「ほっ」と。キャンペーン

コウモリ

ジェイ・チョウナイトのジェイはなんかキラキラしてました。全身....特に右手の巨大な指輪が。2階席からも光って見えたよ!

ところで。

朝、家の外に何か黒い物体が止まっている.....と騒ぎになりまして
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カブトムシじゃねえ? でけェ! でもツノがナイけど...? じゃあ何だ、あれは?

双眼鏡や写真機の望遠を駆使して、よーく観察してみたら、コウモリでしたよ!
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逆さまになってお休み中。すやすや寝てます。まったく起きる気配ナシ。

コウモリは日頃からいっぱい飛んでいるのを見てはいましたが、こんなところでお休みになっているのは初めて見た。そう、都内でも夕方の空にけっこう飛んでます。鳥と間違えるかもしれないけど、よく観察すると飛び方がヒラヒラしててコウモリだとわかる。


コウモリといえば、中国では縁起物。

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こちらは古い装飾品のコウモリ。服か何かに縫い付けてたのかな。色が昨夜のジェイのジャケットと同じ色ですね。関係ないけどさ。

そしてバットマンの『ダークナイト』は8月9日公開です。Rotten Tomatoesで94%フレッシュと驚異的な数字が.....。
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by rivarisaia | 2008-07-30 08:14 | モノ | Comments(4)

DVDでもいいかなと思ってたんですが、私の周囲では観た人がみな口をそろえて「わけがわからない」と言う。さらに話を総合してみると、アンデルセンで日本昔話でクトゥルフ神話でワルキューレでほがらかなミストでシュールらしい。

ヘ? 一体なんですか、それは? ということで、俄然観に行く気になりました。

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崖の上のポニョ』監督:宮崎駿

あらすじはさておき、まず感想。

確かにわけがわからない。けど、凄かった。

ほかになんて書けばいいのか、よくわかりません。

のっけからポニョが血を舐めたり、ハムが好きだったりという時点で、「ひぃぃ、ポニョ肉食!? 」とちょっと怖かったり、所ジョージがとてもヘタなのが気になったりしましたが、中盤では度肝を抜かれる展開が待っていた。

あの「荒れ狂う嵐の海の上を少女が走るシーン」は、衝撃的にすばらしく、何かをはるかに超越したイキオイがありました。あの場面だけで私は満足です。あまりに凄すぎて、あらすじとかどうでもよくなっちゃいましたよ.....。

映画全体を思い出そうとしても、嵐の海が凄かった!ということが邪魔をするので、感想の書きようがありません。強いて言うなら、話自体は意味不明だけど、ところどころ説明的だったりもするので、もっと意味不明でもよかったなあ、というくらいでしょうか。

そうそう、アンデルセンと日本昔話とクトゥルフとワルキューレとミストに関しても納得しました。私はこれに、「ショヴォー氏とルノー君のお話集」みたいでもあった、と追加しておきたいと思います。
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by rivarisaia | 2008-07-28 23:03 | 映画/日本 | Comments(2)

消防博物館

ファイヤーライン』を観て以来、たまに消防のことを考えるので、外出のついでに消防博物館に行ってきました(ついでというより、わざわざ回り道をして寄ってきた)。

四谷三丁目の駅に直結したビルです。キュータ君より最悪なファイアー君というマスコットに出迎えられましたが、見なかったことにしました。

それはさておき。意外におもしろいですよ、この博物館。子どもなんて大喜びかもしれませんね。地下1階には消防自動車がいっぱい(中には運転席に座れるものもあり)。昔の消防車かっこいいなー。
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これはマキシム消防ポンプ自動車。オープンカータイプ。

6階の企画展示室では江戸火消の特別展示をやっていまして、火消の半纏を着て纏を手に記念撮影が可能です。もちろん私も着ましたが、あまりにも間抜けな写真だったのでここには掲載しません。半纏は思ったよりも重かった、とだけ記しておきます。あんな重いものを着てたのか.....。すごいね、江戸火消。

そして、うわあと思ったのが、この絵。
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木の棒を枕に眠る火消しの皆さん。火事があると文字通り叩き起こされる。
これは.....よく考えたと言いますか、確かに1発で目が覚めることであろう。

