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トロン:レガシー

公開当時、まわりの友だちの反応が微妙だった(というか観た人自体少なかった)『トロン』ですが、私は前にも書いた通りけっこう好きです。

そんなわけで続編は、その後の予告をみる限りではまるで期待してなかったけど、観に行かねばなるまいと、眼鏡 on 眼鏡で XpanD の3Dなんて嫌なんだよ…とぶつぶつ言いながらも観に行ったともさ!

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トロン:レガシー(Tron: Legacy)』監督:ジョセフ・コシンスキー

前作の主人公フリン氏(ジェフ・ブリッジス)は、息子を残して失踪していた。彼の失踪から20年後、息子のサムが父の失踪の謎を解くべく、いろいろあってコンピュータの中の世界へ!という流れですが、

はっきりいって、あらすじはどうでもいい。

なぜなら、意味がわからない、それはアリなのか?と謎な部分がちらほらあるからですが、もう気にしないことにしました。多分ね、いろいろなことがやりたかったんですよ。『2001年宇宙の旅』にそっくりな部屋が出てきたり、『スターウォーズ』っぽい場面があったり、製作陣が好きな映画が伺い知れますよね!(あれ、違うの?)

筋書きは脇においといて、ゲーム部分はピカピカしてきれいです。ライトサイクルのゲーム部分をもっとみせてほしかったなー。今回は動きが三次元で、上下移動も曲線移動も可能ですが、その分動きが複雑でよく把握できないまま「キラキラ光ってきれいねー」で終わってしまった感がある。クラブのシーンも、もうちょっとみたかったなー(父さんの禅の部屋はどうでもいい)。

そして主役のサム役のギャレット・ ヘドランドが、時折、眉の下がりっぷりと額のしわがエマ・トンプソンにちょっと似てる…という表情をみせていたのに、後でじっくり写真みると似てませんでした。おかしいなあ。

…ここまで書いて、まるで誰の参考にもならない感想だと自覚しましたが、とにかくあまり期待せずに観るとよいかと思います。キレイなお姉さんも出てくるよ。

個人的にはですね、Comic Con の時のトレイラーにあった "It's just a game!" "Not anymore." の場面がなかったことが衝撃ですよ。あれは何だったのさー!
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by rivarisaia | 2010-12-28 02:29 | 映画/洋画 | Comments(4)

Merry Christmas!

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今年のクリスマス画像は、オーストリアのクリスマス切手1998年(消印付き)。
マリア様の後ろにいるタマゴの入ったカゴを持つ男性はヨハネで合ってるのだろうか。なぜかガチョウの入った手提げカバンも下げているのだった。

それではみなさん、Buon Natale!
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by rivarisaia | 2010-12-24 17:49 | 切手・郵趣 | Comments(2)

年末のゴミ収集日が近づいているため、鋭意かたづけ中でございます。べつに年末じゃなくても、2ヵ月に一度は本棚片付けてる気がするよ…なのに全然片付いた気がしないよ…なんでだよ…(ため息)

気を取り直して、本日はまたもや紙の本ならではの1冊ということで、飛び出す絵本。子どものときに外国のお土産でもらった本。
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The Children's Theatre』Franz Bonn著、
Kestrel Books, London/The Viking Press, New York 刊

こちらはアンティークの飛び出す絵本の復刻版(と表紙に書いてある)。
背表紙を上にしてページをタテに開くというつくりになってます。

ページを開くと、こんなふうに…
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劇場の舞台が飛び出してくるというしくみ。劇場に奥行きがあるので、本自体は1センチくらいの厚さですが、ページ数は全部で4ページしかありません。1ページ目の舞台は「赤ずきんちゃん」の1場面。

2ページ目は「ヘンゼルとグレーテル」なんですが、
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何故か骨を手にしたクマに追いかけられているヘンゼルとグレーテル。


3ページ目と4ページ目のテーマはクリスマス。こちらは3ページ目の生誕シーン。
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舞台手前には毎回、楽器を演奏している人たちが飛び出してくるんですが、この場面では天使になってるんだよねー。

この本のオリジナルは、1878年にドイツの J. F. Schreiber から刊行されたそうです。表4(裏表紙)には、おそらくオリジナルの本に印刷されていたのであろう、当時の絵本の広告がついていて楽しい。サーカスの飛び出す絵本も出てたようで、それも復刻版出てないかなーと気になってきちゃったよ。
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by rivarisaia | 2010-12-22 23:52 | | Comments(2)

今回、恐れ多くも私が審査員に任命されていた洋書ファンクラブの渡辺さん主催の2010年度「これを読まずして年は越せないで賞」ですが、昨日めでたく受賞作が決定しました!

