「ほっ」と。キャンペーン

クリスマス以降ご無沙汰してましたが、今年も「これを読まずして年は越せないで賞」の決定ツイッター会議を行いました! またもや5時間半。みなさんおつかれさまでした。

どんな感じだったのか、詳細につきましては以下をどうぞ〜。冬休みにでもゆっくりご覧下さい。

渡辺さんのブログ記事:洋書ファンクラブ
Togetter まとめ 

ざっくりと、受賞作と最終候補作の紹介。

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1) 児童書:『Little Humans』Brandon Stanton
ニューヨークに暮らす様々な子どもたちのポートレート著者のサイトとあわせてどうぞ!

・そのほかの候補作
『Ophelia and the Marvelous Boy』Karen Foxlee
雪の女王をモチーフにした、博物館が舞台のちょっぴり怖いファンタジー

2)YA:『The Truth About Alice』Jennifer Mathieu
いじめがテーマなんだけれども、構成がとてもうまくて、中高生にぜひ読んでほしい本

・そのほかの候補作
『We Were Liars』E. Lockhart
プライベートアイランドでひと夏を過ごす裕福な一族。ある夏に起きた事件にまつわる物語

3)ノンフィクション:『The Sixth Extinction』Elizabeth Kolbert
今まさに起きようとしている、地球の歴史における6番目の大量絶滅。果たしてそれを回避することは可能なのか

・そのほかの候補作
『On Immunity』Eula Biss
免疫や予防接種について、医療関係者ではなくひとりの母親の視点で考える本

『What If』Randall Munroe
突拍子もないバカな質問に元NASAの研究者が真面目に(!?)というか、予想外の方向にぶっ飛びながら答えます! 日本語版も出るみたい

4)フィクション(文芸小説・短篇集):
『We Are All Completely Beside Ourselves』Karen Joy Fowler

とある家族の再生の物語。あらすじはこれ以上知らずに読むのが吉です!

・そのほかの候補作
『All the Light We Cannot See』Anthony Doerr
短編の名手ドーアの初の長編。第二次世界大戦中のフランスを舞台にした、目の見えない少女とドイツ人の少年の物語

『Word Exchange』Alena Graedon
人々がデバイスに頼り切って、頭を使わずに生活している近未来。ところがある日そのデバイスを経由して疫病が流行し…

5)フィクション(SF、ミステリ、ラブロマンスを含む大衆小説):
『The Storied Life of A. J. Fikry』Gabrielle Zavin

小さな島に一軒だけある本屋さん。その本屋の店主と彼を取り巻く人々の物語

・そのほかの候補作
『Ancillary Justice』Ann Leckie
銀河を支配する帝国Radch。その強大な軍事力を支えるのは大型の軍艦とその付属品である改造人間だった…

『Big Little Lies』Liane Moriarty
幼稚園のお母さんたちの対立を描きつつ、DVやシングルマザーといった社会問題を盛り込んでいて、なおかつページターナーなサスペンス

『The Martian』Andy Weir
火星にひとり取り残されてしまった主人公のサバイバルストーリー。『火星の人』というタイトルでハヤカワから邦訳も出てます。来年映画化します!

そして今年の大賞は……

大賞:『The Sixth Extinction』

次席が『Little Humans』(『Humans of New York』や著者サイト、ビデオなど全部ひっくるめて)です。

この冬休みの読書の参考にしてくださいねー。
今年は本当にブログに感想を書いてないので、来年は短くてもいいからさっくり記録するように努力します。

では、みなさま、良いお年を!
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by rivarisaia | 2014-12-31 13:25 | | Comments(0)

Merry Christmas!

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私が蒐集しているのは彩色写本の絵柄の切手なのですが、これは中でも気に入っている、1986年のルクセンブルクのクリスマス切手5枚セット。いずれ改めて、ちゃんと紹介しますね。

それではみなさん、Buon Natale!
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by rivarisaia | 2014-12-24 18:39 | 切手・郵趣 | Comments(4)

今年の飴ベスト3

年末だし、今年をいろいろ振り返ってみよう。映画と本は振り返るもなにも、これから観たり読んだりするものがいくつもあるので、きょう振り返ってみるテーマは飴です。飴。

今年はなかなか美味しい飴に遭遇した1年でした。たかが飴ですが、高い飴はやっぱり高いだけの何かがある。ということでベスト3です。

●第3位
Le Sucre d'Orge des Religieuses de Moret
モレ修道院の大麦飴

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Twitterでも「缶が可愛い!」と評判だった飴です。そう、私は缶がほしくて買いました。缶の大きさは直径4.4センチと小さくて、中には飴が10粒くらい入ってます。

