「ほっ」と。キャンペーン

徐々に復帰しつつある今日この頃。春になったらパア〜ッとしてやる!をスローガンに目の前のことからコツコツ地道に片づけていて、フと思ったのは、昨年末あたりからまわりにモノローグ君が増殖しているという事実であった。

モノローグ君は他人の都合はあまり考えず、常にひとりでしゃべっているので、対話にならない。

たとえば、モノローグ君は外出先の私の携帯に電話をかけてきて、こんなことを言ったりするのである。

「あ、いま出先なんですね!じつはたった今ですね、春巻さんにメール送ったんですよ。で、メールにも書いたんですけど、アレをコレしたほうがいいかなと思うんですが、でもやっぱりアノ件をまだ確認してないんで、とりあえず現状のママになってるんですけど、アレをコレしてソレしたほうがいいかなあ。あ、そうだ、話は変わるんですけど、Bの件はまだ進めてないので、とりあえずCに連絡だけしてるんですけど、まだ返事がこなくて、Cからは何か連絡きました? これも早く進めないとだめですよね、Dの確認もしないといけないんだよなあ。そんなわけで、メール見ていただけました?」


見てねえよ!

君は私宛のメールの送信ボタンを押すやいなや出先の私の携帯にかけてきて立て板に水のようにひとりでしゃべりまくっているけれども、私は路上に突っ立っていて目の前にコンピュータがあるわけでもないし君とはいままさにiPhoneで話しているがためにそのiPhoneでメールをチェックすることも不可能なのだが?

私に何をどうしろというのか理解不能。とりあえずメールとやらを見ても、これまたよく意味がわからない。

そんなモノローグ君がひとりだけでなく複数存在するのが驚異である。そして、年齢が若いのであれば、私も「最近の若い者はまったく困ったものじゃのう」などとつぶやいて老人の仲間入りができそうなものだが、どのモノローグ君も別にさして若くないというのも驚異的だ。

まあ、ふだんの私はモノローグ君が10人いようが20人いようがさして気にしない性質なんですけどね、さすがに病み上がりの状態で独白攻撃にあったときは、
これが脳裏に浮かびましたよ。

b0087556_23471676.jpg

ワイルドバンチ(The Wild Bunch)』(監督:サム・ペキンパー)
の終盤の銃撃シーン。撃てー撃てー撃って撃って撃ちまくれー!


あらー私ったらストレスたまってるのかしら。とりあえず、モノローグ君をひとからげにしてワイルドバンチの世界にほうりこんで修行させたい。ぐだぐたしゃべってないでやるときはやる!という侠気を学んでほしいといいましょうか。もうほんと泣けますよねえ、この壮絶シーン。パイクやダッチを見習ってほしいものですよ。ゴーチ兄弟でももちろんいいですよ。

そんな私はサイクス老人を見習ってしたたかにいきたいと思います。

おまけ:


[PR]
by rivarisaia | 2009-02-28 23:55 | 映画/洋画 | Comments(4)

つみきのいえ

いまを逃すと、このままほったらかして書かない気がするので、いまのうちに書いておこう。
ということで、おめでとうの意味を込めての感想です。

つみきのいえ』監督:加藤久仁生

水に囲まれた街。毎日ちょっとずつ水面があがってくるので、上へ上へとつみきのように家を建て増ししながら、ひとりで暮らしているおじいさん。ある日、水に沈んだ下の部屋に大切なパイプを落としてしまい、拾いにいくためにもぐってみると、なつかしい部屋とともに昔の記憶がよみがえり…という話。

私のまわりの数人は泣いたというのですが、私はどこが泣けるのかよくわからず、逆に、だからよかったと個人的には思ってます(聞いた話では、「泣ける」ものを制作せよという企画だったらしいですけど、それはそれでイマドキっぽい風潮で嫌だなあ。泣けりゃいいってもんでもないしな)。

また、水面が上がる世界=温暖化への言及という図式も見かけますけど、これまた私はそうは思わず、どこまでもひねくれてるのは私かもしれませんが、でもさあ「温暖化に警鐘を鳴らすいかにも泣ける映画」ってなんだか時代に直球すぎてドン引きしませんか…。

