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セリーヌとジュリーは舟でゆく

この映画を観た、と言うと、多くの人に「ヘえ、リヴェットなんて観るんですか?」と言われるんですけど、それはなぜ? でも確かにリヴェット監督の作品はこれ1本しか観てない。
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(Celine et Julie Vont en Bateau/Celine and Julie go boating)』 監督ジャック・リヴェット

セリーヌとジュリーという2人の女性が繰り広げる不思議な話です。

さて、こちらは192分もある映画。なぜに観ることになったかと言いますと、異国に住んでいたときに「不思議の国のアリスと○○と××と△△を足したような映画」と、伏せ字部分に何が入っていたのか忘れちゃったのですが「何だその映画?」と思うような紹介文付きでリバイバル上映をやっていまして、とりあえず友人の朝夕さんと観に行くことにしたのです。

ストーリーですが、「2人が魔法のボンボンをなめると、お屋敷で少女が殺される場面を幻視する」という展開になっていまして、2人がその少女を何とか救いたい!という方向に進んでいきます。

でね、この幻視部分を劇中で何度も何度も繰り返すんですが、いつもいいところでボンボンをなめ終わってしまって先に進まない。一体いつになったら続きが見られるのだろうかとちょっとイライラしつつ、さあ、ようやく先に進みそうだぞ!と期待度最高潮の箇所で

ブチッ!

とフィルムが切れました.......。

「NOOOOOOOOOO!!」と叫び声が上がる映画館内。

しばらく待たされてから、無事にラストまで観ることができたわけですが、映画よりも、「フィルムが切れた」という事態のほうが強く印象に残ってしまったのでした。
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Commented by 朝夕 at 2007-06-25 09:04 x
懐かしい記憶ですねえ。
2時間半耐え抜いてようやく話が進む!となった時に起こったので呆然とした記憶が。何だか嫌がらせとしか思えないタイミングと一緒にになってもっとも印象に残っている映画ですわ。
また一緒に盛り上がる映画も見たいですねえ。
Commented by rivarisaia at 2007-06-25 18:11
一瞬にして凍り付きましたね、劇場内。

みんなも同じように耐えていたのね!と変な一体感を感じて安心しました。でも、おかげで忘れられない映画にランクイン。
そのうち機会があったら一緒に映画観ましょうねー。

Commented by minaco. at 2007-06-26 00:35 x
私も何度か経験あります。昔『ハリケーン』の試写会にて、クライマックスのさあ感動シーンという所でフィルムが・・・スクリーンが溶け始めた・・。メラメラ~っとなって『ニューシネマパラダイス』かよ?!という状態(いやしかし、今のフィルムは不燃性のはず・・)。ビビリました。こちらの観客は大して騒ぎもしませんでしたが、おかげで全部台無し。

以前、映画館で新作のフィルムチェックを兼ねた試写に参加させてもらった事がありましたが、忙繁期にはフィルムチェックするのも大変みたいです。以来何となく、封切り初日は避ける事にしてます。でも映画って人の手で上映するからこそナマものですしね。

ところでこの映画、タイトルしか知らなかったんですが粗筋を聞くとかなり観たくなりました。うわー気になる。
Commented by rivarisaia at 2007-06-27 17:17
>minaco.さん
クリーンがメラメラ〜と溶けた? えええ! 「切れた」話はたまに聞きますけど、溶けた話は聞いたことがありません.....。不良品だったんでしょうか。
それにしてもよりによって、なんでいい所でこういうことが起きるんでしょうね。一気に現実に引き戻されますよね。やっぱりナマものなんですね、映画。

この映画、後半の盛り上がりはなかなかいいです。そのために前半、まったりしてたのかも。
by rivarisaia | 2007-06-21 22:18 | 映画/洋画 | Comments(4)