「ほっ」と。キャンペーン

夏の飲み物といえば甘酒。甘酒は夏の季語。まあ、夏といわず年中飲んでるんですけど、夏場は売ってる場所が少ないのが解せません。私としては、甘酒はあったかいのよりも冷たいほうが好きで、酒粕よりも麹派です。先日、お腹壊したときもひたすら甘酒を飲んでいて、さすが日本伝統の栄養ドリンク、甘酒万歳!とほめ讃えたい気分。

炊飯器を活用して自分でつくってもいいんですけど、いろいろなメーカーの味を飲みくらべるのも一興。最近、気に入ってるのは信州・橘倉酒造の甘酒。

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これは濃くて美味しい。瓶をよくふったにもかかわらず、最後のほうはかなりドロッとしておかゆを飲んでるような状態だったんですが、そこがいい。

以前、外国人の友人と「具合が悪いときに何を食べるか」という話をしていたとき、数名が「甘くしたおかゆかな〜」と言っていて、砂糖入れて煮た米か…と微妙な心持ちになったけど、甘酒も似たようなものなのであった。今度、異国人にも勧めてみようと思います。

橘倉酒造のサイト
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by rivarisaia | 2012-08-31 01:55 | 食べ物 | Comments(4)

先日、外出しようとしたらですね、縁側をダダダーッと駆け抜けていくネズミを目撃したのでややブルーな私。都内はけっこう見かけますよね、ネズミ。今まででいちばん気色悪かったのは、山手線の線路脇に放置されゴミ袋の中で残飯をあさるネズミが数十匹うごめいていたのを目撃したときだ。半透明の袋の中に黒くてデカい塊がいくつもにょろにょろと……ぎゃーー!

そんなわけで、本日はドイツのネズミ絵本です。

実物は、よくない虫を媒介しそうで嫌なのだが、絵本のネズミはキャラクターとしては愛嬌があります。ミッキーだってネズミだし。

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Knister Knaster Mäusespuk
Martin Waddell 作、Philippe Dupasquier 絵、Annette Betz Verlag刊

お屋敷に大量のネズミを引き連れたネズミ男がやってきた。さあどうなる!?という大型絵本。子どもの頃に父親がドイツで買ってきた1冊。

大型輪切り絵本のように、お屋敷が輪切りになってる図というのが楽しいポイント。
家の見取り図もいいけど、ドールハウス状態というか、お屋敷1軒スパッとタテ切りっていいですよねえ。

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ネズミ男が連れてきた大量のネズミがお屋敷中をかけまわり、大パニックを引き起こしてカオスなことに。バスタブはひっくり返り、階下に水があふれだし、大変なことになってます。

さあ、これをどうやって解決するのか?というのがオチ。

絶版っぽいのでタネ明かしをすると、地下のマイクで猫の鳴き声を館内に一斉放送する、というのが答えです。ビビッたネズミが一斉に外に出ていくのでありました。

ちなみに、うちの猫はビビリなためネズミに対してまったく役に立たないので、殺鼠剤の登場と相成りました。
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by rivarisaia | 2012-08-28 23:12 | | Comments(0)

噂の娘

HDの空き容量を増やすべく、地道に録画を観ては消す作業中。残暑続くなか、1935年の哀愁ただよう邦画です。

噂の娘』監督:成瀬巳喜男

55分で三代続いた酒屋の没落を描いた作品。以前観たときは、短いから無理があるような気がしましたが、逆にこの短さがいいのだと思えるようになりました。

父の健吉とともに酒屋を切り盛りしている邦江。母は亡くなっており、隠居中の祖父は気前がよく(浪費家ともいう)、店の経営は傾きかけている。妹の紀美子は流行りのモガで遊びくらしており、店を手伝うどころかたびたび小遣いをせびってくる。


