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今年も来てます、メジロ

冬〜春先の庭の常連ことメジロが今年も来ています。

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写真に映ってるのは1羽ですが、このひとたちいつもペアでやってきている気がするんだけど(このときもう1羽は別のエサ台でミカンを食べていた)。最近、大胆になってきて、わりとそばまで近づいても逃げない。
というかミカンに夢中!
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by rivarisaia | 2013-02-28 23:58 | 生きもの | Comments(0)

月曜はアカデミー賞でした。今年はいろんな作品が万遍なく賞を取った年で、ひとつの作品があれもこれも最多×部門受賞!という感じではなかった年でした。

振り返ってみると、なにげに『ライフ・オブ・パイ』がいちばん数が多くて4つも受賞していた。意外〜。ノミネート/受賞作品ですでに公開されてるけど未見のものが溜まっているので、観に行かなくっちゃーと思っている私です。

いっぽうで、『ライフ・オブ・パイ』のVFXを担当していた会社 Rhythm & Hues が倒産したり、日本ではウォン・カーウァイ/王家衛の映画の配給等で有名なプレノン・アッシュが破産…ともうなんだか暗いニュースが流れて、もうじき春だというのに木枯らしがぴゅーっと吹いているような寂しい世の中なのでした。

Rhythm & Hues もプレノン・アッシュもびっくりですよ。R&H は有名な老舗大手なのに。やっぱり人件費が安い国に仕事がいっちゃうのかな…。プレノン・アッシュはまあ、いろいろと厳しかったんだろうなというのはわかるんですけど、黒沢監督の『一九〇五』の製作はもう無理なのかしらというのと、配給作品の上映権とか大丈夫なのかしら、というのが気になるところです。

エルマンノ・オルミの『ジョヴァンニ』もプレノン・アッシュが配給で、数年前にシネマヴェーラで再上映したときに行きそびれたので、またやらないかな〜とずっと思ってたところだったのに! 嗚呼!
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by rivarisaia | 2013-02-26 23:59 | 映画や本の雑記 | Comments(0)

先日はビッケの話をして昭和ノスタルジーに浸ったところで、タカラのキャンディちゃんに続く女の子向け昭和グッズの紹介。

うむ、昭和ノスタルジーか…。私が好きなのは昭和は昭和でも、昭和初期、戦前の"都会の"建物や街並とか洋服とか華族の暮らしとか魔都上海とかなんですけどね。ノスタルジーを感じるもなにも、私、その時代生まれてないから見た目しか知らないけどね! いやまあそれはさておき。

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叔母が子どもの頃に祖父に買ってもらったというお人形。戦後の品です。人気商品であったがゆえに、当時、祖父はデパートで並んで買ったらしい。

増田屋斎藤貿易から昭和29年(1954年)に発売されたミルクのみ人形(小鳩くるみのカール人形)ではないかと思うんだけど、昭和32年(1957年)のビューティカール人形かも。また、他社から類似品も出ていたようなのでどうだろうか(参照:増田屋コーポレーション日本のおもちゃ情報「レトロ玩具館」)。

子どもの頃、祖父母の家に行くと必ずこの人形で遊んでいたのだったが、祖母がたくさん着せ替え用の洋服をこさえており、洋服と一緒に祖母の形見として叔母から譲りうけたのであった。髪の毛用の銀色のカーラーとか、哺乳瓶といった小物は紛失。

むかしは横にすると目を閉じたのに、内部のナニかが涙のように溶け出してて目がくっついてしまい、もう閉じない。髪の毛もすっかりボサボサになっていたので、これでもちょっと巻き直してみたのよ!
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by rivarisaia | 2013-02-24 23:01 | モノ | Comments(0)

子ども向け映画ですが、ある時代に子どもだった一部の大人には確実にウケるであろう映画。

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小さなバイキング ビッケ(Vicky the Viking)
監督:ミヒャエル・ブリー・ヘルビヒ

