「ほっ」と。キャンペーン

わたくし、現在、失意のどん底におりまして、もうなーんにもやる気しない!(号泣)

準決勝にスウェーデンがいないなんて...。この自分の落胆っぷりは、まるで長野とソルトレイクのときのようだわ…(思い出して再度号泣)

リレハンメルとトリノの思い出(スウェーデンは金メダル)を胸に次のソチに希望を託そうと思います。いや、まだ全然バンクーバーのホッケーは終わってないけどさ。決勝まで見ますけどね! そうそう、カナダがんばってねー(←棒読み)。

いや、でもね。スロバキアもとても強いチームで、そのスロバキアを相手に最後までよく戦ったと思う。今回もじゅうぶん楽しみました。ありがとう、スウェーデン!

そして何よりも相変わらず元気そうなFoppaの姿が見られて私は非常にうれしかったです。4年後の出場は年齢的にも微妙かもしれないので、今年もメダルを取ってほしかったけど、久々に彼の勇姿が見られただけで最高だ。またNHLに戻ってきてほしいなあ。


●本日のオマケ1:ピーター・フォースバーグにノックアウトされたのは、1994年リレハンメル決勝、延長にもつれ込んでシュートアウトになったスウェーデンvsカナダ。じつは、ポール・カリヤも好きな選手なので、この試合は本当に忘れられない史上最高のゲームのひとつとなった。なつかしい!




●本日のオマケ2:盛大な感謝の気持ちを込めて。
永遠の21番、Peter Forsbergトリビュートビデオ。11分もあるんだけど、見どころ満載ですから、Peter "the Great" Forsbergのすばらしさを堪能してください。




明日からは、気持ちを切り替えて準決勝戦を楽しむことにしますが、しかし、カナダ・チームは強いんだかムラがあるんだかよくわかんなくなってきた。ロシアと苦戦するかと思ってたのに、あの点差。スロバキアが相手だとどうなのか見当もつかない。そして、ヤル気がビシビシ伝わってくるアメリカと、何だかんだでいつも残ってくるフィンランドはどっちが勝つのか、こちらも不明。アメリカかな〜という気がするけど、SUOMIもいつもしぶといからなー。
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by rivarisaia | 2010-02-25 22:51 | 日々のよもやま | Comments(0)

ホッケー男子はカナダがアメリカに負けてしまい、準々決勝決定戦に出ないといけないハメに。あんれまあ!でもSwedenが決勝進出を決めたので気分爽快の私です。

さて、もうすでに感想はコチラに書いた『アバター』ですが、諸事情により先日川崎のIMAX(3Dデジタル)で2度目の鑑賞をしてきました。すでに多くの人が比較レビューを書いていますが、私も思うところをつらつらと。
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1度目に観た『アバター』の上映方式は「Xpan D」でした。全体的に色がちょっと暗い印象があって、眼鏡が暗いからそんなもんかと思ってましたが、IMAXは明るい!暗さはまったく感じなかったし、色味が鮮やかな印象。

そして、眼鏡が軽い。Xpan Dは眼鏡が重くて、眼鏡on眼鏡状態で鼻が痛くなったけど、IMAXの眼鏡はまったく問題なし。

ただし、IMAX 3Dデジタルは、ゴーストが出やすいというウワサも本当だった。中央の座席で観たのですが、首をちょっとかしげると、すぐに字幕が二重になるのね。あと、画面の端っこに視点を合わせていて、視点を画面中央に移動させたりすると、画像の焦点が一瞬合わなくなる。これは個人差があるらしいので、気にならない人もいると思います。

また、座席の位置は中央だったけど、もっと前でもよかったかも。奥に引っ込む3Dのせいか、立体感という点では、特に俯瞰するような映像のときはXpan Dのほうが3Dらしかった気がします。中央より後ろだと、立体感が減少するんじゃないかと思う。

