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京都の飴

飴の話をしょっちゅう書いていたおかげで、先日、京都の飴をいただきました! やった! ありがとうございます。

京都の飴は見た目も美しくて、味も美味しいから好きですよ。和三盆の干菓子も好きですけどね。

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左の桃色の袋は、「家傳京飴 祇園小石」の祇園飴歳時記1月限定『御酒飴』です。初めて食べましたが、ほんのりと日本酒の味がします。これはおいしい。
そして右の箱は、「紫野和久傳」の『傳スケあめ(でんすけあめ)』。

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包みをあけると、のちのち便利に使えそうな缶が出てきた。ちなみに包み紙もなかなかない色味と風合いの和紙なので、豆本の表紙に活用する予定。

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なかの飴はこのように、ニッキや抹茶などいろんな種類が入ってます。まだ全種類食べてないんですけど、品のよい甘さで美味しい〜。黒豆が入ってる飴がおもしろい。

京都の飴はやはりすばらしいわ。先日、和菓子屋さんの飴が食べたくてデパートをうろついたけど、そのデパートの売場ではこれといったものがなかったので、まさにこういうのが食べたいと思っていたところだったのでした。

大事に食べます。本当にありがとうございました。
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by rivarisaia | 2013-01-31 21:52 | 食べ物 | Comments(0)

Wreckers

今をときめくベネディクト・カンバーバッチ君が出ている映画の紹介です。いまのところ日本では未公開で、劇場で公開されなくてもDVDスルーでもいいかな~という感じですが、カンバーバッチ君がサイコな役なのが見どころ。ヒロイン役は『リトル・ドリット』のクレア・フォイ。

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Wreckers』監督:Dictynna Hood

デイヴィッド(カンバーバッチ)とドーン(クレア)の夫婦は、デイヴィッドが子ども時代を過ごした村に引っ越してくる。静かな田舎で子どもをつくって楽しい家庭を築こうという算段である。

そこへデイヴィッドの弟ニック(ショーン・エヴァンス)が突然あらわれる。ニックの存在が徐々に夫婦の関係を壊していく…。


弟のせいで夫婦に亀裂が…という話ですが、ドロドロした三角関係に発展するのではなく、モヤッとドス黒い渦のような疑念が夫婦の間に充満してくるという展開です。これでは何のことだかよくわからないと思うので、やや内容に触れますが説明します。

そもそも妻ドーンは、これまで夫の弟に会ったことがなかった。そのあたりを夫に聞くと、彼は軍隊に入って戦争に行ってたから、という答が返ってくる。さらに弟ニックは子どもの頃にお母さんを階段から突き落としたりして、非常に乱暴者なのだ、とデイヴィッドは言う。確かにニックはPTSDや夢遊病に悩まされていたりするんですけども、どうもこの兄弟の間には変な緊張感が漂っている。

やがて、ミドルクラス出身っぽかった夫デイヴィッドはどうやらワーキングクラスの出身であること、子どもの頃に父親から虐待を受けてたらしいこと、しまいには母親を階段から突き落としたのは弟ではなくデイヴィッドなのではないか…といった、これまで知らなかった夫の一面や暴力性がだんだんあらわになり、妻のほうは不信感を募らせていきます。

そんな矢先、不妊治療をしていた夫婦の、不妊の原因が夫にあることが判明。しかもそれをとっくの昔に夫は知っていた。なんでだまっていたのか、と妻は激怒する。

カンバーバッチ君演じるデイヴィッドが、本性がよくわからなくて薄気味悪いことこのうえないです。映画の出だしは良さそうな人だったのに。やがて激しい兄弟喧嘩の末に、ニックは家を飛び出し、そして失踪。ドーンとデイヴィッドは、当初念願だった「幸せな家庭」を築きます(エッ!?)。

が、ラストシーンで「あること」を悟ってしまったデイヴィッドの表情の変化が恐ろしい。

デイヴィッドの過去やニックの行方、これからの夫婦の行く末もふくめ、いろいろなことがはっきりとは描かれないのですが、どう考えてもいろいろと黒いですよね…。あのふたり、これからどうするんでしょうね…。じつはこの作品は新年早々に観賞しまして、正月からうすら寒くなってた私でした(カンバーバッチ君がよいので、無問題ですけどね)。
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by rivarisaia | 2013-01-29 22:54 | 映画/洋画 | Comments(8)

