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先日の東京消防庁活躍の日に、じぷたくんネタで我が家は非常に盛り上がったので、おすすめしておきたい名作絵本です。特に家人のお気に入り絵本。
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しょうぼうじどうしゃじぷた』渡辺茂男作、山本忠敬絵、福音館書店

初出は1963年の『こどものとも』。1966年に単行本絵本が発行され、2004年の時点でなんと107刷というロングセラー絵本。

古いジープを改良したちびっこ消防車のじぷた。じぷたくんはやる気満々ではたらきものなのだが、いかんせん小さいので、あまり出番がない。いつも大活躍のハシゴ車ののっぽくん、高圧車のぱんぷくん、救急車のいちもくさんたちにはバカにされ、子どもたちにも人気がない。ところがある日…


すまない、じぷた。私も子どもの頃に気に入ってたのは、救急車の「いちもくさん」というネーミングだった。ちなみに家人は消防車のぐるぐるまるまってるホースが好きだったらしく、「ホースがたまらないよね、ホースが」などといまだに言っている。

でもね、じぷたくんもなかなかかわいいですよ。前のめりになって走る姿がイイ!
そしてひとつ質問ですが、じぷたくんは車の横に太いホースを搭載してますが、車の前にもぐるぐるまるまってるホースらしき物体が付いてますよね。これはホースでしょうか? 家人は「それはホースではなくワイヤーだ」と言うのですが、どっちでしょう?

それはさておき、先日活動した化学車もスーパーポンパーも、もしかするとじぷたくんのように、「ふだんは出動しないくせに、エラそうでスカしてる」「ださい名前!」などと言われてたかもしれないよねえ、と我が家では話しておりました。

でもね。

だれでもとくいなことと、にがてなことがあるからそれでいいんだよ。ほかのひととじぶんをくらべない、ということを教えてくれる、107刷も納得の絵本。しょうぼう好きの子どもは必読ね!
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by rivarisaia | 2011-03-31 02:08 | | Comments(0)

少林寺vs忍者

さあ、ようやく映画の感想ね。それがこれか?という気もするけど、震災の余波でいろいろなことが無期限延期になった対応作業という不毛な仕事に追われて、映画に行けてないからね、いいの!

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少林寺 vs 忍者(中華丈夫)』監督:ラウ・カーリョン/劉家良

あらすじを1行で言うなら、「国際結婚は文化の違いがあるから大変だけど、夫婦喧嘩は犬も喰わない」です。壮絶な夫婦喧嘩ムービーといえば、せっかくエントリを下げたのでリンクはるのも躊躇する『アンチクライスト』もそうかもしれませんが、こっちの夫婦喧嘩もある意味壮絶です。

劉家輝/リュウ・チャーフィー演じる中国武術家のお坊ちゃん、アタオが、武芸に秀でた日本人の弓子(水野結花)と結婚したことから起きる珍騒動。夫婦喧嘩の発端は、中国武術と日本武術のどっちが強いか、である。


最初は、アタオも少しは弓子の気持ちを考えてやれよ、と思ったんですが、弓子の傍若無人っぷりがひどい。大声あげて庭で武術の練習をするのはいいとして、砂袋も木の板もないからという理由でレンガの壁も彫像を破壊。槍やクサリ鎌などの武器を日本から輸入し、武道場を占拠。「そんなに刀が大事なら、刀と結婚しろ」と夫アタオに言われ、ふてくされる弓子。

挙げ句の果てには食卓でも大げんか、あまりの激しさに家が破壊される勢いです!

ついには忍者のいでたちで現れた弓子が、忍びの武芸により夫に怪我をさせてしまうのですが、怒った夫アタオは「そうした武術は中国では暗算とよばれ、卑怯だから禁止されている三流武芸だ」と言い放つ。激怒した弓子はそのまま日本へ里帰りし、忍術派の武野三蔵(倉田先生が演じてます)に相談する。

夫婦ゲンカに関わらないほうがいいよ!