水面があがってくるのは、日々暮らしていくなかで、過去の出来事がかすみのかかった記憶の底にどんどん埋もれていくように水の底へ底へと沈んでいく、という一種のメタファーだと受け取りました。そのほうが温暖化より詩的でいいと思うんだけど。

で、ふとしたはずみに(パイプを落とすとか)、記憶をたどっていくと(水面下の階下にもぐっていくと)、哀しいことも楽しいこともいろいろあったよなあと思い出す、でも思い出は思い出で、老人はそんなに深く感傷にひたりすぎないのが年の功、という話だと感じたわけです。変に深読みしすぎでしょうか。

全体があいまいでうすぼんやりとした印象のなかに、少し孤独な感じが漂っているところが、シュペルヴィエルの『海に住む少女』を読んだときに抱いた感想と少しだけ似ていて、そこがよかったです。家の造形もきれいで、むしろ現在のおじいさんの暮らしをもっと見たい、とも思ったのでした。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-25 22:08 | 映画/日本 | Comments(0)

お久しぶりです。それもそのはず、わたくし、もっかインフルエンザA型に感染中です。

で、抗インフルエンザウイルス薬の効き目のすごさというか速さにびっくりしている最中でもありますが、じつのところ効きすぎて、逆に身体が消耗している気がしますよ…。

ということで、いま自宅療養中なので(とはいえ、家で仕事しないとダメなんだけど)、アカデミー賞授賞式を観ました。今年はオスカーはどーでもいい気分だったので、今朝になって思い出したのだった。感想は箇条書き。

・ヒュー・ジャックマンがすばらしくがんばっていて、なかなかよい司会っぷりだった。

・女優や男優の賞の際に、過去の受賞者が5人くらい出てきて1人ずつ候補者に語りかけるという趣向は、卒業式の「よびかけ」みたいでちょっとうすら寒い演出だと思う。ソフィア・ローレンだけが迫力があって怖かった…。

・どういうわけだか、今年に限って私は短編アニメーションにノミネートされた作品を全部観ていて、オスカーの短編アニメーションのノミネーション基準ってさっぱり意味がわかんないと思っていた。私はアニメーションに詳しいわけではないので、ただ漠然と意味がわからないのだが、その筋に詳しい人はどう思っているのだろう。ただ『つみきのいえ』が取るだろうなあとは思っていた。加藤さん、おめでとう! 映画の感想はそのうち書くかも。

・最優秀脚本賞を授賞した『ミルク』のダスティン・ランス・ブラックのスピーチはすばらしかったです。病み上がりで弱ってるせいか、大泣きしました。彼は胸にWhite Knot つけてましたね。

・毎年うざいと思っている現地のCMの間に入るWOWOWのスタジオ・コメントは今年もうざかった。なんでそんなに『ベンジャミン・バトン』で盛り上げようとするのか、意味がわからない。もとを正せば『ベンジャミン・バトン』が13部門もノミネートされてること自体がよくわかんないんだけど。今年は『スラムドッグ・ミリオネア』が賞をかっさらうに決まってるじゃーん。

・あとは、およそ予想通りの結果だったけど、主演男優賞だけは予想外でした。今年はミッキー・ロークがいるからショーン・ペンは残念だけど取れないかもと思ってたので、病み上がりで弱っているせいか、ショーン・ペンが授賞したことをとてつもなく喜ぶであろう人たちのことがバッと頭に浮かんで、ほんとアンタたち、よかったねーと、ここでも泣けた。

・どうでもいいけど、『The Reader』の邦題は『愛を読むひと』で決定なんだ…。原作の邦題『朗読者』のままでいいと思うんだけど。

以上!

さて、私はいつ完治するのかしらー。熱は下がったんだけど、力が入らないのよー。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-23 17:46 | 映画や本の雑記 | Comments(4)

数年前に、ラン・レイク(Run Wrake)の『Rabbit』というショートアニメーションが最高だと書きました

ラン・レイクさんはイラストレーションやアニメーションやCMを制作している方で、彼の制作した『Rabbit』は、一見ふんいきはカワイイのに、出てくる子どもが超邪悪ですばらしい作品です。

でね、いまさらですが、昨年ラン・レイクの新作を紹介してなかったことにふと気づき、いつリンク切れになるかわかんないからみんなに観てもらわねばーー!と思い立ったので、未見の人はみんなさっそく観るように!

