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ダバング 大胆不敵

先日、インド映画の尺は長いっていうけどさ…という話をしましたけど、このインド映画は126分と、『ローン・レンジャー』よりぜんぜん短いうえに、『ローン・レンジャー』はラスト30分が大興奮だったわけですけども、こっちは最初から最後までほとんどずーっとアドレナリン全開です。

やばい! イカす!! チュルブル・パンデー!!! アニキ!!!!(ブーッッ! ※鼻血)

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ダバング 大胆不敵(Dabangg)』監督:アビナウ・スィン・カシュヤップ

主人公は『タイガー ~伝説のスパイ~』のサルマーン・カーンです。

ロビンフッド・パンデーことチュルブル・パンデー(サルマーン・カーン)は、熱血警察官。強盗から巻き上げたお金を懐に入れちゃったりもするけれど、弱きを助け強きをくじく、正義感に満ちた漢である。


とはいえ、父や弟の蟹江……じゃなかったマッキーとは仲が悪くて、パンデー兄貴、その仕打ちはあんまりでっしゃろう……というようなこともやらかしてしまいますが、そこはそれ、後で涙ちょちょ切れるような熱い展開が待ってますから、まあ目くじら立てずに観ててごらんなさい。

そんなパンデー兄貴は、ある日美女に一目惚れしてしまう。結婚したいくらいメロメロなのだが、彼女にはアル中の父親がいた……


さあ、兄貴の恋の行方は!?

さらに腹黒い青年政治家が、自分の野心の邪魔になるパンデー兄貴を始末しようと目論み……


きゃー! 兄貴ピーンチ!! 

と、もりだくさんの内容です。この映画を観た人は、映画館を出る頃にはパンデー兄貴にメロメロになっていることでしょう。

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燃え盛るような熱い兄貴の勇姿で暑気払いするがいいぜ!  映画の公式サイトはコチラです。

予告編を貼っておきますね。



Udd Udd Dabanggも貼っておきますね。ダバンダバンダバンダバン……



まさか『ダバング』が日本で観られる日がくるなんて思ってもみなかったので、めっちゃくちゃ嬉しい。ありがとう太秦さん! この調子でぜひ「2」も公開してください。待ってる!
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by rivarisaia | 2014-07-31 21:40 | 映画/香港・アジア | Comments(2)

ローン・レンジャー

インド映画の尺は長いと言われますけど、インド映画だけが長いわけじゃないのにね。最近だとハリウッド映画も長いし、中には無駄に長い印象の作品もあり(小声)、そういうのこそじっくり編集を……とお願いしたいところです。たとえばゴア監督に対して。

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ローン・レンジャー(The Lone Ranger)』監督:ゴア・ヴァービンスキー

米国公開時テキサスの友人が「主人公たちが何処にいるのか、話が一体全体どこで展開しているのかわからなくなって混乱した…」とぼやいており、それをツイッターでつぶやいたところ、ユタ州の方から同じような話を聞き、どういうことなの?と首かしげながら観た私でしたが、

主人公たちが何処にいるのか、話が一体全体どこで展開しているのか、途中からサッパリわからなくなりました!!!


日本でたとえるなら、背景の山がどうみても富士山なのに、物語は京都で展開してる、ココはドコー!?みたいな感じでしょうか。いや……どう見てもユタの光景なんだけど、皆さんテキサスから動いてないよね? それとも遠くに移動した? みんなどこにいるのであろうか。

結局よくわからないけど、ローン・レンジャーなんだから、テキサスの話です。テキサスからは出てないです、たぶん。

ラストの30分はとっても楽しいのですが、そこにいたるまでがちょっと長い。そしてダラダラしすぎてる。アメリカで不評だったのは、先住民の虐殺シーンなど、娯楽作品にしては重すぎる場面のせいだという人もいましたが、それ以前に、単純に「長すぎる」んだと思う。私も真ん中あたりで一度飽きちゃったもんね(家で観たのでお茶休憩を取りましたが、劇場だったら苦痛だったと思う)。

ゴア・ヴァービンスキーは『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズも無駄に長いうえに今ひとつなんだけど(ファンの人ごめんね)、この手の映画で150分はちょっとなー。90~100分くらいにまとまってるのが理想です。特に今回、トントの過去も要らないよなあ、そういうのは続編でやれ、と思いました。『ランゴ』は107分だったんだから、ゴア監督、やれば短くできるじゃない!