という、どうにも落ち目の老舗酒屋が舞台です。
さらに。

父・健吉は、儲けを出すために酒に細工をしているのであった。こっそり隠れてやっているのだが、ご隠居にも、邦江にもじつはバレている。


この家で、なんとかしなくてはと頑張っているのは邦江だけで、よい家柄の男性と見合いをし、自分が結婚して家を出る代わりに父親の妾に家に来てもらおうと画策します。じつは、妹の紀美子がこの妾の娘なのである。その事実を知らないのは紀美子だけ。邦江は、妹が本当の両親と一緒に暮らせたらいいと考えていたのだ。

邦江ちゃん…そんなに気遣いばっかりしなくていいのに(涙)

ところが。

邦江の見合いは、妹・紀美子にぶち壊される。しかも妹に相手を取られる始末…。そしてこの後、怒濤の崩壊が始まる。紀美子は、自分の誕生日に本当の母親が父の妾だという事実を知らされ、健吉は、酒を薄めているのがバレて警察に逮捕されてしまうのである。で、話はここで終わってしまう。

酒屋の行く末は、ご隠居の「なあに、看板がかわるだけだよ」という台詞と、向かいの床屋の「次は何になるのかねえ」 というあっさりとした、でも容赦ない一言で落着。邦江の努力は何ひとつ報われないのだった。

あらすじだけ書くとけっこう盛り沢山なのに、55分におさめる成瀬すごい。ここに書いてない細かい演出がおもしろいです。印象的なのは、見合い相手と妹が橋の上で一緒にいるところを船に乗っている邦江が目撃してしまう場面。でもさ、紀美子と相手の男性は結局は別れちゃってるんですよね。邦江が見たふたりはすでにうまくいってないふたりだったのかも。

店がつぶれたあと、邦江は幸せになったんですかねえ。結局「噂の娘」は、長女・邦江のことなのか、それとも破天荒な次女・紀美子のことなのか、うむーと考え込んでしまうのであった。
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by rivarisaia | 2012-08-25 16:31 | 映画/日本 | Comments(0)

迎春花

作業中のBGMならぬBGVを…と GyaO! をつらつら眺めていたら、李香蘭の満映映画があって驚き。流し見どころかまじまじと観てしまったんですが、いろいろな意味で興味深い映画なのであった。

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迎春花』監督:佐々木康

満州での生活紹介映画という趣なので、あらすじはあるようなないような…という1942年の作品です。舞台は奉天。いきなり出だしから、スカート姿でアイスホッケーに興じる李香蘭と木暮実千代。満州まで来てスケートも滑れないのはもぐりらしいです。そんなセリフが何度も出てくるのです。ちなみに日本人で碁ができないのももぐりらしい(これも何度も言ってた)。

さて、李香蘭演じる白さんが働いている建築会社に支社長の甥・武雄(近衛敏)がやってきます。筋書きは、武雄のはじめての満州生活を、同僚の白さん(李香蘭)や支店長の娘・八重(木暮実千代)との交流をまじえて描くといった内容です。町の様子や日中の文化の違いを紹介しつつ、簡単中国語講座に、現地での生活費の内訳まで教えてくれるのであった。ハルビンの氷上祭も出てくるよ。ややこじつけな感じで。

武雄が上から目線な日本男子なのも、当時の様子を反映しているのでありましょう。イラッときますけどね、武雄。

そんな武雄は、女性陣からはのんびりしてるから嫌~と言われているのですが、たまにハッキリした態度を取って見直されておりました。武雄と白さん、八重の恋のトライアングルに発展するのかと思いきや……かなり唐突な八重の東京に戻って働く宣言。その直後、これまたいきなりの白さんの北京に行きます宣言。

呆然とひとり残される武雄。あまりに突然すぎて私も呆然としましたけどね…。

そして、何故か場面が暗転し、奉天での剣道練習風景で映画は終わるのであった。女性陣は前に進んでいる感じがするけど、男子・武雄はどうもダメそうだな〜。
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by rivarisaia | 2012-08-22 18:22 | 映画/日本 | Comments(0)

気がつけばブエルタが始まり(自転車レースです)、夏も終わりというモードへの準備期間に突入していますが、皆様楽しいお盆休みでしたでしょうか。私は休みもなにも、仕事の合間に超絶体調壊して散々でした…。チッ!