という私の心の叫びもむなしいまま、日本の弓子宛に夫から挑戦状が届いてしまい、「弓子への挑戦は日本への挑戦だ」と総勢8人の武道家が中国に渡る…という、ただの夫婦ゲンカが国際問題に発展してしまうという恐ろしい話です

当初「道場の主旨からズレてないか?」と疑問を呈した日本側の師匠は正しいのですが、誰も聞く耳もたないもんね。最終的には、全員に勝利したアタオが日中の文化の違いを理解しまして、日本の礼節を知らず失礼したと謝り、日本の武術家のみなさんも「いやいや、ハッハッハ」と和気あいあいの大円団。誤解が解けてよかった〜という爽やかなラストを迎えます。

っていうか、弓子は!?

しかし本作でいちばん度肝を抜かれたのは、倉田先生の披露する忍術「蟹形拳」ですよ。蟹ですよ、カニ。すごく蟹でした! そして蟹なだけに倉田先生は沼の中に消えていった…。久々にみてもやっぱり邵氏、最高だ。
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by rivarisaia | 2011-03-28 17:54 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

いいかげん、まっとうな本や映画の感想の更新したいんですが、変なものを見てしまったのでこれは記録しておきたい。

ことの発端は、水道水かあ、金魚のポコちゃんの水どうしようかなあ、変異してゴジラじゃなくてポコラになったらどうしよう、と、金魚の水について調べようとしてたんですよ。そしてら例のごとくどんどん脇道にそれていき、気づいたら「オカマ爆弾」の資料を読みふけるハメに!

オカマ爆弾(って蔑称だよな)あるいはゲイ爆弾とは、

アメリカ空軍研究所が可能性を模索していた催淫性非殺傷型化学兵器。
敵部隊に強い催淫剤を投下し、敵部隊兵士に同性愛行動を惹起し部隊を混乱に陥れることの可能性が示唆された。(Wikipedia より)


なんだそれは。言われてみれば、遠い昔に耳にした記憶がなきにしもあらず。その文書はこちらで読めます。

2ページ目の(3)に確かに、「人間の行動に影響を与える化学物質」とやらについて書いてあり、

...completely non-lethal example would be strong aphrodisiacs, especially if the chemical also caused homosexual behavior.
完全に非殺傷型の例として強い催淫薬、特に同性愛行動を起こさせる化学物質がある


うむ…。マンガ『エロイカより愛をこめて』にも人類が女になっちゃうウイルスのエピソードがあったね…。しかし、それに続く文章が、

Another example would be a chemical that made personnel very sensitive to sunlight.
他の例として、太陽光に非常に敏感になるような化学物質が考えられる


……ええっと…吸血鬼?

上述の Wikipedia には「オナラ爆弾(誰だよ?オレ?爆弾)」という珍妙なものも出てるわけですが、これは


オナラや強烈な口臭のようなニオイを放ち、敵兵がお互いに「誰だよ?」と疑心暗鬼に陥るように仕向け士気を鈍らせる。
Wikipedia より)


その文書「Odorous Substances」はこちらで読めるのですが、表紙に注目してください。「くせえ」「誰だよ? オレ?」の秀逸なイラストが!!! なんだこれ?

文章自体はいたって真面目なんですが、「Background」の項目が興味深い。

In 1944 the National Defense Research Committee's Division 19 developed a mixture of chemicals that was called "Who Me". The material, which produced a "fecal odor" was packaged in small lead-foil tubes and was distributed to the Resistance in France. The idea was to apply it to the German occupiers and make them the object of derision.
1944年、国防研究委員会の19師団は「Who Me」と呼ばれる混合化学物質を開発した。「糞便の臭い」を生じるその物質は、小さな鉛箔のチューブに充填され、フランスのレジスタンスに配布された。発想としては、それをドイツ占領軍に適用し、彼らを冷笑の的にするというものであった。