くりかえすけど、最後の列車場面は気分がパアーッと高揚してほんと楽しいし、アーミー・ハマーも悪くないので、心底もったなーい。もしも続編つくれるようになったら、次こそ短めでお願いします。
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by rivarisaia | 2014-07-27 21:43 | 映画/洋画 | Comments(0)

The Story of Ireland

最近、どうも元気が出ない私です。水分足りてなくてエネルギー枯渇してるのかしらー。それとも塩分不足かしらー。熱中症には気をつけよう。

さて。

気を取り直して、本日は子ども向けの本の紹介です。子ども向け…といっても大人が読んでもなかなかいける。以前にアイルランド土産で知人からもらった歴史本です(この本、けっこう気に入ってる)。

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The Story of Ireland』Brendan O’Brien著、The Cartoon Saloon絵、
The O’Brien Press

タイトルはズバリ「アイルランドの物語」。石器時代から始まって、ケルトの話、初期のキリスト教、バイキングやノルマン人、イングランドの統治から近代へ……とアイルランドの歴史をたどる本です。最初のページは9000年前。そして最後のページは2000年代。

私はアイルランドの歴史については断片的なことしかわからなくて、本当に何も知らないに等しい状態なのですが、この本は96ページとけっこう薄いのに、大きな歴史の流れがわかりやすく説明されていてとても役に立ちます。

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それぞれの時代の重要なポイントや小ネタも満載で大変充実しているうえに、カラフルなイラストや図版がいっぱい載っているので、ページをめくるのがすごく楽しい。イラストと図版は重要〜。

で、このイラストは「The Cartoon Saloon」というところが担当しているのですが、どこかで見たような懐かしいテイストでかわいい……と思って調べてみたら、『ブレンダンとケルズの秘密』を制作したところでした! おお!

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ちなみに、見返しのイラストもかわいいでしょー。無駄に大きな画像にしてみました。

The Cartoon Saloon のサイトはコチラです。
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by rivarisaia | 2014-07-22 22:59 | | Comments(2)

ザ・ワイルド

夏だし、どうも最近元気出ないので、そろそろヒグマ成分を補給しようと思い立ちました。というか、なぜか録画してあっただけなんですけど、とても懐かしいこの映画。

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ザ・ワイルド(The Edge)』監督:リー・タマホリ

DVDのジャケ写のホプキンスとボールドウィンがクマみたいな顔してますが、本当のクマも出てくる映画です。あらすじは大したことなくて、ま、一言でいうなら

アンソニー・ホプキンスがヒグマと戦います!以上!


それだけだとあんまりなので、もうちょっと説明すると、

大富豪のアンソニー・ホプキンスにはファッションモデルの若い妻がいた。

ある日、富豪はモデルの妻、カメラマンのロバート(アレック・ボールドウィン)、カメラマン助手スティーブとともにアラスカ旅行へ。そして妻だけを山荘に残し、富豪とカメラマンとその助手の三人組は山奥に出かけるのだが、途中で小型飛行機が墜落!

何とか山荘に戻ろうとさまよい歩く三人の前にヒグマが出現!
スティーブ食い殺される!
でもって、モデル妻とカメラマンが浮気してる疑惑発覚!!

さーどうなる、アンソニー・ホプキンス、アレック・ボールドウィン、
そしてヒグマ!


という話です。

話としてはわりとどうでもいいですね。やたらサバイバルのウンチクを垂れるホプキンスに、だんだんイライラしてくるボールドウィンとその助手。でも、ホプキンスはただのウンチク野郎ではなかった。行動を伴うデキる男だったのだ。なにせヒグマとガチで戦えるくらいですからね。頼りになるのは、こういう男です。おまけに富豪ときたもんですよ! さらに人を赦す寛大な心を持っている。人間としても非常にできた人物なのだ。

本作の見どころは、一にヒグマ、二にヒグマ、三四がなくて、五にヒグマなので、正直ヒグマの出番のない序盤と、終盤はさほど面白くないかもしれません。

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しかし満足なCGもなかった時代の映画なので、当然ヒグマは本物。演じているのは有名な「クマのバート」くんです。『子熊物語』はもちろん『レジェンド・オブ・フォール』にも出ていたみたい。そんなバートくんの迫力はすごいです。本作はきっとバートくんを観るために存在する。たぶん主役はホプキンスでもボールドウィンでもなく、バートくん。

洋の東西を問わずヒグマはさすがヒグマで、本作でも遭難している三人組を執拗に追いかけます。私、あんなクマに襲われたら、死ぬ。たぶん速攻で食べられる。

みなさんもアラスカの山奥に行く前には、バートくんの勇姿を見て、心構えをしたほうがいいかもしれませんね。

調べてみるとバートくんはコディアックヒグマ(アラスカヒグマ)だそうで、グリズリーよりもでかいらしいよ。これに比べたらツキノワグマなんて子どものようだわよ……。
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by rivarisaia | 2014-07-17 21:53 | 映画/洋画 | Comments(4)