そのようなわけで、こちらは休み前に行った展覧会ですが、大変によかったのでおすすめです。このブログでもかつて「展覧会」というカテゴリを作成して、そのまま忘れて放置してたことも思い出しました。

場所は東京・乃木坂のギャラリー間ですので、入場無料です。インド建築界を代表する建築家、ビジョイ・ジェイン率いるスタジオ・ムンバイの展覧会。建築に興味ある人はもちろんですが、帳面派・工作派はぜひ行くべき。

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「スタジオ・ムンバイ展 PRAXIS」展覧会サイト
会期:2012年7月12日(木)~9月22日(土) 入場無料
場所:ギャラリー間


ごちゃごちゃと模型や素材、図面が配置され、まるでスタジオがそのままやってきたような雰囲気の展示空間が非常によいです。あちらこちらのテーブルの上に置かれた何冊もの赤い表紙の帳面を自由に覗けるのも楽しい。

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職人さんが日々書き留めたスケッチ等だそうですが、文字は読めないけどわくわくしますね。実物ではなくてスケッチブックを丸ごと複製して、自由に中を見ることができる展示ってすばらしいわ。

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工作派向けとしては、こんな建築模型がいっぱいあります。素材を手で触れるコーナーもある。ビデオが流れている場所にソファがあって、その前のテーブルには、ヤシの木の模型の制作過程がわかるような素材があったよ。

スタジオ・ムンバイはいくつか好きな建築があって、そのうちのひとつはチラシの表に載ってる Tara House ですが、リラックスできそうな建物でいいですよねえ。

会場はフラッシュと三脚を使用しなければ写真撮影も可能です。会場風景は公式サイトのスライドショーをどうぞ。

機会があれば、また行くかも。帳面を見に。
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by rivarisaia | 2012-08-20 16:37 | 展覧会ほか | Comments(3)

オリンピックも終了し、どうやら世間はお盆休みに突入しているようなので、私もお盆休み気分になってみようと思う(気分だけ…)。

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アゲハ飼育もお休み中ですが、サウナ状態の飼育ケースよりも庭でのびのび元気に育ちたまえ!と言ってたところ、先日アリがアゲハのタマゴをせっせと運んでいる様子を目撃した。どうりでタマゴを見かけないはずだよ。自然は厳しいですね…。

シオカラトンボ(写真)も飛んできました。水色なのは成長したオスだけで、メスは茶色なのでムギワラトンボと呼ぶらしいことを最近知りました。オスも成熟するまではメスと同じように茶色っぽい色なんだって。へええ。

それでは、みなさまもよい夏休みを!
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by rivarisaia | 2012-08-14 15:42 | 生きもの | Comments(0)

夏なので何かホラー映画の感想でも…と考えたのですが、ホラーといえば幽霊。幽霊ときたら、前々から折にふれて "あの菓子" について書いているのに、この映画をいつまでも無視するわけにもいくまい。

ゴーストバスターズ(Ghostbusters)』監督:アイヴァン・ライトマン

あらすじはいまさら書くまでもないですね。ニューヨーク在住の超常現象研究者3人組が、幽霊退治会社「ゴーストバスターズ」を設立し、お化け退治に精を出す話です。

Who you gonna call?
Ghostbusters!


