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少林寺列伝

ワールドカップが決勝Tに入ってしまったおかげで、実はいろいろなものがお預け状態になっていたのですが、サッカーが中休みだったので、久々に観たショウブラが『少林寺列伝(少林寺/Shaolin Temple)』。またもや、張徹(チャン・チェ)監督。

私が張徹を好きというよりも、近所のビデオ屋が張徹のことを好きなようです。数少ないショウブラDVDのほとんどが張徹。ちなみにもう1本一緒に借りたショウブラDVDも張徹でした。

さて、『少林寺列伝』ですが、さすが男(マッチョ)映画の張徹。今回の出演者はやけに豪華です。アレクサンダー・フーシェン(傅聲)、チー・クワンチュン(戚冠軍)、デビッド・チャン(姜大衛)、ティ・ロン(狄龍)をはじめ、他にも見たことある人たちがいっぱい出てます。あまりに出ているので、もはや誰が誰だか分からなくなりました....。

清の時代、方世玉、洪煕官、胡恵乾が少林寺への入門を許される。他の若者たちと厳しい修行を積む3人。そこへ台湾からやってきた少林五祖のメンバーらも加わって、それぞれが成長して行くのだが、清軍は密かに内偵と通じて少林寺襲撃をもくろんでいた...。

三十六房のように、少林寺の下積みって大変だ!というのが前半。「武術を早く習わせてくださいよ〜」と誰もがグチりたくもなるような地味なことを、皆が延々やらされています。しかし、それらはちゃんと各人の性質に合わせた、役立つ「修行」だったのでした。少林寺に無駄なし! これを応用すれば、日常生活で知らぬ間に武術の修行が可能かも!(とちょっと私も考えました)

物語の終盤はバトル・オンパレード。ここでも少林寺の皆さんは学んだことをしっかり役立てて戦っていて、すばらしいです。また戦いのシーンは非常に長いので、見応え十分。

中盤で、約2名が下山するにあたり「木人巷」が出てきました(ここで、おお、ジャッキー・チェン!と思う人もいるはず)。個人的には「木人巷」の動力のしくみがどうなっているのか、とても気になる。「動かしとけよ!」と気楽に坊主が言ってましたが、スイッチがあるのかしらね....。
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by rivarisaia | 2006-06-30 23:51 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

鉄羅漢

何だか蒸し暑い1日だったのですが、なぜか本日飲んだお茶は「鉄羅漢」。

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武夷四大岩茶のひとつです。岩茶は身体を温めるのに、暑い時に飲むのはいかがなのか、という気もしますが、連日のサッカー観戦の疲労を取るならやっぱり岩茶がいいかな〜と思ったわけです。もっとクセがあると思っていましたが、とても飲みやすい。それにしてもこの後味はやっぱり岩茶ならではだね!と調子に乗って何杯も飲んでいたら、突然汗がダラダラ出てきた...。さすが岩茶。汗とともに疲れも取れるんじゃないかと期待したい。おかげで、まだ梅雨も明けてないのに夏まっさかりな気分になってしまいました。そこで、沖縄映画のビデオをひっぱり出してきて横目で鑑賞中。いいねえ、沖縄。
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by rivarisaia | 2006-06-29 23:57 | 中国茶 | Comments(2)

ずいぶん前の話ですが、いわゆる「オシャレ雑誌」で「とってもキュートなイジワルおばあちゃんが巻き起こす大騒動! こんなおばあちゃんになりた〜い(ハートマーク)」というような内容の紹介文が付いていたような気がする『ダニエルばあちゃん(Tatie Danielle)』。監督はエチエンヌ・シャティリエ。

イジワルなおばあちゃんが繰り広げる、最後はちょっぴり心温まる話なのかなーと思ってたら、極悪人だから、このババア。あまりの極悪人っぷりに驚いたので、今回はネタバレします。


以下、あらすじに触れます。


ダニエルばあちゃん(ツィラ・シェルトン)は、年寄りのメイドと2人暮らし。このメイドのオディールが心優しげな雰囲気を発しているので、なんとなく「あーイジワルばあさんと、やさしいメイドのばあさんとの心温まる交流が描かれるのねー」と想像したのですが、見事に裏切られました。だって、オディールはシャンデリアの下敷きになって、突然DEATH! ある意味、ダニエル極悪・ババアのせいで死んだ、いや殺された、と言ってもいい。

