カテゴリ:生きもの( 59 )

スーパーの野菜を育てる1

スーパーに売ってる野菜もやっぱ生きものだよねえ、と思うことがあるので報告。

一昨年か去年の冬に食べたアボカドの種を、あいてる植木鉢にポーンと捨ててほったらかしていたら、去年の夏ごろに芽が出てきた。最初はアボカドの種を捨てたことすら忘れていたので、これは何だろう…と不思議に思ってたんですけどね、それがいまはこう。

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立派に育ってるよー。たぶん実はならないと思うけど。寒さを嫌うらしいので、いまは家の中で観葉植物と化しているアボカドの木。

そして、やはりスーパーで買ったキャベツの「芯」の部分をなんとなく水につけておいたらですね、
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わしゃわしゃと葉がはえてきて...びっくりしたので植木鉢に植えてみたところ、いまはこう。ドーン!
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ひいい。キャベツ育ってるよ。これはそのまま収穫できるんじゃないか?といういきおい。よく見ると葉っぱがギザギザと欠けてるのは、家に遊びにくる鳥が食べた跡。

観葉植物をわざわざ買わないでも、スーパーの食材を育ててみたらおもしろいかもしれないですね。とりのなん子さんのマンガ『とりぱん』で、庭に埋めた野菜くずから野菜が収穫できた(ゾンビ野菜)という話があって、ホントに?と思ってましたが、じゅうぶんにありえるとこの生命力をみて思いました。

キャベツがおもしろすぎて、芯が捨てられなくなってきたんですが、どうしよう。

そんなキャベツの成長具合につきましては、また折をみて報告いたします。
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by rivarisaia | 2010-01-18 21:56 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

アゲハようちえん2009夏:まとめ

ひー!この前夏だったのにもう銀色週間に突入だよ!ということで、この夏の自由研究…ぢゃなかった、アゲハようちんの総まとめ報告をしておこうと思います。

題して「アゲハの卵から羽化まで」

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孵化直前の卵 → 孵化後のちびっこ → 鳥フン状態の幼虫 → ガチャピンこと終齢幼虫

そして蛹になる直前には下の写真左のように「前蛹(ぜんよう)」になります。
これを私は「まえさなぎ」と呼んでました。そのほうが愛嬌があるからだ。
前蛹になった次の日の夕方くらいに蛹になります。
では、蛹化(ようか)のようす。
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前蛹 → 頭が出る → 激しく動いて脱皮!→ 脱いだ皮を丸めてすてる → サナギなりたて

蛹の色は蛹化した場所の色に影響されます。新聞紙の上で蛹化したサナギが、新聞紙模様になっていたのはビックリした。

蛹化後、夏場は大体1週間くらいで羽化します。
羽化のようすは詳しくはコチラに書きましたね。
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緑色の蛹が、羽化前夜になると羽が透けてきて、翌朝(ド早朝)に羽化。
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羽化直後はしばらくこんな調子で羽を乾かしているのでした。これで卒園!

ちなみに飼育数ですが、数えてみたら合計47匹だった…。その内訳は、
羽化:15匹
羽化失敗して死亡:1匹
蛹化に失敗して死亡:1匹
寄生バチによって死亡4匹
幼虫のときに死亡:4匹
蛹化前にいずこへ脱走:10匹
そして
現在もまだ幼虫ちゅう:5匹
蛹になって越冬中:7匹


越冬中というのは、蛹の状態で冬を過ごし、来年の春に羽化するということです。
ちなみに越冬する蛹は色が違います。
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このように茶色とオレンジです。

なかには、同じ日に蛹になったのに、かたや緑でかたや茶色という2匹がいて不可解です。家人は「まあ、それぞれ考え方がちがったんだね」と言ってました。幼虫の考え方とやらを教えてもらいたい。

いますでに越冬蛹が7匹…。現時点で幼虫状態のやつらも順調に育てばおそらく越冬。室内に入れておくと「春?」と勘違いして、暖房の熱で羽化しちゃうらしい。来年の春までどこに置いておけばよいのでしょうか。とりあえず、いまはこんな状態なんです。
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右のほうにいる1匹だけ緑の考え方の違った蛹は、今朝、無事に羽化して飛んでいきました。 ほかのみなさんは来年の春に会いましょうねー。

…っていうか、私来年もアゲハ飼育するのかな…。いくらなんでもほどほどにしよう。
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by rivarisaia | 2009-09-19 00:28 | 生きもの | Trackback(1) | Comments(4)

ツマグロヒョウモンは子どものころからパンクです

アゲハの終齢幼虫(緑色)は、じっくり見れば見るほどガチャピンみたい。ガチャピンは恐竜の子どもという設定ですが、ほんとはナミアゲハの終齢幼虫なんじゃないの?