映画祭で上映したときに、こ、これは…観たい…と思ったのだが、その時は日程が合わなかった。しかしDVDが出たというので早速借りました。まあ、まずは予告をごらんください…。



どこからこいつら連れてきた!?と言いたくなるほどの、アニメ版と同じ顔立ちの方々が。私もバイキングのメンバーを全員覚えてたわけじゃないんですけどね、「あ、こういうキャラ、確かにいた! いたよ、いたー!」と記憶がよみがえって興奮しました。恐ろしい再現率。

異国の地でもあのアニメが放映されていたせいか、というかもともとドイツと日本の共同制作のアニメだったらしいんですけども、とにかくアニメ版へのオマージュが凄い。アニメで見たことの様々な表現が実写になっている。ストーリーは突拍子もないんですけど、そこは子ども向けだから、わたし別に気にしない!

予告にもありますけど、あの「ひらめいた!」の星が飛ぶ場面の実写版を観た瞬間に、ソファから転げ落ちるくらい笑いました。

あと謎だったのは、ビッケの彼女的立場にある女の子チッチがですね、かわいいんだけども「……白痴?」と首かしげるくらいボケキャラになってた。途中でビッケですらウンザリな顔してたけど、あれはなんで!?(笑)

あ、そうそうDVDの音声ですが、ドイツの映画なのに、なぜか英語吹替えと日本語吹替えなので、日本語吹替えのほうを断然オススメします。英語で字幕でみると面白みがややトーンダウンします。
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by rivarisaia | 2013-02-22 23:28 | 映画/洋画 | Comments(0)

先日は、"本当に起きたこと" よりも "物語" のほうを信じることについてでしたが、きょうはその逆で、物語はいろいろなバージョンがあるんだけど真実は何かを探るという話です。

このあいだ、昨年駐車場から発掘された遺骨がリチャード3世と確定して、私大興奮だったんですが、リチャード3世といえばこの本。

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時の娘』ジョセフィン・テイ著、小泉喜美子訳、早川書房

リチャード3世の悪者イメージは、シェイクスピアの『リチャード三世』のせいかもしれませんが、それほど腹黒くない気もするし、むしろ魅力的。薔薇戦争もので1番人気だと推測しているのですが、どうでしょう。悪名高いがゆえに「実際はそうじゃなかったのでは?」「名誉を回復しようぜ!」と考える人々もたくさんいるし、愛されてるな、リチャード3世。

そこで本書です。

スコットランド・ヤードのアラン・グラント警部シリーズのなかの1冊。単体で読んでも大丈夫です(むしろ全部翻訳出てない気がするし)。はい、ざっくりしたあらすじ。

犯人を追いかけマンホールに落っこちたせいで入院生活を送っているグラント警部。ふとしたことから肖像画のリチャード3世に興味を持ったことをきっかけに、歴史書を探りながら甥殺しで悪名高いリチャード3世の真実を推理することに…


グラント警部はシェイクスピアの悪人像の元になった本が、偉大なるサー・トマス・モアの著作であることを知る。で、友人に頼んでくだんの著作を入手し、読みはじめるのだが、どうも内容がうさん臭いと感じるのである。大体、リチャード3世が王位についたとき、モアは何歳だったのか?と計算してみれば、5歳なのである。

で、グラント警部はこう思う。

この歴史書に書かれていることは、すべて伝聞でしかないのだ。
そして、もし、刑事が何より忌むものがあるとすれば、それは伝聞である。


伝聞…だって大昔の歴史書ですし…。しかし、歴史を解釈するにあたりこの視点は非常に重要である。しかしグラント警部は腹の虫がおさまらず…

グラントは永いあいだ、人間の知性を相手にする仕事をしてきたので、誰かが見たり聞いたりしておぼえていることについて誰かが記録し、それをまたさらに誰かが記録したようなことを、真実として受け入れるわけにはまいらぬのである。
彼は胸がむかむかしてきた。


「真実だと書いておきながら伝聞かよ!」とベッドの上でえんえんと怒り狂うグラント警部が、わたし大好き!

