「ほっ」と。キャンペーン

イヴの総て

週末にドゴーン!とした映画を観にいくため、仕事に全力投球中。大体、察しがついている方もいらっしゃるでしょうが、今の私にはドゴーン!な映画が必要だ。仕事の合間に、その映画の予告編をリピートして見ているほどで(50回以上は見てるんじゃなかろうか)、おまけに今デスクトップの壁紙は、主役の方の雄叫びフェイスである。

その映画が男の戦いなら、女の戦い映画がこれ。とはいっても心理戦。
b0087556_2312239.jpg

イヴの総て(All About Eve)』。監督ジョセフ・L・マンキウィッツ、主演ベティ・デイヴィス、アン・バクスター。

アメリカ演劇界の栄えある賞を受賞した新進女優イヴ・ハリントン(アン・バクスター)。8ヶ月前、田舎から出て来たイヴは、ふとしたきっかけから大女優マーゴ・チャニング(ベティ・デイヴィス)の付き人となる。マーゴの自宅に住み込んで秘書として働き始めたイヴだったが...。


ショウビジネス+野望+女の戦い...ときたら、もうダントツでこれです。ワガママ大女優のベティ・デイヴィスが迫力満点なのは言うまでもないですが、「したたか」女のアン・バクスターもすばらしい。端役なのにキラキラしているマリリン・モンローにも注目。

さて、この映画で私がいちばん問題視するのは、マーゴでもイヴでもなく、「悪気がないのが一番たちが悪かった」という言葉を捧げたい女性、マーゴの親友カレン(セレステ・ホルム)です。

b0087556_2312135.jpg

  好感度が高いのにじつは食わせ者という役にピッタリはまったセレステ・ホルム。


よく考えるとこの人が、すべての元凶だったりするのですが、本人には悪気がなく、むしろ何事も良かれと思って行動しているために、どうしようもないです。善意の人なだけに始末に終えないの。しかも彼女が「ほんのイタズラ」をしでかすわけですが、そのイタズラはいくら何でも冗談じゃすまないでしょ! さすがに彼女にはバチが当たりますが、可哀想だけど身から出た錆と言うことで、ちょっとは反省してください、という気分になるのでした。


b0087556_23122155.jpg

おまけとして意外に頼りになりそうなのはミス・バーディ(セルマ・リッター)。こちらは毒舌な人がもっとも毒がなかったという見本でしょうか。
[PR]
Commented by fontanka at 2011-04-29 23:37 x
この映画をみたときに、(若かった私)
ベティが「私もう40才よ」とかってセリフがあって、べティ→好きだが、あの、40オーバーとかってセリフはムリありすぎと思ったんです。

「黒蘭の女」とか良かったですわ。
Commented by rivarisaia at 2011-05-01 01:17
そんなセリフあったっけ(うろ覚え)。マーゴの親友カレンが、余計なおせっかいやきでイラッとしたのは覚えてるんですけどね。気が強い役はあってますよね、ベティ・デイヴィス。
by rivarisaia | 2007-06-07 23:14 | 映画/洋画 | Comments(2)