「ほっ」と。キャンペーン

反撥

先日、寝る前にTVをつけたらポランスキーの映画をやっていた。久々に観たけど、やっぱり怖いこの映画。

反撥(Repulsion)』ロマン・ポランスキー監督
b0087556_19383625.jpg
英国で働くポーランド人の姉妹。外向的な姉ヘレンとは違い、妹のキャロル(カトリーヌ・ドヌーヴ)は内気で男性恐怖症。そんなキャロルの危うい精神がだんだん崩壊していく様が、背筋がぞわぞわする怖さ。キャロルのように「パッと見た感じはおとなしそうな普通の人に見えるのに、どこかがおかしい気がする.....」という人間が一番怖いです。微妙にゆがんでいて、いつ崩壊してもおかしくない人。お近づきになりたくないタイプ。

背筋ぞわぞわポイントは、何カ所かあるんですけど、毎回最高潮にぞーっとするのは、腐っていくウサギでも、壁から手が出るシーンでもなく、ほんの一瞬のアイロンかけの場面です。ラララ〜と鼻歌まじりにアイロンかけているキャロル。でもコンセントが入ってないんだよ...。うわあああ、やだー!

その後、窓ガラスに何かをカリカリ書き付けてるドヌーヴの表情は完全にイッちゃってますよね。ひいい。

以前観た際は、好色な大家はさておき、キャロルに好意をもっていた青年に関しては本当に気の毒だなあと思っていましたが、今回改めて青年にも一言、ドアをぶち破るっていうのはどうなのかね、と忠告したいものです。まあ若くて情熱にあふれてるから仕方ないですけどね。相手がキャロルだったのが運のつき。

ドヌーヴの目のドアップで始まるタイトルバック(斜めのクレジットが目の中にのよ〜んと上がってくるやつ)からして不穏な雰囲気を醸し出しているんですが、今回はオープニングを見逃したのが残念でした。
[PR]
by rivarisaia | 2008-04-25 20:16 | 映画/洋画 | Comments(0)