そんなダニエルばあちゃんは、甥っ子の家に引き取られる。ババアは時折しんみりさせる言葉を吐くが、ここで同情は禁物だ。さて、甥っ子一家がヴァカンスに出かける際、ババアの面倒を見るために雇われたのが、これまた最強に無愛想なワガママ娘サンドリーヌ(イザベル・ナンティ)。根が極悪人同士、気が合うせいか、2人はもうやりたい放題。甥っ子一家の飼い犬を勝手に捨てちゃったのには驚いた。犬を、ワザワザ、車で!(車で遠くまで運ばないと犬が帰ってくるから、という極悪な理由から)。しかし、ワガママ女の友情が壊れる原因は、やはり「男」だった....。

というわけで、男問題で2人は決裂するのですが、ダニエルばあちゃんは、ここで「恍惚の人」も真っ青なキレっぷりを発揮。どうしちゃったのババア、大丈夫か、と思ったけど、私自身はこの時点でババアの極悪さ加減にかなり引き気味だったため、もう死ぬならここで死んでくれ、という気持ちであった。しかし、憎まれっ子世にはばかるという言葉の通り、ババアはタフだった...。

甥っ子家族にしてみればとんだ災難だったと、つくづく同情。最終的には、極悪ババアとワガママ娘の友情が復活するわけですが、もうワガママ人間同士、勝手にしてください!という気持ちでフィナーレ。こんなババアにならないように、気をつけたいと思います。

オシャレ雑誌の内容紹介とのギャップにぶっ飛んだのですが、初めからブラックコメディだと思って観ればそれなりに楽しめる映画かもしれませんね。
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by rivarisaia | 2006-06-28 23:59 | 映画/洋画 | Comments(4)

東京都現代美術館にて開催中の『カルティエ現代美術財団コレクション展』に、大きいおばさん(写真)に会いに行きました。
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まあ、このおばさんがどのくらい大きいかと言うと、コチラのWashington Postにも分かりやすい写真がありますので、ご参照ください。実物は本物の人間みたいで、静脈が透けている感じといい、シワといい、肌の質感がすっごくリアルでした...。あれはいつ起き上がってもおかしくないです。じーっと見ているとちょっと恐い。見ている私たちが逆に小人になった気分に陥ります。アーティストのロン・ミュエクさんは、同じようにリアルな「小さい婆さんの2人組」もつくってますが、小さい婆さんはいませんでした。残念。

東京都現代美術館のサイト(コチラ)の「主な展示作品」のコーナーでは、他の展示作品も見ることができます。私が驚嘆したのは、1Fのライザ・ルー『裏庭』。文字通り実物大の「裏庭」なんですが、全部ビーズで出来ていた。テーブルも、テーブルの上の食べ物も飲み物もビーズ。そして、後ろに洗濯物が干してあるのですが、洗濯物も、洗濯バサミも、洗濯カゴも、すべてビーズだった。制作過程を考えると目眩がします。

B2Fの屋外には、パナマレンコの潜水艦が展示してあって、これはかわいい。映画『キンザザ』を思い出すような素朴なマシンが良いですね。潜水艦の正面がガラス張りになっているので、中を覗くことができます(正面がガラス張りになっている)。

写真の展示もあったのですが、絵画や立体と並べてあると、ちょっと違和感を感じました。何でだろう、写真はどうしても地味に感じてしまうのかもしれません。

それにしても、東京都現代美術館はどの駅からも遠い...。
そして、もうちょっとたくさん展示作品があってもいいのかなあ、といつも思います。良く言えば、スッキリと展示してあって、作品の周りに余白があるのですが、逆に言うと、展示スペースが広いのにスカスカしているという印象が...。せっかく遠くまで来たんだから、お腹いっぱい見せてほしい、という欲が出ちゃうのかな。

それはさておき、『カルティエ〜』は、2006年7月2日(日)が最終日です。
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by rivarisaia | 2006-06-27 23:44 | 展覧会ほか | Comments(0)

エスプレッソメーカー

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イタリアの古道具屋さんで購入したカルメンシータのエスプレッソメーカー。使い込まれて味が出ているのがいい感じ。いくらだったのかまったく覚えてないのですが、か〜な〜り安かったです。なんせ購入場所は、「骨董」屋じゃなくて「古道具」屋だから。しかも埃まみれですっごく汚かった。一生懸命、家で磨きました。

