「ほっ」と。キャンペーン

切手帳

マリー・アントワネットも観たいけど、裏切りという名前の犬も気になる、ああミス・サンシャインにも行かねば、ルワンダの涙も始まったが、そうこうしているうちに墨攻も始まるぞ!という状況ですが、テーブルの上がこんな有様です。
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私にはなりゆきで切手収集癖がある。なりゆきというのは、どの勤務先でもなぜか海外から届く封書を開ける機会が山ほどあり、切手がおもしろいから取っておこうかなーと思っていたら自然に集まってしまった、ということです。でもって、コレクターですと言えないのは、私がゆるくてダメな収集人だからである。

まともな切手コレクターは卒倒するかもしれないが、これまで私は集めた切手を水ではがした後、帳面にペーパーセメントでベタベタと貼っていた。たとえ切手が破けていてもお構いなし。これを見た家人(小学生の頃、真剣な切手収集癖あり)が、「ちょっと!何やってんの、あ〜あ....」と嘆いたことをきっかけに、世の中には切手収集用のストックブックなるものの存在を知る。

そんな話を友人にしたところ、さる偉大な方から使い込まれたストックブックをいただく機会に恵まれたのでした。ありがとう、友だち、そして偉大な人! これがストックブックか、と小躍りして、今までの切手を移す作業を始めたわけですが、切手を糊付けしていた過去の自分を恨みたい気分でいっぱいなんですけど...。

ベタベタが取れないんだよね! 文句をたれていたら、家人が「まあいいんじゃないの、どうせ『シャレード』みたいなことにはなんないからさ」と言うので、それもそうだな...と黙々とDVDを観ながらベタベタ落としをしています。

そんなわけで『シャレード』が観たくなってきました。

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これがいただいたストックブック。表紙に黄色のフセンが貼ってあるが、ナゼかもったいなくてはがせない。「ちりも積もれば山となる」を実感し、2冊目導入の日は近い、という気がする。こんなに持ってたのか。でも価値低いんだけど、いいんだもんねー。

※私が集めてるのは基本的に使用済みですから....。
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by rivarisaia | 2007-01-31 22:48 | 切手・郵趣 | Comments(4)

あの子を探して

「泣ける映画」というのは売り文句であり、泣けりゃいいのかよ、泣けりゃあよお!とつい苛立ってしまうのですが、最初から「泣ける!」と凄まれると「よしっ!それじゃあ、ガンガン泣くぞー!」と泣く気満々で挑んでしまい、結局泣けずじまいに終わるということがあります。

まあ、泣くと言っても、悲しいのか、嬉し泣きなのか、男泣きなのか、とバリエーションがありますからね。映画の感想なんて十人十色だし。ちなみに友人Mは、『死霊のえじき』で「感情のないハズのバブ君(ゾンビ)が、博士のために〜」と号泣だったそうですし、そんな私も『2001年宇宙の旅』でHAL 9000が「デイジー、デイジー」と歌うシーンで号泣です。しかし、『死霊のえじき』や『2001年宇宙の旅』は泣ける映画とは言いません。

もちろん、泣けると言われて本当に泣けた映画もある。中でも意表を突かれたのはチャン・イーモウ(張藝謀)の『あの子を探して(一個都不能少)』。未見の人のためにあらすじを簡単に書きます。
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中国の田舎の小学校。先生が1ヶ月学校を離れることになり、13才の少女ミンジが代用教員に指名された。「生徒が1人もやめなかったら褒賞金をあげる」と言われて、子どもたちを見張るミンジだが、ある日少年ホエクーが都会に行ってしまう。

で、タイトル通り「あの子を探して」となるわけですが、公開時のコピーが「遠い遠い空の下、元気でいてね。迎えにいくから」ですよ。ほのぼのした話を思い描いたわけですが、ところが、だ。中国の農村の事情がよくわかる、素朴で良質な物語でほとんどの子どもたちはかわいいのだが、肝心の主人公ミンジが憎たらしい。なぜなら始終仏頂面で、性格も図々しく頑固で強引で生意気で、ひたすら金、金、金、金よこせ。

