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アメリカン・ギャングスター

観る前は、「157分か、長いね」と思っていましたが、観終わってみれば、後30分くらい長くてもよかったと感じました。なかなか面白い。しかし、最後の最後でちょっと巻きが入ったか?というほどトントン拍子に進むところが惜しい!

b0087556_191318.jpgアメリカン・ギャングスター(American Gangster)
リドリー・スコット監督

勝手な想像ですが、制作側から

「リドリーさん、3時間はマズいんですよ。でも削るに削れないですよねえ。しかたないから、最後、2人が出会ってから巻きでいきましょう、巻きで!その代わり、DVDでディレクターズカット出しますから」

というお達しがあったのか? DVDでは18分だか追加されてるようですが、どうなんでしょうね。最後あと一歩で、重厚感が出た気がするのに。

しかし、軽い印象が残る映画とはいえ、現実生活でも役立ちそうな台詞・教訓もいくつかありますので、心のメモ帖に書き留める準備をして観るといいかもしれません。

デンゼルさんがチャラチャラした格好をしている弟に「なんだその服は!心の弱い奴こそ派手な格好をするんだ」と叱るんですが(字幕は失念。英語のセリフは "the loudest one in the room is the weakest one in the room")、その辺を歩いてるスカしたチンピラ共にも聞かせたいですね。そんなデンゼルさんですら、うっかり目立つ格好しちゃって墓穴を掘ってしまうところが、何とも皮肉。ちなみにデンゼルさん演じるフランクは、朝5時に起きてダイナーで朝食をとる、というのが日課でした。家人は、

「アイツ5時起きだよ!?アメリカじゃギャングも早起きで、働きものだよね!」

とやたら感心してました。夜は何時に寝ているのか、気になるところです。

ところで、私はスーツでキメたデンゼル・ワシントンのフッとこぼれるような笑顔も好きですが、太めでやさぐれた、非常にダメそうなのに実はデキる人を演じるラッセル・クロウがとても好きです。

アロハシャツで試験を受けるラッシーとか、悪徳警官に腰低く対応するラッシー、でもちゃんと合格するし、ここぞという機会に嫌味も言える。拾ったお金をバカ正直に届けたことを何度も突っ込まれ、ポテトチップスをサンドイッチに挟んで食らいつく、ダメダメなラッシー。『グラディエーター』よりも、こっちのラッシーの方が断然かっこいい!メタボ万歳!と思う私は少数派でしょうか。

そんなラッシーは「短気は損気」ということを理解してる男でしたよ。すてきー。

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Commented by 長谷川豊 at 2008-02-27 20:27 x
ごぶさたしてます。長谷川です。トラックバックさせてもらいました。今年から自分のホームページでブログ始めてます。ほんじゃまた。
Commented by rivarisaia at 2008-02-28 22:48
あら!ごぶさたしてます!ジロ・デ・イタリア観戦以来でしょうか?
ところで、デンゼルさんは早起きなだけじゃなくて行動の人でしたね。「今から行くから!」と気軽にジャングル奥地に向かう男。その行動力は私も欲しい!

Commented by minaco. at 2008-02-29 00:40 x
迷ってましたが、これを読んで背中を押され、早速観てまいりました!
何度か笑えるシーンがあったと思うんですけど、いかがでしょう。
そして、私にとっても見所はラッシーでした。一瞬惚れそうになりましたよ。この映画のラッシー、なんとなく錠に似てませんか?
Commented by rivarisaia at 2008-02-29 21:36
>minaco.さん
そう、笑えるシーンもけっこうありました!
「殺してやる!」
「俺を殺したいやつはいっぱいいるから、お前、順番守れ」
ポカ〜ン
とか。
ラッシーに本当に惚れそうです。メタボなのに。
やっぱり微妙に気障っぽいところが錠だからなんですかねー?
by rivarisaia | 2008-02-27 19:16 | 映画/洋画 | Comments(4)