モダーンズ
2008年 04月 09日
ヘストンさんつながりでキース・キャラダインのことをひさかたぶりに思い出したので、そういや今何やってんだろ...とネットを検索してみたところ、現在のすっかりオヤジ化した写真を見てしまい激しく後悔しました。いや、誰でも年は取りますからね、別にいいんですけどね。ひとつ前のエントリの「メロメロ」の下りを削除したい気分ですが、覆水盆に返らず。腹違いの兄弟・デビッド・キャラダインのほうがいい感じの老け具合だな〜。
フォローのつもりで、キャラダインさんがイイ味出してた映画でも紹介してみます。
『モダーンズ(The Moderns)』アラン・ルドルフ監督
けだるい雰囲気、ジャズピアノの調べ、カフェ、アート、文学、くゆる紫煙.....1920年代のパリって頽廃的でステキー!という映画。それ以上でもそれ以下でもなく、大した中味はありません。ざっくりとあらすじだけ書いておきますと、「冴えないアメリカ人画家 in 花のパリ(キース・キャラダイン)」が「実業家の金持ち(ジョン・ローン)」の愛人を寝取る、という、非常にありがちな流れです。ヘミングウェイとかピカソなど、実在の人物も登場したような気もしますが、物語の重要なポイントというよりは、あくまで雰囲気の一部です。今観るとどうなのかなー。
当時、人気があったジョン・ローンも出演しておりまして、ウリはジョン・ローンだったのかもしれませんが、カッコよさでは断然キースが勝ってます。しかもキースは主役だ。少なくとも、当時の私は「ジョン・ローンに勝った!」と心の中で密かにガッツポーズをしておりました。でも、私、この映画を境に、キース・キャラダインのことは忘却の彼方に追いやった気がします。
20年代の衣装が良かった印象がありますので、そのあたりに注目するのもアリかもしれませんね。
サントラも持ってたんですけど、どっか行っちゃったわね......。
フォローのつもりで、キャラダインさんがイイ味出してた映画でも紹介してみます。
『モダーンズ(The Moderns)』アラン・ルドルフ監督
けだるい雰囲気、ジャズピアノの調べ、カフェ、アート、文学、くゆる紫煙.....1920年代のパリって頽廃的でステキー!という映画。それ以上でもそれ以下でもなく、大した中味はありません。ざっくりとあらすじだけ書いておきますと、「冴えないアメリカ人画家 in 花のパリ(キース・キャラダイン)」が「実業家の金持ち(ジョン・ローン)」の愛人を寝取る、という、非常にありがちな流れです。ヘミングウェイとかピカソなど、実在の人物も登場したような気もしますが、物語の重要なポイントというよりは、あくまで雰囲気の一部です。今観るとどうなのかなー。
当時、人気があったジョン・ローンも出演しておりまして、ウリはジョン・ローンだったのかもしれませんが、カッコよさでは断然キースが勝ってます。しかもキースは主役だ。少なくとも、当時の私は「ジョン・ローンに勝った!」と心の中で密かにガッツポーズをしておりました。でも、私、この映画を境に、キース・キャラダインのことは忘却の彼方に追いやった気がします。
20年代の衣装が良かった印象がありますので、そのあたりに注目するのもアリかもしれませんね。
サントラも持ってたんですけど、どっか行っちゃったわね......。
Tracked
from ちょっとスペイン…の別荘..
at 2008-04-25 18:17
タイトル : 80年代の音楽…
少し前、MTVの番組紹介か何かで、「音楽が元気だった80年代…」というような表現が目に留まったのだけれど… …で偶然、下のような経緯で、暫し80年代の音楽(多分!)に浸ったので、幾つか並べてみました。 …そんな事があった、起こったというのを、全く忘れていたのが、何かのきっかけで、あれ~? そういえばこんなシーンがいつかあった気がするけど…と思う事がある。意識の奥で何かが蠢いて、でも具体的に、いつ、どういうシチュエーションでそれが起こったのか思い出せない、何か夢の中で起こった事のような、遠く...... more
少し前、MTVの番組紹介か何かで、「音楽が元気だった80年代…」というような表現が目に留まったのだけれど… …で偶然、下のような経緯で、暫し80年代の音楽(多分!)に浸ったので、幾つか並べてみました。 …そんな事があった、起こったというのを、全く忘れていたのが、何かのきっかけで、あれ~? そういえばこんなシーンがいつかあった気がするけど…と思う事がある。意識の奥で何かが蠢いて、でも具体的に、いつ、どういうシチュエーションでそれが起こったのか思い出せない、何か夢の中で起こった事のような、遠く...... more
私はこの映画大好きです。いままで、ネットであんまりこの映画の話題を見なかったのですが、最近立て続けに見かけるようになったのは、連ドラに『聞かせてよ愛の言葉を』という、モダーンズでも使用された曲が、使われたからかな?