キャビン

このところ身辺がびみょーにあわただしかったり、気分転換しようとツールを観ればですね、カヴェンディッシュもフルームも落車でリタイア。選手とともに私も凹んでブログの更新もままならない有様ですよ。

で、今日こそは!と思ってたら、つい今しがた、コンタドールも落車でリタイアときたもんだ。うわーん!!(泣)

ああ、そうそう、ドイツ、W杯優勝、おめでとうございます。とってつけたような物言いですが、ポルトガルをズタボロにして下したチームが優勝してくれてなんか嬉しい! ポルトガル、負けてもしょうがなかったよねーと堂々と言える(エッ?)。そして今日あたりから、W杯終了による抜け殻な人も多いとみた。

そこで本日は予定を変更して、サクッと軽くホラーの紹介します。凹んでる時、抜け殻な時こそホラーです。

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キャビン(The Cabin in the Woods)』監督:ドリュー・ゴダード

むしゃくしゃしたことがあるたびに、辛いことや悲しいことがあるたびに、この映画のエレベーターホールのシーンを思い出すかもしれません。心の中にいつまでもおいておきたい、あのエレベーターホール。チーン!

ほとんど内容を知らない状態で観ることをおすすめしたいので、あらすじはほんのさわりだけ。

男女5人の大学生が、夏休みに山奥の小屋に向かいます。古ぼけた怪しい山荘で、地下室を発見した5人は……


それだけかよ!というあらすじで申し訳ないですが、これ以上は書けません。ぜひ頭をカラッポにしてご覧ください。

ホラーというかコメディというか、コメディというかホラーというか。サム・ライミのホラーもコミカルなところがあるじゃない? いろんな映画の要素が散りばめられていて、そこも楽しいんだけど、何よりもストーリーの展開が(笑)

ええ、ラストもすばらしいオチでした。くどいようですが、エレベーターホールの「チーン!」をみなさまも心の片隅にどうぞー!

それにしてもクリス・ヘムズワースの顔を判別できない私は(ステレオタイプなアメリカの若者顔タイプ1に分類される顔……)、本作の大学生のひとりがクリス・ヘムズワースだったことをずいぶん経ってから知りました。またもや気づかなかったよ、クリス。ごめんね。
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by rivarisaia | 2014-07-14 23:31 | 映画/洋画 | Comments(6)

白雪姫と鏡の女王

台風が日本縦断中ですけれども、みなさま大丈夫ですか。低気圧により、私調子悪いので、頭使わないでパアッとできる映画のこと考えてて、これ思い出した。

みんな大好き!かどうか知らないけど、私は大好き!なターセム・シンです。

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白雪姫と鏡の女王(Mirror Mirror)』監督:ターセム・シン

ターセム・シンのどこかトチ狂ったような白雪姫(ホメてます!)。そうそう、ちょうど公開時期が、もうひとつの白雪姫映画(トワイライトの人が出てるやつですよ)と近かったんですよねえ。でも、トワイライトの白雪姫はくそがつくほどつまらなかったわ……速攻で記憶から消したよね…。

いっぽう、ターセム・シンの『白雪姫』は、いい意味で頭おかしいので、大好き。

石岡瑛子さんの衣装はゴージャスだし、セットはヘンテコだし、リリー・コリンズは眉毛太くてちょうかわいいし、ジュリア・ロバーツは綺麗だし、ショーン・ビーンは登場するし、小人たちもエネルギッシュだし、アーミー・ハマーはバカっぽいし、もう何もかもすばらしい。

ただ、アーミー・ハマーってバカっぽい役をやると、愛すべきバカを通り越して、どうしようもない空気頭にしか見えない時があるので、ちょっと考えものですね……。本作は、ギリギリセーフなよいバカっぷりでした。王子とか合ってるのかもしれないね、クセのないイケメンみたいな風貌が。

グリム童話の映画版って、そっちじゃなーいという方向にアレンジされるものが多くて毎回辟易するんですが、ターセム・シンは予想外の方に向かいつつも「毒気のあるメルヒェン(でもかわいい)」という感じでさすがです。

何と言っても本作は、ラストがかわいくて最高ですよねー。白雪姫だというのになんでインド映画なんだ。すばらしい!!