怒りの矛先は、聖人でもあるトマス・モアに向かっており、それは、グラント警部みずから、モアほど信用できる歴史的人物はいないという意見に同意したばかりだったのに…こんちくしょう!という、騙されたことに対する怒り、すなわち簡単に信じてしまった自分自身に対する怒りでもあります。

彼、アラン・グラントは、”偉大な知性" の持ち主などという輩がいかに無批判で、山師も赤面するようないんちき話をやすやすと信じこむかを先刻御承知なのである。

(中略)

彼、アラン・グラントの知る限り、"偉大な知性" の持ち主ぐらい、世に愚かしく、無批判な存在はないのである。そして、関知する限り、トーマス・モアなんぞはどこかへおっぽり投げてやるべきなのである。


落ち着け! グラント警部!(笑)

かくして、グラント警部はリチャード3世は犯罪者だったのか、偉大な政治家だったのかを探る決意をするのであった。ベッドから動けない警部にかわり、あちこちで文献を探してくるのは若い歴史研究家のアメリカ人ブレント君です。ここから先の、展開はオチも含めて本書でお楽しみください!

こうやっていろんな文献にあたって過去の歴史を探るのって楽しそう。いいなー。

ついでにロンドン塔で見つかった子どもの骨のDNA鑑定しないのかなー。いまの技術なら新しい発見があるかも。


● 本日のオマケ

レスター大学のリチャード3世探索のページ 
顔の復元写真が出ている(肖像画そっくりだ!)ガーディアンの記事 

ナショナルジオグラフィックニュース(日本語)
リチャード3世の遺骨、駐車場から発掘
リチャード3世の遺骨発見、熱狂の理由
リチャード3世の遺骨、DNAで特定
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by rivarisaia | 2013-02-20 23:34 | | Comments(4)

原作のフィルターをかけて(脳内補完して)映画を観てしまうことがあり、この作品もそうでした。最後までネタバレしてますので注意!

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ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(Life of Pi)』監督:アン・リー

主人公のパイの家はインドで動物園を経営していたが、一家でカナダに移住することになる。しかし乗っていた船が遭難してしまう…


原作については過去にちょうやる気のない感想を書いてました…。あのときちゃんと書いとけばよかったという後悔は先に立たず!

映画化の監督がシャマラン→キュアロン→ジャン=ピエール・ジュネと移り変わり、個人的にはジュネの色味と雰囲気で期待をふくらませてたので、 アン・リーになったことに対する複雑な心境は、コチラに書いた通りです。

で、映画版です。

まずよかったところ。

映像がひじょうに美しく、特に場面が移り変わるときの画面の構図に工夫があって面白い。退屈なんじゃないかと心配だった前半も、映画ではちっとも飽きなかった。リチャード・パーカーがCGっぽくないのも凄いし、うちの猫のようで愛らしい。また私はびょーんと飛び出る3Dがあまり好きではないので、今回は紙芝居みたいな3Dでとてもよかった。びょーんが好きな人は物足りないかも。

ちょっと残念なところ。

小説を読んだときに受けた衝撃はなかった。内容を知ってるから当たり前なんだけど、仮に読んでなかったとしても、驚きはしてもあの衝撃はなかったと思う。そして残酷なシーンはことごとくカットであった(この件は後述)。ジュネだったらきっと入れてただろうが、結果的にはアン・リーの判断でよかったのかも。

さて。

はじめ、救命ボートにはパイのほかに、足を怪我したシマウマ、オランウータン、ハイエナ、トラが乗っていた。


小説ではここで血みどろの心が折れそうになる戦いがあるのだが、映画ではそれは瞬く間に終了。あまりの早さにおののきました。ハイエナの邪悪さに苛立ったり、シマウマやオランウータンに涙したりする間はなく、あっさり終わってしまったので、もうひとつの物語の印象もやや薄まった気がする。しかし、映画ではトラが登場するタイミングがパーフェクトだった(そう来たか!という感じ)。

