五毒拳:ショウブラ天国

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ああ、もうキング・レコードさんにはホント、いくら感謝しても感謝し足りないよ!ありがとう!という気持ちの毎日なんですが、近所のビデオ屋の香港映画コーナーはたいそう小さい上に、韓国映画に押され気味。

そして、先日、またもや棚が減らされてました...。
代わりに「ヨガ」とか「糖尿病のための食事」といった健康DVDの棚になってたのは、
最近不健康な私への嫌がらせですか?

そんなワケで、あんまりショウブラのDVDも入ってないんですが、
伝説の『五毒拳』を発見!

邪道な拳法である五毒拳は、ムカデ拳、ヘビ拳、ヤモリ拳、ガマ拳、サソリ拳の5つ。
死期が迫った五毒門の師匠は、若い弟子ヤンに指令を出す。

かつて、それぞれの拳法を取得した5人の弟子がいた。
彼らは、仮面で顔を隠して修行をしていたので、お互いの素性を知らないが、
今は名前も変えて世間で活躍している。

そこで、

指令1:何とか5人を見つけ出してよ〜く観察し、一番心の正しい者と協力して他の4人を倒せ!

指令2:五毒門の財宝を探し出し、それを人民に返せ!

名前も顔も分からない人を町中で探せなんて、そんな無茶な...という始まり方をするこの映画。誰がサソリなの〜?というミステリー要素もあるのですが、
とにかくすっごい拷問映画でしたよ。
耳に暗器はささるわ、真っ赤に焼けた鉄の上着を着せられるわ、
鼻から針を入れられて脳みそ刺されるわ、鉄の処女ならぬ「万針衣」なるブツが出てくるわ...。
イターーーイ!

まあ無事に指令1は任務完了し、サア財宝とやらはどこにあるのかしら?というところで
劇終でした。た、宝は〜〜?と思ったけど、映画自体は何だかおもしろかったので、
それはまあ別の話ということで没問題です。

次はどれ見ようかな...と悩ましい
キング・レコードさんのショウブラサイト
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# by rivarisaia | 2006-05-14 23:46 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)

ブラッディ・レイン:確かに血の雨だけど...

さて、フラーッと買い物ついでにビデオ屋に寄ったので、
ブラッディ・レイン(原題:黒白戦場)』を借りてきました。
監督はウォン・ジン(王晶)。

ブラッディ・レインなんてタイトルは明らかに『ベルベット・レイン』を意識してるでしょ、
主演がショーン・ユー(余文樂)だしサ、と思いましたが、原題の『黒白戦場』っていうのもどうなんでしょ。

そういや『ブラック・シティ(原題:黒白森林)』もウォン・ジンでしたね。

命を狙われているボスのボディガードを務めるショーン・ユー。裏切り者が一体誰なのか。
という、まあどこかで聞いたようなストーリー。確かに血の雨が降ってましたが、それ以外に特に感想はナイ。

強いて言うなら、エリック・ツァン(曾志偉)の眉毛の濃さに、最初から最後まで違和感を感じたまま、映画は終了していった...、という感じでしょうか。

また、この映画にはラム・シューも出てました。いつもの切羽詰まり感はなかったけど、全然役に立ってないじゃーん!という役どころは相変わらずです。
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# by rivarisaia | 2006-05-13 21:47 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)