そもそもホエクーを探しに行くのも「元気でいてね」というよりも「報奨金がもらえなくなるから」という理由。どこが泣けるのさと冷めた目で観ていたはずなのに、「墨汁」のエピソードあたりから、がむしゃらなミンジのペースにすっかり乗せられ、どうしたことかクライマックスでは目から水が滝のようにジャーッと....。

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よく考えてみれば、ミンジは13才なんですから生意気で当たり前なのでした。可愛さ余って憎さ100倍とは言いますが、これは憎らしさ転じて可愛さ100倍。最後の黒板の前のミンジは本当に可愛い。一生懸命になった人が何かを取り返した表情とでもいうのでしょうか。同じ子どもとは思えないほどです。

最初に観たのはずいぶん前ですが、ミンジもホエクーも今はどうしているのやら。ミンジ役の女の子は将来は先生になりたいと言ってたそうだけど、先生になれるといいですね。
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by rivarisaia | 2007-01-30 23:49 | 映画/香港・アジア | Comments(0)

スッキリしない気分を一新するために、衛星放送でやってた心なごむ映画の話でも。

ぼくとママとおまわりさん(Tsatsiki Morsan Och Polisen)』。監督はエラ・レムハーゲン、1999年のスウェーデン映画です。
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タイトルが微妙で一瞬ひるみましたが、微妙な原題をそのまま邦題にしたようなものでした。ツァツィキは主人公の少年の名前です。確かに「ぼくとママとおまわりさん」の話ですが、個人的にはサブタイトルに「パパとタコ」を付け加えたい。

8歳のツァツィキは、ママと二人暮らし。ギリシャで漁師をしているというパパに会うのが夢。ある日、プールで潜水の練習をしている時に知り合ったおまわりさんが、ツァツィキの家の下宿人となる。ツァツィキはママとおまわりさんをくっつけようとするが、ママにはベーシストの彼氏がいて、ちっともうまく行かない。さて、そんなツァツィキがギリシャのパパに会いに行ける日はくるのか?


どうってことのない話ですが、なかなかおもしろい映画。母親がすぐに頭に血がのぼるタイプであるせいか、ツァツィキは8才とは思えないほど妙に大人っぽい。そんな母親も根はまっすぐでいい人なので憎めない。

ツァツィキは父親に会ったことがなく、鏡の脇に「日に焼けた上半身裸の色男が片手にタコを掲げて、ニカッと笑っている写真」を貼付けてしょっちゅう眺めている。その男こそがパパなのであった。

映画自体のトーンが、スウェーデンのカラフルでハッピーな物語というより、冬はすぐに日が落ちるスウェーデン、人生うまくいかないこともあるよね...といったやや暗めの色調なので、「色男の片手にタコ in エーゲ海」という構図だけが異彩を放っています。スウェーデンは曇り空でも、ギリシャには青空が広がっているにちがいない。だからツァツィキは何度も写真を眺めるのでしょう。

しかし、この笑える写真が心温まるエンディングへとつながるので、目を凝らして注目してください。スウェーデンでは数々の映画賞を総なめにし、大ヒットした、というのもわかる気がします。
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by rivarisaia | 2007-01-29 22:28 | 映画/洋画 | Comments(0)

ディパーテッド

Southie(サウジー)と呼ばれるボストンの南地域は、アイルランド系の移民が多い貧しい地区で、80年代終わりまで治安がとても悪かった(今はどうか知らない)。マフィアのボスとしてサウジーに君臨していたのはジェイムス・ホワイティ・バルジャー。目の前で殺人事件があっても、町の人は誰も警察に証言できない。だって、警察にはバルジャーの手先がいて、殺されちゃうかもしれないから。