あとね、IMAX 3Dデジタルで気になったのは、音の質感かなー。爆音すぎると思うんだけど、気のせい? それから眼鏡は眼鏡を拭くものを持っていったほうがいいというウワサも本当。眼鏡のレンズ部分が汚くて、私は交換してもらうハメに...。

それにしてもですよ、同じ映画を鑑賞するのに、劇場によってこのように再現性にかなり違いが出るのって今後どうなんでしょうね。同じ料金なのに、上映方式やスクリーンの大きさはもちろん、座席の位置によっても見え方が変わってくるわけでしょう? バートンのアリスはどこで観たらいいんだろう...。

やっぱり今後どこまで3D映画が普及するのか次第ですかねえ。本数が増えない限り、設備投資したって仕方ないもんね。

余談ですが、密かに私がいま心配なのは、同じ作品を何バージョンもつくりやがるルーカスが、『スターウォーズ 3D版』に興味もったらどうしよう、ということです。エピソード1〜3はどうでもいいけど、4〜5の3D版と言われた日には、いい加減にしろよ、ルーカス...などと言いながら、あまたのストームトゥルーパーやジェダイのみなさんと一緒に先々行オールナイトに並んでる自分が容易に想像できてうんざりする。もう別バージョンはつくらなくていいからね!
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by rivarisaia | 2010-02-23 04:21 | 映画/洋画 | Comments(4)

フィギュアの話でもちきりのいま、ホッケーの話は予選中は控えておこうと思ってたけど、心臓に悪い試合が立て続けにあって、動悸がおさまりません!

●その1:1次リーグA組 カナダvsスイス

アメリカvsスイスを見ていて、結果的にはアメリカが勝ったけどスイスもけっこうがんばってるなあと思ってたら、

いや、スイスすごくがんばってる...っていうか、カナダよ、ノルウェー戦のときのイキオイは!?

という、まさかの引き分け(2-2)で延長戦にもつれこみ、シュートアウトで決着をつけることに。シュートアウトとはサッカーでいうところのPK戦ですね。4人目のシドニー・クロスビーがようやく決めてカナダ辛勝...。

ちなみにクロスビー君は、NHL史上最年少でキャプテンになったスター選手。エースです。決めるときにちゃんと決めるなんてスゴイ!
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カナダの次の試合は22日の対アメリカ戦。これはどっちが勝つかわかんない。22日朝9:35〜12時スギまでNHK BS1で生放送するよ!

●その2:1次リーグB組 ロシアvsスロバキア

ロシアが1点入れていて、あと10分くらいで試合が終わる〜と思ってたら、スロバキアが同点ゴールを。まさかの引き分けで延長戦にもつれこみ、これまたシュートアウトという流れに。シュートアウトも1-1で、最後スロバキアが決めて逆転勝ち。目が離せないゲームだった。

スロバキアは21日にラトビアと、ロシアは22日にチェコと戦います。

●その3:1次リーグC組 スウェーデンvsベラルーシ

私がもっとも応援しているチーム・スウェーデン。ベラルーシ戦は楽勝と思ってたけど、思わぬ落とし穴が!スウェーデンはGKを変えてきたけど、どうも調子がよくなく、3対0でリードしてたはずのスウェーデンに、3対1、3対2...と追いついてくるベラルーシ。

第3ピリオドで3対2になった時点で、私の心の余裕は消えた。

もし同点に追いつかれて、延長からシュートアウトにもつれこんだら、スウェーデン負けちゃうよ!

試合終了10秒前にスウェーデンのダメ押しの4点目が決まって、ほんとよかったです。スウェーデンが準々決勝でベラルーシに敗退したソルトレイクの悪夢が脳裏をよぎった。

ところで。

スウェーデンには"Foppa"ことピーター・フォースバーグ(ペーテル・フォシュベリ)という私の大好きな選手が出てます。
コロラド・アバランチにいたはじめのころは、「わんぱくFOPPA!」というキャラで通用しそうな若者だったのに
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いまやすっかりヴァイキングなヒゲ親父に。
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スウェーデンの次の試合は22日、対フィンランド。これはストリーミングでライブでも見られるし(22日14:00〜)、録画でNHK BS1にて放送しますよ(23日0:20〜)。
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by rivarisaia | 2010-02-20 19:47 | 日々のよもやま | Comments(0)