パイの物語には動物が出てくるバージョンと、出てこないバージョンの2種類があります。どちらの話が真実か、というのはじつはどうでもいいことです。

最後のほうで明かされる2番目の話に驚いて忘れがちですが、本作は「物語のちから」と「信仰(Faith)とは何か」についての話で、最初に作家がパイの元にやってくるのは「神様を信じさせる話」をしてくれると聞いたからでした。

日本の調査員が指摘したように(そしてカナダ人の作家も、観客/読者も心の中で感じているように)、トラが出てくる話のほうは非現実的で、ほんとうに起きたことだとは思えない。そこでパイは、信じられない人のために救命ボートには「足を怪我した船員、自分の母親、船のコック」が乗っていたという、より現実的な話を披露します。リチャード・パーカーは、トラにならなければ生き残れなかったパイ自身でした。言い換えるとパイの中に潜んでいたトラの部分です。

ところが、パイの証言によって貨物船が難破した原因が解明されるならまた話は別ですが、どちらの物語を採用したとしても、船が沈んだ理由は永遠にわからないことに変わりない。何も証明できないし、真実は「生き残ったのはパイだけ」という事実のみです。

なら、どっちがよいですか? どちらを選びますか? とパイは作家に、調査員に、私たちに、聞くわけです。

映画では、作家はトラが出てくる話のほうを選ぶ。
原作では、あれほど「非科学的だ」と言ってたはずの日本の調査員が、トラが出てくる話のほうを選ぶ(ここジーンときたので、映画でも調査員に聞いてほしかった。ちらっと映った報告書ではトラのほうを採用した感じだったけど)。

それに対してパイは、

「Thank you. And so it goes with God.
(ありがとう。神様だってそういうことですよね)」


と答えます。神様の話というのは非科学的だし、現実にはありえないし、ほんとうだと思えない。でもね、正しいか、正しくないかじゃなくて、信じられない話だけどそれを受け入れることが信仰(=faith)というものなのではないか。

子どもの頃からパイは宗教に興味があって、イスラム・ヒンズー・カトリックと3つ信仰してるんだけど、これは3つのうちどの教えが正しいかは重要ではないということを示唆しているようにもみえる。それぞれが好きなものを選べばいいじゃないか、みたいな。

さてはて、ミーアキャットの謎の島については、正しい答えはひとつじゃなくていろいろあるだろうし、各自が考えればよいので省略(えっ!)。

小説読んだときにイスラム教の色である緑色の海藻の島に、キリスト教でいうところのエデンの園のようなものがあるという設定が意味深…という議論になってたけど、映画だとさらに島の全景が人の形になってた。「ハテ?」と首をひねってたら、あれはヒンドゥーの横たわるヴィシュヌ神ではないかという指摘があり、へええ!と感心しました。
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by rivarisaia | 2013-02-18 12:51 | 映画/洋画 | Comments(4)

リンカーン弁護士

わりと最近の小説の映画化シリーズその1。映画館では観ませんでした。観に行こうかな~ともたもたしてたら終わっていたのだ。原作はマイクル・コナリーの同名小説。

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リンカーン弁護士(The Lincoln Lawyer)』監督:ブラッド・ファーマン

"リンカーン"弁護士というのは、主人公である刑事弁護士ミッキー・ハラーが高級車リンカーンの後部座席を事務所がわりにしているからです。どうせちゃんとしたオフィスを構えるお金もナイし、あちこち移動してるから都合がいい。スタッフだって秘書兼電話番の元妻1と格安で雇ってる運転手だけ。ちなみにハラーは2度の離婚歴があり、もうひとりの元妻は検事。彼女との間に娘がいます。養育費も払わないといけないのだ。お金ないの。

正義を貫く弁護士というよりは、うまく立ち回って小金を稼ぐタイプ。ほとんど常習犯の依頼人を顧客に、細々と報酬を稼いでいたハラーのもとに、ある日ちょっと大きな事件が舞い込んでくる。暴行容疑で逮捕された資産家の息子の弁護を引きうけたハラーだが…。

たとえ有罪であろうが被告の無罪を勝ち取るのが弁護士の仕事。しかし、この金持ちのボンボンは無罪なのか、有罪なのか。高額報酬につられてみたら、予想外に大変な事態が待ち受けているのであった。ハラー、ピンチ!

