パリ職業づくし

じつは新年に「本は本棚に入るだけにする」と宣言した。要らない本は思い切りよく古本屋に引き取ってもらうのだ。

そして半年経った今、いまだに本棚の整理をやっているのはなぜなの。

もう1回読み返してから、などと言っているからダメなのね。それでも大分減らしたつもりだし、できるだけ図書館で借りるようにしているので、新しい本もそんなに増えてもないはずなのに、全体的に減っているようにも見えない。おかしいな。

スッキリしないので、ブログのデザインをレオナルドにしてみた。内容のくだらなさにレオナルドも左上で苦笑中。結局、レオナルドの視線が痛いので変えました.....。せっかくだから、歴史関連の本を紹介。

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パリ職業づくし』ポール・ロレンツ監修、F.クライン=ルブール著
北澤真木訳、論創社

おそらく、フランスの歴史系の映画を見て、何かが気になり、それを調べるために買った本。でも、いったい何の映画で、何が気になっていたのか全然思い出せない。副題が「中世から近代までの庶民生活誌」で、パリの物売りから飛脚、辻馬車、芸人、職人、死刑執行人までさまざまな職業が紹介されています。白黒で小さいけど図版もあり。

紙芝居ならぬ透視画師や幻燈師がいたんだなあ、とか、そんなお菓子を売っていたのか、と想像するとけっこう楽しい。18世紀末、派手な服装の男が売るさわやかな飲み物「ココ」。売れに売れたが、やがて一杯飲み屋が出現すると姿を消してしまう。ココナツミルクに似てるから「ココ」と呼ばれたけど、実体はカンゾウの茎を浸けた水にレモンジュースを少したらしたものらしい。

そのほかにも、川での洗濯が汚染のために禁止されて、当時の上流階級の人々は外国に洗濯を出していた(おもにオランダ)とか、貸し風呂屋はさておき、あまり流行らなかったようだけど移動便器屋もいたとか、思わず昔のパリをいろいろ想像してしまうのでした。

久しぶりに読み返してみたら、とても興味深かったので、これは本棚においておこう。いつか役立つかもしれないし.....。
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by rivarisaia | 2007-06-27 16:59 | | Trackback | Comments(0)

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