そんなミニ・ガチャピンは大変に愛らしいので、たまに手にのっけて遊んだりもできる。
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別にツノ(臭角)出されることもなく、「あれ、葉っぱはどこにー?」という感じでわきわき動いてマジでかわいい。しかしミニ・ガチャピンなら手にのせられる私でも、ほかの蝶の幼虫もさわれるかといえばそうでもない。

先日、庭の草むしりをしていたら、たいそう禍々しい虫がハイスピードで目の前を横切っていきました。

何、アレ!?

速攻調べると、ツマグロヒョウモンの終齢幼虫ということが判明。

ツマグロヒョウモンって、こんな蝶です。たしかに羽がヒョウ柄をしていてキレイです。
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そんなツマグロヒョウモンの幼虫は衝撃でした。手にのせるにはかなり勇気のいる毒々しくとげとげしい外見。でも毒はないし、刺したりもしない。

(そのときの私の心境)
毒ないってよ→ちょっと手にのせてみる?→刺さないってよ→いやあ無理→アゲハは大丈夫なのにツマグロヒョウモンはダメなのかよ!→それは差別じゃないのか?→さあ、どうする!→うーん、やっぱり無理!

ああ、どうせ私は見た目で差別する人間ですよ。
私が躊躇してるうちに、やつは庭の草むらへ消えていきました。

ということで、ご覧ください。写真は小さくしておきます。

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どう、この黒と赤の配色。そしてトゲトゲ。いきなり遭遇するとぎょっとするんだけど。

ちなみにサナギはぶら〜んと逆さまにぶらさがるタイプで、全体は黒っぽく、背中部分にメタリックな突起があるんだそうですよ。

ちょっとまてよ。

若いころは、ブラックに赤かシルバーでスタッズは欠かせない。
大人になったらさすがにスタッズはやめたけど、全身ヒョウ柄。


もしかして、ツマグロヒョウモンってパンク?

たとえば、道を歩いているシド・ヴィシャスに遭遇して、握手したいんだけど、握手してくださいなんてこわくて言えないよーとか思ってるうちにシド・ヴィシャスはどっかに去っていく、みたいなもん?

ええっと、自分でもたとえがよくわかんなくなってきたので、このへんでやめときます。
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毎年、うちの庭でブイブイ言わせてますが、じつはアナーキーな蝶なのかもしれませんよ。
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by rivarisaia | 2009-08-22 22:45 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

アゲハ羽化のようす

昨日からちょっととりこみちゅう。木曜いっぱいまでバタバタするので、みなさま、アゲハの羽化のようすでもご覧になっていてくださいませ。

そう、ようやく私は見た! 日曜だというのに、早朝5時からただひたすらじーっとサナギを見つめ続けて、待つこと小1時間。5時55分スギにほんとに一瞬のうちに(1分くらい?)羽化自体は終了。

まずはサナギのようすをごらんください。
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これは違うサナギなんですけど、左のようなきれいな緑色が、羽化の前の晩になると羽の模様が透けて右のようになります。右のアゲハは妙な場所で蛹化したので、アゲハ用カップに入ってます。

羽化当日。微動だにしないサナギを前に私の忍耐もそろそろ限界…という頃合いをみはからって、ついにきたー!
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パキッ!と音がして、ゆっくりと頭から登場。

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ここからが早かった。すすすすっと上に移動。

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壁に止まって、しわしわの羽を伸ばしてます。ときどき、口のストローを伸ばしたり縮めたりもしてました。かーわいい!

11時頃にはパタパタと飛んで行きました。元気でねー!

では、みなさまも暑いけど元気にお過ごしくださいませ。
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by rivarisaia | 2009-08-11 21:59 | 生きもの | Trackback | Comments(4)

アゲハようちえん:アオムシコバチとの戦い

あいかわらずアゲハ飼育中。この前なんて、羽化見るために5時起きですよ、奥さん!
このわたくしが、蝶1匹のために5時起き!バカじゃないの〜。

アゲハのサナギは、羽化前夜になると羽の模様が透けて見えるようになります。いまだに羽化の瞬間に立ち会ってない私は、いよいよ羽化という日、気合いを入れて5時に起きた。すると…
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アゲハのほうが早起きだった…。肝心のアゲハは、壁にとまって羽を乾かしちゅう。
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いったい何時に羽化したの〜。こうなったら、箱をかぶせて暗くしておいて、私が起きてから箱をどかして羽化させる、という奥の手を使うしかないのかなー。

さて。着々とアゲハが誕生してるかのようなアゲハようちえんですが、現実は過酷です。これまでサナギになるべく脱走したもの多数。園内でサナギになったものに関しても、

無事に蝶になった....4匹
羽化途中にて死亡....1匹
寄生されて死亡.......5匹


サナギから、蝶じゃなくて、寄生蜂ことアオムシコバチが羽化したケースが半数ですよ! きいいい!