そんなサウジーの悲惨な状況を描いた実話に、『All Souls』(Michael Patrick MacDonald著)があります。サウジー育ちの著者の自伝で、人間の強さとか希望を感じさせるとてもいい本なので、邦訳が出たらいいのにと思っています。ロン・シェルトンが映画化するって話はどうなったんでしょう。ちなみにバルジャーはFBIの情報提供者だったので、ながらく摘発されなかったが、今はFBIのトップ10指名手配リストに懸賞金付きで名前が載っている。

で、何の話でしたっけ? ああ、そうだ。
マーティン・スコセッシ監督の『ディパーテッド(The Departed)』でしたね。


久々に思いました。観なきゃよかった(怒)と。


ハリウッドに無間道の良さはわかるまいと、まったく期待してなかったのですが、それを差し引いても、何だろう、このチグハグで長ったらしく安っぽい映画は。
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冒頭、スクールバスの映像が映った時に、「ああ、ボストンのForced Busing(市が強制でスクールバス通学させたために大問題が起きた)だ。"All Souls"を思い出すなー」となったわけですが、ジャック・ニコルソンはマフィアのボスというよりも、汚らしいアル中の親父が気が触れたかのような様相を呈していた...。おかげで、主役2人の存在感は薄まってしまった。

ディカプリオに関しては、やっぱりうまいので『Blood Diamond』が楽しみになりましたが、マット・デイモンはヤル気がないのか、悪い物でも食べたのか、はっきりいってヘタくそでした...よね...? ボーン・シリーズの3作目を撮るのかどうか知りませんが、これでは不安です。意外によかったのはマーク・ウォルバーグ。さすがボストン出身、しかも若い頃にストリートでやんちゃくれてただけありました! が、途中から出番が減る。

で、肝心のストーリーですが....

とにかく、もうちょっとマシだと思ってたのに、妙に間延びして長いよ...。

所々挿入される「オリジナルにもありましたね、この場面」というのが、かえってジャマ。そっくりそのままリメイクするか、思い切ってバッサリ変えるかしたほうがいいのに、中途半端です。

マフィアがFBIに通じてて、警察にもスパイがいるんでしょ、それは実際にボストンで起きてたことじゃないですか。だったら、もっと上手に料理できたはずじゃないのか。それともニューヨーク出身のスコセッシには無理な話だったのでしょうか。

もうね、最後の最後でネズミが走ってるのが安い演出と言わずして何と言えばいいのよ...(泣)。これから、無間道のDVD観ます...。
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by rivarisaia | 2007-01-28 23:57 | 映画/洋画 | Comments(2)

エレクション(黒社會)

あーもうこの邦題イヤー!黒社会でいいじゃないのー。ということで、フィルメックスでも観たけど(コレ)、また観に行きました。ジョニー・トー(杜[王其]峰)監督の『エレクション(黒社會)』です。

ガラ空きだったらどうしようと緊張しましたが、そこそこ人が入っていてちょっと安心する。でももっと混んでてもいいのにな。私は関係者でもなんでもナイんですけど、「1」を観てくれる人が少ないと、肝心の続編が公開されないのよー!!

前回は書かなかったので、あらすじを簡単に。
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香港最大の組織、和連勝会は2年に1度、会長を決める選挙が行われる。今回の候補者は組織に忠実なロク(サイモン・ヤム/任達華)と短気で強引なディー(レオン・カーファイ/梁家輝)。買収工作、報復...と選挙に乗じて混乱が起きるなか、会長だけが手にすることができる「竜頭棍」が、密かに中国本土へと運ばれる。かくして会長の座を巡り、「竜頭棍」の争奪戦が始まった...。


昨日の敵は今日の友。誰が味方で敵なのか混乱した争奪戦も、落ち着いて把握できました。改めて下っ端は大変だよなあ...としみじみする。未見の方には意味不明なことを書くけど、落とされるのも痛いが、シジフォスのように何度も上に運ぶのもイヤだよ...と連れが言っていた。そうです。下っ端はつらいのだ。誰に付くかを見極めないといけないし。権力が欲しくなるのも当然か...。

