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チアーズ!

大した内容じゃないのに、なぜか何度も見てしまう映画は何本もあるのですが、
そのうちの1本が『チアーズ!(原題:Bring It On)』。

キルステン・ダンスト主演の青春チアガール映画で、『トゥルー・コーリング』のエリザ・ドゥシュクがカッコイイ親友役で出ています。

全国大会で優勝を目指すハイスクールのチアリーディング・チーム。しかし大会直前に、自分たちの振り付けが盗作だったことが発覚した。さあどうする?

まあ、あらすじはこんな感じ。でも、ストーリーはどうでもいい。一応恋愛要素も含まれるのですが、それもどーでもいい。ポイントはチアです、チア。しかもガチンコ・チア。チア・ダンスではなく、スポ根チア・リーディング。足は折るし、歯も折れる、ゲロだって吐く。しかも女子がビュンビュン宙を飛びます。ワイヤーも使ってないのに〜。特に、ライバル高校のチーム「クローヴァーズ」がド迫力です。

この映画を初めて見た頃は、ゴリエもチアをやってなかった。NHKで深夜にひっそりと放映していた日本全国チア大会の模様をバッチリ見てしまったのは言うまでもありません。

ちなみに、去年の私的ベスト映画に入る『Be Cool』で、ザ・ロック様が『チアーズ!』のキルステン・ダンストのモノマネをするシーンはかなりツボにハマりました。全然似てないんですけどね。あの映画でのザ・ロック様は、『チアーズ』を何度も繰り返し見ているに違いありません。TVの前でゼッタイに一緒に踊っていると確信しました。
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by rivarisaia | 2006-05-31 02:18 | 映画/洋画 | Comments(2)

柚子烏龍

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「柚子烏龍茶」なるものをもらいました。

直径4センチくらいの乾燥した柚子の中に烏龍茶が詰まっています。というより、茶葉を柚子の中に入れてから乾燥させるのかもしれませんね。「かち割って、急須に入れて、お湯を注いで飲む」と教わったので、かち割ってみる。ものすごく固いです。写真は、全体的に茶色くてなんだかよく分かりませんが、かち割った状態です。

さて、飲んでみると、ほのかに柚子の香りがして、後味がちょっと酸っぱいかな?程度。もっと「柚子」が強く主張するかと思いましたが、2煎目もそうでもなかった。後味が不思議。
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by rivarisaia | 2006-05-30 23:48 | 中国茶 | Comments(2)

米原さんのロシア

ロシアまたは旧ソ連は、私にとってまったく親しみの湧かない遠い遠い国でした。そんなロシアも何だかおもしろい所だな、と思うようになったのは、米原万里さんのエッセイのおかげだったりします。

同時通訳は言葉の能力も大事だけど、何より機転が勝負だと思うのですが、ロシア語同時通訳者だった米原さんのエッセイは、まさに機転がきいていて、どれを読んでも面白い。敢えて選ぶならば、通訳や翻訳など言語に興味がある人だったら、『不実な美女か貞淑な醜女(ブス)か』(新潮文庫)はぜひ読んでおくといい1冊。ロシアのおもしろさを知るなら『ロシアは今日も荒れ模様』(講談社文庫)あたりでしょうか。エッセイではないですが、『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』(角川文庫)や『オリガ・モリソヴナの反語法』(集英社文庫)もおもしろい。

今日はメールで、電話で、打ち合わせ先で、「ニュースを見ましたか?」という会話が飛び交う1日でした。闘病中なのは知っていましたが、米原さんならきっと大丈夫と楽観してました。もっともっと読みたかったのに、とても残念。
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by rivarisaia | 2006-05-29 23:58 | | Comments(0)

チャウ・シンチー(周星馳)の『食神』は大好きな映画のひとつです。この映画が好きというより、チャウ・シンチーが好きと言ったほうが正しいか。最近の作品では、『少林サッカー』も面白かったのですが、毎度おなじみのブルース・リー・ネタ、功夫映画ネタ、武侠ネタがてんこ盛りの『カンフー・ハッスル』が、血圧あがって卒倒しそうなくらい個人的には最高でした。私の周囲では、『少林サッカー』のほうが好きな人が多いのですが、実は何回見ても飽きないのは『カンフー・ハッスル』ではないかと思う今日この頃。

