The Baby's Bouquet:ウォルター・クレインの絵本

先月、ウォルター・クレインの絵本を1冊購入したので自慢。
ウォルター・クレインはアーツ・アンド・クラフツに関わってた人ですが、絵本で有名ですよね。

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The Baby's Bouquet』Walter Crane 著、George Routledge and Sons刊

写真の通り背表紙が破損しているうえに、本文ページにもヤケやシミがあるせいか、ちょっとびっくりするほどお安い価格でした。海外の古書サイトで見ると同じ本が十倍近く高い値段なのですが、そこはたぶんコンディションの違いだろうと思われる。復刻版も出ていて、そっちは激安で買えます。

童謡の楽譜と歌詞に挿絵がついた絵本で、シリーズとしてもう1冊『The Baby's Opera』という本も出ています。

アーツ・アンド・クラフツに関わってた人の作品って綺麗だけど濃いよね…と常々感じてましたが、ウォルター・クレインは濃いけど綺麗です。1ページに楽譜が入るという構成のせいか、全体的に表組のようなレイアウト。

トビラページからしてこんな感じ。
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こちらは目次ページ。
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本文は、1ページ丸々カラーの挿絵というページもあるんだけど、私が好きなのはカラー挿絵よりも楽譜や歌詞を組み込んだページですよ。
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左右対称のレイアウトで、挿絵の配置もきれいだなあ。
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そしてまた見返しの模様が、これまたアーツ・アンド・クラフツっぽい。
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紙の本ならではの味わいがあるというのはこういう本を指すのだと思う。

むかしこの本を持っていた異国の子どもが何度も読み返したのかもしれないし、ピアノで弾いてみたりしたかもしれない、と想像するととても楽しい。

本書は Project Gutenberg で全ページ見ることができますのでどうぞ。
リンク先:The Baby's Bouquet
Download をクリックしてフォーマット選んでください。さすがにこの本は、Kindleの白黒でみるのはおすすめしません。

Project Gutenberg すごい!と思ったのは、この本は童謡の本じゃないですか、だからそのページに出ている曲が聞けるんですよ。HTML を選んで「Listen」をクリックすると、メロディーが! おもしろい。
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Commented by 葉月 at 2010-12-18 21:11 x
紙の本、いいですよね~
電子ブックがまた復活し流行の兆しがあるとのことですが
私はやっぱり紙の本を手にとって読むほうがいいです
紙のぬくもりを感じながら一枚一枚ページをめくる
最高に幸せな瞬間です( ̄▽ ̄

周囲の人からは電子ブックに一番に飛びつくように思われている
かなりのデジタル人間なのですが
これだけは譲れませんっ
Commented by rivarisaia at 2010-12-20 01:12
こういう本はやっぱり紙がいいですねー。

電子ブック、といっても私が利用してるのは Kindle ですが、だいぶ使い方にも慣れてきて、たしかに便利な面もあるので、自分の中では電子ブックと紙の本の使い分けができてきました。ただ日本の電子ブックは使ったことないですが、どれもまだまだ使いにくそう。。。

紙の本のよいところと電子ブックのよいところってちょっと違うので、紙の本は電子ブックがはやってもなくなることはないと思います!

Commented by きりん at 2013-05-04 10:56 x
すごいですね
ずーっと探している絵本です
どのように入手されたんですか?
ネットですか?
おしえて頂けたら有り難いです
海外サイトからでしょうか?
Commented by rivarisaia at 2013-05-05 02:12
こんにちは。これは日本の古書店・雄松堂さんのアンティーク・ブック・フェアでたまたま見かけて購入したものです。日本よりも海外の古書店のほうが入手しやすいかもしれません。復刻版なら激安で出ているみたいですが、オリジナルだと発行年や状態によって値段がずいぶん違うようで、そのあたりの価値の違いが私にはよくわからないです。。。海外古書であれば、AbeBooksのサイト(www.abebooks.com)であちこち検索してみてはどうでしょう。
by rivarisaia | 2010-12-16 11:58 | | Trackback | Comments(4)

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