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サイン・シャネル:カール・ラガーフェルドのアトリエ

もう何度か観てるんだけど、やる気を出すために先週末、久々にまた観ました。やっぱりおもしろいわー。

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サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ(Signé Chanel)
監督:Loïc Prigent

シャネルのオートクチュールの舞台裏ドキュメンタリー。むかしWOWOWでも放映されました。カール・ラガーフェルドが描いたデッサンが、お針子さんや靴職人など、さまざまな職人の手によって「実物」になり、華やかなファッションショーに登場するまでを追っています。全部で5話。

別にシャネルやブランドものの洋服に興味なくても、これは本当におもしろい。

それもそのはず、全編にわたって、ものづくりの現場におけるプロフェッショナル魂が貫かれているからです。最初観たときには、カールはわがままそうで大変だと思ったけど、そんなことはまったくナイですね。真のクリエイターたる者、そういうこだわりこそ重要!(まあ、その...最近の私が「君にはこだわりはないのか!」と言いたくなることが多いからかもしれないけど)

すでに工事を開始しているファッションショーの会場を視察して、「こんな場所ではだめだ」とダメ出しするカール。似たような「直前変更」の経験のある私は、関係者気の毒…と思いましたが、同時に、カールの「これは私の理解を超えている」という発言にグッときました。その言い回し、私もいつか使いたいと思います。

ところで、本ドキュメンタリーの主役は、カールではなく、むしろお針子さんたち。ファッション画を読み解いて、デザイナーの想像以上のモノに落とし込む技ときたらすばらしい。文句も言うんだけど、何より自分の仕事に誇りをもっているのが伝わってきます。出てくる職人はみなかっこいいけど、途中で登場するガロン職人のおばあさんはすごいですよ。「人間の限界なんて人間が勝手につくるのよ」とはなかなか言えないよね。

オートクチュールのことをよくわかってなかった私でしたが、そりゃ高いはずだよ、というか高くて当たり前だよねえと深く納得もしました。しかもさ、よく考えたらミシンで縫うシーンがひとつもないのよね。ぜんぶ手縫いか....。
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Commented by もとのじ at 2009-03-22 17:13 x
ご無沙汰です。

これすげえおもしろいですよね。
で、おっしゃるようになぜか気合が入ります。

マーク・ジェイコブスのドキュメンタリーも同様に面白いですが、ご覧になられましたでしょうか? こいつのほうがゲイなぶんだけ親近感沸きます。
Commented by rivarisaia at 2009-03-27 13:31
超おひさしぶりです!
ほんとにコレ気合いも入るし、すんごくおもしろいですよねー。

マーク・ジェイコブスはルイ・ヴィトンのやつでしょうか。
マークのほうがお茶目キャラでどっかすっ飛んじゃってる感じに思えました。でもやっぱりにじみ出るカリスマ性ってあるんですよねー。
Commented by rivarisaia at 2009-03-27 13:49
もとのじさん、それよりも放置しててすいません。
全然気づいてなかった....。カールに、お前こそ理解を超えている!と言われちゃうよ....。
Commented by もとのじ at 2009-03-27 14:15 x
いえいえとんでもない。

いつも読んでおりますので、今後もひとつよろしくです。

なに書かれてもrivarisaiaさんって独自の観点があって、いつも感心させていただいておりますよ。
Commented by rivarisaia at 2009-03-29 20:45
まあ、うれしい!
もうちょっと深淵なことを書きたいものですが、どうあがいても無理!なことがわかってきた今日この頃です。

そんな私ですがこれからもどうぞよろしく。
by rivarisaia | 2009-03-16 19:03 | 海外ドラマ | Trackback | Comments(5)

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