少林寺三十六房:やる気を分けてもらいたい

今さら言うまでもない名作なわけですが、仕事の〆切が迫っているのに、グダグダと過ごしてしまった自分を戒めるべく、久しぶりに見てみました。

ユル・ブリンナーは「西洋の少林寺の人」
劉家輝(リュー・チャーフィ)は「香港のユル・ブリンナー」

と我が家では言っていたのですが、改めて見てみると、似てるところは坊主頭とキリッとした眉毛だけのような気もしてきました。

それにしても、「この映画はすばらしい!」とつくづく感じるのが、やっぱりストーリーでもっとも面白く、佳境でありメインとなる部分である修行風景。

これでもか、これでもかと続く訓練の日々の印象が強くて、ハッキリ言って最後の親の仇討ち対決よりも、戒律院の総長との戦いの方が感動が濃い。総長に勝ったんだからさ〜、将軍なんてチョロイよ、という気分でラストに突入していく感じ。おかげで、修行風景は、「そうそう、水を運ぶのよねー」「鐘をつくんだけど、木魚が早くなるんだよねー」「竹林で三節棍を開発するのよー」などと懐かしかったのに、正直ラストはまったく思い出せない状態でした。

小麦粉攻撃なんて全然覚えてなかったのですが、あれはすごい作戦なのか?
そんな疑問を抱きつつ、まあいずれにしても、下山してからきちんと習ったことが役に立ってるから良かったよね!(習ったことをすぐ忘れる自分にガックリ)
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# by rivarisaia | 2006-05-12 20:05 | 映画/アジア | Trackback | Comments(0)

下品でガンコなフロスト警部

創元推理文庫から出ているフロスト警部シリーズが好きなのだが、
日本語版は以下の3冊が出たっきり止まっている。

『クリスマスのフロスト(原題:Frost at Christmas)』
『フロスト日和(原題:A Touch of Frost)』
『夜のフロスト(原題:Night Frost)』
 すべてR・D・ウィングフィールド著


あのー『Hard Frost』と『Winter Frost』の邦訳はいつ出るのでしょうか〜。

光文社文庫から『夜明けのフロスト』という本が出て、
一瞬「おお!」と思ったけど、これは短編のアンソロジーだった。

ひとつの事件が起きて、それを警部の名推理が...という話ではなく、下品で口汚くハチャメチャなのになぜか憎めないフロスト警部が、部下を振り回しながら、行き当たりばったりに運良くいろいろな事件を解決していくシリーズ。

じつは『Winter Frost』のペーパーバックがかれこれ1年以上も机の上に置いてある。
読もう、読もう、と思うのだが、何せいろんな事件が起きる話なので、英語で読むのがかったるい。人名で混乱しそうだし、読むのに時間がかかるので邦訳を待ちたいのですが、
出ないのかなあ。むむむ。

東京創元社さん、お願いします!待ってますから!
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# by rivarisaia | 2006-05-11 23:15 | | Trackback | Comments(0)

パイの物語:壮絶なサバイバルストーリー

ずーーっと積ん読状態になっていたペーパーバック『Life of Pi(Yann Martel著、Mariner Books刊行、邦訳『パイの物語』)』を一気に読了。

インドから家族でカナダに移住することになった動物園経営者の息子パイ・パテル。しかし乗っていた貨物船が沈没。1艘しかない救命ボートに乗り助かったのは、パイとシマウマ、オランウータン、ハイエナ、そして凶暴なベンガルトラだった。2002年度ブッカー賞受賞作。著者はヤン・マーテル。


子ども向けの本だろう、とタカをくくってました。このあらすじ読んだら、そう思うよ。
本書は三部構成ですが、一部がまったりして退屈だったので、ますますタカをくくってました。しかし、途中からの1人+4頭の漂流物語が緊迫+壮絶+凄惨。

動物たちと少年の冒険漂流モノだと思っていたのに、まさに血みどろなサバイバルストーリーが展開。しかし、最後はああ、友情ものに戻るのかなーと再びタカをくくってたら、なんか拍子抜け。そして三部。ベンガルトラとの漂流は作り話じゃないのか、事実を教えてほしい、と言う船舶会社にパイが話した「トラ抜きの漂流話」に衝撃。

漂流部分をもう一度読み返しました。

これ、映画化される予定なんですね。imdbによると今年の夏から撮影開始らしい。監督はジャン=ピエール・ジュネ。うわっ、すごく合っているような...。

最後の「トラ抜きストーリー」も映像になるのでしょうか。

いずれにしても「楽しい漂流」じゃなく、「まさにサバイバル」な話。
「十五少年漂流記」のつもりで「蠅の王」を読んじゃったという感じか。
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# by rivarisaia | 2006-05-10 23:37 | | Trackback | Comments(0)