梨山茶と鳳梨酥その2

以前「梨山茶と鳳梨酥(パイナップルケーキ)」の話をいたしましたが、今回もふたたび「梨山茶と鳳梨酥」。

台湾のお友だちからのいただきものなのだが(本当にいつもありがとう!)、今回は鳳梨酥が2種類来ました。

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奥の赤い箱が微熱山丘(パッケージが新しくなったのかしら?)、手前の箱が日出のパイナップルケーキである。じつはこれに梨山茶のパックもついてきて、まさに

「台湾茶飲みながらパイナップルケーキを食べくらべてみようセット」

なのだった。わーーい! ちょううれしい。梨山茶も本当に美味しくて、ごくごく飲んでしまうわ。では、前回は微熱山丘のパイナップルケーキの写真でしたので、今回は日出のパイナップルケーキをどうぞ。
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正直、どっちが美味しいかと言われたら迷う。どっちも美味しい。いつか台中に行かねばなりませんね、お菓子を食べに…。

台北ナビの微熱山丘の紹介はコチラ、そして
日出・大地(台中市)の紹介はコチラです。参考までにどうぞ。
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by rivarisaia | 2013-01-26 23:35 | 中国茶 | Comments(0)

この前正月だったのに、あっという間にもう下旬なんですけど…こわい。

先日、パパ様ことローマ法王の公式 Twitter についにラテン語が登場! パパ様は複数の言語のアカウントを持っているのだが、Pontifex_ln というのがラテン語で、このアカウントがフォローしてる8つのアカウントが、その他の言語です。

さあ、私も今年はもうちょっと真面目に勉強しよう。そこで参考書ですよ。

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インデックス式 ラテン文法表』有田潤著、白水社

アマゾン等で検索すると全然違う表紙が出てきますが、紙のカバーが邪魔なので取ってしまったのです。そしたらどうよ、この金色に光るラテン語のタイトル文字。かっこいい…。

表紙は酷使に耐えうるビニール加工のソフトカバー、薄くて軽くて小さいので、持ち歩くのにもよいサイズ。

アマゾンでも高評価ですが、使ってみると大変に便利な1冊。ペラペラに薄いので(64ページしかない)、複雑怪奇なラテン語文法がこれで大丈夫なの?と不安になるかもしれませんが、まったく問題ありません。むしろこのようなコンパクトな1冊にまとめた有田先生、すばらしい。

使いやすさの秘訣がインデックス式。本書をぱかっと真ん中で開くと…
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こんなふうになってます。左側が名詞や形容詞など右側は動詞の変化等にまとまっていて、知りたい項目が一目瞭然。パッと引けるし、各項目が例文付きで見開きで説明されており、わかりやすいので本当におすすめ。

とりあえず、私の場合はつねに鞄に入れて持ち歩くことから始めてもいいかもな…。
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by rivarisaia | 2013-01-23 23:26 | | Comments(2)

別離

何かを伝え忘れたり、隠し事したり、ひとつ嘘ついたり、些細なことが重なってどんどん悪い方向に転がり、にっちもさっちもいかなくなってしまう話といえば、前作の『彼女が消えた浜辺』もそうだったけど、それがさらにパワーアップしていて、重苦しくてまたしても感想書けないですよね、これ。

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別離(Jodaeiye Nader Az Simin)』監督:アスガー・ファルハディ

とてもよい映画なのだが、個人的には前作のほうが好き。だって今回は、巻き込まれた子どもたちが可哀想すぎて…。お父さんとお母さんたち、きちんと話し合ってくださいよー! 