映像貼っておくので、気分が沈んでる人も、沈んでない人も、どうぞー。




それにしても石岡瑛子さん亡き後、ターセムさんの映画の衣装どうなるのかな。新たな才能が出るかなあとそれがすごく気になるところです。
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by rivarisaia | 2014-07-09 20:46 | 映画/洋画 | Comments(4)

こんにちは。今回のW杯は、諸事情により「グループリーグは観ない、決勝Tから観る」と宣言していたのですが、気がつけば、私のポルトガルはさっさと敗退しており、スペインもいないし、付き合いで様子見しているイタリアもいないし、なんだかもうとっくに終了した気分で、横目で眺めてたらもう4強が決まってた。やっぱり、次回からはちゃんとグループリーグから観よう……そしてポルトガル、もっとちゃんとしてください!

昨日からはとうとうツール・ド・フランスも始まったので、これから毎日忙しくなっちゃう! ちなみに今年はイギリスからスタートしています。何だかイギリスの観客が多すぎて、まだ初日なのにすでにレース佳境の山岳コースみたいな雰囲気だ。

さて、ここまでが前フリです。
これから近況報告として、重大な「虫の話」をいたします。

先日、私がのんびりと窓に目をやりますと、そこに1匹の蛾がいた。
小さな黄色の蛾が、窓ガラスの向こう側にとまっていたのだ。

そこで私は「ほほう、蛾だね」とか言いながら、屋内から余裕で観察していたんですよ、蛾の裏側を。

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よく見るとかわいいよー。ふわふわしててさー。などと、よゆうで言ってたんですよ。

で、こりゃいったい何の蛾だろうねえ、と昆虫図鑑で同定したところ……。

まさかのチャドクガなのであった。


ごらんください、その羽の模様。今後のみなさまの参考までにちょっと大きめの写真を載せますからね。

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羽の先端に二つの小さな点がございますね。これがどこからどうみても、図鑑の「チャドクガ 成虫」の羽と瓜二つの模様なのである。よく考えてみると、いつも毛虫は見てるけど、成虫は初めて見たかもしれない! 別に見たくなかったけどな!

しかもこいつは、はめ殺しの窓の外にはりついており、どうやっても捕まえられない位置にいる。「殺せるもんなら殺してみれー」というような感じで、しばらくはりついてましたけど、そのうちどこかに飛んで行きました……。

あー庭のツバキの樹に卵産みつけられてるかもしれんね…と思うと、もうどんよりの夏でございますよ。ちょうど7月はシーズンらしいですよ。前回大活躍の「毒針毛固着剤」はまだ残ってるけどね。

みなさまもお気をつけくださいね。毒針毛固着剤につきましてはコチラをどうぞ。
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by rivarisaia | 2014-07-06 22:32 | 生きもの | Comments(2)

きょうは7月2日ということは、シエナのパリオの日ですねー。パリオはイタリア各地でやっているけど、シエナが有名。

パリオとは何かを大雑把に説明すると、毎年7月2日と8月16日に、シエナの真ん中にカンポ広場にて行われる競馬のお祭りです。シエナの町はいくつかの地区(コントラーダ/Contrada)にわかれておりまして(町内会みたいなもの)、地区対抗の馬レースをやるわけです。

と、まあ、えらそうに書いてるけど、昔シエナに住んでた人から聞いただけで、私は一度も見たことない! 見たい! で、前にシエナに行った時に、いつかパリオを見るときのために……とガイドブックを買ったんですけども。

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Introduction au Palio』Betti Editriceより、1995年刊行

あれ? ちょっと? タイトル……何故フランス語版を買ったし!!

いやあのね、バスが出発する直前に土産物本屋に駆け込んで、そこにあったものをひっつかんで買ったら、フランス語版だったんですよねえ。イタリア語の本しかないと思うじゃないの。

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よく見ると表紙の下に国旗が……。気づかなかったよ! 小さすぎてね!
イタリア人の知人が「イタリア語とフランス語は何となく似てるから、字面を見れば、おおよその見当がつくよ。がんばって読んでみたらいいさ、ははは」と言うのですが、やってみたけど私にはほとんど見当つきません。

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こんな感じでパリオの歴史紹介から始まってます。興味深そうなことがきっと書いてあるんだろうなー。

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そして各コントラーダのチームを見開きで紹介。旗のマーク、紋章、シンボル(動物)、洋服の色の組み合わせ、歴史などなど、いろいろ書いてあるけど、いかんせんフランス語(ああ、これのイタリア語版がほしい)。

密かに気になるのはこのページですよ。
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なんだこの、変わり兜みたいな素っ頓狂なかぶり物は……。

一度パリオ観に行きたいけど、できればシエナに住んで、町内会の人として応援参加したいものです。きょうどんな感じなのかな。あとでイタリアのニュース見てみよう。

●本日のオマケ
Il Palio公式サイト
ヨーロッパ旅行情報サイト→動画もあるんだけど、すごいことになってる。
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by rivarisaia | 2014-07-02 19:16 | | Comments(2)