好奇心の部屋デロール

前にドキュメンタリー映画『動物、動物たち』の感想を書いたときに、デロールのことを頭に浮かべていました。

デロール(Deyrolle)はパリにある1831年創業の剥製や標本のお店。まさしく元祖博物館ヴンダーカンマー(不思議の部屋)がそのまま現代に残っているかのようなお店で、機会があったらぜひとも一度行ってみたいところ!

デロールを丸ごと紹介してる絵本もあります。それがこちら。

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好奇心の部屋デロール(たくさんのふしぎ傑作集)』今森 光彦著・写真、
福音館書店

そうそうパリまで行けない私は、たまーにこの本をパラパラ眺めたりするんですが、店内のようす、ショーウィンドウ、標本箱、引き出しの中などなど、お店を探索するような気分を味わえるような写真が満載。楽しい。

こういうお店が時代を経ても残っているところが、さすがフランスという感じでございますね。

で、そんなデロールですが、じつは2007年2月1日の明け方、火事で燃えました。

このニュースを聞いた当時、どうやら相当な被害を受けたという話にかなりショックを受けた私でしたが、これがまたさすがフランス。「店は絶対に閉めない、再建する」というデロールの決意に、全世界の蒐集家や仕入業者の方々が寄付をし、フランス文化大臣が自然史博物館に協力を要請し、エルメスがデロールのためにチャリティ用のスカーフをつくり、クリスティーズも救援金を集める…というね、かなり早い時期から再建に向かって全力で進んでいました。こういう面では本当にうらやましい国だ。

もう今はふつうに営業してるかな。そのうち覗きに行きたい。

かなり楽しいデロールのサイト:
http://www.deyrolle.com/

火事から再建までの話はVanity Fairの記事にもなりました。
Vanity Fair「Animal House」1ページめ
Vanity Fair「Animal House」2ページめ
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by rivarisaia | 2011-08-08 22:45 | | Trackback | Comments(0)

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