いや、まあその…あれだ。中世などの戦において、糞尿を敵陣にまき散らし、戦意喪失を狙い、衛生状態を悪化させる作戦って確かにあったよ。本で読んだことあるよ。

A number of problems were encountered however, including the fact that the odor was noticeable immediately upon opening the container. When attempts were made to use the item in other locales, it was found that people in many areas of the world do not find "fecal odor" to be offensive; since they smell it on a regular basis.
しかし、多くの問題が引き起こされた。そこには、容器を開けるとただちに臭いが顕著になってしまうという事実が含まれる。また他の地域で使用する際に、世界の多くの地域の人々にとって「糞便の臭い」が不快ではないことも発覚した。なぜなら、そうした人々は日常的にその臭いを嗅いでいるからである。


ええと…そうか、なるほどね。日常的に嗅いでる地域では耐性がある、と。そうだよね…いや、もう何も言うまい。うん。大切ですよ、こういう研究はね!

他にも撃たれた人が「アチチ!」となる熱ビーム銃とか、気象制御とか、実際に使用されているベタベタする泡(Sticky foam)とかいろいろあるよ、非殺傷型あるいは非致死性兵器。ゴム弾や催涙ガスなどもそうですね。人を殺さないっていうのは重要ですよねえ、真面目な話。

「Sticky foam」というベタベタする泡はすごいよ。Wired のこの記事の写真は必見! この記事によりますと、1995年にソマリアで使用したが問題がいくつかあって、そのうちのひとつが

ベタベタ泡が人体にくっつくよりも、人々の逃げ足のほうが早かった。


ああそうですか…。
しかし太ももにヒットすれば足がくっついて(逃げられない)こともあった、と。

うむ。いろいろと奥が深そうだ、非殺傷型兵器の世界。今後も目が離せないですね!

ええと、ところで私はなんでこんな情報を真剣に読んでるんだっけ? 何調べようとしてたんだっけ? 金魚の水? どっちにしても汲み置きするからもういいや。
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by rivarisaia | 2011-03-26 17:55 | 日々のよもやま | Comments(0)

深刻に被災してるわけでもなく、計画停電にも入れてもらえない東京都心部ですが、それでも心配要素が複数ありすぎて、何が心配なのかよくわかんなくなってきてませんか? そんな私はあまり深く考えない性格です。

とはいえ、これだけは書いておくけど、23区ももれなく停電区域に入れるべきだろう、私の用意はできている。いや、官公庁や主要施設があるっていうけどさ、東海に備えて停電の準備くらいしてるんじゃないの? いまから準備しといたほうがいいんじゃないのか?

そりゃさておき。

私が深く考えない性格、つまり、なるようになるさ主義になったきっかけのひとつが、学校の七不思議。

そう、あれは小学4年のとき。学校に七不思議があるんだってこわーい、という話でもりあがった。するとそれに続いて、10才になるまでに学校の七不思議をお地蔵様に報告しないと二十歳まで生きられない、という噂が広まったのである。ただでさえ私の世代は、口裂け女だのノストラダムスだのにも惑わされた翻弄されやすい世代。私たちは恐慌状態に陥った。

七不思議なんて、音楽室のピアノが夜中に鳴る、東の階段が夜中になると1段増える、のふたつしか知らねえよ!あと5つはなんだ! とパニックになった私たちは校内であらゆる聞き取り調査を開始した。

その結果。

池のロダンの考える人像の向きが変わる、プールの下に空襲で死んだ人が埋まってる、2階の右から○番目のトイレで声がする、音楽室のバッハの目が光る、理科室のガイコツが動く、夜中になると校長室の前を白馬に乗った軍人が通る、給食室に幽霊が出る、図工室に女の子が出る、体育館のトイレに河童の足跡がある、日時計の下にUFOが埋まってる…