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rivarisaia at 2008-04-12 01:21
>マル季さん、こんにちは!
『聞かせてよ愛の言葉を』が連ドラに使われていたとは知りませんでした。昭和10年にマリー・イボンヌ(上村まり子)も歌ってるんですよね〜あの曲。(←古いですか.....)
『聞かせてよ愛の言葉を』が連ドラに使われていたとは知りませんでした。昭和10年にマリー・イボンヌ(上村まり子)も歌ってるんですよね〜あの曲。(←古いですか.....)
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peque-es at 2008-04-12 20:21
…なんか夢の中で見たような遠い記憶があります…ってやっぱり見たんだろうな…スペインで? 誰と? いつ? 全然覚えてない…でも Los modernos って浮かんで来るし…前の記事でキース・キャラだインの名前を見た時、何となく記憶がうごめいたし…更に更に、Los Modernos っていう音楽持ってた気がするし…LPで? うゎぁ…何だか、とっても不思議な気分になって来たぞ(笑)
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ぺけ
at 2008-04-12 20:33
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今、春巻さんの後を追って(?)、ウィキペディアでキャラダイン兄弟の写真を見て来ました(笑)。当時は、確かに細部は似てるけど、兄弟でこんなに差が出るものか…と思った記憶があるけど、確かにデヴィッドの方がいい老け方をしてるような…若い頃との落差が少ないって事かもしれませんが…(笑)
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rivarisaia at 2008-04-12 21:46
>ぺけさん、
モダーンズのキースはかっこいいのに、見ちゃったのね〜、現在の彼を。なんだか、アメリカの田舎のしょぼくれた酒場にこういうオヤジいる!絶対いる!という風貌が.....(笑)デヴィッドの方がガッチリしてて頼りになりそうですよ。
私はこの映画のサントラはカセットテープで持ってたので、たぶん捨てちゃったような気がします。記憶が定かではないんだけども。
モダーンズのキースはかっこいいのに、見ちゃったのね〜、現在の彼を。なんだか、アメリカの田舎のしょぼくれた酒場にこういうオヤジいる!絶対いる!という風貌が.....(笑)デヴィッドの方がガッチリしてて頼りになりそうですよ。
私はこの映画のサントラはカセットテープで持ってたので、たぶん捨てちゃったような気がします。記憶が定かではないんだけども。
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マル季
at 2008-04-12 22:31
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お返事ありがとうございます。サントラ、ヤフオクで見かけましたよ。200円くらいだったかな。
キャラダイン一家は、凄い芸能一家ですね。『怒りの葡萄』のジョンから始まって、キースの娘のマーサ・プリンプトンまで。しかし、マーサは「旅立ちの時」では、美少女という感じだったけど「デブラウィンガーを探して」ではだいぶ変わってた(笑)
キャラダイン一家は、凄い芸能一家ですね。『怒りの葡萄』のジョンから始まって、キースの娘のマーサ・プリンプトンまで。しかし、マーサは「旅立ちの時」では、美少女という感じだったけど「デブラウィンガーを探して」ではだいぶ変わってた(笑)
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マル季 すみません。重要な訂正
at 2008-04-12 22:33
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↑200円じゃなくて2000円ね。>サントラ
桁一つ違ってた。
桁一つ違ってた。
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rivarisaia at 2008-04-13 23:38
200円安っ!と思ったら、2000円ならまあ妥当な感じでしょうか。
キャラダイン一家は、本当に芸能一家という感じ。キースの奥さんも女優ですものねー(確か)。マーサといえば、「バックマン家の人々」の印象が強いです。
キャラダイン一家は、本当に芸能一家という感じ。キースの奥さんも女優ですものねー(確か)。マーサといえば、「バックマン家の人々」の印象が強いです。
by rivarisaia
| 2008-04-09 23:59
| 映画/洋画
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