ツイ・ハークと合わないみたい

映画『セブンソード』は、レオン・ライ(黎明)が出てるのに(でもキャラが合ってなかった)、
ドニー・イェン(甄子丹)も出てるのに(でもなんだか生かされてなかった)、
どうも個人的にはギャフンな映画でした。

なんでだろう。長いから? ストーリーが散漫だから? 7人の剣士に侠気を感じなかったから?
いや、その全部かもしれない。

この映画はずいぶん前に見て、すっかり記憶から消してたのですが、
ドラマ版ならイケるかもしれないと『七剣下天山』を見ていて、

これもツイ・ハークがプロデュースなのか....ワンチャイの『天地大乱』は好きだったけど、
どうも気が合わないみたいだよ、徐克さん!

という気分になりました。

ああ、ドラマのファンの方々には申し訳ないんですが、何だか楽しめないんですよね...。
ストーリーのテンポが合わないみたい。あと、不安定なカメラワークは何とかなりませんか。目が回る...。

梁羽生の原作『塞外奇侠伝』はどうなのかなー。映画は原作とまったく違うと聞いてますが、ドラマはどのくらい違うんだろう。金庸は大好きなのよ。小説もおもしろいけど、『射[周鳥]英雄伝』や『笑傲江湖』はドラマも大好き。

とりあえず、映画のセブンソード2はつくらなくてイイと思いますよ!
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# by rivarisaia | 2006-05-09 23:35 | 映画や本の雑記 | Trackback | Comments(0)

ラム・シューの切羽詰まり感

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ジョニー・トーと言えば欠かせない役者がラム・シュー(林雪)。チャウ・シンチー(周星馳)の『食神』や『カンフー・ハッスル(功夫)』にも出てますね。この人が発する切羽詰まった感じは天下一品。この「かなり切羽詰まってます!」という雰囲気を出せる役者は、もはやラム・シュー以外に存在しないのではないか、と思うほどです。

『PTU』で、拳銃を紛失してしまい切羽詰まったラム・シューですが、何とかしなくちゃと思って購入したモデルガンにスプレーペイントするのはいいですが、車の中で、しかもタバコを吸いながらやるのはキケンです!いや...ものすごく切羽詰まってましたね。拳銃紛失のキッカケが「バナナの皮ですべって転んだ」からというのも、なんだか切羽詰まり感のプレリュードとしてふさわしい。(そーいや、『ベルベット・レイン(江湖)』でも拳銃を盗られていたぢゃないですか...。大丈夫かー)

『デッドエンド 暗戦リターンズ(暗戦2)』では、延々とイーキン・チェンとコインの裏表当てをやって372回も連敗するラム・シュー。しかも変な人たちからお金借りてたようで、顔面にアザをつくり丸坊主になってしつこくコイントスに挑むが、ちっとも勝てない。いや、勝ったから借金返済ができるわけでもないですが。他愛もないゲームでここまで切羽詰まれるのは、ラム・シューしかいなーい!

『デッドポイント 〜黒社会捜査線〜』でも、宝石店に強盗に入ったラム・シューはガラスのショーケースを割ることができず、切羽詰まって逃げ込んだビルのエレベータシャフト内で捕まってしまうのであった...。ああ。

そんなラム・シューがなんだか普通にカッコよく見えたのは『ザ・ミッション/非情の掟(鎗火)』でしょうか。これは出てる人全員がイケてる侠気ナンバーワン映画です。ちなみに、DVDに付いているガンマニアの方の銃器解説特典映像が妙におもしろいですよ。

micchiiさんのラム・シューINDEXも必見!
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# by rivarisaia | 2006-05-08 00:02 | 映画/アジア | Trackback | Comments(2)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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