で、『食神』です。公開当時、見に行こうと誘った人たち(元会社の同僚たち)からことごとく断られたという、哀しい思い出もある映画。セリフ完全翻訳字幕を目的に、再度見ました。

1文あらすじは「食神として驕り高ぶっていた料理人が、罠にハマって落ちぶれて、屋台を切り盛りするアネゴと出会い、再び真の食神の座を目指す!」。

ものすごく詰まってましたよ、完全翻訳字幕。訳したお方に「グッジョブ!」と言いたい。速読には自信がある私も読み切れないほど。細かい部分では、「倚天切」と「屠龍斬」などという、今だからこそ私も笑える武侠小説ネタもありました。

もちろん完全翻訳字幕で細かいネタを追求しなくても十分楽しめます。この映画で注目してほしいのは、やはりカレン・モク(莫文蔚)。特にカレン姐さんが突然歌いだすシーンは何度見ても大笑いなので、ツラいことがあったら、このシーンを思い出せば気分が晴れるにちがいない...と心のメモ帳に記しておきました。カレン・モクの女優魂は必見です、必見。

そうは言っても、アクが強い映画であるのも確かです。「料理するのになんで少林寺で修行するのさ?」と思ってしまう人や、「ミスター味っ子」がキライだった人、もともと香港映画のベタなギャグに引いてしまう人などには向かないかもしれませんね。
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by rivarisaia | 2006-05-28 23:51 | 映画/香港・アジア | Comments(0)

本日のショウブラ映画は、『大酔侠(Come Drink with Me)』。
監督:キン・フー(胡金銓)
出演:チェン・ペイペイ(鄭佩佩)、ユエ・ホア(岳華)、チェン・ホンリェ(陳鴻烈)

1文あらすじは「人質に取られた長官を助けるべく、"金のツバメ"と"酔いどれ猫"が悪党相手に大活躍」。

武侠映画の王道をいく作品でした。途中で家人が「ハッ!この人は...グリーンデスティニーの! うむむ、あの身のこなしができる女優はそうそういないと思っていたが、ここで出会うとは...」とうなっていました。確かにヒロインの"金のツバメ"を演じるチェン・ペイペイのアクションは、キリリとしまっていてカッコイイ。二刀の短剣で戦う様は、まるで舞を見ているかのようです。

そして、これまたステキなのが"酔いどれ猫"こと、ヒーロー酔侠のユエ・ホア。酔っぱらってて、物乞い、しかも竹竿を持っている時点で、どこかの丐幇の幇主かと思いましたよ!縁の下の力持ちのように、さりげなくヒロインを助けてくれるところなんて、くぅ〜〜カッコイイ!アニキと呼んでついて行きたい気分です。

『グリーンデスティニー』に大きな影響を与えた映画だけあって、『グリーンデスティニー』を彷彿とさせる雰囲気も感じられるのですが、あっちが「ワガママ娘のトンチンカン・ストーリー」だったのに対し、こちらは90分の間に「悪党キャラ紹介」「飲み屋での戦い」「師弟間の過去」「人質交換」「ちょっと色っぽいシーン」「師弟対決」などなど、さまざまな要素が詰まっているのに、うまくまとまっています。

掌からシューーーッと気が発せられる演出には、かなりビックリしました。最近の武侠ドラマだとCGでモワモワ〜と掌から光が出たりすることが多いのですが、それよりもこちらの方が私は断然好きです。気のイキオイが感じられます。まあ、どーでもいい感想ですね。

ジャッキー・チェンが子役で出ているらしいのですが、全然気づきませんでした。どの子どもがジャッキーだったの...。もう1回見てみます...。
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by rivarisaia | 2006-05-27 23:44 | 映画/香港・アジア | Comments(0)

いつかこの映画については書いておかねばと思っていたのですが、昨日のレオン・ライつながりで登場させます。「侠気」という言葉にグッと来るなら、必見、必見、必見の映画。
それは『ヒーロー・ネバー・ダイ(眞心英雄)』。

原題が「まごころ」で「英雄」ですから! 

