「ほっ」と。キャンペーン

仕事ってさ、段取りと機転が重要だと思う。いろいろな事態をあらかじめ想定して事を進めるようにする。そして状況判断能力を備えたリーダーと、予想外のことが起きても機転を利かせてテキパキと対処できるチームメンバーも必要です。

…としみじみ思う今日このごろ。それと言うのも、ドミノ倒しみたいにダメさ加減が広がっていくのを目撃しまして、私のところまで被害がおよびそうなので勘弁してくださいと言いたいわけですよ。かなり早い段階で、楽勝とか言って甘くみてると泥沼になるよーって助言もしたのに。ほら言わんこっちゃない!

で、この映画を思い出しました。
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ブラックホーク・ダウン(Black Hawk Down)』監督:リドリー・スコット

公開時、ソマリア側がまるでゾンビみたいと言う人もいましたが、所詮中立な立場で戦争を描くことができない以上、アメリカよりの視点になるのは仕方ないです。そして実際に現場にいた兵士たちには、本当に撃っても撃っても湧いてくるゾンビみたいに思えたのではないだろうか。

しかし本作は市街戦映画としてすごいと思う。私は嫌いじゃないです。ひたすら戦闘シーン。誰が誰で、どこにどの部隊がいるのかよくわかんなくなってくるけど、壮絶すぎて目が離せない。

最初は楽勝と思われていた作戦でしたが、敵を甘くみて、じゅうぶんな対応策を検討してなかったために、不測の事態がさらに不測の事態を呼び、指揮系統もグダグダになったところへもってきて、ブラックホークがまさかのRPGで撃墜されるというカオスな状況に。あーあ。

ブラックホークが落ちたときの兵士全員の「おい、マジかよ…」の表情にいたく同情しました。そんな最悪の展開のなか、さらに2機目のブラックホーク撃墜。そう、悪いことって重なるもんですよね。

「救助隊は?」「俺たちさ」ええええ!?

30分で終わるはずの作戦は、きづいたら壮絶なサバイバル戦になっていた。市街戦で仲間を救助するっていうのがいかに大変か、重々承知いたしました。私には絶対に無理です。

その後、アメリカはソマリアへの介入失敗から、ルワンダの虐殺のときには介入に二の足を踏むことになる。などと考えると、すごい負の連鎖っぷりである。やっぱり段取りは大切ですよ。
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by rivarisaia | 2009-12-29 03:39 | 映画/洋画 | Comments(0)

アバター(3D字幕版)

最初はいろいろと心配してたんですけど、おもしろかった!
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アバター(AVATAR)』監督:ジェームズ・キャメロン

あらすじは割愛。予告編で、あるいは設定を読んで、おそらくみなさまが想像される通りのあらすじです。なにせジェームズ・キャメロンだから。

第1弾の予告が出たときは「絶対観たい!」と思ってた本作ですが、第2弾の予告であらすじが最初から結末まで大体想像できてしまい、おまけに三部作になるらしいと聞いて、とたんに観る気分が失せたのですが、頭を使わずに単純明快な大作を欲して、先日、3D字幕版で鑑賞。

これは…すごいね。観てよかったです。物語はもう気分がいいほど予想どおりですが、逆にそれくらいキッパリしていてよかったと思いました。驚愕のドンデン返しがあったらつかれちゃうかも。「侵略はよくない」というキャメロンのストレートな熱いメッセージとも受け取れますね。直球すぎるけどね!

また、話はちゃんと完結しますので、次回につづくといわれてやきもきすることもありません。

いちばんすごいなあと感服したのは、驚異の惑星パンドラの世界を完璧につくりあげている点。最初は造形にやや疑問を感じていたあの青いキャラクターたちが、いつのまにか男はかっこよく、女性は美人にみえてくるのが不思議。最後のほうでは、人類なんてやっちまえよ!などと思っていた私がおりました。

私も馬みたいな生物に乗ってかけまわったり、竜のような生物に乗って空飛んだりしたい。

あとね、機械類もかっこいい。いちばんグッときたのは、パワーローダーをアップグレードしたような兵器よりも、研究室の小道具。とくにコンピュータのスクリーンにうつってるデータを手でひょいっと移行できるモバイルパッドみたいなガジェット、あれ実現したらほしい!絶対に便利だよね。