またホッケーの話かよ…と言われそうですが、その通り!
なぜなら今日から男子アイスホッケーの予選がスタートしました。

でも忙しいうえに、ここはホッケーブログではないので詳しいゲーム内容はあんまり書きません。

NHKは今年は気が利いていて、ストリーミングで見られる試合もありますので、仕事をしながら観戦も可能かもしれません(いや、普通は可能ではない。でも大目に見てくれる職場もあるかもしれないので書いとく)。

女子のホッケーもチラ見してたんですが、カナダ女子のガチっぷりが全開。

初戦スロバキアは18対0でカナダの勝ち。いや…18点って…。
スロバキアのGKは可哀想だったけど、でもよくがんばったと思う。なぜなら67本もシュート打たれてるんですよ。まだ次があるんだからさ、交替してあげたらいいのに。

次の相手はスイスだったんですけども、10対1でカナダの勝ち。10点って...。恐るべし、カナダ女子。でもアメリカ女子もロシアに13対0、中国に12対0で勝ってるので、恐るべし北米大陸の女子!

さて話がズレましたが男子ホッケーです。

アメリカvsスイスはまさに今から深夜の録画放送を見るので結果を見ないようにしてまして、私にとっての初戦はカナダvsノルウェー。

女子の試合を見たあとに、男子のゲームを見るとスピードと勢いがやっぱり違うね!シャアアッとスケートの刃で削られた氷の舞う量も違うしねえ。

で、ええと私はいつまでもホッケーを「氷上の格闘技」と言うなと書きましたが、なんかすいません、のっけから格闘技臭が漂ってる試合でしたね…。一触即発な不穏な空気も漂ってた気が。

で、試合結果は...(録画してこれから見る人は、以下まだ見ないように)








トリノではカナダは男子7位で女子が金メダルだったので、ガチな女子にくらべて男子何やってんだー!とさんざん叩かれたので、今年は勝ちに来てます(メンバーを見るとそんな感じがする)。

その結果8対0。すごい!その気合いが続くといいねー。
そんなわけで浮かれ調子の私は、これからアメリカvsスイスの試合見ます。24日のプレーオフまでに、予選で各チ−ムのようすをチェックしようと思います。では!
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by rivarisaia | 2010-02-18 00:18 | 日々のよもやま | Comments(0)

先日も書いたように、私はこれからアイスホッケー週間に突入します。試合日程もスケジュールに記載済み!朝5時開始とかあるけどがんばって起きる!

それにしてもですよ、なぜ人はアイスホッケーを説明するときに「氷上の格闘技」と言うのだろうか。

確かにね、パックを奪うときにドカーンとぶつかっちゃったり、壁に激突したり、スティックが挟まって転げちゃったり、ゴール前でみんなでダンゴになってジタバタしたりするんですけどね、スケートはいて走り回ってるスポーツですから仕方ないんです。「格闘技」っていうとさ、常に殴り合ったり、突き飛ばしたりしてるみたいじゃないですか。

ま、軽い突き飛ばしくらいはしょっちゅうですけどね…。しかし毎度毎度、映画の『スラップ・ショット』のようにラフプレーばっかりしてるわけじゃないんですよ。反則したら反省室に入れられちゃうんですよ。NHLだとたまに乱闘があって、それはそれでおもしろかったりもしますけど、いつも乱闘しているわけではないのよ。

むしろ、ひょいひょいとスティックをかわしていくスケーティングとか、うまいパスまわしとか、そんなところからのショットが入るの〜!というようなところが楽しいので、ぜひアイスホッケーの試合もみんな観てね!

男子アイスホッケーは17日からスタートですよ!