という主題歌とともに、本作は公開当時大ヒットしまして、歌はそれこそ耳にタコができるほど聞いた。ふと思ったんですけど、お化け出そうで怖いときは、この歌を大声で歌うと怖い気分が吹き飛んでいいかもしれません。

そんな本作ですが、例のあの菓子ことトゥインキーが重要な役割を果たす映画としてエポックメーキングな位置づけにあります。ほんとかよ!?と思われそうですが、トゥインキーで映画ときたら、まずは何をおいても本作だろ、ということになっている。たぶん。

で、その登場場面ですが、ニューヨークの霊的エネルギーの総量を説明する際に、トゥインキーが引き合いに出されます。私、わざわざ今回あらためて確認しました。だって、全然覚えてなかったですからね、登場シーン。

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これが登場シーンです。見えますか。なんともわざとらしく、机の上の左はしに、パッケージを開けた状態のブツが置いてあります。ダン・エイクロイド演じるスタンツ博士も、新人君の元海兵隊ウィンストン君も、「さあ、お食べ」といわんばかりに置いてある菓子には見向きもせずに煙草などをふかしています。

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いったい袋を開けた人は誰なんだ…?

そこへメガネのスペングラー博士が、いきなりトゥインキーを1本手にしてですね、「通常のニューヨークの霊的エネルギーがこのトゥインキーのサイズだとすると、今朝の量は35フィート、600パウンドのトゥインキーくらい巨大だ」と解説するのでありました。

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スペングラー博士が手にしているブツはまさしくトゥインキー。この後、責任もってもぐもぐ食べてます。

それ聞いた直後にゲホッとむせるスタンツ博士は、想像してオエッとなったとみましたが、ウィンストン君は動じずに「そりゃまたデカいトゥインキーだな」と答えているのでたぶん好きなのでしょう。ちなみに、ビル・マーレイ演じるヴェンクマン博士は遅れて登場するのですが、「トゥインキーがどうしたって?」と興味津々なのできっと好きに違いありません。

なにはともあれ、最後に登場するのが巨大マシュマロマンであって、巨大トゥインキーじゃなくてよかったです。マシュマロマンは見た目がまだかわいいもんね。

●オマケ
これまでのトゥインキー復習リンク。いいかげんタグ付けしたほうがいい気もしてきたけど、意地でもやらない。

ゾンビランドになってもトゥインキーのことは考えないようにしたい
ゾンビランドになってもトゥインキーは食べたくない
ダイ・ハードとトゥインキー
ダイ・ハード2とトゥインキー:やっぱりパウエル巡査は…
マネーボールとトゥインキー
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by rivarisaia | 2012-08-09 21:00 | 映画/洋画 | Comments(0)

相変わらず、夜になると五輪だら見の生活の私です。先日など、ついに競歩まで見てしまいました。これもすべて仕事の相手先がさっさと返事をよこさないせいなのですが、先方も五輪だら見してんじゃないだろうな。あ、そういや『シャーロック』も見たよ(シーズン3、早く!)。

そして、今日はもうひとつの今夏の一大イベント、NASAの無人火星探査機「Curiosity」の火星着陸が!

「恐怖の7分間」をクリアできるのか。絶対に失敗は許されない。さあ、どうなる! と、ある意味、莫大な金と技術の総結集で1発勝負のスリリングな出来事であったわけです。

「恐怖の7分間」とは何か、というのはナショナルジオグラフィックのこちらの記事にも書いてあるんですが、ヘタなSF映画よりも楽しい映像が今なら日本語字幕版でアップされているので、まるで興味ない人も、だまされたと思って、まあご覧下さいよ。



なんだこのドラマチックな演出。スーパーソニック・パラシュート! 9Gの中、ヒートシールドを切り離し、ロケット噴射! そしてスカイクレーン!!

やばい…まじでSFだ…。楽しすぎる。

ハラハラ見守る中、着陸は大成功。そして現在 NASA のLIVE映像では職員全員で延々とハイタッチの浮かれぽんち中です。飛び跳ねててだれも座ってくれないので記者会見が始まらないー(笑)

追記(16:00):記者会見始まったんですが、和やかな雰囲気で興味深い応答がテキパキとされており、こういう浮かれぽんちからの切り替えもうらやましいなー。科学記者以外にも十代くらいの若者や老人も質問しています(何者...?)。

Mars Science Laboratory の公式サイト:http://mars.jpl.nasa.gov/msl/
英語ですが、デザインもいいし、わかりやすいつくり。