出てくる大人がどいつもこいつもプライド高くて勝手で、自分の主張ばかりなので、「お茶でも飲んでどうか落ち着いてください」とティーポット抱えて仲裁に行きたい気分でいっぱいの2時間…という映画なのだった。

あらすじはシンプル。

11歳の娘と夫とともに外国に移住したい妻シミン、アルツハイマーの父を置いていけないという夫ナデル。意見の相違からふたりは離婚を申請し、別居することに。

娘とくらす夫ナデルは家政婦を雇うのだが、ある日、家に帰ってくると家政婦が勝手に外出しており、父がベッドから落ちてケガをしていた。しかも引き出しに入れてあった現金も無くなっていた。

怒り狂って家政婦を追い出したナデルだが、その晩、家政婦が流産した、という知らせが入る。


はたして

家政婦はナデルに押されたせいで流産したのか。
ナデルは家政婦の妊娠を知っていたのか。

知っててわざとやったらなら胎児に対する殺人罪が適用されるため、起訴されるかどうかの取り調べが行われる。中産階級のナデル夫妻と、下流に属する保守的な家政婦の夫妻は、この事件のせいでバラバラになっていくのだが、詳細についてはDVDも出てるのでどうぞご覧ください。ここからちょっと話がそれて少々内容にふれます。

本作では「コーランに誓うこと」が何度か登場する。たとえば家政婦の夫が「嘘を言ってるだろう! コーランに誓って真実だと言えるか!」と激高するのだが、相手が「コーランに誓って本当です」と答えると、ぐぬぬ…ならば仕方ない…といともあっさり引き下がるのである。あるいは、示談金を払うにあたり、ひとつコーランに誓ってほしいと言われた家政婦は、確証がないのでそれだけはできないと泣き、彼女の夫も無理強いすることができないのだった。

コーランに誓うことの重要性というのは、異国に住んでたときに私も何度か目にしたことがある。

ムスリムの友人たち同士が言った言わない、やったやらないで大喧嘩になったときの最終兵器のような台詞なのだった。あんなに怒って嘘つき呼ばわりしてたのに、「彼は嘘をついてないよ。コーランに誓ったから」とけっこうあっさり納得するのである。

逆に「コーランに誓うことはできないが、やってない! 信じてくれ!」という、それはやったと言っているようなものではないのか?と困ってしまうシチュエーションもあった。

そしていまの世の中でコーランに誓うというのはどのくらい有効なのかなあとふと疑問。映画では「あなたは信仰に対して敬虔なので、だからこそコーランに誓ってほしい」というようなことも言っていた。では、シミンやナデル夫妻だったらどうだろうか。あるいは敬虔じゃない人には、コーランに誓ってみたもののじつは嘘、ということが可能なのか。その場合、赦しを得るための告解のようなシステムはあるか。

気になって仕方がないとともに、いまや聖書にはここまで効力ないかもしれないな、などとも思うのだった。欧米の裁判とかみてるとそうだよね…。『フライド・グリーン・トマト』のようなことになってるならまだしも。
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by rivarisaia | 2013-01-21 17:38 | 映画/洋画 | Comments(2)

日本橋クルーズ

先週、日本橋川を下って隅田川にちょろっと出て戻ってくるという、30分で1000円の日本橋クルーズに行ってきました。

川というか掘ですし、高速道路の下で淀んでますし、自然のかけらもない都会の川のなにが楽しんだって感じでしょうが、結論から言うとすごく楽しかったです。たとえていうなら、路地裏探検してるような気分だな。だから隅田川に出ちゃうと、またちょっと違う趣。

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日本橋船着場から船が出ます。日本橋のたもとにあります。橋から覗き込めば見つかります。

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乗るのはこんな船。屋根がないのは潮位によってはギリギリの橋の下をくぐらないといけないから(と船長さんが言った)。

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日本橋の麒麟を川から見上げることができるのが楽しい。

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橋の下の石組みはこんな感じです。関東大震災のときに橋は壊れなかったけど、辺り一帯が焼けた。そのときの傷跡や火の跡が橋のたもとに残っているのが観察できます。

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なぜ川の上に高速を建てたし…という東京の都市計画なんですが、よくもわるくもこういう風景がすごく東京らしい…と海外から帰ってきたときに感じたりする。

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最後は墨田川に出て、広々した川をちょこっと一周して日本橋に戻ります。

春になったら、お花見クルーズや神田川方面クルーズもあるみたい。花見はあまり興味ないけど、神田川には行きたいなー。

興味ある人は東京湾クルージングで検索してください。お天気や潮の加減で運行状況が変わったりするので、ツイッターで情報をみるといいかもしれません(アカウントはTokyoBay_Cruise)。あるいはふらっと日本橋通ったときにやってたら乗る、とか。いまの時期、寒いのでけっこう凍えます。一応船には毛布があって、あと、ホカロンくれるよ。
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by rivarisaia | 2013-01-18 21:19 | 旅行・お出かけ・さんぽ | Comments(2)

SHERLOCK(シャーロック)

本当は昨日お知らせしておこうと思っていたのに、この連休いろいろ忙しくてすっかり忘れてた。

今晩からNHKの総合で『SHERLOCK(シャーロック)』シリーズ1を三週連続で放映しますよ。BS観られない〜とお嘆きだったあなたに朗報!

