | 2007-05-14 21:19 | 映画/洋画 | Comments(6)