ちなみに、この映画では派手な銃撃戦は一切ありません。殴る、蹴るの暴力的なシーンはありますが、出てくる武器といえば刀。だからこそリアルな感じがします。アクション映画じゃなくて、ノワール大河ドラマ。

さて、人間の欲望が肥大化すると伝統は失われる。それは昨日エントリした『地獄に堕ちた勇者ども』でもそうでしたし、『黒社会』も同じ。お金よりも義理を大切にする(そんな場面もちゃんとあった)ことで最低限の秩序が保たれていた社会も、時代とともに徐々に崩壊していくのでしょう。

伝統がほころぶ瞬間を描いたのが「黒社会 1」だとすれば、「黒社会 2」では完全に破綻します。やっぱり続編を見せてくれなきゃ物語が完結しないよー。

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17世紀から続く黒社会の伝統を重んじてきた、信頼の厚い幹部のタン(ウォン・ティンラム/王天林)。彼が煎れるお茶は何茶だろう。

ところで、わたくし、この映画のオープニングが大好きだということに気づきました。オープニングで背筋がゾクゾクするのです。音楽がすばらしいせいかもしれません。ああ、サントラ欲しい!

公式サイトはコチラ。予告編も見られますが、クラっとする音楽はこれじゃないのが残念。
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by rivarisaia | 2007-01-26 23:47 | 映画/香港・アジア | Comments(4)

地獄に堕ちた勇者ども

先日、インデックス作成していてハタと気づきました。ヴィスコンティといえば『山猫』を紹介していないが、それよりなにより『ベニスに死す』も『ルートヴィヒ』もあるのに、肝心のドイツ三部作の第一弾がない。片手落ちじゃん、と。

そこで、第一弾『地獄に堕ちた勇者ども (La Caduta degli Dei/The Damned)』です。
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犯罪が起きていながら、実際には処罰がなされない、そんな家族の物語を描いてみたかったのだ。そのような事態は現代史ではナチズムのときだけだ。
--「ヴィスコンティ集成」より


ヴィスコンティが上のように語る本作は、ナチス台頭とともに崩壊に向かう鉄鋼王・エッセンベック男爵家の話です。ある意味では、「華麗なる一族 in ドイツ第三帝国」という感じもなきにしもあらず。ただし頽廃度はまったく違う。

タイトルバックに映し出されるドロドロに溶けた真っ赤な鉄は、男爵家に渦巻く人間の欲望を象徴するかのよう。まともな人々(シャーロット・ランプリングとか)は蹴落とされていく、欲望に蝕まれた椅子とりゲームであり、さまざまな欲望を飲み込みながら巨大なパワーを手中におさめていくのがナチスなのでした。

この映画について三島由紀夫は次のように語っています。

変質のかけらもないアシェンバッハ(ヘルムート・グリーム)の冷徹な「健全」。悪魔的でナチスの悪と美と健康を代表している。真に恐ろしいものはこちらにある。


まさにおっしゃる通り。登場人物が皆どこか異常なのに反して、一見フツウに見える影の主役・アシェンバッハがもっとも凶悪です。唯一残された好青年・ギュンターをも悪に染めた凄腕の持ち主。つまりは、ナチスの前に普通の人はまったく生き残れないということだ。
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え、俺?と言われるかもしれませんが、あんたが一番酷い人だよ!アシェンバッハさん!