アオムシコバチとは、一見、羽アリのようなハチ。羽アリ並に小さいので、網をかぶせても網目をくぐって入ってくる。そして奴らはサナギに卵を生む。やがてサナギに小さい穴をあけて、羽アリのようなコバチがぞろぞろ出てくるのであった。

サナギになるときに幼虫がかなり移動するのは、餌のそばでサナギになるとアオムシコバチに寄生される可能性が高くなるからだそうです。へえええ。

寄生されたサナギは、お腹の節が伸びて色がオレンジっぽくなったり、曲げても元にもどらなかったり、どうもようすがおかしいのでわかります。先日、そんなサナギをビニール袋に入れておいたら…
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アオムシコバチ、またお前らかよ!! ビニール袋の黒い点々はぜんぶコバチ。数えたらなんと、87匹もいました。すごすぎる…。

アオムシコバチについて検索してみると、九州大学農学部生物的防除研究施設の高木正見氏の論文「アゲハの蛹寄生蜂としてのアオムシコバチの生態」を発見。

それによると、アオムシコバチが卵を産んで寄生するのは、アゲハの幼虫ではなくサナギ。その寄生率は、前蛹で0%、蛹化後0日〜1日が77.8% 、2日目71.4%、3日目20%、4〜5日目が11.1%、6日目でようやく0%となっています。ということで、サナギなりたてが要注意です。

詳細につきましては、論文情報ナビゲータCiNiiで、上記論文を検索してみてください。

ちなみに、87匹で驚いた私ですが、上記の論文ではひとつのサナギから「平均156.2頭、最高337頭が羽化してきた」とありますよ。恐るべし、コバチ。

「アゲハじゃなくてアオムシコバチ養成所みたいだねー」と家人に言われたのを機に、これまで屋外にあったアゲハようちえんは屋内に移転しました。屋内ではすこやかに育ってますが、自然界では卵から蝶になる確率は1〜2%。最初に聞いたときはずいぶん低いねと思ったけど、身をもって実感した。天敵はアオムシコバチだけじゃないもんね。

そう考えると、ふつうにひらひら飛んでるアゲハすごいわー。
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by rivarisaia | 2009-07-25 23:59 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

生きものカテゴリつくりました。

うちには屋内に猫がおりますが、屋外のジャングル(庭とも言う)にも、金魚やメダカのほかにいろいろなものが生息中または憩いの場として訪問中。

鳥もたくさんくるけど、虫もいっぱいいる。昨年は家人が「庭でハチドリを見た!ホバリングしながら花の蜜を吸っていた!」と騒ぐので、日本にハチドリがいるわけないじゃんと言いつつ見に行ったら、たしかにハチドリっぽい生物が...。

調べたらオオスカシバでした。

Wikipediaに写真があります。飛んでる姿は確かにハチドリに似てます。今年もついこの前飛んでましたが、写真撮れなかった。残念。

しかしなんといってもこの夏のアイドルは、いま飼育にハマっているアゲハ。
庭には数種のアゲハが来るけど、いちばんきれいなアオスジアゲハ(Wikipedia)の幼虫は見かけないなー。食餌はクスノキか。クスノキってどっかにあったっけ…。

それにしても、自分で飼育してつくづく実感したけど、ファーブルをはじめ昆虫学者ってすごいよ。虫の観察って忍耐力との勝負ですよ。私なんて、あれれーちょっと目を離した隙に〜!!ということがしょっちゅうだもんね。

そういえば、去年の夏には、こんな方もいらっしゃったわね...。
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昨年の夏のアイドルだったアブラコウモリ。つねに爆睡中なのかと思いきや、日差しが強くなってくるとさりげなく日陰に横移動していて笑えた。あれから来ないなー。

ということで、生きものカテゴリつくりました。
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by rivarisaia | 2009-07-09 16:04 | 生きもの | Trackback | Comments(0)

アゲハようちえん:第1期卒園生!