この缶のクオリティはすばらしくて、缶をひっくり返すと、
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裏側にもこんな絵が。しかも中央部が少しへこんでいる形をしています(持ちやすい)。

Sucre d'Orge(シュクル・ドルジュ)はフランス最古の飴だそうです。少し柔らかい食感の麦芽糖飴で、味は金沢の俵屋のじろ飴に似ています。

●第2位
Pietro Romanengo fu Stefano, mint fondant
ピエトロ・ロマネンゴのミントフォンダン


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お察しの通り、これまた包み紙が可愛いから買いました……イタリアフェアで。

ピエトロ・ロマネンゴは、ジェノバにある1780年創業の砂糖菓子専門店です。とても綺麗な色のシュガーボンボンを売っていて、本当はそのボンボンを買うつもりだったんですけども、ミントフォンダンの包み紙が欲しくなり、ボンボンは諦めたのだった(試食はした。美味しかった……)。

中味の写真を撮り忘れたのですが、菱形をした真っ白の角砂糖、のような見た目です。そして口に入れるとぐにゃりとして、すこーし粘り気があって、溶けていくという変わった食感。かなりガツンとくるミント味です。

ピエトロ・ロマネンゴのサイトはコチラ

●第1位
Pastiglie Leone, Regal Torino candies
パスティリエ・レオーネのリーガル・トリノ・キャンディ


レオーネは以前、固いラムネみたいな飴を紹介しましたが、1857年創業の老舗砂糖菓子店。本店はイタリアのトリノです。前に紹介したラムネも大好きなんですけど、この飴も一見ふつうのフルーツキャンディのようでいて、全然違う。

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包み紙も綺麗ですねー。中はハードキャンディで、味は桃、梨、あんず、リンゴ…など。包み紙にイタリア語でフルーツ名が書いてあります。フルーツ以外ではリコリス味もあり。

少しざらっとした口当たりなんですけど、そんなに甘くなくて、すんごく美味しいです。隠し味にアーモンドの粉を使ってるらしいんですよ。そこがポイントなのだろうか。

ディーン・アンド・デルーカでも売ってるのでぜひどうぞ!
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by rivarisaia | 2014-12-23 14:37 | 食べ物 | Comments(2)

幻の女

先日観た、1951年の白黒映画。87分と、昔の映画はコンパクトでいいね!

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幻の女(Phantom Lady)』監督:ロバート・シオドマク

ウイリアム・アイリッシュの同名小説が原作です。原作、はるかかなた遠い昔に読んだ記憶があるんですけど、覚えているのは、

奇妙な帽子をかぶった女と出会い、食事をして、飲んで、家に帰ったら、妻が殺されていた。

妻を殺害した容疑で死刑判決が下った男。彼のアリバイを証明できる幻の女は、果たして見つかるのか!?


ということだけで、ほぼまっさらな気持ちで鑑賞したので、原作との違いとかまるでわからないですが、映画はなかなか面白い。ハードボイルドな雰囲気ですが、真犯人を探すべく奔走するのが秘書キャロル。憧れの上司の無実を晴らすべく、秘書が身体はって頑張ります。いやあ、いい秘書がいてよかったですね。

また、犯人が異常者なのですが(原作もそうなのかしら?)、その犯人の明らかに病んでいる性質を手の動きで表現するというのがユニークでした。

で、そりゃそうと。

キーワードである「奇妙な帽子」ですよ、奥さん。

何度も画面に出てくるんですけども、ほんとヘンテコリンですよ。映画観ながらスケッチしようとしたけど、じっくり観察しないと構造がよくわからなかった。正面からみると、こんな帽子なのですが↓
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これをななめ後ろから見てみると……
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あの、なんか鳥がくっついてますけど。

この鳥のくっつき方が微妙で、どうなってるのか今ひとつよくわからない! 白黒だから色もよくわからないんですけど、これどんな色の帽子なんでしょうね。気になるわ……。
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by rivarisaia | 2014-12-19 23:52 | 映画/洋画 | Comments(2)

ゴーン・ガール

映画版はどうしようかな〜と迷ったこともあったけど、フィンチャーなので観にいきました。キャストを聞いたとき、「え、ベン・アフレック!?」って言ったけど、ハマってた。イライラさせられる、でくのぼうニックにぴったり。ロザムンド・パイクのエイミーもよかったです。