詳細につきましてはこちらをごらんください。

受賞作のリストは以下の通り。

ノンフィクション部門受賞作:『Just Kids』Patti Smith著
フィクション部門受賞作:『Freedom』Jonathan Franzen著
児童書部門受賞作:『When You Reach Me』Rebecca Stead著

総合大賞は文句なし、全員一致で『Just Kids』でした!


フィクション部門は次点の『Room』も捨てがたいので、こちらも是非読んでほしいし、児童書でさんざん迷って次点となった『Marcelo in the Real World』もおすすめです。

ということで、受賞作でまだ感想を書いてない本については、おすすめ文を年内に書く予定(でもあくまで予定)。
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by rivarisaia | 2010-12-20 17:59 | | Comments(0)

先月、ウォルター・クレインの絵本を1冊購入したので自慢。
ウォルター・クレインはアーツ・アンド・クラフツに関わってた人ですが、絵本で有名ですよね。

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The Baby's Bouquet』Walter Crane 著、George Routledge and Sons刊

写真の通り背表紙が破損しているうえに、本文ページにもヤケやシミがあるせいか、ちょっとびっくりするほどお安い価格でした。海外の古書サイトで見ると同じ本が十倍近く高い値段なのですが、そこはたぶんコンディションの違いだろうと思われる。復刻版も出ていて、そっちは激安で買えます。

童謡の楽譜と歌詞に挿絵がついた絵本で、シリーズとしてもう1冊『The Baby's Opera』という本も出ています。

アーツ・アンド・クラフツに関わってた人の作品って綺麗だけど濃いよね…と常々感じてましたが、ウォルター・クレインは濃いけど綺麗です。1ページに楽譜が入るという構成のせいか、全体的に表組のようなレイアウト。

トビラページからしてこんな感じ。
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こちらは目次ページ。
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本文は、1ページ丸々カラーの挿絵というページもあるんだけど、私が好きなのはカラー挿絵よりも楽譜や歌詞を組み込んだページですよ。
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左右対称のレイアウトで、挿絵の配置もきれいだなあ。
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そしてまた見返しの模様が、これまたアーツ・アンド・クラフツっぽい。
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紙の本ならではの味わいがあるというのはこういう本を指すのだと思う。

むかしこの本を持っていた異国の子どもが何度も読み返したのかもしれないし、ピアノで弾いてみたりしたかもしれない、と想像するととても楽しい。

本書は Project Gutenberg で全ページ見ることができますのでどうぞ。
リンク先:The Baby's Bouquet
Download をクリックしてフォーマット選んでください。さすがにこの本は、Kindleの白黒でみるのはおすすめしません。

Project Gutenberg すごい!と思ったのは、この本は童謡の本じゃないですか、だからそのページに出ている曲が聞けるんですよ。HTML を選んで「Listen」をクリックすると、メロディーが! おもしろい。
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by rivarisaia | 2010-12-16 11:58 | | Comments(4)

金魚

じつは夏からガラスの金魚鉢で金魚を飼っている。

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うちでは庭に設置した瓶の中に常にメダカや金魚が生息している状態なので、今回は金魚を飼うというよりも、暑い夏にガラスの金魚鉢を活用するという目的の方が大きかったものの、いざ金魚鉢で飼ってみると当たり前だけど横からも上からも見えるのがおもしろい。庭の瓶だと、上からしか見えないのだった(しかも水草に隠れて見えないこと多いし)。

エサをやる時に水面でポコポコポコポコと口を開くので、ポコちゃん、と命名したわけだが、ポコちゃんは人が近づくと、エサークレークレーとクレクレ攻撃がすごい。
こんな状態↓
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妹にも「ポコちゃんはかわいいけどちょっと異常じゃないか?」と言われたくらいだ。

しかも、当初はもっと赤い色をしていたのに、だんだんオレンジ色になってきて、このままいくとメダカ色になってしまうかもしれない。庭の金魚はもっと赤いんだよね。日光の関係でしょうか? ポコちゃんは日光に当たっているけど、庭の金魚らは日陰にいるからかな。

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人が近づくとエサクレクレなので、これまでクレクレ顔しか写真に撮れませんでしたが、ようやく正面を撮ってみた。ボケてるけど。

とりのなん子さんの『とりぱん』10巻で金魚が登場し、わかる、わかる〜と深く頷いた。エサのやりすぎに注意しよう。
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by rivarisaia | 2010-12-14 21:43 | 生きもの | Comments(4)

ロビン・フッド

ロビンといえば、シャーウッドの森に住む緑の服を着たキツネが浮かび、さらにウィリアム・テルといまひとつ区別ついてません。そんな私なので、大した感想は書けません。ロビン・フッドについてはさまざまな伝承をチェックしてるぜ!というマニアな方の感想が読みたい。