監督は、敬愛する杜[王其]峰(ジョニー・トー)。
主演は、レオン・ライ(黎明)とラウ・チンワン(劉青雲)。

アッサリ顔で無表情のレオンと濃くて熱い顔のラウチン(ホメてます)が紡ぎ上げる男の友情。一番最初に見た時は、レオン目当てだったのは言うまでもありませんが、私はこの映画でラウ・チンワンが忘れられない存在に。ジョニー・トー監督との出会いもこれが最初。

あらすじを1文で言うと「対立する組織に属する2人の殺し屋の熱い絆と過酷な運命」、
キーワードは
「コイン投げ対決」「キープされたワインボトル」「上を向いて歩こう」
何だそりゃ、と思うかもしれませんが、そうなんだってば!

この映画のスゴさは見ないと分からないのですが、前半はまったりして退屈と思う人もいるかもしれません。実際に、「この映画凄いから見るべし」と私に勧められた家人は、前半のコイン投げ対決あたりまで「この2人はいったい全体何をしているのか?」とブツブツ言っていましたし、私だって、初めて見た時は「この映画は何をやりたいのか...」と悩みながら鑑賞したものです。しかし、中盤の激しい銃撃戦の後、2人の殺し屋がそれぞれ組織から追い出されてしまったあたりから誰もが無言になり、前のめりになって画面にクギづけになるハズだ。

殺し屋の恋人たちの運命も過酷で壮絶、そして殺し屋2人の運命はそれを通り越して、行くところまで行っちゃって怒濤、流転、衝撃、まさに死闘。特に後半のラウ・チンワンには言葉もありません。見終わった後に消耗するので、体力、気力ともに無いと見られない男泣き映画でもあります。
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by rivarisaia | 2006-05-26 21:22 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

ラヴソング:

この前、ビデオ屋で「あー!なつかしい〜」と思わず借りちゃった映画
ラヴソング(甜蜜蜜)』。

今見るとどうかなあ、古くさい感じなのかしらね、と不安でしたが、無問題でした。
あらすじを1行で言うと「大陸から香港へと渡ってきた男女の10年間にわたる恋愛模様」で、この映画のキーワードは、
「テレサ・テン」「マクドナルド」「ミッキーマウス」
です。見てない人には何のこっちゃ、という感じですが。

実は、私はこの映画を見るまで、マギー・チャン(張曼玉)が好きではなかった。顔がおばさんくさいと思っていたし、『欲望の翼』の時など「あんた、ジャマ! カリーナをもっと映せ!」とさえ思っていた。「なんでマギー・チャンがレオン・ライの相手役なんだ」と言いながら、この映画を見たのも覚えています。でも、どうでしょう。可愛くないはずのマギー・チャンがすごくいい感じ。むしろ、彼女以外考えられない役柄だった。大陸から出てきて、お金を稼ぐために意地を張ってがんばるんだけど、内心はいろいろ辛いんだよね。

さて、当時私が大好きだった(今でも好きですが)レオン・ライ(黎明)はどうでしょうか。
演技がヘタだ、終始ボーッとしている、表情がナイ、などと私も周りから散々言われてきましたが、ボンヤリしてダメそうなところが逆に最適。「なんで同じブレスレットを買うんだよ、この鈍感男〜〜〜!!」「雨の中突っ立ってまだ待ってるよ〜!(泣)」と言うのは、普段から何を考えているのか分からないレオンを最大限生かした演出なのかもしれません。もはや彼にしかできない役とも言えるかも。

そうそう我が愛すべきエリック・ツァン(曾志偉)も、相変わらずイイ味出している重要な役なので注目。

久々に見ても、映画のラストのモノクロシーンが印象深くて、ジーンと来ました。
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by rivarisaia | 2006-05-25 17:27 | 映画/香港・アジア | Comments(6)

テンプル騎士団とか薔薇十字団などと言われると、必ず脳裏に浮かぶ本がウンベルト・エーコの『フーコーの振り子』。読んだのはもう何年も前なのに。

『ダ・ヴィンチ・コード』のようなノリの良さを期待すると、あまりの濃さに胸やけした挙げ句、全然違う系統の話なので肩すかしを食らうと思われるのですが、私はこの本が嫌いじゃない。