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一緒にこんな皿のようなものを買ったのですが、これは何。一緒に買い物をしたフランス人の友だちは「ケーキ皿」「聖水を入れる水盤」「小銭を入れとく容れ物」「灰皿」などといろいろ言ってましたが、「ま、何にでも使えるってことよね」ということで一件落着。
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by rivarisaia | 2006-06-26 23:57 | モノ | Comments(0)

恋するブラジャー大作戦(絶世好Bra)』を観てきました。
出演者は、ラウ・チンワン(劉青雲)、ルイス・クー(古天樂)、カリーナ・ラウ(劉嘉玲)、ジジ・リョン(梁詠[王其])、その他にあの人も、と豪華キャストですよ!一瞬だけど、吉岡美穂も出てるし。ま、一瞬だけどね!
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女性社員しかいなかった東京の下着メーカーが、男性デザイナーを雇用して「究極のブラジャー」の開発させよ、と決定を下した。香港支社長のサマンサ(カリーナ・ラウ)が雇ったのは、ウェイン(ルイス・クー)とジョニー(ラウ・チンワン)。2人はすっかり社内の人気者になるが、それを快く思わないチーフデザイナーのレナ(ジジ・リョン)は、2人にいろいろな試練を与える。さて、ウェインとジョニーは期限までに「究極のブラジャー」をデザインできるのか。そして、ジョニーとサマンサ、ウェインとレナの関係はどうなる?

タイトルがタイトルだけに、劇場で観るのを躊躇する人もいるかもしれません。私の前に並んでチケットを購入していた男性はものすごい小声になってました。しかし、コメディとしてなかなかよくできた作品なので、できれば劇場まで足を運んで欲しいものです。チケット買う時は「恋ブラ、1枚!」とタイトル略せば大丈夫よ。

カリーナやジジをはじめ、出てくる女優さんのファッションがステキなのも見どころのひとつです。ラウチンやルイス・クーのブラジャー姿にインパクトがあるので、ベタベタなギャグが満載なのかと思いがちですが、笑えるおしゃれな映画という感じでした。(最後の方でラウチンがあんなことを、しかも路上で〜!というシーンも、爆笑しつつも爽やかな感じがしたのは、カリーナのおかげ?)

ちなみに、私は先着200名までのロビーカードをもらいましたが、それがコレ。
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何、このシチュエーション!?というのは、劇場で確かめてください。これを見るだけでも思い出して笑えるので、イイモノもらいました。ある意味、家宝か。

恋ブラのオフィシャル・サイトはコチラです。
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by rivarisaia | 2006-06-25 17:34 | 映画/香港・アジア | Comments(0)

008皇帝ミッション

4月にチャウ・シンチー祭りをやってましたね。「サッカー」→「少林サッカー」→「周星馳」という思考回路で思い出しました。『008皇帝ミッション(大内密探零零發/FORBIDDEN CITY COP)』も上映していたのですが、この映画のバカバカしさも私は好きです。

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紫禁城の皇帝の秘密警備隊の一員だった008は、くだらない発明ばかりしていて武術を修練しないのでクビになってしまう。紫禁城を辞し、産婦人科医となって妻と仲睦まじく暮らしていた008に、ある日、皇帝暗殺の情報が入り...

という話。冒頭からいきなり「古龍かよ!」というパロディもあるのですが、別に古龍を知らなくても十分楽しめます。私がこの映画で一番好きなのは、「皇帝警備隊と敵との戦いシーン」と「008旅の道中のお食事シーン」。これは見事でした。大爆笑。香港映画らしいベタなギャグに引いてしまう人でも、この場面では思わず笑ってしまうに違いない。

奥さん役はカリーナ・ラウ(劉嘉玲)で、とても愛らしい。カリーナがあまりに可愛いので、後半の展開にはどうなることかとヤキモキしてしまい、結局シンチーにしてやられました。008との掛け合いシーンでは、カリーナは演技というより本当に吹き出していた気がします。一応、古装片ですが、「なんで時代劇にそんなモンが出てくるんだよ!」という演出がまたおかしい。

008(ゼロ・ゼロ・パー)皇帝ミッションのビデオのお題は、『チャウ・シンチーの008皇帝ミッション』になってました。
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by rivarisaia | 2006-06-24 23:58 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