さて。

3D映像は、飛び出すタイプではなく、奥行きを感じさせる3Dです。大きいスクリーンを選んで前のほうで観たのですが、スクリーンがもっと大きくてもいいかもしれないと感じました。後ろのほうの席でみると舞台を観てる感じになったりするのかなあ。

字幕はみやすいですが、目に入ってくる情報量が多い気がして、あんまり読んでませんでした。ナヴィ語には日本語の字幕しかつきませんが、あれは字幕がなくても前後の英語の台詞や映像で重要なところは補完されるようになっていたので、英語しかわからない人も大丈夫。

そして私は眼鏡の上に3D眼鏡という二重眼鏡状態でしたが、別に何の支障もなかった。ちょっと重かったけど。

これは3Dで観ないとまったく意味がない気もするんだけど、2Dで観ても同じくらいおもしろいのだろうか。さらにDVDだったら、ちっともおもしろくないのではないかとすら思う。そして3Dも本当はIMAXで観るべきだよね。新宿と品川のIMAXがもうないのがこれほど残念と思ったことないわー。

さて、これで3Dコンテンツと3D用のハードが、今後どんなふうに発展していくのか、一過性で終わるのかも気になるところ。3Dコンテンツに関しては、技術面というよりも資金面とこだわりセンスの面で日本は追いつけないんじゃないかという気がする。

余談ですが、『ブラックホーク・ダウン』とか『300』を3Dでやられたら、どひゃあってなるなあとも思いました。


「アバター 3D」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by rivarisaia | 2009-12-26 17:24 | 映画/洋画 | Comments(6)

Merry Christmas!

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お祝いする人もしない人も、Buon Natale!
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by rivarisaia | 2009-12-24 10:44 | モノ | Comments(3)

発売日に買いそびれてたらいつの間にか品切れ重版待ちになってたんですが、届きました! 何度読んでも笑える『モーレツ!イタリア家族』のヤマザキマリさんのマンガ。

私としては今年読んだマンガでベストワン。ツボにハマりすぎ(笑)。大学で古代ローマ史を学んでいた友人に今すぐ読ませたい。ぜひとも彼女には読んでもらわねばならない。あとで勧めておこう。
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テルマエ・ロマエ』ヤマザキマリ著 エンターブレイン

帯の言葉を抜粋いたしますと
古代ローマの設計技師(風呂限定)ルシウス。仕事熱心な彼は浴場のアイディアについて悩みまくり、そのあげく現代日本の銭湯にワープ!? 彼は日本と古代ローマ(風呂限定)を往来できる体質になってしまったのだ!! 好漢ルシウルの時空を越えた大冒険(風呂限定)が始まった!!

という、ハドリアヌス帝の時代の古代ローマと現代日本を行き来する風呂限定設計技師の抱腹絶倒風呂限定タイムスリップマンガ。

フルーツ牛乳に驚き、露天風呂に驚き、温泉タマゴに驚くルシウス。風呂に翻弄されまくりながらさりげなく出世してるけど、家庭に問題勃発中のルシウス、もう彼の行く末が気になってしかたありません!

マンガの間に挿入されるエッセイ「ローマ&風呂、わが愛」もおもしろい。古代ローマ(と風呂)についてうかがい知ることができます。

そういえば、ずいぶん昔に「欧州の風呂とトイレの歴史」について調べねばならなかった仕事があり(どんな仕事だ...と思われるかもしれませんが、とりあえず私は設計技師ではない)、調べはじめたら資料を読むのが楽しすぎて肝心の仕事がちっともはかどらなかったことを思い出しました。

そのとき一緒に仕事をしていた人からは

「春巻さん、なぜそこまで風呂とトイレネタに反応してるんですか。もう異様なくらい心血注いでますよね。なにもそこまで情熱をそそがなくてもいいんですよ...」


とあきれ果てられた記憶もよみがえった。そんな私は小学生の頃、お話の中に風呂やトイレのシーンがないことがちょう気になる性格だったので、あるときなど読書感想文に

「この本には、しゅじんこうたちが、おふろに入るところやトイレに行くところがぜんぜん書いてありません。おふろやトイレはどうしていたのでしょうか。にんげんはみんな、おふろやトイレにいくと思うので、書いてないのはおかしいです」


と書いたこともある。
先生の反応は「おふろやトイレに行くことは、お話の内容には関係ないから書いてないのでは?」というもので、話に関係ないのはわかってるけど納得いかないんだよ!ああ、もうだから読書感想文は嫌いなんだよ!!と憤慨したのだった。