The Control Master』6分36秒

 コチラのサイト(Veer)の右下にある「Watch the movie」からどうぞ。

内容を強いて言うなら「悪の科学者ドクター・モワレ VS 正義のヒロイン・ドロシー with 正義のヒーロー in アメリカ&宇宙 +西部劇」です。よくわからないでしょうが、ご覧いただければわかります。短いから最後までちゃんと観てね!

ラン・レイク、やっぱりたまらなく好きだわー。すばらしいね、この人。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-18 23:43 | 映画/洋画 | Comments(2)

すっかり「鳥」状態になれた私です。あらー、今日も群れが飛んでるワ。という調子。
いいんだか、悪いんだか。いずれにしても「映画館って何?それは何をするところ?」という日々が続くのも困ります。2月末こそシネマヴェーラ待ってろよ!という気分。

それはそうと、最近は仕事の資料本しか読んでなくて、それはそれでおもしろいんだけど…いや、時間に余裕があるならね! 文字ばかり追っかけてると脳がつかれるので、個人的な読書はつい図版の多い本を読むことになりがち。

で、この本なんですけど、これはおもしろいですよ! 帳面派のための1冊。

b0087556_22345212.jpg

Scrapbooks: An American History
Jessica Helfand著、Yale University Press刊

グラフィック・デザイナーでスクラップブック・コレクターでもある著者が、19世紀初頭から現代までのアメリカでつくられた個人のスクラップブックを紹介し、アメリカの生活文化を俯瞰するという内容。

本文はまだチラッとしか読んでないんですけど、写真を眺めるだけでも帳面派の心はわしづかみにされるであろう内容です。200冊以上のスクラップブックから厳選された写真を掲載。

スクラップブックの制作者の大半は無名の人ですが、なかには有名人がいます。たとえば、ゼルダ・フィッツジェラルドやリリアン・ヘルマンのスクラップブックも紹介されてます。

b0087556_22414785.jpg

左がゼルダのスクラップブックの紹介ページ。
右は1920年代にオハイオ州の女子大生が作成したスクラップブック。

もっと中ページの写真が見たい!という気にさせられる本ですが、そうするとおそろしい厚さになっちゃうからなあ。これはぜひ展覧会を開催して、日本に巡回してほしい。あ、でも展覧会だと見られる中ページは、途中でページ替えしたとしても、数見開きだけか。

アーカイブ化して公開してくれるなら、有料でも見るよ!

アメリカのAmazonでは中ページの写真や動画(現物のスクラップブックの紹介)が見られます。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-16 22:49 | | Comments(0)

そういえば、先週の土曜日。家で山積みになっている資料をナナメ読みしていてウンザリしてきたので、ふとTVをつけたらですね、NHKでガンダルフがトチ狂ったように荒野を徘徊している…。

あらっ、このスタジオ撮り舞台セットの雰囲気、
そして格調高く、なんか大仰な芝居っぷり、
荒野を徘徊する狂った爺さん、

これは、まさしくリア王!
しかもロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台ドラマ!!


今回は2008年の『リア王』で、「リア王」の決定版と言われている舞台(のスタジオ撮影)だったそうでございますね。そのむかし、NHKで「シェイクスピア劇場」と称してロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台ドラマを延々放映していたことを思い出した。大好きだったので、また放映しないかなーとたまに思い出してましたよ!