私が応援しているのは大好きな選手が出る予定のスウェーデンと、毎度残念な結果に終わるので今度こそリベンジか?のカナダです(ロシア、チェコ、フィンランド、アメリカもちょっと注目)。

それまでにアイスホッケー関連の映画を観て気分を盛り上げるのであれば、1980年レークプラシッド・オリンピックの伝説の試合を描いた『ミラクル』やメタボ・ラッセル大活躍の『ミステリー、アラスカ』あたりをおすすめしておきます。『ミラクル』なんてガン泣きですよ、私はね!(その割にはまともな感想書いてないので書き直すべきか)

しかし「メインはホッケー、それ以外は別に観なくてもいい」とか言ってる私ですが、ハタと気づいたら、開会式はもちろん(ホッケー選手が旗手をつとめてる国々を満喫)、スピードスケートとかモーグルとかリュージュとかフィギュアとか、おまけにバイアスロンまで見てました...。何なんだ、自分。しかもバイアスロンはなかなか楽しかったのだった。
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by rivarisaia | 2010-02-15 20:21 | 日々のよもやま | Comments(2)

恭喜発財!

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オリンピックと旧正月とバレンタインデーと四旬節前のカーニバル(2月16日)が一度にやってきて、もう何が何だかわかりませんが、とりあえずまずは

春節おめでとう〜!新年快楽!

いいことがたくさんありますように!

そして冬のオリンピックは、私にとって「アイスホッケーのワールドカップ」のような位置づけ。17日の男子予選開始から3月1日の決勝まで、何も手につかない状態になったらどうしよう…と非常に不安ですが、なんとか仕事と両立させねばなりません。もともとオリンピックは夏より冬のほうが好きなんだよなー。しかしいつも何かと忙しい時期の開催なんだよね。

写真は数年前に中国より来る年賀封筒の一部分。全体像はめまいのするような恐ろしい色合い(赤と虹色)なので、一部のみお見せします。
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by rivarisaia | 2010-02-14 02:35 | 切手・郵趣 | Comments(2)

砂の器

昭和のかほり、松本清張第2弾。ドラマ化もされてますが、映画版がいちばんいいと思います。それはひとえに丹波哲郎と加藤嘉のおかげ。

砂の器』監督:野村芳太郎

本題に入る前に余談ですが、丹波哲郎が自腹切って出張に行くところが妙に現実味をおびていて、ああ…と遠い目になった我が家です。そういうことってありますよねえ。

さて。

昔から病に対する差別や偏見というのは消えず、病人を隔離することで人々は安心する。空気感染するような伝染病であれば、隔離して治療するのは正しいんですけど、恐怖心から不必要に騒ぎ立てることも多いし(*)、そもそも隔離する必要がないのに、これまた恐怖心から偏見が生まれてとんでもない差別が生じたりします。いままでもずっとそうだったし、きっとこれからも変わらないことでしょう。

*たとえば新型インフルエンザの感染者第1号を発見しようとするスクープ合戦とか最悪だと思いました。発熱により感染が疑われた人を写真に撮って報道することに何の意味が?(しかも後にその人は感染していないことが判明した)あとね、感染に対して、シロとかクロ、という表現を使うのもやめたほうがいい。恐怖心だけあおっても、予防対策にはならないんだよ。


本作は、そうした社会が生んだ悲劇であり、今後も病名は違えど同様の悲劇が生まれないとは言い切れませんよね。ああ。

昔観たときは、犯人に対してひどいよと思ったけど、今回はちょっと考えが変わりました。緒方拳は正義感のあるいい人だったけど、そんな彼ですら、長い間迫害されてきた人の気持ちをじゅうぶんに理解してるとは言えなかったのかもしれない。そりゃ父親に会いたくないわけないんだよな。ただもう音楽のなかでしか会えなくなっちゃっただけで。

これまた、加藤嘉の「こんな人知らねえ!」で涙腺決壊する映画で、『鬼畜』もそうでしたが、知ってるのに「知らない」と言わせることに大きな大きな意味がある映画ってけっこうあるような気がしますが、これは、そもそも父親を加藤嘉が演じてる時点でずるい。泣けと言ってるようなもんじゃないか、とわかっちゃいるけど、野村芳太郎の術中に毎回はまってしまうのであった。
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by rivarisaia | 2010-02-12 22:48 | 映画/日本 | Comments(2)