古代ローマの風呂事情が気になって仕方ない人は、ぜひどうぞ。トイレシーンもあるよ。そしてルシウスの台詞の一部はラテン語だ!(←個人的に最高にツボ)
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by rivarisaia | 2009-12-20 18:45 | | Comments(10)

No Man's Land:

先月の話だけど、いちおう書いておこう〜。広尾のフランス大使館の旧館取り壊しにつき、どうせ解体するなら建物全体をつかってアートイベントをやっちゃおうという企画。旧館の建物の中を探索できる最後のチャンスです。

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「No Man's Land」展
在日フランス大使館旧館(港区南麻布4-11-44)
2009年11月26日〜2010年01月31日
木・日 10:00-18:00、金・土 10:00-22:00
休館: 月〜水、2009年12月28日〜2010年1月6日
入場料無料




個々の作品のよしあしとか好き嫌いよりも(学園祭っぽい作品もあれば、なかなかよい作品もある)、これはたぶん全体あわせてひとつのインスタレーションという感じなんだろうなあと思う。金曜と土曜は夜10時までやっているところが、とてもフランスっぽい。夜のほうが楽しいかもね。夜の学校のような怪しい雰囲気が漂っていそうです。
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私は剥製が好きなので、剥製のインスタレーションの部屋を満喫いたしました。

しかし、私自身は、アートを見る気持ちより、これまで中を見たくても見られなかった建物内部を探索するという好奇心のほうが大きかった。
たとえば、部屋の中にある棚とかロッカーとかスイッチなどをつぶさに観察したり
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壁のコンセントの配置が気になったりしてました。
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白と赤とさりげなく青が使われていてトリコロール。さすが。

フランスやっぱりおしゃれだよなあ。日仏も雰囲気いい建物だし、アテネ・フランセの生徒用ラウンジも落ち着く場所なんですよね。それにくらべてイタリアって微妙なんだよ。いちおうモードでデザインの国のはずなのにナゼ? イタリア文化会館もねえ、昔のツタが絡まってた建物は古くさくてよかったんですけどねえ。
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フランス大使館旧館跡地にはマンションが建つらしいですよ。公園にしちゃえばいいのにな。
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by rivarisaia | 2009-12-18 01:28 | 展覧会ほか | Comments(4)

仕事でインドに行っていた父が帰ってきましてですね、私たち家族はいろいろお土産をもらったわけです。

そのときに、「向こうの人がこんなものをくれたけどどうしよう」と言って登場した品がこれ。
ゴージャスな箱に入っておりまして、それを開けたらドーンと

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インドといえばやっぱりタージマハール!

いろんな人がこれをくれたみたいで、いま我が家には大小ふたつのタージマールが。
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うむ……やはり外国の客人にはタージマハールを差し上げるというのがデフォルトなんでしょうか。

蝋石みたいな石でできてるんだけど、壊れやすいらしく、柱が折れてたりするのだった。そして柱の先端に付いている金属がトガっていてキケンでもある。

しかし、これをいったいどうしろと…と、さきほどまで家族全員ぼんやりした目つきになっていたわけです。東京タワーの置物並みに困る品である。

とりあえず壊れているところはなおしておいたほうがいい、ということで落ち着いたのですが、あら、じっくり見てみたら、意外とかわいいかもよ!

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ほらー、筆で手描きだよ。小さいほうはどっかに飾ろうかな〜。粘土で小さいマハラジャを作成してジオラマ風にするという遊びも可能だね。
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by rivarisaia | 2009-12-16 23:59 | モノ | Comments(4)

先日紹介した『ブルターニュ幻想民話集』ですが、正義の聖人「サン=イーヴ=ドゥ=ラ=ヴェリテ」が気になって仕方ないので、ちょこっと調べました。

まずはおさらい。

盗人が一年以内に死ぬようにとサン=イーヴに願をかける話では、聖人像が「<裁き>を行なうしるしとして三度頭を下げ」願いが叶います。別の話では、盗みを働いた男のことを「サン=イーヴに告げてやる」といきまく息子に対して、父親が「それをいってはいかん。それがどんなに重大なことかをお前は知らないのだ」とたしなめるシーンが出てきます。また、トレダルゼックという地名も登場する。

すごいパワーを持っているようだ、サン=イーヴ。だれなんだ… …と、Catholic EncyclopediaやWikipediaなどで検索をかけてみたところ、フランス語ではSaint Yves、英語ではSaint Ives あるいは Saint Ivo of Kermartinと呼ばれる聖イヴは、

