外国語の水曜日―学習法としての言語学入門

1月や4月は、キリがよいせいか新しく語学を習いはじめる人の多い月らしく、そういや私がイタリア語始めたのは、数年前の4月でした。あんまり進歩してないなあ。よし、今年はがんばろう。…などと書きつつ、冬休み中に出された宿題がまだ終わってないのに、今週から授業が〜という切羽詰まった状況です。

それはさておき、私は語学は好きで無差別に興味津々ですが、好きと得意はまったく違います。本質的にはかなりめんどくさがりでいいかげんで大雑把な性格なので、ちっとも得意になりません。

しかしそんな自分にうんざりだ!となったときは、黒田先生のエッセイを読むことにしています。

外国語を習っている人はもちろん、外国語にアレルギーを起こすほど苦手な人も、黒田先生の本はおすすめ! 今日はまずこの1冊。
b0087556_0424153.jpg

外国語の水曜日―学習法としての言語学入門』黒田 龍之助著 現代書館

黒田先生はスラヴ言語専門ですが、外国語ならなんでも興味があるんじゃないかと思うくらい、いろいろな言語を習っておられる。以前、黒田先生をNHKのロシア語会話で拝見したことをきっかけに著作を読むようになった私ですが、本はどれもかなり楽しくて、読み終わると「言語っていいなー。おもしろい!」という明るい気分になります。

この本の前半は、先生自身や学生がどうやって語学を学んだかというエピソードを交えながら、外国語なんて大人になってからはじめても遅くないし、外国に行かないとダメってこともないんだよ、発音がちょっとできなくってもいいよ、楽しく勉強したらいいじゃないか、と後ろから支えてくれるような内容。後半は言語学入門といろいろな外国語について。

おもしろいのは、「日常会話程度」という人が多いけど、日常会話ほど難しいものはないんだからねーというくだり。海外で現地の人同士の会話に耳をかたむけたが、ちっともわからなかったとガッカリした人に対しては、他人の会話なんてよくわかんなくて当たり前だ!とキッパリ言ってくれます。

そんな黒田先生いわく、外国語学習でいちばん大切なことはやめないこと

どうせ完璧なんて無理なんだから、中途半端でもいいんだよ、イヤになったら気分転換して楽しく続ければいいじゃない、と語る黒田先生のおかげで、肩の力が抜けることうけあい。私なんて抜けすぎるきらいがあるけど、それでもまあいいか!

ということで、明日こそ宿題に手をつけよーっと。
[PR]
トラックバックURL : https://springroll.exblog.jp/tb/12654276
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by ゆずきり at 2010-01-12 22:34 x
>外国語学習でいちばん大切なことはやめないこと。

いい言葉ですねえ。
でもたしかにそう思います。
いつも香港映画を英語字幕で見てますが、英語だって辞書ひいてないわこの頃。
そもそも香港映画を英語字幕で見るってこと自体限界があるよねーきっと、と思うのですが、はじめたらそれこそやめられないと思うので、なかなか広東語にとりかかれない・・・

Commented by rivarisaia at 2010-01-17 01:10
やめると、いままでの積み重ねがあっという間に忘却の彼方に消え去りますものねー。

ということで、のんびり少しずつやめないでおこう、
ゆっくりペースでやればいいんだよ、と思ってます。
とはいえ、ほとんど惰性に近い状態なんだけど。

広東語、いいですね!で、いつはじめる予定ですか!
by rivarisaia | 2010-01-11 23:59 | | Trackback | Comments(2)

見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
プロフィールを見る