鬼畜

じつは今年の正月は、WOWOWが地味にすごいことになっていまして、松本清張生誕100周年記念特集はいいんだけど、正月早々『砂の器』や『鬼畜』。三が日を泣いて過ごせと?という鬼畜なプログラム。といいながら録画しましたが。

ほとぼりもさめた本日はまずこちら。
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鬼畜』監督:野村芳太郎

私が以前に本作を観たのは小学生のときにTVで1度っきり。小学生が見るべき映画かどうかは疑問ですが、一度しか観てないのにかなり細かく内容を覚えてたのでそうとう強烈だったとみた。

本作での三大鬼畜は、気弱なダメ親父・緒形拳、拳の愛人で子どもを置き去りにする無責任女・小川真由美、子どもを虐待する拳の妻・岩下志麻です。

子どものころは、なんといっても志麻が恐怖でした。真由美は序盤でいなくなっちゃうし、拳は「申し訳ない」という気持ちが感じられるせいか、あるいは最後に詫びるシーンのおかげでまだ許せる気になるのか、とにかくダントツに鬼畜だと思ったのは志麻。

しかし大人になってみると、3人とも同じくらい鬼畜で志麻だけが突出してるわけでもないよね。拳も悪いし、真由美も酷い。そもそも志麻に愛人の子どもを育てさせようっていうのが間違ってます。

それぞれの「仕方ない」事情はじゅうぶんわかるんだけど、そんな大人の事情は子どもにはまったく関係のないことなのだった。

さらに今回、こいつも鬼畜じゃないか?と思ったのは、拳が経営する印刷工場で働く蟹江敬三。蟹江は何が起きているのか知ってるけど、何もしない人。工場を辞めると申し出たのだって、面倒に巻き込まれたくないからだとみた。どうせ辞める気なら、だれかに相談したらいいのに、児童相談所に助けを求めるとかさ。そもそも、この映画に出てくる人々にはそういう発想はなく、それはある意味、行政のサービスがそれを本当に必要としている人には届かない、という構図を描いているとも考えられます。

また本作では、子どもが何を考えてるのかよくわかんない存在にみえるのもうまい。長男なんて始終仏頂面な子どもで、決して天使のような雰囲気ではなく、そこがいい。

だからこそ「この人はお父さんじゃないよ!知らないおじさんだよ!」の場面では号泣。小さい子にそんな気を使わせるなよ...。東京タワーに置き去りにされた良子がどうなってしまったのか気になります。
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by rivarisaia | 2010-02-09 20:42 | 映画/日本 | Comments(4)

映画『幕末太陽傳』が大好きなので、いつかやろうと思っていた旧東海道を幕末太陽傳さんぽ。今回はあえて、午後遅くに旧東海道を青物横丁から北品川までまっつぐ進む、という計画です。

なぜにこのくそ寒いなか夕方間近にのこのこと出かけたかというと、例のごとく出遅れたというのもありますが、ホラ、夕方ってちょうど『幕末太陽傳』の芸者さんの仕事開始時刻じゃない? 当時はちょうどいま時分ににぎわってたのかしらねえという気分にひたれるってもんですよ!(←こじつけ)
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青物横丁駅の、味のある古い洋館(耳鼻科)のあたりから旧東海道に入ります。


それにしても旧東海道は、一見商店街の細い道なんですが、道に歴史の面影が残っているといいますか、昔の姿が想像できるようないい道っぷりでした。両脇に細い路地が何本もある。
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日活映画に出てきそうな会社(SHOWA NEON)。

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そしてこちらは鎮守橋。旧東海道にかかる品川橋のすぐ脇です。下を流れるのは目黒川。
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鎮守橋を渡ると「かっぱ祭り」こと南の天王祭の荏原神社があって、寒緋桜が満開でした。