「ゲルマン女」オーラを放つイングリッド・チューリンの妖しさもすごいですが、個人的にはヘルムート・バーガーがいちばん輝いて見えるのはこの映画だと思います。しかし、そんなバーガーは登場シーンは女装、おまけに幼児愛好者で近親相姦で、小心者な性格が災いしてナチスに洗脳されるという、普通なら輝きようがないハズの役柄ときたもんだ。

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いきなりマレーネ・ディートリッヒの『嘆きの天使』で登場するバーガーにドン引きする人もいると思う。しかし、終盤、ナチ親衛隊の軍服を着たバーガーは「異常」にカッコよく、彼のためにこの軍服は存在するのでは、と思わされるほど。でも、どんなに似合っていても、観客は彼の異常さを重々承知しているのでした。そこが、見た目もカッコよければ内面も健全そうにナチスを撮影したリーフェンシュタールの映画と違う点。

好き嫌いがわかれそうな映画ですが、美と恐怖が折り重なる描写はさすがにヴィスコンティです。特に「長いナイフの夜※」のシーン。血の粛清が起きる直前に映し出される、静かな夜明けの湖畔が息を飲むほど綺麗なんだよなあ。

※1934年6月30日、ナチス主流派が突撃隊 (SA) を粛清した。史実が映画のストーリーとうまく絡んできます。
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by rivarisaia | 2007-01-25 23:58 | 映画/洋画 | Comments(0)

岩茶:肉桂

最近、お茶の話をしてませんが、ぐいぐい飲んでます。そのため、岩茶の在庫がなくなりました。

本日、たまたま華泰茶荘の近くで打ち合わせがあったため、これはいい機会と岩茶・肉桂を買う。その時に、お店の方からまだ店頭に並んでないというお茶を1杯いただいたのですが、不思議な香りの美味しいお茶でした。あれは何だったのだろう。気になるなあ。
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その名の通り、シナモンのような香りがするとばっかり思っていた肉桂ですが、花のようなやさしい香りでした。写真は、岩茶だからということで中国の石と一緒に。眺めて愛でる石なんだって。
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by rivarisaia | 2007-01-24 23:51 | 中国茶 | Comments(0)

カクテルでビバ、映画館

その昔、私が住んでいた異国の町では月に1度「1ドル映画デー」というような趣旨のイベントをやる映画館がありました。上映する作品も、数ヶ月前の人気映画だったり、カルトなB級ホラーだったりと統一感がまったくないのですが、映画館はお金のない学生で激混み。

そんな映画館で観た印象深い映画がトム・クルーズ主演の『カクテル(Cocktail)』です。ラジー賞受賞、トムちんのプロモ的映画、allcinema で「トム・クルーズファン以外、見ると絶対に損をする」とまで書かれた評価最低映画です。

確かに映画の内容は薄いが、映画館での体験は濃いものであった。

上映中ヤジが飛び、立ち上がってかけ声をかける輩がいるのは、かの国の常としても、館内が学生で満載のため(そんな私も当時は学生)、通常のレベルよりも格段に反応が熱い。劇中トム・クルーズが小切手を破り捨てる場面があるのだが、その瞬間たるや「イエ〜〜イ!」「ひゃっほう!」「トム、それでこそ男だ!」「グッジョブ!」と大喝采で大いに盛り上がり、しまいには主題歌の「ココモ」に合わせて、館内ゆれるほどの大合唱であった。えええー歌うの!?ここはインドか、と隣を見たら友人も熱唱中...。ええ、もちろん私も歌いましたとも。

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トムちんが本作のためにマスターしたであろう、シェイカーさばきは未だ健在なのでしょうか。ケイティの前でたまに披露したりするのかな。


映画自体はアメリカン・ドリームを追いかけるバーテンダーの恋愛青春モノというトレンディ映画なので、マジメに観ようとすれば「損する」かもしれませんが、単純な映画は単純に楽しんだらいいのでした。トム・クルーズのファンじゃなくても観て損とは思わなかったのは、破格の入場料ではなく熱い観客の皆さんのおかげです。VIVA、映画館!

