ザ・メッセージ 砂漠の旋風

以前ご紹介した『ハリウッド100年のアラブ』のエントリで、この映画みたい〜と書いたので、さっそくみました。
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ザ・メッセージ 砂漠の旋風』監督:ムスタファ・アッカド

ムハンマド(マホメット)の半生を描いた映画ですが、ムハンマドを映像で表現することを禁ずる教義を尊重し、ムハンマドの姿や声は画面に出てきません。主人公が映し出されないという不思議なことになっていますが、そこがなかなか興味深かった。

周囲の人たち(特にハムザ役のアンソニー・クインなど)の会話や態度から、ムハンマドの人となりを知るような構成になっていますが、時折「ムハンマド視線」という画面が出てくる。戦いシーンでも、ムハンマドは剣をとり戦闘に加わるけれども、その姿は映せないので彼の剣が映るのであった。ラクダに乗っているシーンもあるけど、その場合も「ムハンマド視線」でラクダの頭が映し出される、といった具合。

イスラーム以前の多神教の世界のありかたも伺い知ることができて、なるほどなあと思う部分も多く、やっぱりこうしてみるとキリスト教(ユダヤ教も)と非常に共通している点が多いことを改めて実感。

アッカド監督は2005年にアンマンのテロに巻き込まれて亡くなられているんですよね。サラディンの映画を撮ろうとしていた矢先のことだったそうで、残念です。イスラムのイメージを変えようとしていた人が、一部のムスリムのテロに巻き込まれてしまったという不条理。サラディンの映画も観たかったな…。
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by rivarisaia | 2011-02-14 16:09 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

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