ちょっと待て、すでに7つを超えているではないか。しかしそれでも七不思議は収まることを知らず、20以上も続々と集まりつづける新情報。これを全部地蔵に報告してよいのか、それとも真の七不思議だけを報告すべきなのか、でもどれが真の七不思議なのか、地蔵はどの地蔵でもいいのか、そもそも私はアーメンの人なのだが、イエス様へも報告したほうがいいのか。情報が錯綜し、混乱をきたす私たち。

とりあえず、ひとつくらいは真偽を確かめようじゃないかと、体育館トイレに河童の足跡を探しに行くことを提案した私だったが、そこでも問題発生。私はナイ、と判断したが、ミチカちゃん(仮名)は壁の染みを指して「これがそうだ」と断言。七不思議に河童を入れる入れないで大激論になり、もうカオス。ここで私は疲れてしまった。

そして、私の出した結論は「もう知らない、どーでもいい。なるようになるよ」であった。要はたんなるめんどくさがりであきらめが早い性格ともいう。だけどさ、公的機関やトップに立つ人は、用意周到かつ先手を打ってリードする役目を担うので、めんどくさがりじゃ困るんですけど、一個人の場合は、情報の渦に巻かれてアップアップになりそうだったら「なるようになるさ主義」もたまにはおすすめですよ。

というわけで、本当は「なるようになるさ主義」といえば、水木先生!ということで、この本の紹介をしたかったのに、ババアみたいに自分の思い出話で長くなっちゃったので、内容紹介は割愛。とにかく何度読んでも面白いので未読の人は必読。

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ねぼけ人生』水木しげる著、筑摩書房

水木先生の力の抜け方というかのんびりした感じは尊敬に価しますよ。あと、私がひそかに気に入ってるのは、「生涯、英語の原書を読む以外何もしないですごしたという奇人のおじさん」です。なんだよ、その人生は…。
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by rivarisaia | 2011-03-24 02:20 | | Comments(0)

いまから2年半くらい前のことです。私はめまいのするようなドタバタな仕事に関わっておりまして、それはもう「エド・ハリスのいない『アポロ13』みたいな感じ」というエントリをあげました。

そして、今。福島の原発事故で対応中の現場の方々には本当に頭の下がる思いですが、きっと現場にはエド・ハリスが何十人もいるに違いない、と私は信じてますよ。
もちろんシチュエーションがまるで違うのは承知の上ですが、「失敗は選択肢にない(Failure is not an option)by エド・ハリス演じるジーン・クランツ」と言い切って取り組まねばならない事態です。

少なくとも東京消防庁にはエドがいる。私は先日の東京消防庁の会見をみて、確信しました。呼ばれる前から出動に備えて荒川河川敷でシミュレーション、現場に行けば不測の事態で計画再構築、必ず生きて帰ってくるから安心しろという言葉、平時に聞けば笑えるネーミングかもしれないが、スーパーポンパーの出動。すごい、東京消防庁!

自衛隊にも警察にも、もちろんエド・ハリスはいるでしょう。そして東電にもエド・ハリスはいるはずです。東電はよくわからない会見をやってるから伝わってこないけど、現場にはいるね。おそらく。

そんなわけで『アポロ13』を再度おすすめしておきましょう。(ごめん、大好きなんだよ、この映画)

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アポロ13 (Apollo 13)』監督:ロン・ハワード

私が本作を大好きな理由は、数々の名言はもちろんのこと、ひとりひとりの士気の高さとチームワークで、次々に襲いかかる不測の事態を柔軟な発想と創造性を武器にクリアしていく点と、誰も死なないという点です。

ディザスタームービーだとありがちですが、自らの命を犠牲に世界を救うっていうのがね、嫌いなんだよね。たとえば『アルマゲドン』。おいおい、ブルース・ウィリス死んでるよ!?『インディペンデンス・デイ』もそうだよ。アル中のおっちゃんが玉砕してるじゃないか。「やったー!」じゃねえよ、アメリカ人!