見始めたのがすでに終わりの方だったのが、かえすがえすも残念。「風よ吹けー!雨よ降れー!地球を真っ平らにしろー!」の場面を見逃したことが悔やまれます。グロスター公が目をえぐられる場面も見逃した…。しかし、後半のバッタバタと人が死んでいく怒濤の展開は目が離せませんでしたよ。

こう書くと、『リア王』を観て、感慨深い台詞や人間の愚かさについて考えたりしないのか?という気もしないでもないですが、いや、TVつけたら怒濤の展開の火蓋は切られた!という状況だったものですから…。

やっぱり『リア王』は〆の言葉がよいですよね(←取ってつけたかのように書いてみる)。イアン・マッケランもハマリ役でしたよ。

今回はシリーズ放映ではないのが残念。次は『マクベス』とか『リチャード三世』あたりが観たい。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-12 23:59 | 海外ドラマ | Comments(0)

さて、本日は午後、都美館で開催中の展覧会に…と書くと、「アンタ、仕事は!?」と聞かれそうですが、いまだ鳥状態なのである。しかし、どうしても早急に確認せねばならぬことがあり、まあ要するに、半分は仕事の一環で行ったようなものです。

とても見応えがある展覧会で、鳥状態じゃなかったらもっとゆっくり観たかった〜。

「生活と芸術—アーツ&クラフツ展:ウィリアム・モリスから民芸まで」
 東京都美術館 企画展示室 公式サイト
 2009年1月24日(土)〜4月5日(日)
 入館料:一般1500円


アーツ&クラフツだけでもお腹いっぱいになりそうなのに、柳宗悦らの民芸運動までカバーされている。それは知ってたけど、ウィーン分離派コーナーもあったのに驚いた。

確かに美術史の流れから行くと、あってもおかしくないわけですが、「アーツ&クラフツと民芸」という気分で訪れて、「まあ、民芸はさほど好きってわけでもないからサラリと見ればいいかー」と、「アーツ&クラフツ」コーナーにエネルギーを注いで鑑賞していたうえに、やや疲れていたので、

「ひいい!分離派も!」

と不意をくらったのでした。分離派、嫌いじゃないですけどね。
b0087556_22434691.jpg

それはそうと、ウィリアム・モリスのケルムスコット・プレスの造本は、これまで本で見る限りではかなり好きな部類に入っていたのに、実物を拝見して「うむ…」と悩んでしまいました。美しい書籍だとは思いますが、濃すぎやしませんか。

以前「ケルムスコットの本は装飾過多じゃない?」と知人が言っていて、そのときは「そうかなあ」と思ったけど、いまなら同感だ。今回は『輝く平原の物語』や『狐のレナード』などが展示されており、どちらも大変美しく、しかし激しく濃厚でございました。黒一色であんなに派手とは思わなかった。ちなみに『チョーサー』の本はなかったです。

インキュナブラとか彩色写本の濃さとはまた違うんだよねえ。書籍の制作に注ぎ込んだ情熱がオーラのように漂ってるけど、「ひとに読まれるための書籍」という感じが稀薄。個人的には、造本に関しては心の底からすばらしいと思うけど、たとえば自分の本棚に欲しいとは思わない、そんなスタンス。

しかし、モリスの手描き彩色写本『詩の本』はなかなかすてき! これは欲しいなー。イワン・ビリービンのロシアの絵本『美しきヴァシリーサ』も欲しいなー。

写真は上が「ウィーン工房のはがき」のハガキ、下がモリスの「うさぎ兄弟」のハガキ。かなり充実した展覧会ですので、時間をかけてじっくりご覧になるとよいかと思います。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-10 22:59 | 展覧会ほか | Comments(0)

どうもみなさん、こんにちは。先日のエントリに思いのほか反響があって、リアル知人から「いま『鳥』状態なんだってー? 」という連絡がくるのはまあいいとして、みなさん自分もいま『鳥』状態なので、バービーの全身を見せろとおっしゃる。

では、リクエストにお応えします。全国の『鳥』状態のみなさん、はいどうぞ。
b0087556_22474714.jpg

バービーだけ見せようかと思いましたが、この背景がなかなかよいので一緒に撮りました。そう、『鳥』と言ったら、学校のシーンは外せませんよね!でもメラニーは学校から逃げるときに、こんなふうにカラスに襲われてないと思うけどね。