Curiosity君はツイッターもある:http://twitter.com/MarsCuriosity

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成功したときのツイートがウォーリーっぽくてかわいい。火星での活動がんばってください。大昔にブラッドベリの『火星年代記』読んだ頃は、火星にロボット送る未来に遭遇するとはあまり信じてませんでしたよ。


●さらにおまけの追記:タッチダウンが確認された瞬間の映像が残ってた。
http://www.ustream.tv/recorded/24512027/highlight/282850
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by rivarisaia | 2012-08-06 15:54 | 日々のよもやま | Comments(2)

すぐに感想書かないでいたら、記憶がどんどん薄らいできちゃった…。ざっくりとした感想な上に、内容に触れてますが、みてない人には意味不明。

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ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises)
監督:クリストファー・ノーラン

簡単なあらすじ

前作から8年後のゴッサムシティ。引きこもりで身体ボロボロのウェイン=バットマンだったが、妙なマスクをつけたテロリスト、ベインが現れ、再びバットマンとして立ち上がるハメに。


観ている最中は気にならなかったけど、終わってみると「もっと短くできたんじゃね?」という気もする本作。私の好きじゃない『ビギンズ』よりはおもしろかったけど、いかんせん『ダークナイト』が傑作すぎて、くらべてしまうと差は歴然としています。本作ですけど、全体にゴチャゴチャしてた感が。

また、悪役のベインが何をしたかったのかよくわからなかったのよね。いや、わかるような気もするけど、どう考えても小者なのである。私が彼の顧問だったら「昔、ジョーカーというやつがおってな……彼とくらべるとお前はツメが甘いのじゃ!」と叱責するところである。さらに、真の悪者はお前かよ!というお方もアッサリ終了してしまったのだった。

……と、ホメてるんだか、けなしてるんだかよくわからない感想で非常に申し訳ないのですが、私自身にもよくわからなくなってきているので、気になる人は劇場で観ることをおすすめします(DVDだとおもしろくないんじゃないかなー)。

あとは以下、疑問点もふくめて箇条書きで。

・キャットウーマンはいきなりバットポッドを乗りこなし、
 たいへん運動神経がよい。さすが!

・そんなキャットウーマンのお友だちらしき人(ジュノー・テンプル)は
 どこに行っちゃったの? 最初、彼女なのかな?と思いました。

・地下に閉じ込めた人たちも皆殺しにすればいいのに、ベイン…と思ったけど、
 彼はそこまで極悪非道じゃなかった。

・え、ラブロマンス?な場面で、ベインは目がうるうるしてたので、
 やっぱり根がいい人なのかもしれない。

・"ぎっくり腰になったバットマン"がいた穴はいったいどこにあるんですか。

・あの穴からゴッサムまで、まさか歩いて帰ってきたのでしょうか…。

・ジョゼフ・ゴードン=レヴィットはなよなよした文系男よりも、
 本作のようなきびきびした役のほうがイイです!

・アメリカ人は核爆弾について何か大きな勘違いをしている気がしますね…。

ノーラン監督が『二都物語』を参考にしたと語っていたので、ふむ…いったいどこがどう『二都物語』なのかと首かしげてましたが、途中から確かに『二都物語』っぷりを発揮してました。ま、上辺だけですけど。さすがディケンズ・イヤーですよね!
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by rivarisaia | 2012-08-03 23:06 | 映画/洋画 | Comments(2)

オリンピックが始まっておりますね。夏のオリンピックにはアイスホッケーがナイからほとんど興味ないと言ってたくせに、5時起きで開会式を見て、連日あちこちの競技を見っぱなしの私である。

興味アリアリじゃないか、何なんだ自分!