いっぽうで『アポロ13』のエド・ハリスは、しつこいくらい「ひとりも死なせない」と言ってます。

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"We are NOT losing those men."
"We are not losing the crew."
"We've never lost an American in space, we're sure as hell not gonna lose one on my watch!"


エド・ハリスだって本当はどこかの時点で、失敗するかも…という思いが心の片隅をよぎったに違いないですよ。でもね、上に立つ人だから、そんなことは口が裂けても決して言わない。自分が弱気になったらチーム全体にもうダメかも…という空気が漂っちゃうもんね。そういう意味でも、命をかけてやれ、と簡単に言っちゃうトップは信用なりません。

さて、いっぽうで、放射能関連であーだこーだといろいろな推測が飛び交い、どれを信じていいやら不安になる人も多いかと存じますが、ここでもエド・ハリスの名言をふたつほど引用いたします。

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"Goddamn it, I don't want another estimate! "
(ふざけるな、見込みはもういらない!)
"Let's not make things worse by guessing."
(推測から事態を悪化させるのはやめよう)


現場の人たちが無事で任務を終えることができるよう、心から祈っています。
そして、風評被害を避けるべく、推測だけで事態を悪化させるのはやめましょう。
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by rivarisaia | 2011-03-21 21:06 | 映画/洋画 | Comments(4)

いやー昨晩は台湾の人たちのやさしい気持ちにかなり癒された私です。台湾の知人にお礼のメールを書かねば。で、今日はエキサイトのブログのサーバーが落ちてたみたいで、その間にいらした方、すみません。

それにしてもね、周杰倫/ジェイ・チョウさんが撮影でヨルダンに行ってなければ、昨日お姿を拝見できたかもしれないのに、それが残念!

そこで本日はジェイさんの歌をお届けします。

イチオシの曲はいっぱいあるけど、そのうちのひとつ。
聞いたことない人も、この機会にどうぞ。

稲香

歌詞の中の、

回到最初的美好
Go back to the happiness at the very start
不要這么容易就想放棄
Don't be so easy to give up

(英語はJay Chou Studioのサイトから引用しました)

いいこと言うじゃん、ジェイ!(いや、いつもいいこと言ってますけど)

稲の香りただよう田んぼの広がる風景を早く取り戻すことができますように。
必ず美しい東北を取り戻してみせるぜ!


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by rivarisaia | 2011-03-19 21:44 | 音楽の話 | Comments(0)

いま、まさに今回の地震のために台湾で行われている「相信希望 Fight & Smile 賑災晚會」という番組の生放送のUSTをみています。

有名人も偉い人もたくさんたくさん出演して(そして日本からも、SMAPのメッセージをたずさえた中田ヒデさん他、出演)日本の被災者のために加油(がんばって!)って言ってます。「日本の元気が戻るよう、一緒にがんばりましょう!」って日本語でエールを送ってくれる人も。

さきほど募金額が3億9千万台湾ドルを突破。4億台湾ドルいくかもしれない。

昨日は「送愛到日本311震災募款晩会(愛を日本へ 311震災募金イベント)」が行われ、義援金が日本円で3億円以上集まったんですよ(参照)。

2晩連続でこんなに親切にしてくれる台湾の人、ありがとう、ありがとう。被災地で心が折れそうになってる人に、台湾からの声、届け〜!


3/19 0:23時点、ジュディ・オングさんが出演して歌ってるところー。
3/19 1:30、放送は終了しました。政治家や国民的スターが呼びかけて、みずから電話を受けてくれて、たった4時間で総額788,546,555台湾ドル(日本円で約21億円)が集まりましたが、まだ電話受け付けてるので、最終的な額はもっと増えるはず。金額にもびっくりですが、その気持ちがまさにプライスレス。

日本ではこんな番組考えられない。というか、何故日本ではこれができないんだろうね。24時間テレビよりもシンプルで、心を打ったよ。

謝謝台湾!

台湾のみなさん、ありがとう。心から本当にありがとう。
このご恩は絶対に忘れません!