5階展示室も江戸の火消コーナーになっていて、装束だとかジオラマが見られます。
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いろは48組、本所深川16組の纏もずらりと一挙に展示。でもこれは本物の半分の大きさらしい。また、5階の屋外には消防ヘリコプターがあって、操縦席に乗ることができます。

4階は明治〜昭和、3階は現代の消防と、消防の歴史をたどれるような展示になっているんですけど、現代の展示がいちばん微妙だったのはナゼでしょうね....。かなり小さなお子様向けと言いますか.....もっとカッコよく展示すればいいのになー。まあいいですけど。

で、3階でも現代の消防の服を着て記念撮影が可能です。もちろん私も着ましたが、江戸火消よりさらに間抜け度アップのため、写真は掲載しません。

消防博物館は入場無料なので、四谷三丁目付近にお出ましの際に立ち寄るといいかも。ちなみに、近所にはチェコ料理とチェコビールとチェコ絵本の店「だあしゑんか」がありますので(消防博物館から曙橋方面に向かって左側)、消防見てチェコビールを飲むというコースもアリですね。

消防博物館のサイト
だあしゑんかのサイト
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by rivarisaia | 2008-07-26 22:14 | 展覧会ほか | Comments(0)

すっかりツール・ド・フランスの存在を忘れていた私です。
今年は混戦らしいですが、まったく見てないのでよくわかりません。
昨年のツールでは、道路をのんびり横切る犬をよけきれず落車、自転車のホイールがぐんにゃり曲がるも犬はポカーン、という事態が非常に印象的でした。

歴史に残る「ワンワン落車(by 解説の栗村さん)」です。

そういえば、この映画では「ニャンニャン落車」が発生してました。

茄子 アンダルシアの夏』高坂希太郎監督

スペインの自転車ロードレース「ブエルタ・ア・エスパーニャ」を舞台にした短い話。当たり前ですが、現実のレースの方が断然ドラマチックでおもしろいので、フィクションのレースをアニメーションで見ても今ひとつ気分が盛り上がらないわねえ、という気持ちになったのも事実です。

しかし、ディテールにやたら凝っていたり、ゴール直前のシーンに大笑いできたり(実際もあんな感じがする)、さらにはエンディングの『自転車ショー歌』は必聴!という、夏らしくアツくさわやかな映画。

中盤の集団落車を契機に主人公が奮闘することになるんですけど、落車の原因が猫でしたよ、猫。

この間のジロでも、「いやあ本当にね、動物は危険なんですよ。犬や猫のみなさん、くれぐれも気をつけてください」と犬猫に呼びかけていた記憶が...(いや、犬も猫も聞いちゃいないと思うけど)。

田舎のほうでは「メエメエ落車(羊)」「ヒヒ〜ン落車(馬)」なんていうのも起こりそう。ロードレースの選手のみなさん、動物には気をつけてね!
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by rivarisaia | 2008-07-24 22:46 | 映画/日本 | Comments(2)

やることがいろいろあって(量がたくさんあるというよりも、種類が雑多という意味で)、朦朧としている最近の私です。夏バテではないと思います。単にモーロー。

そういえば、香港レジェンドのこの感想をアップするのも忘れてましたよ。
いまさらだけど、さくっと簡潔に。

チャウ・シンチーのゴーストバスター(回魂夜)』監督:劉鎭偉(ジェフ・ラウ)

あるマンションで子どもに祖母の霊が取り憑くという幽霊騒動が発生。そこへ鉢植えを抱えた怪しい男(周星馳/チャウ・シンチー)が登場し、幽霊を退治する。「レオン」と名乗る怖いもの知らずのその男は、精神病院に入院中の男だった......。


『天使の涙』風に登場したカレン・モク(莫文蔚)は、レオンに一目惚れしてナタリー・ポートマン風に変身していた。おかっぱが似合ってとてもかわいい。

さて、本作はブラックでスプラッターなので、人によってはダメかもしれませんし、今ひとつだなあと感じる人もいるでしょう。私もね、観賞中には確かに笑いましたけど、見終わった直後のトータルな感想としてはまあまあかしら、という程度だったんですけどね。

ところが。

数日後、たまに仕事の最中に思い出し笑いが......。特に恐怖心克服特訓練習の場面が、紙の帽子で空を飛ぶ場面が、脳裏によみがえるんですけど?