そして今回メインの目的地はここ!
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ファ、ファミマ...? いえ、ここがあの品川宿の「土蔵相模」跡地!『幕末太陽傳』の舞台である相模屋のモデルです。高杉晋作や伊藤博文が泊まってて、御殿山の英国公使館焼き討ちを企てたりした場所(これは史実)。そして居残り佐平次が大活躍した場所(これはフィクション)。

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ちゃんと入り口には「土蔵相模」の説明書きもあるよ。

道路から裏手のほうをのぞいてみたら、土地が低くなっていて、昔はあそこから先は海だったのねとわかります。映画でも裏手の海は、おそめと金造の品川心中をはじめ、けっこう登場してましたね。

旧東海道は脇の路地や坂道もおもしろそうだし、商店街もがんばってるし、寺社もいっぱいあるので、本当は昼間からダラダラ散歩がおすすめ(日曜は閉まってるお店も多いので土曜がいいかもね)。あるいは荒神さまや天王祭などのお祭りや縁日にあわせて訪れるもよし。鈴が森から歩って品川へ、というのもいいね。あとは立会川あたりで龍馬ごっこをするっていうのもアリ。

また、旧東海道沿いに何カ所か「お休み処」という観光案内所のような場所があるのですが、そこで50円で売っている「東海道品川宿 まち歩きマップ」は優れ物なので入手すると役立ちますよ。

今回は映画のラストの墓場の舞台となった海蔵寺(昔は投げ込み寺でした)には行きませんでした。走って逃げ出さないといけなくなるから(笑)。荒神さまの海雲寺には3月末のお祭りのときに行くつもり!

ちなみに2月18日(木) 午後3:00~4:51にNHK BS2で『幕末太陽傳』を放映するようなので、「旧東海道・幕末太陽傳さんぽ」を試みる方は復習または予習にどうぞ。
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by rivarisaia | 2010-02-07 22:15 | 旅行・お出かけ・さんぽ | Comments(2)

ラ・ジュテ

本日さくっと紹介するのは『12モンキーズ』の原案となった映画。私自身は『12モンキーズ』はあんまり好きではない。公開時に観たときも「ちょっと長い…」と感じたくらいだし。ただし、同作は私にとって、トチ狂ったアホなブラピこそイケてるブラピと認識した初めての映画です。いや〜、ブラピはアホに限りますね!

原案の映画にはアホなブラピは登場しませんが、『12モンキーズ』より断然こっちのほうが好き。
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ラ・ジュテ(La Jetée)』監督:クリス・マルケル

これは人のいないさびれた映画館で観るとかなりいい雰囲気になるのではないかと思えます。フイルムもちょっと痛んでたりしてさ。観客は自分と2、3人のおじさんがポツンと座ってるのみ、というシチュエーションを想像するとゾクッとしますね。

白黒のスチル写真をつなぎあわせて構成していて、映し出される風景はむかしのパリなのに、そして未来のシーンはおもに人のアップと変な眼鏡マシンだけなのに、なぜか全篇に漂う近未来の雰囲気。「過去=現在=未来」の時間軸がよくわからなくなってきて、ここではないどこか別の世界を覗き込んでいるような気分に。1カ所、眠っていた女の人が目をパチリとあける場面だけが動画になっていて、そこがとても印象的です。

ところで、主人公は意識だけで過去や未来と行き来してたんでしょうか。身体も一緒に移動してたの?それともすべて記憶の話?などと考え出すと、おそらく映画評論家の方であればさまざまな角度から考察して何ページもの批評が書けちゃいそうな映画でもありますね。

そりゃそうと。

サングラスをかけた主人公がルー・リードに見えてしかたなかったです。そして、主人公と過去の記憶の女性が自然博物館で会う場面って、全然関係のない別の映画でも似たようなシーンがあった気がするのですが、まったく思い出せません。なんだろう…。
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by rivarisaia | 2010-02-05 22:02 | 映画/洋画 | Comments(4)