しかし、東京では絶対に開催してほしくないオリンピック。観戦しながらも、東京でやるのはよくないと実感している。大体このクソ暑い夏の東京じゃ、選手も馬もひっくり返っちゃうよ。

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モントリオールとアテネの五輪切手。それぞれハンガリーとギリシャの記念切手です。

そんなオリンピック雑感。

●開会式

女王陛下のすばらしい活躍っぷりを見せられた以上、東京で開催する気なら、天皇陛下をヘリから落とす以上の何かをやってくれないと太刀打ちできまい。

しかしコネタ満載でおもしろかったとはいえ、内輪受けっぽく皮肉めいたところが「オリンピックの」開会式としてどーなんだろ。意味わかんねーと思った国々もあったのではなかろうか。そういう国では放映されないのだろうか。で、そもそもこれって何のために誰に向けてやってんだろ…と考えさせられたりもしたのだった。

日本選手団がごっそり退場してたり(真相はこちらでどうぞ。もっとも北島選手などは最初から欠席である )、他の国の選手も行進して退場したりしてますが(アメリカの例はこちら)、後者の記事にもある通り、見てるほうも「長い…」と感じる選手入場は選手にとっても疲労困憊。試合が翌日や翌々日に控えていると、そりゃあさっさと帰らないと差し障りが出るというもので、選手の負担にならない方式を考えたほうがいいんじゃ…と毎回思うのだった(で、次の時には忘れてる、と)。

●審判

今回、話題の審判の活躍っぷりは生で目撃しました…。柔道では旗判定に「ジュリー」という人が物言いをつけたら判定が逆転、体操男子団体では最終的な結果に抗議をしたら審議が行われ、4位だった日本がいきなり2位に。そして女子フェンシングエペ個人では、判定に不服の韓国人の選手が抗議の座り込み1時間である。

柔道と体操は「ただいまの審議はこれこれこうだからこう変えた」という説明がナイので、ヌカ喜びさせられた選手も呆然とするし、勝った日本も素直に喜べず、最初の判定は何なんだよ、というもやもや感が残るんですよねえ。

可哀想だったのは判定が覆らなかったフェンシング。なぜか延長戦最後の1秒が数回繰り返された間に逆転され、結局は涙ながらに退場する選手に対して観客スタンディングオベーション。後日、国際フェンシング連盟がミスを認めた(?)ご様子(ココに詳しい。Independentの記事も興味深い)。

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延々と1時間くらいこの図が流れていた女子フェンシング。座り込む選手とわたわたする審議の方々。

追記(8/2):「スポーツを見るもの語る者〜フモフモコラム」でフェンシングの記事キター!
問題の「永遠の1秒の動画」があるのでご覧くださいよ。「Oh my god! 勝ったのは彼女なのに…」という観客の声が入ってるな。

フェンシングに学ぶ、時計を残り1秒で止めて何度でも攻撃をやり直す戦法の巻。

●競技

アーチェリーやフェンシングや馬術で騎士道を堪能し、水泳と飛び込みで涼をとり、ボートや自転車も堪能してるが、ワイルドですばらしいのがカヌー! しかもカヌーは撮影カメラマンが、スローで絶妙なショットを次々と繰り出してきて、ヤバイです!! 激流に挑む選手、みんなかっこいい。

そんなカヌースラローム決勝の激写をコチラでどうぞ!

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馬かわいい、馬。馬術には女王陛下のお孫さんも出場していたのだった。

ところで。

競技を見るのは大好きだけど、感動をありがとう演出とか、応援メッセージとか、選手への的外れインタビューとか、メダルの数とかまったく興味ないどころか不快なので、スタジオからのコメントやらワイドショーは一切見てません。

感動云々は大きなお世話だ。むしろマイナー競技はもちろん、メジャーとされている競技についても、競技の概要やルールや採点方法や背景の解説をもっときちんとしてほしいんだよ。その点が日本のメディアは大変に不親切なのだった。

フェンシングについてはこのサイトがおもしろい。フルーレとエペとサーブルの違いも審判用語もこれでバッチリですね。

TVで放映されない競技は、NHKでネット生中継やってます。私の場合、仕事しながら見られるので重宝している。一応ちゃんと仕事もしてるのよ。あははー。
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by rivarisaia | 2012-08-01 16:40 | 日々のよもやま | Comments(2)