もう1回観てもいいかもしれない、という気になってきました。なんだこれ(笑)

ぶり返し思い出し笑い映画の1本なのでしょうか。数年前にアメリカ映画『Harold & Kumar Go to White Castle』を観たときと同じ現象です。ハロルド&クマーはまったくタイプの違う映画なんですけどね。あ、下品でハチャメチャな部分は一緒か。

出っ歯の星仔の顔がね、ほんとうに忘れられないんですよ。なんとかしてください。
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by rivarisaia | 2008-07-22 20:24 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

以前図書館で借りた『イタリア食文化の起源と流れ(西村暢夫、文流刊)』で言及されていた書籍で興味の湧くものが2冊ほどありまして、そのうちの1冊は図版がおもしろそうな中世の写本『健康全書』こと『Tacuinum Sanitatis』でした。さっそく海外古書サイトで探してみたらビジュアル書が出てたので購入。

The Medieval Health Handbook Tacuinum Sanitatis
Luisa Cogliati Arano著 George Braziller刊

写本自体はイブン・ブトラーンがアラビア語で書いた本がラテン語に翻訳されたもの。食物を中心に健康に役立つ情報をとりまとめた内容です。アラビア医学を取り入れた中世の医食同源の健康本といえば『サレルノ養生訓』もありますね(日本語の訳解書が出ていて、個人的には「冩血の方法」がおもしろかったです)。

中世の医学に関しては、アラブの方が発達していて、ヨーロッパは遅れに遅れていた印象ですが、当時最先端のイスラム医学もシチリアあたりからヨーロッパにちゃんと伝達していたのね。
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さて、今回の書籍も写本のビジュアル書。図版が印刷されたハードケースに入っていますが、本体の表紙は草色の布張りに箔押し。

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見返しに以前の持ち主の蔵書票(Ex Libris)がついてました。猫だ、猫! 得した気分。
中ページはこんな感じです。
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「キャベツ」(左)と「酸っぱいサクランボ」(右)
キャベツは丸い形じゃないのね。別ページには「レタス」もありましたが、こちらも扇のような葉っぱでした。ちなみに、キャベツは「閉塞を取り除くが、腸によくない」、酸っぱいサクランボは「粘液過多のおなかによいが、消化が遅く、空腹時に食べてはだめ」だそうです。

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「ホウレンソウ」(左)と「テリアカ」(右)
やっぱり、毒消し万能薬ことテリアカは必ず出現する。奥の方で女性が杯に詰めている黒い物体がテリアカ。こういう杯のような壷(?)に入れて売ってたのか?
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カラー図版以外に巻末にはモノクロ図版が多数アリ。

肉は種類と部位に細かく分かれています。そのほか身近な食物以外の項目でおもしろいのは、マンドラゴラとか、夏の部屋、冬の部屋、東風、西風、北風、南風とか......。「楽器を演奏し踊りを踊る」というのもあった。

写本自体はいくつかのバージョン違いがあり、ウィーン、ローマ、パリ、リエージュ、ルーアンに現存する5種類の写本の項目対照表も付いています。項目対照表については、奈良女子大学の山辺規子さんによる日本語版対照表がオンラインで見ることが可能(コチラから)。

また図版を見たい方は、Casanatense図書館のサイトのこのページで見ることができます。
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by rivarisaia | 2008-07-20 21:30 | | Comments(0)

久々に写本の話をしようと思ったのですが、その前に、モノという視点で書物を語る良書があるので紹介します。

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西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで
貴田庄著 芳賀書店

パリ装飾美術書物中央校で製本や装丁を学び、ブリュッセルで高名な製本家ウラジミール・チェケルール氏に師事した貴田さんが15年かけて記した、「物」としての本の本。

羊皮紙、小口装飾、花切れ、製本....と、本を構成する各部分をひとつひとつ取り上げて、その歴史から細かく、わかりやすく解説してくれます。私が内容を語るよりも目次を見ていただければ、興味も湧くと思われるので、下のほうに目次を抜き出しておきます。

特におもしろいなと思ったのは、「羊皮紙とヴェラムにはどんな違いがあるのか」を貴田さんが探るところ。私も疑問に思っていましたが、貴田さんは『羊皮紙の性質と製法』(ロナルド・リード著、1975年)から、リードの結論を次のようにまとめています。