全体的に原作のイメージ通りでおもしろかったです。ハラー役のマシュー・マコノヒーも、元妻の検事役のマリサ・トメイもピッタリ。ドラ息子役のライアン・フィリップなんてドンピシャ。

ただ、原作自体が映画よりドラマ向きという気もしました。で、調べてみたらテレビドラマ化の話は出ているみたい(参照)。でもマコノヒーが出演しないらしいのは残念。私の中ではハラーはもうマコノヒーになってしまったのに。

映画観ておもしろかった人はぜひ原作もどうぞ! ミッキー・ハラー・シリーズは英語だと5冊出ていて、翻訳は2冊目まで出てます。

マイクル・コナリーは刑事ハリー・ボッシュ・シリーズが有名で、またシリーズに関係なく作品を発表順に読んだほうがいいとよく言われてますが、ボッシュを1から読むのは時間もかかるので、ミッキー・ハラーから読んでもいいんじゃないかなあ。私はじつを言うとボッシュよりハラーのシリーズのほうが好きです。しかしハラーの2冊目ではボッシュが重要な役どころで登場するのだったよ…。
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by rivarisaia | 2013-02-14 22:00 | 映画/洋画 | Comments(0)

きょうこそ映画の感想を…(しかも去年の)などと目論んでたのですが、昨日びっくりなニュースがあったので記録としてここに記しておかねばなるまい。

ええ、パパ様ことベネディクト16世が、高齢により体力の限界…ということで教皇の座から退位ですよ、奥さん!

そんなこともあるのね! すごい!

存命中の退位は1415年のグレゴリウス12世以来、約600年ぶり!(ニュースソースによっては700年になってたりしますけど、引き算すると598年ですが…)

いや、でも真面目にヨハネ・パウロ2世が晩年よれよれになってかなりお辛そうな姿を拝見してただけに、こういう自発的な辞任という前例をつくるの大事。これまでも大丈夫だったのに、実行した人がいなかったわけだし。

カトリック的にはみな動揺…ということはなく、なかには動揺してる人もいらっしゃるでしょうが、むしろ私のまわりではコンクラーベきたー!とわくわく気味である。パパ様が亡くなったわけじゃないのでいつも以上にわくわくしている気がしないでもない。おまけに現状、復活祭まであと約1ヵ月と時間がナイ。

今年の日程はこんなですよ。

3月24日 枝の主日
3月28日 聖木曜(たぶん午前中に聖香油のミサ)
3月29日 聖金曜
3月30日 聖土曜
3月31日 復活祭


間に合うのか、コンクラーベ!みたいなタイミングであり、外野の興奮度がさらに増している気もなきにしもあらず。復活祭とその前の聖なる3日間が空位ってありえないと思うので、24日の枝の主日には新教皇が誕生していると予想。あと3月19日がね、聖ヨハネもといヨセフの日(私としたことが間違えた。イエスのお父さんです!)でイタリアでは父の日なので、この日には決まってるかもしれないね。

さて。

パパ様がいなくなってから新しいパパ様が決まるまでの間を「使徒座空位(しとざくうい)The Vacancy of the Apostolic See」といいます。この期間だけの特別切手とか特別硬貨も発行されたりする。ほんといろいろ間に合うのか…と心配になりますが、ヴァチカンはブラック企業以上に過酷なので大丈夫!うふふ。

通常ヴァチカンはこのような王冠と鍵が組合わさった教皇の紋章を使ってるんですが…
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使徒座空位のときは紋章がこんなふうな傘と鍵に変わります。
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そんな細かいところにも注目してね!