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ロビン・フッド(Robin Hood)』監督:リドリー・スコット

最初の城攻めはいいですよ。城攻めーー!とちょっと興奮。そして中世の描写がいちいち細かくてよい。床に草が撒かれていたり、テーブルの上にネズミがいたり、鎖帷子がひとりで脱げなかったり、ポケットの原型であるポシェットぶらさげたり…。マックス・フォン・シドーが出てるのも個人的にツボ。

ただ、ストーリーはやや微妙です。微妙ですが、リドリー・スコットだからね。『グラディエーター』でも「いくらなんでもそりゃあないよ、リドリー」と思ったので、今回は割と「あはは、またやった」みたいな気持ちでいました。何でマリアンがあの場に登場するのよ、そうしたい気持ちはわかるけど。

振り返ってみるとシャーウッドのロビン・フッドというよりは、マグナ・カルタのロビン・フッドという印象でした。すごいなロビン。

最後の戦い場面は、まるで『プライベート・ライアン』の「ノルマンディー上陸作戦」in 中世みたい(弓がしゅぽーっしゅぽーっと水中に入る描写もあるよ)。ノルマンディーはイギリスからフランスへ行ったわけですが、その何百年も前にフランスからイギリスにきて同じようなことを!(笑)

ところで、話は変わりますが、劇中で「もう畑に撒く種がない」という台詞が何度も出てくるんですけど、種のことを「corn seed」と言ってたんですよ。当然、新大陸発見までトウモロコシはヨーロッパにナイわけですから、この「corn seed」とは具体的にどの穀物を指しているのか?と気になって、語源辞典を調べました。

辞書によりますと、当時の英語で「corn」とは、
一般の植物の種ではなく、種子が中にある状態の穀物のことで、地域によって指す穀物が異なり、一般に、イングランドでは小麦、スコットランドとアイルランドではオーツ麦、ドイツの一部では「korn」と書いてライ麦である。(以上、私の雑な訳)

だそうですよ。なるほど。

ということは、この場合はイングランドだから小麦ですね。

ちなみに現在コーンというと一般的なトウモロコシ(maize)は、本来は「Indian corn」と言われていたのが、形容詞の「Indian」が取れた形。

もっといえば「corn」という動詞もあって、これは「塩漬けにする」という意味ですよ。塩の粒(corns)に漬けた牛肉を、コーンド・ビーフと言いますよね。

肝心の映画の中味から大分ズレてきたので、今日はおしまい。

あ、エンドクレジットのアニメーションをジャンルイジ・トッカフォンドが制作していて、これも個人的にはツボでした。ジャンルイジ・トッカフォンドは、むかし葛西薫さんがディレクションしてたユナイテッドアローズの宣伝の絵やアニメーションを担当していた人ね。


「ロビン・フッド」の映画詳細、映画館情報はこちら >>
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by rivarisaia | 2010-12-12 16:40 | 映画/洋画 | Comments(4)

霧の中の風景

夏の終わりにNHKでアンゲロプロス特集をやってました。で、気づいたらもう12月ですよ。早っ! ついこの間、夏の終わりにアンゲロプロスって風情があるね〜などと思ってたのに、来月なんて新年じゃないか。あーやだやだ。

さて。

全作品観ているわけではないけど、テオ・アンゲロプロスの映画はどれも好きで、内容についてはじゅうぶん理解しているとはいえないまでも、あの独特のカメラ回しと映像が詩のように美しく、言葉ではとても表現できません。

あえていうと、ロシアのタルコフスキーが透明な水と炎なら、ギリシアのアンゲロプロスは靄のかかった寒色の曇り空というイメージ。

ま、どうやって撮影してるのか気になってしょうがない場面もあるわけですが。

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霧の中の風景(Topio Stin Omichli/Landscape in the Mist)
監督:テオ・アンゲロプロス


アンゲロプロス監督の中でも比較的短くて観やすい、と思う作品。短いっていっても2時間はたっぷりあるんだけどさ。でもアンゲロプロスにしては短いよね?