そんなワケで、映画はやっぱり映画館で他の観客と一緒に観るのが楽しい。反応が薄いといわれる日本の劇場でも楽しい。忘れられないのは『ロスト・ハイウェイ』で、場内に明かりがついた瞬間、後ろに座っていた茶髪のお兄ちゃんが「俺、あったま悪ィいのかな〜、ぜんぜんっ意味わかんねーよ!」と叫び、場内から拍手が...。そんな意味不明な、でも嫌いじゃないリンチの最新作『Inland Empire』はいつ公開?
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by rivarisaia | 2007-01-23 19:17 | 映画/洋画 | Comments(2)

死ぬ思い(大ゲサ)で、インデックスをつくってみました。
こういう単純作業はキライです。しかし、インデックスってあると便利よねえと思って奮起しました。

タグ(こっちのほうが見やすい)またはカテゴリのインデックスに
「香港・アジア映画/洋画/邦画/本」別にタイトル一覧を入れてます。

ところで! コメント書こうとしたら書けなかった!という出来事があったことが判明しました。IP拒否とかキーワード拒否をしていないのに、どうしてなのか理由は不明です。他にもそんな方々がいらっしゃったら本当にごめんなさい。あきらめずに再びトライしてください。

エキサイトねえ、最近スパムが酷いらしいので、そのせいで何かが起きていたのかもしれませんね。春巻雑記帳は、いわばテキサスの無法地帯に佇む牧場、しかもゲートが開きっぱなしで誰でも入って来れるはずなのに、おかしいなあ。とはいえ、スパムという名の無法者は侵入次第、テキサス・レンジャーズが1人1人撃ち殺しますよ。って、私が地道にひとつひとつ削除しているだけなんですけど....。
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by rivarisaia | 2007-01-22 16:45 | 雑記帳事始 | Comments(6)

ラッキーナンバー7

今日からテアトル新宿で『黒社会』が公開ですね。そんな私は本日は仕事のため都内某所に潜伏していたので、新宿方面へと思いを馳せておりました。そのうち観に行こう。

さて、先日なにげなく観に行ったのが『ラッキーナンバー7(Lucky Number Slevin)』。監督はポール・マクギガン。
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「驚きのラスト」と宣伝されていたことを後で知る。しかし、すべてのピースが完璧に収まってスカッと爽快!というわけではなく、じつは背景が暗くて重かったり、よく考えると「いや、そりゃおかしいだろ」と突っ込みたい部分もあったりします。それでもなかなか楽しめたのは、ジョシュ・ハートネットのヘタレっぷりとルーシー・リューのはっちゃけぶり、トボけた会話、奇抜なインテリアなどの効果かもしれません。

ただし序盤の展開から「巻き込まれ系の漁夫の利」映画だと過剰に期待してしまったため、想像していたよりもストレートなオチに逆に驚いた私ですが、それは深読みしすぎな自分が悪い。でもさ、それは...裸に腰巻きバスタオルでしかも鼻骨折で登場!というジョシュ・ハートネットのせいにしていいですか。
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<追加>この方↑のお見事なヘタレっぷりのせいで深読みしたので、写真を挙げてみます。


ここで言う「巻き込まれ系の漁夫の利」映画とは、『ロック・ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』(タイトル長いが、これはおもしろい)のような、巻き込まれた人がドタバタしているうちに万事OKというクライム・コメディを指しています。『ラッキーナンバー7』もクライム・コメディの雰囲気をもちあわせており、登場人物が皆どこか抜けているが、後半で空気が変わるのであった。

ラストがあまりに説明的すぎるのが惜しい気もしますが、そもそもアノ人はなぜあんなことを?という点は謎のままでした。そこは想像におまかせしますということでしょうね。

それにしても、つい注目してしまったのは、ジョシュ七変化よりもインテリア。ステンドグラスといい、派手な柄の壁紙といい、ミニマルな日本のインテリアではなかなか目にすることがないので、目を奪われましたよ。本筋とは関係ないですが、それも映画の醍醐味ということで。
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by rivarisaia | 2007-01-20 23:58 | 映画/洋画 | Comments(2)