青髭(ジョルジュ・メリエス)

先日はカトリーヌ・ブレイヤの『青髭』について書いたので、今日は別の「青ひげ」映画を。それも1901年の映画です。ときたら、監督はもちろんメリエス。

青髭(Barbe-bleue)』監督:ジョルジュ・メリエス

9分と短いですが、いろいろな要素がうまく盛り込まれている感じです。主人公は金持ちの青ひげと結婚することになり、青ひげの屋敷では盛大な結婚式が行われます。巨大シャンパンボトルが運ばれていく結婚式の準備のようすはコミカルであると同時に、青ひげの金持ちっぷりが強調されています。

そしてお約束どおり、青ひげは旅に出ることになり、カギを渡された主人公は禁断の部屋を開けてしまうことになるのですが、このあたりからの演出がちょっと変わってる。

そもそもカギがけっこうデカイ。さらに突然巨大になったりもする。そして悪魔やよい精霊が登場する。といった具合に、主人公の心の動きを伝えるかのような工夫がされていておもしろい。いちばん印象的なのは、部屋を覗いてしまった主人公が悪夢にうなされるシーン。殺された女性、何本ものカギ、そして青ひげが、眠る主人公の上に現れては消え、「夢でうなされる」というのがうまく表現されてます。

そういえば、暗い部屋に殺された女性たちが吊るされている様子は、先日のブレイヤの映画の表現と似ているなーと思いました。

こちらパブリックドメインでYouTubeにも全篇あがってますので、ぜひご覧ください。


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by rivarisaia | 2010-03-19 01:28 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

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