詳細は番組公式サイトをどうぞ。放送日時は1/16(水)、23(水)、30(水)の午前0時25分〜、つまりは火曜の深夜である点に要注意。

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シリーズ2はいつ放映するのかわかんないけど、正月にBSで再放送してたし、総合でもやると思うわ。また、シリーズ1、2ともにそれぞれ全3話なので、長い続き物はなかなか観られないという人にもおススメです。

で、この『SHERLOCK(シャーロック)』は現代版シャーロック・ホームズなのだが、アレンジ物ホームズとしてはアレンジの仕方がなかなか面白く、なによりキャスティングがドンピシャである。シャーロック役は、私が大好きなベネディクト・カンバーバッチ。私はこの人の顔の骨格および身体の骨格バランスが好きなのだ。いやあ、いい骨してますよねえ! 写生したい。

キャスティングといえば、シリーズ1では、マイクロフトとモリアーティの配役にもびっくりしたのだった。結果的にはすごくハマってるんだけど。

シリーズ2の最終回の例の真相はどういうことにするんでしょうね。待ちきれないので、3を早く制作して放映してほしい〜。主役2人が多忙ゆえ、とりあえず3までしかつくらないらしいけど、一応今年の予定です。イギリスで年末あたりの放送かな…。

メモとしてエピソード・タイトルだけ挙げとく。BBCのページはコチラ

シリーズ1
1: ピンク色の研究
2: 死を呼ぶ暗号
3: 大いなるゲーム

シリーズ2
1: ベルグレービアの醜聞
2: バスカヴィルの犬(ハウンド)
3: ライヘンバッハ・ヒーロー

オマケ
シャーロックくんのサイト:http://www.thescienceofdeduction.co.uk
ワトソンくんのブログ:http://www.johnwatsonblog.co.uk
モリーのブログ:http://www.mollyhooper.co.uk
コニー・プリンスのサイトhttp://www.connieprince.co.uk
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by rivarisaia | 2013-01-15 17:08 | 海外ドラマ | Comments(3)

本日も海外ドラマのおはなし。英国お屋敷ドラマのシーズン2+クリスマススペシャルでございます。海外版ならDVDが入手できますけど、日本語字幕版DVDはどうなってるんでしょうね。もうね、DVDで出なくてもいいからHuluに入ればいいのにね!

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ダウントン・アビー(Downton Abbey)シーズン2

シーズン1につきましてはコチラをどうぞ。

第1次世界大戦からスタートするシーズン2+クリスマススペシャルは1916年から1920年です。ちなみにひとつひとつのエピソードの間、どのくらい時間が経っているのかわかりにくいんですが、仕様です。

戦争に翻弄されるアッパークラスの方々&使用人たち。ただでさえ大変なのに、階上・階下ともに恋愛事情もてんやわんや。大変気の毒な状況になる人と、幸せになる人がパッキリ分かれたのもこのシーズンでございました。

どんどん断れない立場に追いやられてしまったキッチンメイドのデイジーも不憫だったけど、マシュー君の婚約者ラヴィニアも可哀想だよな…。それにしてもダウントンのお屋敷の人は、使用人対してたいそう寛大だと思うぞ。

内容がどんどんソープオペラ化しているのですが、しかし、マギー・スミス演じるバイオレット様は相変わらず絶好調です。バイオレット様最高。あんな老女になりたい!

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シーズン2の最後でも「二度とお会いすることはないでしょう」と半ギレで言ってきた相手に「Do you promise?(約束してくれる?)」ってソッコー真顔で返してた(笑)。


マギー・スミスが階上でピカイチのキャラだとしたら、階下で欠かせないキャラクターが、下僕のトーマスである。

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奥様付き侍女オブライエンといつも煙草をスッパーとふかして悪巧みをしているトーマス君。このトーマスは本当にムカツく男なのに、トーマスがいないお屋敷は気の抜けた炭酸水同様でした!