「羊皮紙とヴェラムには違いがあるが違いがないこと、いいかえれば、羊皮紙のなかにヴェラムが存在していることになる。」


羊皮紙に仔牛が使われるようになり、仔牛の羊皮紙を写字生が好んで使用したので、仔牛の羊皮紙をヴェラムやヴェランと呼ぶようになったのではないか、日本語の「羊皮紙」という言葉に「羊」という文字が入っているから混乱するけど、基本的には用いられた動物の種類を問わず「羊皮紙」と言っていいのではないか、と書いてあり、納得しました。

ぜひ読んでね!とおすすめしたいのですが、絶版なのかな。定価が5000円と高めなのは部数をたくさん刷ってないからでしょうが、Amazonのマーケットプレイスでは、またもや妙に高い値段になってますね。増刷されたらいいのにねえ。

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●目次一覧●

第1章 書物の考古学 
CDとロゼッタストーン/パピルスから羊皮紙へ/紙の登場/『四十二行聖書』/ウィリアム・モリスの試み

第2章 西洋の紙「羊皮紙」
羊皮紙の誕生/蝋板から冊子本へ/羊皮紙作り/羊皮紙とヴェラム

第3章 本の誕生と製本術
コデックスの誕生/製本術の変遷/画家の描いた書物

第4章 ケルムスコット・プレス
理想の書物/ケルムスコット・プレスの製本装丁/羊皮紙とヴェラムの製本術/中世の花切れとケルムスコット・プレスの花切れ/ケルムスコット・プレスと日本の書物

第5章 モロッコ革を求めて
『パンタグリュエル物語』のモロッコ革/フランスの山羊革/イギリスのモロッコ革/さまざまなモロッコ革/フレンチ・モロッコ革

第6章 フランスの革装本
仮綴本の誕生/愛書家ジャン・グロリエ/謎の製本家ル・ガスコン/革装本の製本工房/ロマン主義の革装本/ブラデル式製本とマリユス=ミシェル

第7章 天金と小口装飾
天金とテンペラ画/金箔打ち/天金術/天金の歴史

第8章 花切れ
花切れとヘッドバンド/花切れの誕生と変遷/手編み花切れ

第9章 マーブル紙と見返し
マーブル紙の誕生(マーブル紙と細密画・日本のマーブル紙「墨流し」・中国のマーブル紙「流砂牋」)/半革装本とマーブル模様/見返し考
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参考文献リストも充実しています。
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by rivarisaia | 2008-07-17 23:33 | | Comments(2)

RIVELLA:スイスの飲み物

どうも、お久しぶりです。ここ数日、ペンキ塗りしたり、ベルリンから来た12人のチェリストのコンサートに行ったり、アメリカから客人が来たり、とバタバタしてましたが、先日唐突にウンともスンとも言わなくなった私のHAL(コンピュータ)も突然目覚めました! 理由は不明。いろいろ入れ直したりもしたので、現在は調子よさそうで何よりだ。

ところで先日、スイス土産をもらったので紹介したいと思います。
スイスでは国民的な飲料らしいが、日本では売ってないらしい。

それが「RIVELLA(リヴェラ)」
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成分を見よ、と言われたのでラベルを読んでみると、どうやら「牛乳」が主成分らしい。え....牛乳....それはマズそうだね、と言いつつ、グラスに注いでみれば、中味は牛乳とは似ても似つかない色味であった。

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ほらねー。そして炭酸入り。ふつうに美味しいよ、これ! 遠くの方でカルピスっぽい香りと味がするような気がするけど、そのまま出されたらただのサイダーだと思うかも。

調べてみますと牛乳じゃなくてホエイ(乳清)からできているようです。
さらに、赤リヴェラ(オリジナル)、青リヴェラ(低カロリー)、緑リヴェラ(緑茶入り)があることも知る(なぜ緑茶.....)。

オランダやドイツでも販売されているみたいですよ。日本にはカルピス(とカルピスソーダ)があるから売れないだろうね。

私が飲んだのは赤リヴェラ。いずれ青と緑も飲んでみたい。
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by rivarisaia | 2008-07-15 19:26 | 食べ物 | Comments(2)

自宅のHALことメインマシンが暴走しました。どうにもこうにも修復されないので、機能停止(初期化、OS再インストール)を試みたところ、「デイジー、デイジー」を口ずさむことすらなく、突然ウンともスンとも言わなくなりまして、深い眠りにつきました。要は、電源すら入らなくなっちゃったのよね!