ブルターニュの守護聖人でした。

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うわああ、無知でごめんなさい! ブルターニュのトレギエ生まれの聖イヴは、法律を学び、貧しき者を助け、レンヌ司教座法廷の裁判官にも任命された方で、弁護士や法律家の守護聖人でもある。ちなみにトレギエは前述したトレダルゼックのすぐ近くの村。

しかも聖イヴはフランシスコ会に入会したと思われているとも書いてあるんだけど…。本当に存じあげず失礼しました(何を隠そう、私もフランシスコ会だったりするのだった)。

命日の5月19日が聖イヴの日。ブルターニュでは盛大に聖イヴ祭が行なわれるそうですが、今年の5月には東京でも聖イヴ祭が行なわれていたらしいよ。来年もやるかなあ。ちょっと行ってみたい。フランス語がまったく理解できなくても大丈夫なんでしょうか。


・東京での聖イヴ祭についてはBretons du Japonのサイトをどうぞ。
・Wikipediaの項目(英語)はココ
・Catholic Encyclopediaでの項目はココ
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by rivarisaia | 2009-12-14 01:51 | | Comments(0)

ブルターニュ幻想民話集

いろいろと立て込み中。映画館に行くタイミングがどうも合わない代わりに、読書量が増えつつあります(Kindleも買っちゃったしね!)。最近、寝る前に少しずつ読んでた本がこちら。
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ブルターニュ幻想民話集』アナトール・ル・ブラーズ編 見目 誠訳 国書刊行会

帯の文句が「ブルターニュ地方で語り継がれた ひたひたと恐ろしい全97話 フランス版『遠野物語』」。

私の場合、寝る前に長編小説を読み始めちゃうと、かえって目が冴えてしまい、ハッと気づいたら最後まで読んでしまって睡眠時間が大幅削減ということになりがちなので、就寝前は短編が好ましいのです。しかし、就寝前に「ひたひたと恐ろしい話」が好ましいかどうかは疑問もありますが。

ま、でも眠れなくなるほど恐い話はないんですが、全篇にわたって「死」が漂ってる。いや、漂っているどころか「死」に満ち満ちている。さらに話の展開が摩訶不思議で、結末がどうなるのか読めないものが多いんですよね。おもしろい!

ほとんどの話において、祝福されて天国に行ける死はハッピーエンド扱いだ。

たとえば、神父様に助けを求めた主人公が、これこれこういうことをせよ、と神父に命じられる話の場合ですよ、ふつうは勇気を出してその通りのことをした主人公が、最終的には悪の手から救われてジ・エンドじゃないですか。

ブルターニュは違うよ。主人公は試練に耐えたり、問題を解決して、最後は死ぬ。「主人公は死にました。しかし、これで彼・彼女は救われたのだった。めでたしめでたし」という流れなんですよね。死ぬとか生きるとかってことよりも、魂が救済されることがいちばんの幸せなのね。

「ブルターニュ伝説の起源の大半は、当然のことながら隣国アイルランドである」と本書のあとがきにもあるように、ブルターニュ地方はケルト文化圏に属するので、フランス中央の文化とはだいぶ雰囲気が違う。当然カトリック色も強いのですが、そこにケルト風味が加わっているので、かなり魔術めいた雰囲気となっています。

死神のアンクーもケルトな雰囲気を出すのに一役かってますが、それよりも「サン=イーヴ=ドゥ=ラ=ヴェリテ」ですよ。これは「過ちを犯したものに罪を与える聖人」で、サン=イーヴに正しく裁いてもらうための謎めいた願掛け儀式なんていうのも本書には出てきます。うむむ。誰なんだ。こんど調べてみよう。

余談ですが、本書はカバーを外した本体表紙のデザインがキレイだよ! 写真を載せておきましょう。
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淡い青色で緻密な絵が印刷されておりますが、どの絵にも骸骨がいっぱい!