翻訳に難アリ、いやあの訳でいいのだ、読みにくい、時系列が混乱する、とにかく難解だ、話が下巻の後半までまったく展開しないではないか...という意見も多々あり、まあその通りだし、実際私も「南米の部分は不要では?」「さっぱり状況がわからん」と思ったりした記憶があるのですが、めくるめくオカルトワールドの洪水に飲み込まれた後で「秘密文書の正体」があっけなく判明した時の驚き(ここで怒った人もいたかもしれない)。しかし、嘘が一人歩きを始めた以上、主人公たちはもう後戻りはできないのであった。

ある意味、虚構(こじつけ)が真実になってしまうというホラー小説なのかもしれない。
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by rivarisaia | 2006-05-24 23:49 | | Comments(2)

アウステルリッツ:

アウステルリッツ』 W.G.ゼーバルト著 鈴木仁子訳 白水社

b0087556_0244322.jpgタイトルのアウステルリッツは、「私」がアントワープの駅舎で出会った建築史家の名前。訳者あとがきに
時代のイデオロギーを体現した巨大建造物によせられて語られる、十九世紀から二十世紀にかけての近代の歴史のさまざまな断片
とあるように、最初は建築に関する蘊蓄が淡々と、しかし綿々と語られていくので、「最後までこの調子で建築を語られたらどうしよう」と一抹の不安を覚えたものの、随所に挿入されているモノクロ写真に助けられつつ読み進んでいくと、じつはロンドン、ウェールズ、プラハ、マリーエンバート、テレージェンシュタット、パリ...と、アウステルリッツの過去の記憶(またはヨーロッパの記憶)をたどる話でした。なぜ「巨大建造物」について語るのかは、次第に判明します。

アウステルリッツと一緒に過去と現在を漂泊した気分になって、読了後はなんともずっしりくる不思議な感覚に陥り、1時間くらいぼんやりしてしまった。アウステルリッツが永遠に語らない場所の沈黙の存在感といい、恐るべしゼーバルト。鈴木仁子さんの翻訳もすばらしいし、久々に買ってよかったと思った本。

ゼーバルトは、将来のノーベル文学賞候補とも言われていましたが、交通事故で急逝。本書は彼の遺作です。白水社から2005年より、ゼーバルト・コレクション全6冊が刊行開始中。


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by rivarisaia | 2006-05-23 23:42 | | Comments(0)

大紅袍

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本日飲んだお茶は大紅袍。これはいただきもので、しかももらった時に私は大紅袍だと思ってなかった。初めて飲んだ時に「香りがいい〜。美味しい〜。なんだろうね、このお茶は」と驚いて、後日大紅袍だったと知った次第。

中国茶は高校生の頃から大好きなのですが、このように私は、品名にはかなり無頓着。でも、最初から知ってて飲んでいたら、変な「ありがたや」フィルターがかかっていたかもしれないので、逆によかったのかも。

何でこんなことをつらつら書くのかと言うと、先月、知り合いに「中国茶が好きで〜」と言ったら、「詳しいんですか? 何がおすすめですか」と聞かれて困窮したからです。「全然詳しくないですよー」と答えたら、「じゃあ、どうやって買ってるんですか?」と不思議そうな顔をされてしまった。少し話していて分かったのは、「おお、これは何年ものの○○茶ですね!」「これは花のような香りがする○○産の××茶ですね!」などという知識ベースに購入するものではないか、と思っているらしいことが判明。

いや、そんな買い方してない...。専門店の店員さんに相談することもあれば、通販サイトとか本の説明を読んで、飲んでみたいと思ったものを買ったりすることもあるし、あとは漢字の字面で決めたり、台湾や中国にいる友人・知人からいただいたり、本当にいろいろ。ペットボトルのお茶だって飲む。何となく買ったものを飲んで、あら美味しい〜と思ってから、いろいろ調べてみることも多し。たとえば、大紅袍が美味しいなら、他の岩茶はどうか、次は岩茶で何か買ってみよう〜とかそんな感じです。これもちょっとした楽しみかも。

そうそう、大紅袍の感想。果物とも花とも言える香りがして、飲んだ後に口の中にずーっと甘い感じが残るのですが、これがよく耳にする「岩韻」というものなのでしょうか。当然原木じゃなくって子孫(でも何代目の木であるとか分からないけど)の茶葉ですが、原木はまた全然違うのかなー。こんなことをつらつら考えるのもまた楽しいですよ。
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by rivarisaia | 2006-05-22 23:49 | 中国茶 | Comments(4)