自分のドタバタが終了する前に、週末のうちにフロストを読み終わってしまい、さて今日から何を気分転換にするか…と思案中。

そんななか、アゲハようちえんから第1期生が卒園しましたよ!2匹です!
羽化後の写真、ジャーーン!
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羽化の瞬間を動画で撮影する予定だったのに、見逃した.....。
2匹とも広い世界に飛んでいきました。

思えば、最初は9匹いたのに、いまのところようちえんにて蝶になったのはこの2匹。そしてサナギから頭を出した状態で力つきてお亡くなりになっていたのが1匹です。現在、もう1匹サナギがいるけど、アオムシコバチに寄生されている恐れあり。大丈夫かなー。

また、残りの5匹はサナギになるべくようちえんを脱走。そのうちの1匹クロアゲハは、脱皮した皮だけが地面に残され、周囲にサナギが見つからず。鳥に食べられちゃってないよね....。

今回、羽化したうちの1匹は、脱走した先の妙な場所でサナギになっていたので、自作の「アゲハ・カップ」に保護したものです。うまく保護できたか心配だったので、無事に羽化してよかったです。

サナギ用の「カップ」のつくりかたは、検索するといろいろ見つかります。また、サナギを救済するときは、ハサミとセロテープを駆使してかなり慎重に行なうこと。絶対に手でひっぺがしてはダメです。あと接着剤とか使わないように!

第2期卒園生が誕生するかナゾ。すでに、アオムシコバチっぽい虫をすでに3匹くらい退治してるんだよね。。。

●過去記事
アゲハ幼虫園
アゲハようちえん・続報
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by rivarisaia | 2009-06-22 21:06 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

アゲハようちえん・続報

アゲハ飼育に夢中になってる今日このごろ。自分でもこんなに熱中するとは思わなんだ。

コチラで報告したとおり、アゲハ幼虫園(と書いて「ようちえん」と読む)を運営中です。

いまでは「若令幼虫」「終令幼虫」「前蛹」という用語がわかるし、ラテン語でもイタリア語でも英語でも「サナギ」は「PUPA」という(ただし発音が違う)ことも知っている。おまけに「終令幼虫」を見れば「ナミアゲハ」なのか「クロアゲハ」なのか区別できるまでに私は成長した。

もうね、毎朝毎晩、眺めてるし、しかもスケッチして観察帳までつけてんのね!やつらは食っちゃ寝、食っちゃ寝しててかわいいよ!
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9匹いたはずが、脱走したのか死んで消えてしまったのか、5匹となり、いまそのうちの2匹がサナギ中。無事に羽化しますように。

しかし先日、卵から孵ったばかりのちび幼虫が新たに10匹近く庭から入園してきまして、アゲハようちえん定員オーバー気味。やや運営に自信がなくなってきました。。。食欲がすごいんだもの。
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by rivarisaia | 2009-06-12 23:59 | 生きもの | Trackback | Comments(2)

アゲハ幼虫園

寝ずにCL決勝を観て、昨日は1日中、朦朧としていたため、周囲からは「バルサが勝ってそんなにショックだったのか」と思われていたのかもしれませんが、私は元気です。しかし前半先制点入れられてからのマンチェスターは一体どうしちゃったのか。

それよりも、先日ふれた某英国人ですよ。現在旅行中らしいのだが、まさか行き先はローマだったんじゃないだろうね。「いつ帰ってくるの?」というメールに返信がないんだけど、そのまま傷心旅行に旅立ってないかと心配中。

さて。

昨年、ココで書いたように、アゲハ蝶の幼虫に仁義なき行為をしてしまった我が家ですが、今年は仁義を重んじようと思う。
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すなわち。プランターに植えてあった夏みかんの苗にアゲハが卵を生んだらしく、気づいたら幼虫が孵化してたので、気合いを入れて見守ることにいたしました。鳥やハチから守ってあげようではないか。名づけて「アゲハ幼虫園」。

幼虫ですが、最初は写真右側のように鳥のフンみたいな黒と白の模様をしていますが、その後脱皮して写真左上の緑色の身体になります。昨日まではみんな鳥のフン状態だったんだよね。いつのまに緑に!?

しかも最初数えたときは7匹だったのが、おとといは9匹いた。しかし今日数えると8匹になっている。一体全部で何匹いるのかいまだナゾだ。そのうち何匹がアゲハになれるのかもナゾ。

<追記>さきほど、ふと様子を見にいったら、行方不明の1匹が緑になってプランターの縁に復帰〜!お前はどこに潜んでいたのか。こいつはサストレと命名。
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by rivarisaia | 2009-05-29 19:15 | 生きもの | Trackback | Comments(0)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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