Winter Frost: 冬のフロストは多忙時の精神安定剤

月曜の夕方あたりから、立てこんでおりまして、次から次へと何なんだよ、ひいい!という状態に陥っている私ですが、どんなに眠くてもふとんに入って電気を消すとなぜか目が冴えるので、就寝が何時になろうと、翌朝早起きだろうと、読書は欠かせません。

で、読む本がなくなったのでついに手を出した!まだ三分の一しか読んでないけど、すでにかなりおもしろい。これは多忙時の精神安定剤とみた。

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Winter Frost』R・D・ウィングフィールド著 Corgi Books刊

コチラで書いた通り、邦訳を待つつもりで何年も寝かせていたペーパーバック。昨年の夏、久々の邦訳『フロスト気質』が刊行されたので、そろそろ『冬のフロスト』も出るんじゃないかと思いつつ、何気なく読みはじめたら止められなくなりました。

今回もまた、

・デントン警察人員削減中
・最悪な上司のマレット署長は相変わらず威張ってグダグダ言っている
・もう眠い、家に帰って寝よう...と思っても、次から次へと事件が起きる
・結局、連日深夜まで働きっぱなし

終わらねえ!かんべんしてくれよ!という状態のフロスト警部ですが、そこはフロスト警部。全然へこたれない。私も見習いたい。いや、見習う!もう師匠と呼ばせてください。

さらに今回すごいのは、フロストの部下として新しく登場したモーガンの破壊力。これまでは、上昇志向のヤリ手部下がフロストを小バカにするも、最終的にはフロストのほうが一枚上手だった(よね?)という展開でしたが、今回のモーガンは調子はいいけど恐ろしくダメな男です。

彼のあの使えなさっぷりときたらもう……ひどい、ひどすぎる、と読者の私も遠い目になるほど。しかし、そんな部下を温かくフォローするフロスト。キレずに飄々としているところがすばらしいね。もしかして、若いころの自分を思い出すのか?

いまの私もてんてこまいだが、フロストにくらべりゃ屁でもないな。

フロスト・シリーズは、著者が亡くなってしまったために、次の『A Killing Frost』で終わっちゃうのが淋しい限りです。なので本書もちびちびと読むことにしました。私のドタバタが終了するのが先か、それともフロストがすべての事件を解決するのが先か。
さあ、どっちでしょう。
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by rivarisaia | 2009-06-18 23:22 | | Trackback | Comments(0)

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