ふたりの幼い姉弟、ヴーラとアレクサンドロスは、ドイツにいる父を探しにアテネから汽車に乗る。


父を探して三千里の話と思いきや、早々に判明するのは、ふたりが父親の顔も知らないこと、そもそもドイツにいるというのは母親がそう言っていただけで実際にはどこにいるのかわからないこと、という、ふたりの先行きを不安にさせる事実なのだった。

でも姉弟は会ったことのない父親のために、ゲルマニアを目指す。

子どもの目から見ると純粋な世界。しかし、現実の世界には大人の欲望があり、大人が決めた決まりごとがあり、とにかく子どもには超えられない障害がたくさんある。世界には悪い人も善い人もいて、愛と死があり、出会いと別れがあり、初恋と失恋があり、絶望と希望がある。

巨大な煙突、立ちふさがる巨大な機械、水から引き上げられる巨大な手(しかも人差し指が欠けている)、はてしなく続く深夜の高速道路…と、とてつもなく大きくて終わりのない何かに満ちている現実。ふたりの子どもは「お父さんに会う」という希望だけを胸に抱えて、幻想的な雪の街を、雨が降る寒空の下をひたすら進んでいく。

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淡々としているようでいて、恐ろしい緊張感がピシーッと1本通っている映画。何度か観ていて筋はわかっているのに、いつも緊張する。特にトラックの背後から荷台をじっと映し出す場面では、辛くて胸が苦しくなるほどですよ、ああ。あんな酷い、絶望的なことがあるだろうか。さまざまなこと乗り越えた姉弟を最後に待ち受けていたのは「国境」という難関だった。

真っ白の霧の中、混沌の中に光があらわれるかのように、姿を見せる1本の樹。こんなに圧倒されるラストシーンはないと思う。もしかすると不在の父親=神のような存在なのかもしれないね。
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by rivarisaia | 2010-12-10 02:04 | 映画/洋画 | Comments(0)

渡辺由佳里さん主催洋書ファンクラブの「これを読まずして年は越せないで賞」略して「これよま賞」ですが、先日、カーテンの影で審査員の皆様と討議した結果、ショートリストが決定しました。

リンク先:2010年洋書ファンクラブ「これを読まずして年は越せないで賞」ショートリスト決定

ショートリストから外れた作品も、とてもおもしろい本、つまり興味深い、楽しい、心に沁みる、目からウロコなどなど、いろいろな意味でおもしろい本ばかりです。ただし、1冊例外があるのですが、それは私が選ばれなかった読者だったからでしょう。むしろあの本に関してはおもしろさを誰かに語ってほしい!

ということで、ここから各部門の大賞を選ぶのは至難のわざ。よろしければ大賞作品を予想して投票してください。
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by rivarisaia | 2010-12-07 23:40 | | Comments(0)

密告者

フィルメックス2本目はこちら。痛かったがおもしろかった。ホント、鉈攻撃は勘弁してください。

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密告者(綫人/The Stool Pigeon)』監督:林超賢/ダンテ・ラム

密告者のことをなにゆえ英語では "Stool Pigeon" なのか語源を調べたところ、もともとはハトをおびきよせる際に台におとり用ハトを結びつけていたこと、さらにその前にはタカをつかまえるときにもおとりにハトを使っていたことから、警察へのたれ込みをする者を "Stool Pigeon" と呼ぶ、とありました。へええ。

本作は、密告者を利用して事件を解決する捜査官が、犯人を取り逃がしたせいで密告者の人生を台無しにしてしまい、良心の呵責に苛まれながらも、新たな事件の解決のために、またもや密告者を使った捜査を命じられ…という話。

私生活でもある事件が起こり罪の意識に苦しんでいる捜査官役は『黒社会』でレンゲをバリバリ食ってた張家輝/ニック・チョン。ニック・チョンは本当にいい役者になりましたね。私は大好きですよ、この俳優。

そして新たな密告者役は謝霆鋒/ニコラス・ツェー。妹思いの兄貴であるがゆえに、妹のために金が必要な彼は、宝石店強盗一味の情報提供者となることを承諾します。

事件はうまく解決できるのか、密告者の身分はバレないのか、ハラハラしながら見守っていると、やがてとんでもない方向に…。

今回、はっちゃけ大賞を差し上げたいのは、強盗一味の紅一点、桂綸[金美]/グイ・ルンメイ。『藍色夏恋』や『言えない秘密』(どっちも感想書いてなかった!ひー)で、清楚でかわいらしい女の子というイメージでしたけど、本作でははすっぱな役どころ。最後のほうでブチ切れるさまは、いいぞやっちまえ!という気分に。

苦悩する捜査官が最後に下す決断。本当は感情に左右されてはいけない立場なんだろうけど、これまで心に重荷を負ってきたからこそ、結果がどうあれ彼は後悔はしていないはず。

さて、Twitterでも話題にしましたが、クライマックスで2度ほど大写しになるスズメバチの巣、あれにはどういう意味があるのでしょうね。いろいろ想像してしまったわ。
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by rivarisaia | 2010-12-05 22:32 | 映画/香港・アジア | Comments(0)