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by rivarisaia | 2011-03-18 23:59 | 日々のよもやま | Comments(7)

どうも。春巻@節電中で暖房入れてないので寒いです。昨日も大きな揺れがございましたが、わたくし、またもや猫と家の中を追いかけっこして走り回っておりまして、気づきませんでした…。そんな自分がいちばん不安です。でも今日の昼の揺れは気づいたから大丈夫だ! そのときうちの猫は、猫は…

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布団の下で爆睡中! 布団をはいだら「はあ? 何ですか?」のポーズ。大物だな。ちなみにポコちゃんも通常通りです。

こんな時に、何故この本を、というセレクトなんですが、関東大震災にあい、さらに東京大空襲をサバイバルした内田百閒先生の空襲日記(『東京焼盡』中公文庫)になんかはげまされちゃった。

「如何に空襲が烈しくなっても絶対に疎開などしないという気持ち」でいた百閒先生の昭和19年11月1日から20年8月21日まで約300日の日記。ごはんがなかったり、水道止まったり、空襲の合間に地震がきたり、寒さにふるえ、暑さにうんざりし、風呂にも入れず、病気にもなったりして、300日は相当長い。もちろん不安にもなるけれど、ユーモア精神も忘れない百閒先生。見習いたいものだ。すばらしい。

百閒先生のこの日記の最後の文章を私は皆さまに贈ります。

「出なほし遣りなほし新規まきなほし」非常な苦難に遭つて新らしい日本の芽が新らしく出て来るに違ひない。濡れて行く旅人の後から霽るる野路のむらさめで、もうお天気はよくなるだらう。

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by rivarisaia | 2011-03-16 16:56 | | Comments(0)

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クロッカスが咲き始めました。

日本はいろいろと現在進行形の状況ではありますが、明日以降の春巻雑記帳は通常更新に戻します。

私はたいそう呑気な調子で過ごしているのですが、ネットなどをみてると、東京でアセってる人もいっぱいいてね、そんな呑気でいいのか…自分…と逆に不安にさせられるんですよ。

が、いつも愛読している「スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム」のこのエントリの「こんなときこそ元気な人は元気にいきましょう」の1文に、それもそうだな、と思った次第です。もちろん、元気じゃない人が無理に空元気を出す必要はありません。たださ、震度5の揺れを道路で立ちくらみだと思った私が、いまさら不安になることもないだろ…。

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【朗報】あの日以来、金魚鉢の底に沈んでいたポコちゃんもふだん通りに浮上!

私は東京生まれ東京育ちで、おまけに祖父母は関東大震災経験者であるがゆえ、小さい時から常に地震に対して必要以上に敏感に反応して最大級に心配する傾向もあるので、そこで、あえていまは必要最低限の情報以外は入れないし、先の不安は考えないことにする、楽しいことやいいことを考える、という小学生の頃に編み出した方針を採用することにしました。

何か知らせたい状況があれば、その都度ふれますが、しばらくは楽しい話を中心にお届けしたいので、今後しばらくは息抜きの場としていらしていただければ幸いです。そのためにも鬱映画『アンチクライスト』のエントリを早く下げたいものですよ! そうだよ、トリアーを早く下げねば(笑)

あ、そうそう、関東は全力をあげて節電にはげんでおりますので、更新頻度は落ちるかもしれません。ヤシマ作戦も発動中。ヤシマ作戦は公式認可されたんだよ。すごいよね、日本!

そうそう(その2)。そんな関東地方は計画停電も行っているのですが、初めてのことにバタバタしていて、みんなイライラしたり不安になったりするかもしれない。もう少し時間がたてば、整備されてうまくいくようになると思う。この記事「計画停電が出来るのは最高級の配電技術があるということ」も読んでみて。
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by rivarisaia | 2011-03-14 18:45 | 日々のよもやま | Comments(8)

東北が心配で心配で泣けてくるのですが、「東京は平気なのか」と海外からたくさんメールが来てるので、私自身の報告。いまアップするか躊躇したほど、かなり呑気なことになっていますが、許してください。動揺してるけどこんなだから私は平気だよ、東北をみんなで応援して!