ちなみに本日のイタリアの新聞1面はやっぱりどこもパパ様。
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スポーツ紙にもサッカーのニュースのかたわらにパパ様。
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しかしTwitterで一部が騒然となったフランス、リベラシオン紙が圧倒的にすばらしいです。アートディレクターは誰なんですか、すてき。
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この紙面デザインもさることながら、なんと社説がラテン語ときたもんだ。ここで読めます。

でもってラテン語といえば、「ローマ法王退位のスクープ記者、成功のカギはラテン語」ですってよ! 日本語のニュースのリンクはすぐ切れちゃうので、英語の記事のリンクも下にはっておく。

Latin Not Totally Useless
Latin helps journalist Giovanna Chirri get the scoop

やばい、ラテン語やっぱり役に立つじゃない…勉強しなきゃ…。

<メモ>
「ローマ法王」と「ローマ教皇」表記については、カトリック的には「教皇」を使ってほしいんですけども…という見解をコチラでどうぞ。私としてはもうパパ様でいいじゃん、とパパ様推奨。
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by rivarisaia | 2013-02-12 20:40 | 日々のよもやま | Comments(2)

新年快樂!

新年快樂!恭喜発財! 龍馬精神!

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旧正月明けましておめでとうございます。

明日は建国記念日、明後日はマルディグラ、しあさっては灰の水曜日、その次の日がバレンタインとなんだかよくわからないけど目白押しな感じの1週間。で、私は本年もイースターになってからやる気を出そうと思います。今年の復活祭は3月31日です。まだよゆう。
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by rivarisaia | 2013-02-10 23:50 | 日々のよもやま | Comments(0)

カンノーリ

ちょうど今カーニバルの時期だと思うので(来週の火曜がマルディグラだし)、先日食べた美味しいカンノーリの写真を見せびらかしておきます。

カンノーリ(cannoli、単数形は cannolo=カンノーロ)はもともとシチリアのお菓子です。特にカーニバルの菓子じゃないでしょうが、イタリアでカーニバル時期のお菓子といえば揚げ菓子であり、そういやカンノーリの皮も揚げ菓子だよなーと思ったのだった。

そして日本でカンノーリを食べたいと思っても、なかなか売ってないのである。自分で作るにはちょっと面倒くさいし。

が、去年の秋、ディーン&デルーカでなんと売っていた。

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小さいのに350円もするーとぶつぶつ言いながら買ったらまあまあだったので、また食べようと心に決めたのに、あれから二度と見ないんだけど、なんで?

今回食べたのは六本木の「Pasticceria Isoo」のカンノーロで1本500円というお値段に腰が引けたのですが、さすがに大変美味しいです。おすすめ。

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皮がパリパリ(重要)だし、中のリコッタクリームにドライフルーツの刻んだのが入ってる。大きさも日本で売ってるくらいのサイズがちょうどいいのかもしれない。あんまり大きいと胸焼けしそう。

かつてサンフランシスコで、イタリア系の友人が一番美味しいと言ってたカンノーリを胸焼けおこして1本食べきれなかった記憶が…。

さて、カンノーリといえば『ゴッドファーザー』で、パート1ではクレメンザの「Leave the gun. Take the cannoli. (銃は置いてけ、カノーリは忘れるな)」という台詞とともに登場しますが、残念ながら見えるのは「箱」だけです。しかしパート3では、ドン・アルトベッロがコニーにプレゼントされた毒入りカンノーリが出てきます。

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「お前ヤセてるからちょっと食べなさい」と言い出すドン・アルトベッロ。1本がけっこう大きいね!

ドン・アルトベッロはムシャムシャと何本も食べてたように見えるけど、死ぬ前に胸焼けしなかったのだろうか。さすがシチリア人だ。
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by rivarisaia | 2013-02-07 23:23 | 食べ物 | Comments(2)