下僕なんてもう嫌だとばかりにお屋敷を辞めて軍隊に入ったトーマスなのだが、戦場から退散して、お屋敷に舞い戻り、さらに再び使用人になるハメに。ウェルカムバック!

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クリスマススペシャルでは、バイオレット様とトーマスのダンスシーンがみられます。悶絶します。

前回気に入らなかった人の株があがったり、人がよすぎるのも考えものだわね…と逆にイライラしたりしたシーズン2ですが、シーズン3はどうなるのでしょうねえ…とか言いながら、内容をおおまかに知ってしまった私ですが、トーマスがいろいろやらかしてたようで、楽しみです。
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by rivarisaia | 2013-01-10 23:48 | 海外ドラマ | Comments(6)

The Killing/キリング

1月中旬くらいまで映画館に行けないので、去年観たけど感想書いてない映画の話でもしようかと思いつつ、やっぱり海外ドラマの話を先に。まずは年末のくそ忙しい時に、おもしろすぎて私の予定を大幅に狂わせたデンマークのドラマ。

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The Killing/キリング(FORBRYDELSEN)』シーズン1

しかし世の人々は見たい番組をいったいどうやって把握しているのでしょうか。

なんかね、どのチャンネルで何曜日の何時に何やってるのか、いつまでも把握できない私です。で、キリングも大変みたかったのに、「しまった…とっくに始まってた…続きものだし途中からみるのはイヤ〜」というのを何度も繰り返した私のような人間のために、年末一挙放送があったのだ。今月シーズン2を放映するからなんですけども。

しかし毎夜連続ならまだしも、1日で全20話を一挙に放送は過酷であった。ぶっ続けでみるわけにもいかないし、挙動不審の我が家のDVDがちゃんと録画できるのか不安だし、録画中は裏番組をみることもできないし、見始めると止められないし。とにかく、機械も私もがんばった!

シーズン1のあらすじ。

デンマーク、コペンハーゲン警察殺人課の刑事サラ・ルンドは、恋人の住むスウェーデンに引っ越す予定でいた。ところが勤務最終日に、後任のマイヤ刑事とある現場に向かったサラ・ルンドは、思わぬ事件に巻き込まれていく。折しも、コペンハーゲンではまもなく市長選が行われようとしていた…


野原で血のついた下着が発見され、引越業を営むラールセン家の長女が行方不明になっていることが発覚、運河をさらうと遺棄された自動車の中から少女の遺体が出てきて、その自動車の所有者は市長選に出馬している議員の事務所なのだった。辞めるに辞められないルンド刑事。少女殺しの犯人は誰〜!?

話は主に、

ルンド刑事と後任のマイヤ刑事が活躍するコペンハーゲン警察
娘が殺されたラールセン家
殺された娘が通っていた学校
市長選に向けて謀略の渦巻く市庁舎


を中心に展開し、次々に容疑者が浮かび上がるんだけど、どいつもこいつもハッキリと真実を言わないので(事情があるとはいえ)、誤解が誤解をよび、翻弄されまくる警察。そして犯人がつかまらないことで苦悩する被害者の両親は、精神的にどんどん追いつめられていく。

結果としては、「お前かよ!」という人が犯人でした。なかなか意外な展開で、そこがデンマークらしい(だってアメリカだったら違う方向に持っていく気がするのよ)。ドス黒い陰謀論を妄想した私も間違ってた(そんな私は例の自動車をどのタイミングで例の監禁場所に移動したのかよくわかってないんですけど、まあいいや。)。

この事件のせいで、犯人に間違えられた善良な人はさんざんな目にあい、良心の塊のようだった人が一線を越えてしまう。事件とは直接関係なかったのに…恐ろしいわ!

主人公サラ・ルンドはかなり頑固な性格ですが、私はけっこう好き。相棒のマイヤ刑事は、東京国際映画祭の『シージャック』でデキる社長を演じていた俳優です(だいぶイメージが違う)。そして後半登場するコペンハーゲン警察副局長がなかなかイカすよ!