オマケ:サン・イーヴってだれ?
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by rivarisaia | 2009-12-12 23:58 | | Comments(2)

毎日寒い日がつづくので、常に熱いジョーの映画でも…と思ったんですけど、ジョーよりもジョーのかぶりものに悶々としてしまった2本。うむー。

拳銃無頼帖 明日なき男』監督:野口博志

拳銃無頼帖シリーズの第四作。前半、留置場にて「抜き射ちの竜」こと圭一郎とコルトの譲が偶然出会う場面がほほえましいのと、南田洋子が妖艶で笹森礼子が相変わらずカワイイ以外には、とくにこれといって書くことはございませんので、あらすじも割愛。ま、いつものようにハジキを捨てた圭一郎と、敵なんだか仲良しなんだかよくわからないジョーのお話です。

そりゃないぜ!と思ったのは、圭一郎が用心棒をしているお屋敷をジョーが訪ねてくる場面。ジョーが「コルト警察のジョー刑事で〜す!」とジョークを飛ばしているのに、圭一郎ときたら無表情でスルーですよ。

そんなジョーは本作では全身黒のコーディネートで茶色いハンチングをかぶってました。
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写真ボケてますが、左がジョー、右側のもさくるしい茶系チェックが圭一郎です。野暮ったいよねえ、圭一郎。そんなんだからウィットにとんだ切り返しができないのよ。ジョーと野暮は無縁だね、ま、ときどき鼻の下にヒモをかけてたりするけどね!(参照)と思ってました。

が、先日ケーブルTVでやっていたこの映画のジョーは圭一郎を超えて野暮ったかった...。

早討ち無頼 大平原の男』監督:野口 博志

思いっきり日本が舞台のジョー西部劇シリーズです。田舎の鉄道工事現場で起きるジョーとギャングの話ですが、あんまりおもしろくない。『早射ち野郎』はおもしろかった気がするんだけど…。

土砂崩れで車が通行止めと言われて、駅でを借りるジョー。レンタカーじゃなくてレンタ馬。じゅうぶんイカした感じが出せそうなのに(ホントか?)、ジョーのいでたちがいかんせん野暮。
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なに、その帽子? ジャケットは茶色、パンツはベージュ系です。ほかの主要脇役(ギャング)がスーツ姿だったりするなか、ひとり浮きまくってます。うむー。『早射ち野郎』のときはテンガロンハットで黒ずくめでしたよねえ。ひと味違う路線を目指したのかもしれないけど、圭一郎系はジョーには似合わないとつくづく実感しました。
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by rivarisaia | 2009-12-09 12:06 | 映画/日本 | Comments(1)

ジーヴスのドラマ

そういえば今年の春、私の友人・朝夕さんが来日の折に「ぜひ見てちょうだい」と持ってきてくれたジーヴスのドラマDVD。めちゃくちゃおもしろくて何度も見ちゃってるんですけど!

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Jeeves & Wooster』The Complete Collection Digitally Restored

全23話です。これいいよー。ジーヴスのシリーズは国書刊行会からも絶賛刊行中ですし、マンガ化だってされてるんだから、AXNとかNHKあたりでぜひとも吹替えで放映すべきです。お願い、だれか放映して!

テキサス訛りなら理解できる私は、イギリス英語の聴き取りに非常に難アリな人間なので、ジーヴスがよどみなくペラペラと話すセリフがよく理解できなかったりして、英語の字幕を出して見ている、という有り様(苦笑)。イギリス英語っていいなあ...。

でもね、日本向けには吹替えのほうがいいと思います。字幕ではセリフをカバーしきれないし、国書刊行会版のジーヴスの口調がすごく好きなので、ぜひともあれを活かしてほしい。ピッタリの声優さえ配役できれば、グラナダ版ホームズのように成功しそう。

それにしてもですよ。
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バーティ(左)はドクター・ハウスの人と同じだということに、私は人から言われるまで全然気づきませんでした。だって、ぐーたらでボンクラなバーティとドクター・ハウスじゃ大違いですからね...。本当にボンクラでアホでいい感じなんですよ、バーティ(いまだにドクター・ハウスと同じ人だとは思えない)。

そうそう、そんなバーティの例の「メスジャケット」も必見。そりゃ、ジーヴスじゃなくても捨てろっていうよ。どうしてそんなジャケットを買ったの、バーティ...。ホテルのドアマンみたいだよ。

ジーヴス秘蔵メニューの「朝のおめざ」ドリンクも第1話から登場しますよ。どんな味だか飲んでみたい。というか、ジーヴス、我が家にもほしい逸材だ。ま、ジーヴスのお気に召さない服とか小物とか、巧みに捨てられそうだけどね。

というわけで、日本語吹き替え、お待ちしています。
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by rivarisaia | 2009-12-07 00:49 | 海外ドラマ | Comments(4)