『2001年宇宙の旅』で、HAL 9000が「デイジー、デイジー」を歌う場面にくると毎回泣ける私です。

なんで壊れちゃったのよーと言いながら、現在サブマシンを調整ついでにエントリ書いてみたりしてるんですが、ハタと思い出しました。

2010年(2010)』監督ピーター・ハイアムズ

『2001年〜』と比較するとはなはだ不評だったりもする続編ですが、泣けるという点においては前作の「デイジー、デイジー」よりも、本作のチャンドラ博士とHAL 9000の対話「真実を教えてくれてありがとう」「私は夢を見ますか?」のくだりのほうが個人的には上です。

この映画は、まさにこの場面のために存在していると言ってもいいくらいです。

で、ハタと思い出した一件に話を戻しますと、前作でHAL 9000が暴走した理由が今回明らかになるわけですが、それはつまり

矛盾する指示をされて混乱したから。

そう、HALに責任はないのだった。その反省をじゅうぶんふまえたチャンドラ博士はミッションに疑問をもつHALを説得することに....というのが、前述の泣ける対話です。

ううむ。私もうちのマシンに何か矛盾した指示をしたんですかね.......。深い眠りについてるみたいだけど、夢は見ているんですかね。とにかく修理から戻ってきたら、正気に返ってくれますように。今後はコンピュータを惑わさないよう、気をつけたいものです。
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by rivarisaia | 2008-07-10 23:59 | 映画/洋画 | Comments(2)

リメイクと聞くと一瞬不安がよぎる、というのが最近の映画に対する私の心情ですが、「張徹の映画をトーさんがリメイクする」という流れは、とっても正しい感じがいたしますね。絶対に期待は裏切られないという安心感がある。

ということで香港レジェンドにて。

裸足のクンフーファイター(赤脚小子)』監督:杜[王其]峰(ジョニー・トー)

オリジナルである張徹の『洪拳小子』が諸事情により観られなかったのが非常に残念。張徹といえば五毒の皆さんが出ていた『殘缺』も観られなかった....。まあ、DVD買うからいいか......。

どうやら私は張徹の映画がけっこう好きみたいで、「えーそんなのアリ?!」という流血悲劇的展開が何度起ころうとも、あ、監督は張徹か、のひとことですべてが納得できる。なんですか、この思考回路は。自分でもわけがわかりません。

本作のあらすじを1文で書くと、「無学の貧乏青年(アーロン・クォック/郭富城)が、女主人(マギー・チャン/張曼玉)の経営する染布工場にやってくるが、ライバル工場&町の実力者との争いに巻き込まれてしまう」という悲劇です。

基本的に私は、映画や小説に登場する「悪気はないのに周囲に不幸を呼ぶという人」に対してヤキモキしてしまう性分なので、アーロンに対しては「かわいそうだけど、落とし前をつけなくてはならないのが、江湖に生きる者の宿命......フッ」という気分。でもアーロン、若いし仕方ないわね。

しかし、狄龍は気の毒だったよ! それでも最後まで決して逃げないアンタは相変わらず侠だね(涙)。反対に、少しは狄龍を見習えよと言いたいのはヘタレ役人(張兆輝)、アンタだよ! 何ですか、その傍観者的な態度。ちょっとは手助けしてくれたっていいじゃん、あんまりだ。おかげでこんな流血悲劇が......。

そう、流血悲劇は、張徹だけじゃなくてトーさんもお手のものでしたね。

ただ、張徹にはなくてトーさんにはあるものについても、今回認識いたしました。

それはマギー・チャンにもけっこうスポットが当たっていて、狄龍としっとりしたロマンスがあったこと〜。マギー衣装もステキだったし、とてもキレイだったワ。ええ、張徹にはしっとりロマンスはない(多分)という気がいたします(あると言えばあるのかもしれないけど、何かが違う気がしてならないのよ)。
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by rivarisaia | 2008-07-08 01:57 | 映画/香港・アジア | Comments(2)