さてシーズン2は、スーパー!ドラマTVで1月14日の22:00から全10回。連続ドラマで20回ってけっこう長いので、10回くらいがちょうどいいですね。

詳細→http://www.superdramatv.com/line/the_killing/

シーズン1で事件を解決するにあたり、最後のほうでけっこう無茶したので、ルンド刑事はどうやら左遷されてるようす。もちろんスウェーデンにも行ってないぞ。シーズン1をみてなかった人もシーズン2からどうぞ。

ちなみにキリングはアメリカでリメイクされてるけど(私は未見)、内容と雰囲気的に舞台がデンマークのほうがあってる。
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by rivarisaia | 2013-01-08 18:01 | 海外ドラマ | Comments(2)

007 スカイフォール

今年の正月は、イマジカで007シリーズを一挙放送してました。家人の実家では『カジノ・ロワイヤル』のダニエル・クレイグ全裸拷問シーンを家族全員でガン見しながら夕飯食べてた…新年早々。

そういえば去年、私はめずらしく公開早々に007の新作を観たのだった。しかし感想を書かずに放置してたら記憶が薄れてしまい、ダニエル・クレイグが寒村の漁師みたいな風貌だったなーということばかり考えてしまうのですが、がんばって思い出してみる。

最初に断っておくと、私は007自体のよき理解者ではないのである。もっと地味で現実味にあふれたスパイの話を想像していた小学生の私が、はじめて007をみたときの衝撃が皆様にわかるでしょうか。

……その話はまた別の機会にすることにして、新作です。

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007 スカイフォール(Skyfall)』監督:サム・メンデス

トルコで任務中のボンドさん。ボンドさんが敵と格闘中、本部の上司Mが「ボンドが死んでも構わないので敵を撃ち殺しなさい!」とボンドさんの同僚女性に命令します。

で、ボンドさんは同僚の撃った弾にあたって谷底に転落。そのせいでやさぐれてしまい、飲んだくれの親父と化しますが、いろいろあってMI6に戻ってきます。

さて。

MI6では上司Mが何者かに執拗に狙われていた。そいつは一体誰なのか。そいつは昔の部下シルヴァであった。彼はそのむかし、任務中にMに見捨てられたのを深く深く根に持っていたのだった。

さあ、ボンドとシルヴァ、上司Mに見捨てられた男同士の戦いがはじまる!


ざっくりした内容はこんな流れ。前2作は、国境を超越した謎の組織との戦いだった気がしますが、今回はしょせん私情のもつれ。謎の組織は一時お休みです。

冒頭のトルコのアクションはドッカンドッカンと派手派手だし(シックスはスパイのくせに派手すぎる、とMI5に怒られるよ)、怪しげなマカオのカジノに悪のアジトの無人島、はてはスコットランドの荒野と舞台も多様で、さらにお茶目な若者Qが登場して楽しませてくれるんですけど、肝心のコトの真相が…なんていうのか……小さい。

上司Mはお前らのママじゃねーーんだよ! 甘えるなーーー!!!と言いたくなるというか。女性の社会進出が進んでも、男性部下がこういう意識の持ちようだと困るわね。

「俺を見捨てたママを恨む!」「ママに酷いことするな!」というマザコン兄弟ゲンカかよ、みたいな…。

Mの判断は、仕事としては正しかったわけじゃん。それを何だよ、大の男が諜報部員のくせにさー。任務中にそういうことが起こりうるのはわかってるじゃん。それでもスパイかよ。シルヴァはね、いつまでも昔のことでねちねちしつこい!

あと、余談ですけどボンドさんも、女性がシャワーしてるところに突然素っ裸で入ってくるのは、失礼すぎます。

だんだん思い出したら腹が立ってきました…。そしてボンドさんもスコットランドくんだりまで行ったわりには、結果的には任務に失敗したことになるのではないのか?とぼんやり思う私であった。

まあしかし、寒村の漁師みたいなダニエル・クレイグがかっこいいし、眼鏡のQのベン・ウィショーがかわいいので、もうそれで十分だった気がします。次回作が楽しみですね!

ところで、上海で殺された人は、あれは誰だったの? あの件はサラッと終了してたけど、あとあと問題になったりしないの?
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by rivarisaia | 2013-01-06 15:11 | 映画/洋画 | Comments(5)