3月11日金曜日の午後2時46分ごろ。ちょうどiPodで音楽聞きながら渋谷の道路を歩いている最中で、じつは最初、私は地震だとまったく気づいてませんでした。自分自身がふらついてるんだと思って、「立ちくらみ? やだこわい! 病気?」とふらふらしながら歩き続けていたところ、あたりのビルからわらわらと人が出てきたので、立ち止まって道ばたのおじさんに聞いた。「あの、もしかして、地震ですか?」

おじさんの指差す方角を見上げると、工事中のビルの上のクレーンがゆらーんゆらーんと大きく揺れていた。

揺れが長いけど、ビルから落下物もないし、気をつければ平気だろうと用事があった場所に向かい、そこで知人から詳しい情報を聞く。この最中に起きた大きな余震のほうが、下から突き上げる感じで恐かった。地震について何十年も脅されつづけて常に恐怖している状態なので、人生最大の揺れと回数にビビったけど、震源地から判断して東海ではないから余計な不安は捨てた。用事はキャンセルになり、バスも電車も止まっているので歩いて帰ることに。道路にはたくさん人がいたけど、宅急便の兄さんはふつうに配達してたので安心した。

家の近所の和菓子屋さんに立ちより、おまんじゅう買いながらおばちゃんと「地震、大きかったねえ」という雑談をして帰宅。家の近所は、壊れたり倒れたり落ちたりしてるものはありませんでした。

家の中も本棚から本が飛び出して床に散乱し、天井についてたボルトが外れて落ちてたくらいで、あとは特に壊れたものもないし、棚も倒れてなかった。すべてのものがひっくり返ったという友人も多いので、こればっかりは、場所と建物によるよね。

ところで、湾岸あたりの地下を走る電車に乗ってた家人はちょうど哲学入門のニーチェの箇所を読んでいる最中で「神は死んだ」という1文にさしかかった瞬間に車内の電気が消え、電車が止まり、何事かとひきつったたそうだ。あまり揺れを感じないまま外に出たら、近接して建ってる2棟のマンションの上部がごんごんぶつかっていて、遠くに煙がみえたと言っていた。

iPhone はまったく使えず、外で携帯は役に立たないことがわかったけど、都内にいる人は平気だろうからあんまり心配はしなかった。余震に酔って気持ち悪くなりながらも、東北のニュースを目にして、絶句。

都内は交通機関がストップしたまま夜になって、帰宅難民であふれかえり、我が家にも帰れなくなった親戚やその同僚、家の中が酷いことになった友人が泊まりにきた。

昨日は布団の下でガクブルし、机の上で盛大にゲロしてた猫もだいぶ落ち着いてます。
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こうやって寝てるわりには、やや挙動不審で人の後をついてまわってるけど。

逆に私を不安にさせるのは金魚のポコちゃん。いつも私が近寄るとポコポコ水面に口を出してエサくれ攻撃をするくせに、今日も鉢の底で動かない。
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ポコちゃん…。こんなふうにじっとしてられると、まだ余震がくるのかと恐いよう。

今回は、観測史上最大級のM8.8M9.0(修正されてた…)で、中越地方でも地震があって、東海〜関東のプレートも正直不安はあるけれど、とにかくいまは東北の救援と復旧に日本中が全力を注ぎつづけることができますように。多くの人が助かりますように。原発の被害がこれ以上拡大せず、無事に解決しますように。救援を待ってる人、現場で夜を徹して作業している人のために、心の底からお祈りします。海外にいる知人からも、日本のために祈ってるとたくさんメールがきています。海外からの救援もきてる。
明けない夜はないです。がんばろう!
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by rivarisaia | 2011-03-13 12:54 | 日々のよもやま | Comments(0)