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ゴーン・ガール(Gone Girl)』監督:デヴィッド・フィンチャー

原作は2012年のこれ読ま候補作でした(感想はコチラ)。つまり私は内容を知ってる状態で観ているわけなので、先が読めなくてハラハラしたりできなくて残念なことではあった。そのせいか、少々長く感じてしまったので、せめて2時間くらいにおさまったらよかったのにな。これは未読で映画を観る人がちょっとうらやましい。

脚本は作者のフリンなんですけど、「あれ? フリンさん、映画は結末変えるって言ってませんでしたか!!??」というのが最大の驚きのオチ。いや、変わってるところもあるんだけど、もっと大胆な改変するか思ってた(たとえば『ミスト』並に)。とはいえ、フィンチャーの雰囲気を加えつつ、うまーく映像化した作品だと思います。

カップルや夫婦で観ないほうがいいと言われてもいますが、そうかなあ。結婚がテーマのひとつでもあるから、むしろカップルや夫婦推奨したい(笑) 私、家人と一緒に観たけど、隣の席で爆笑してたよ。私も大笑いしたけど。特に最後の弁護士……その助言はどうなんだ(笑)。

また、男女の間に横たわる深くて超えられない溝の他にも、下劣なマスコミとそれに乗っかる世間の人々、子どもの人生を食い物にする恐ろしい親なども注目ポイントです。それから猫がかわいい。あの夫婦の絆は猫。たぶん。
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by rivarisaia | 2014-12-16 23:18 | 映画/洋画 | Comments(4)

私の大好きなやや太めの困り顔俳優のひとり、ジョン・キューザックが嬉々として変質者を演じてる映画を立て続けに二本観ました。

映画自体はそれほどお勧めでもないんですけど、キューザックの演技派っぷりを堪能するならぜひどうぞ。ただし変質者だけど!

一本目
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フローズン・グラウンド(The Frozen Ground)
監督:スコット・ウォーカー

ニコラス刑事が悩ましげな表情で、犯人のキューザックを追いつめていく話です。80年代にアラスカで実際に起きた売春婦連続殺人事件の映画化。ベーカリーを営んでいた犯人のロバート・ハンセンには妻子もいたのですが、実は裏の顔がありました。売春婦を拉致してさんざんいたぶった後、人里はなれた山の中で解放して、人間狩りを楽しんでいたのである。ひー。

そんな変質者をキューザックが演じます! 映画自体は、もっとハラハラするような構成ができたような気もするんだけど、ニコラス刑事がひたすら苦悩してばっかりで、あんまりハラハラしないのが残念なところ。ニコラス刑事の過去のトラウマエピソードで少女の信頼を得る、とかベタすぎますよね…。

ただ、キューザックはすごくいいです! 怖い!

ちなみに犯人ロバート・ハンセンには終身刑が下され、ちょうど今年の夏頃、刑務所で死んだというのがニュースになってました。

二本目
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ペーパーボーイ 真夏の引力(The Paperboy)』監督:リー・ダニエルズ

60年代のフロリダを舞台にした、ある死刑囚の保安官殺しの真相をめぐるサスペンス。小説が原作です(私は未読)。

鬱屈した青春の日々を過ごす青年(ザック・エフロン)が、新聞記者の兄(マシュー・マコノヒー)とその友人とともに事件を調査するわけですが、死刑囚の婚約者を名乗る謎の女(ニコール・キッドマン)に翻弄されたり、衝撃的な出来事に見舞われたりしながら、大人の階段を登る(あんな経験をしたら登らざるをえない…)という話です。

キューザックは死刑囚です。ヤバイです。イっちゃってます。

本作はニコール・キッドマンのすれっからしぶりも相当ヤバイのですが、キューザックも異様です。私ドン引きしました。「キューザックは冤罪ではないか」というのが物語のスタート地点なんですけど、怪しすぎて「本当に冤罪かよ、っていうか、こんな奴、釈放しないほうがよくない?」という気分でいっぱい。

ただ、これも映画としては、あまりにまったりしすぎていて、私はあんまり好きじゃないです。ちょっと眠かったんですけど、しかし、最後のほうに「エエッ!?」という目の覚めるような展開が……。

不気味なキューザックを堪能するなら、ぜひどうぞ〜(堪能したい人なんているのかしら)。
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by rivarisaia | 2014-12-11 18:38 | 映画/洋画 | Comments(0)

いつのまにか年末! そして今年も洋書ファンクラブの渡辺由佳里さん主催「これを読まずして年は越せないで賞」の季節がやってきました。

先日ロングリストが発表されて、すぐさま話し合いがありまして、本日ショートリストが出ました。早っ!