グッとくるのは腰にもカラスをぶらさげてるところ。
b0087556_22351552.jpg

この春のワンポイント・コーディネイトにいかがでしょう。メラニーったら、おシャレさん! というか、ほんとにマテルの企画担当者グッジョブ。

「バービーのブラックレーベルは、次は『鳥』で行きたいんですよ。
 カラスに襲われるバービー、なんてどうですか?」

というプレゼンがあったりしたんですかねえ。すばらしい。

あ、私はそろそろ多少は落ち着きます、落ち着く予定、落ち着くだろう、
いや、ホントに落ち着かせてー!

b0087556_2240695.jpg

はあああ…。とひとだんらくのメラニーさん。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-07 23:01 | モノ | Comments(2)

ハーイ!お久しぶり! 今週頭から恐ろしいドタバタ状態で、背後からは超ウルトラ級の雪崩、そして正面からはスーパービッグウェンズデーな超特大の大波、左右からは竜巻とハリケーンにおそわれてるような状態の私です。

まあね、要するに仕事の話なので詳しいことは書きませんが、
ひとことだけ言わせてもらうなら

いっぺんにいろいろ来んなよ!

もう対処することが多すぎて、くらくらしてるんですけどね、
いまの私はまさにこんな状態 ↓
b0087556_2346366.jpg

バービーのヒッチコック「鳥」バージョン。

マテル社の企画担当者のセンス&それにゴーサインを出した社風に一票ということで、昨年、予約までして買ったんでした。その数ヶ月後、まさか自分が「鳥」状態になるとは思わなんだ。カラスのように黒い(=トラブルの多い)仕事が襲ってくるー。きゃー!

しかし、鳥に襲われてるバービーは笑顔。そんな私も超笑顔でやってますからー。
[PR]
by rivarisaia | 2009-02-05 23:59 | モノ | Comments(2)

以前、「砂浜動物」のテオ・ヤンセン氏をコチラで紹介いたしましたが、なーんと日比谷で展覧会やってるじゃないか!と興奮して行ってきました。すばらしかった。我が家の元工作少年は悶絶してました。4月までやってるので、機会があったらぜひ行くべき!

b0087556_9384475.jpg
テオ・ヤンセン展—新しい命の形—
2009年1月17日(土)〜4月12日(日)(2/15は休み)10時~21時
会場:日比谷パティオ内特設会場 入場料:1,500円
公式サイト

私は以前、「砂浜動物」は「モノ」だと書きましたが、そもそもその概念は間違いでした。これはある種の「生物=アニマル」で進化途中だそうです。テオさん、ごめんなさい。

動かなくなったものは「死んで、化石」となり、その体の一部を「DNA」として新たな砂浜動物に受け継いでいくのだそうだ。なるほど。

特設テントのそんなに広くはない会場内に、砂浜動物がたくさん!ほとんどは「化石」ですが、やはり砂浜動物はあの動きが醍醐味。鑑賞者がさわって動かすことができるものが1匹(BMWのCMで使用されたやつ)とデモンストレーションで動くやつが1匹います。このデモンストレーションは「おお!」とどよめきが起きました。行く人は必見です。

私も1匹動かしてみたけど、押したり引いたりするとシャカシャカ歩いて楽しい!

会場内は撮影禁止とチケットには書いてあるものの、「好きなだけ撮っていいですよ!」と言われたので、何枚か写真撮りました。
b0087556_9392084.jpg

この展覧会でもうひとつよかったのは、スタッフの人々です。どのスタッフも何か質問すると丁寧にいろいろ説明してくれるし、静かに熱い。これはテオ氏のお人柄でしょうか。砂浜動物の仕組みはもちろん、テオさんは砂浜動物の活動に全力を傾けているためけっこう貧乏だ、というガチすぎて泣ける話も聞いた。

カタログも買っちゃった。写真画像が粗っかたりピンが甘かったりもするんだけど、たぶんそれしかないんだろうな。でもテオさんが熱く持論を展開してておもしろいですよ。心底ガチだ、この人。

そんなテオ・ヤンセンもやっぱり帳面派!
b0087556_9394050.jpg

[PR]
by rivarisaia | 2009-02-02 09:52 | 展覧会ほか | Comments(2)