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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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画皮:周迅はかわいいんだけど

夏だから、という理由で夜分にホラー三昧な日々。
これはちょっと前に観た1本なのですが、ホラーというよりはロマンスですわね。

画皮:周迅はかわいいんだけど_b0087556_2233535.jpg

画皮(畫皮/Painted Skin)』監督:陳嘉上(ゴードン・チャン)

「聊齋志異」のなかの1話を脚色して映画化。「聊齋志異」は一家に1冊あると便利かも。ひとつひとつの内容すぐ忘れちゃうし、そんなときに何度でも読み返せるし。

簡単なあらすじ。

戦地に赴いたある将軍が、ひとりの女性を連れて帰ってくる。将軍の妻の座を狙うその女性は、じつは妖怪であった。将軍の妻はその正体を見抜き、ドニー・イェン兄貴に相談する…


ドニー兄貴の部分だけ唐突ですみません。役名失念。でもいいよね、何に出演しても兄貴は兄貴ですよ! しかし、本作では兄貴はあんまり活躍しない。そういう設定だから仕方ないかもしれないけど、本当の兄貴はもっと強いんだからね!と言いたくなる流れだったので淋しい。

妖怪役の周迅(ジョウ・シュン)は相変わらずかわいいです。そして今回は脱ぎまくってました。服だけじゃなくて皮膚も脱いでますよ、ベロローンと、奥さん!

ところで。本作で内心いちばんびっくりしたのは、趙薇(ヴィッキー・チャオ)のくたびれ加減です。あれは古装が似合ってないのか、それとも夫の帰りをさんざん待ちくたびれた挙げ句、変な妖怪女まで連れてこられて心底やつれちゃいました、という表現なのか、えらくオバさんぽかったけどヴィッキーは大丈夫なのか。

ヴィッキーの夫への愛情が泣かせどころだと思うんですけど、いかんせん周迅のほうが私の好みだったせいか、もういいじゃん、将軍(陳坤/チェン・クン)は妖怪のほうを選んだらいいじゃん、大体ドニー兄貴がいちばんのモテモテじゃないのはなんでなのさ?などと考えてしまう始末。ダメ押しは最後、ショボーンとしている白ギツネが映るため、完璧にキツネに同情したまま終わってしまった。何かが間違ってる…。

ダラダラ観ちゃったせいでしょうか。兄貴の活躍っぷりにも不満が残ったので、そのうち気合い入れて『葉問』観ます。
Commented by ゆずきり at 2009-07-22 23:41 x
周迅は、ちょっと動物っぽく、魔物っぽい要素も表現してて、ほんとに上手で魅力的でした。
ヴィッキーは、くたびれてました?私は、若い頃よりずっとよくなった、と思ってみてたのですが。でも、終わりは、保守的というか、やっぱり奥さんが大事、ってことになってて、本気かなあチェンクン。。と思いました。
ドニーは、なんだか笑いをとる役に近くて、もったいなかったですね。
私も「葉問」は心してみなきゃと思うあまりまだ開封していません。
Commented by rivarisaia at 2009-07-23 19:11
ハッ!そうか、大人になったな〜と思うべきだったか!>ヴィッキー
私も「チェンクン、本当にそれでいいのか?」とつぶやいてしまったのはなぜなんでしょう。

それにしても『葉問』は気合入れないといけない気がして、全然開封できません。ダラダラ観たら怒られそうですよ、兄貴に…(それ以前に話がわからなくなりそうでもありますが)。
by rivarisaia | 2009-07-21 22:07 | 映画/香港・アジア | Trackback | Comments(2)