家族の中国土産のお茶です。新茶らしい。そして緑茶らしい。
しかし、どこにも名前がない!
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缶に入っていたのですが、缶にも、中のアルミパックにも名前が無いので、何茶なのかまったく分からず。茶葉の色は日本の緑茶に似た深い緑、形状は細い針のようだともいえるし、よく見ると扁平とも取れる(ただし、龍井茶のような太い扁平じゃない)。よーく見ると、産毛があるようにも見受けられる。そして、一芯一葉です。『中国茶図鑑』(文春新書)でひたすら探してみましたが、「これだ!」という茶が見つからず。恩施玉露かな、とも思ったのですが、微妙に違う気がします。

まあ、おいしいからいいですけどね。爽やかな味です。
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by rivarisaia | 2006-06-23 22:06 | 中国茶 | Comments(0)

印鑑の本:伏廬璽印

数年前に上海の美術館ショップで購入した本で、タイトルは『伏廬璽印』。本棚の奥の方でひっそりとホコリまみれになっていたのを購入しました。
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上海書晝出版社より、1996年12月第1版発行。
いくらで買ったか覚えてなかったのですが、35元(500円くらい?)と奥付に書いてありました。
古璽印(昔の印鑑)をひたすら集めた本で、大きさはヨコ10cm×タテ11.8cm、厚さ4cm。全部で634ページもあります。
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そのうち621ページ分がこんな感じで印鑑の図案のみ。推測ですが、印鑑の大きさのバラツキ加減からして、実物大なのではないかと思われます。この本を見ていると、なんだか篆刻をやりたくなってくる。
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by rivarisaia | 2006-06-22 23:21 | | Comments(6)

今回、クロアチアとセルビア・モンテネグロという旧ユーゴスラヴィアの国々がワールド・カップに出場しています。セルビア・モンテネグロとしての出場は今回が最初で最後。次回からは2つの国に分かれることになります。
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ユーゴスラヴィアと言えば、まず思い浮かぶのがエミール・クストリッツァ監督の映画『アンダーグラウンド(Underground)』。映画が描くのは旧ユーゴスラヴィアが辿った哀しい歴史ですが、喜劇と悲劇が混在した中にあふれ出すエネルギーとテンション、そしてあの印象的なラストシーンは忘れられません。

そしてもうひとつ思い出すのが、仕事を通じて知り合った Skart(シュカルツ:セルビア語でスクラップという意味)というデザイン・グループ。

何年か前たまたま彼らと会う機会があった際、開口一番に「明日、僕の生まれ故郷をNATOが爆撃する予定なんだよね」と言われたことを思い出します。返す言葉もなく、遠い国の出来事が一気に身近になった瞬間でした。

ベオグラードを拠点に活動していた彼らは、紛争中、反戦の地下活動なども行なっていました。そんな彼らがセルビアの主婦たちと一緒に手がけたプロジェクトが「cook」シリーズです。
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失われかけていたセルビアの伝統的な刺繍。1枚1枚に、それぞれの作り手が考えたスローガンも一緒に縫い取られています。素朴だけど、どれもすごく味わいがあって大好き。

Skartのサイトはまだないのですが、コチラでいくつかの作品を見ることができます。

元気?ワールド・カップ見てる?というメールをきっかけに、先日、お互いの近況報告を交わしました。世界地図からユーゴスラヴィアの名前が消えてしまって3年。現在のSkartは、小さな本のシリーズを出版する計画があったり、コーラスとオーケストラを主催したり、建築のコンペに参加したりと相変わらず活動的。(建築もやってるの!と私は驚いたのですが、元々2人は建築専攻でした)


時々ユーゴスラヴィアのことを思い出すと悲しい気持ちになる。
文句を言うのは嫌なんだけど、残念なことにセルビアの状況はよくないし、
復興のスピードは非常に遅い。

でも僕は楽観主義です。
いつかきっと良くなるにちがいない。

と、送られてきたメールの最後に書いてありました。

「この物語に終わりはない」という『アンダーグラウンド』の言葉の通り、旧ユーゴスラヴィアの人々の物語はまだまだ続く。新しい章が始まったばかりなのかもしれません。
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by rivarisaia | 2006-06-21 23:44 | 映画/洋画 | Comments(0)