まずロングリストがコチラでございます。

そしてショートリストはコチラをクリック!

今年の私は去年よりも怠慢で、リストに上がってる本の感想をまったく書いておりませんね。ごめん。一体どんな本なのか?というのは渡辺さんのサイトを熟読してください。来年は頑張るよ……。

今年もまた年末にTwitterで受賞作決定の話し合いをするので、遠慮なく飛び入り参加してくださいねー。
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by rivarisaia | 2014-12-08 23:52 | | Comments(0)

シックス・センス

先日、たまたまHDの整理をしていて、うわっなつかしーと思いながらこの映画を観た。ちなみに私、これ以降のシャマランの評判がいまひとつな作品もけっこう好きです。

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シックス・センス(The Sixth Sense)』監督:M・ナイト・シャマラン

この映画にまつわるふたつの思い出。

ひとつめ。

初めて観たのは劇場だったんですけど、忘れもしない。本編が始まる前にブルース・ウィリスが出てきて、こう言うのである。「この映画の結末を誰にもしゃべらないと僕と約束してくれ」。正直「はあ?」って気分ですよね。「観る前から何言ってんの、ブルース。そんなの私が決めることであって、いちいちお前に指図されることじゃないし!」

で、映画を観終わった私は心の中でブルースに語りかけたよね。「ブルース、言わないよ、私、誰にもネタバレしない!」

で、ふたつめの思い出。

当時の勤務先で怒れる同僚女子が私に訴えてきた。「まだ観てないっていうのにさ、A君が『シックス・センス』の盛大な!ネタバレを!もう観られない!!」

ブルースとの約束を破ったA君は、自信に満ちあふれる笑顔で言い放った。「だって観てると思ったんですよ、いまさら観てない人がいるわけないですよ 」

確かにね。ブルースとわざわざ約束までさせられるくらい「オチ」が重要な映画かもしれないけど、そのおかげでシャマランは「オチを過剰に期待されては毎度ガッカリされる映画監督」になってしまって気の毒だし、それより何より、本作はオチを知っていても味わい深い映画だということを再見してしみじみ実感しました。

それにしても、よくできてるよね、この映画。再見なのに、私泣いたしね、まったく同じシーンで。ラスト近く、車の中での、おばあちゃんについての母子の会話場面ですよ。「She said the answer is "Every day.”」の台詞で涙腺決壊ですよ。ううう。

初めて観た時はこの展開は予想外で、ただ途中で変だなあと思ったのは、お母さんが虐待しているのではないかと疑われているときに、ブルースはなぜもっと援護してくれないのか、ということくらいでした。

事情をふまえて、もう1度しっかり観てみると、コール少年の気持ちが痛いほどよくわかってすごく切ない。

だってさ、こわくてこわくて一生懸命に教会の中に逃げたのに、何でついてくるんだよーとか。「I see dead people」と告白するのだって、ものすごく勇気が必要だったはずだ。そう、誰にも言えない秘密を抱えて孤独に戦ってきた少年が、勇気をふりしぼって成長する物語なのだった。

ところで、もうそろそろブルースとの約束も時効だと思うんですけど、どうなんでしょうか。まだしゃべっちゃいけないんでしょうか。観てない人がいたら、観たほうがいいですよ。2回観るといいと思います。
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by rivarisaia | 2014-12-05 19:40 | 映画/洋画 | Comments(2)

ベトナムの蓮茶

気づいたらいつのまにか12月。今年も大掃除を小分けにしてさっさと終わらせたいんだけど、それならもう始めないといけないですね。

さて、久々にお茶ネタ。カテゴリが「中国茶」になってるけど、ベトナム土産のベトナムの蓮茶です。
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蓮のお茶には、花茶と葉茶と芯茶があるようで、これは花茶。ジャスミン茶のように、花で緑茶に香りをつけてるんだと思う。このパッケージのお茶はティーバッグになってます。

じつはもう1種類、袋入りのお茶もあって、飲み比べてみると味が違う。写真のティーバッグのほうがすっきりした品のいい味なのだった。今度、葉と芯のお茶も飲んでみたいわー。
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by rivarisaia | 2014-12-03 19:06 | 中国茶 | Comments(0)