世界図絵(復刻)

前回紹介した「ロンドンの呼び売り」本と同じく、ほるぷ出版の復刻絵本シリーズの1冊です。
今回は、チェコの教育者コメニウスさんが記した世界初の子ども向け百科事典。

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世界図絵(Orbis Sensualium Pictus)』ヨハン・A・コメニウス著、
ほるぷ出版 復刻世界の絵本館 オズボーン・コレクション

上の茶色の表紙が本書です。本文197ページ、前に序文、後ろにインデックスが付いてます。本文は、木版画の挿絵に絵を説明するテキスト(本書は英語とラテン語の二カ国語)という構成で、章立てで153章。

もともとは、ラテン語とドイツ語(High Dutch)で書かれていたのを、Charles Hoole 氏が英語に翻訳し、おそらく1658年にロンドンで初版が発行された。その後、修正加筆がなされて、こちらのレプリカは、1777年の第20版。

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こちらの見開きは金属(左ページ)と石(右ページ)

絵に番号がふってあって、「鉛、1、はやわらかく重い。鉄、2、は硬く…」といった調子で文章が入ってます。左側のコラムが英文、右側がラテン語。

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こちらは川魚と沼の魚(左ページ)、海の魚と貝類(右ページ)。

挿絵がかなりイイ感じである。

本書のオリジナルは、Toronto Public Libraryの「The Osborne Collection of Early Children's Book」にある本。

ふと気づいたけど、これでラテン語の勉強できるじゃん! やる気になれば。併記されてる英語がやや古くさいんだけども。

世界図絵でラテン語勉強したい!という方はオンラインでも読めるのでどうぞ。

まず1777年版はコチラ
ラテン語だけでよいなら、コチラをどうぞ。

両方とも挿絵も見られますよー。

日本語で読みたいのだが…という人は、平凡社ライブラリーから『世界図絵』というタイトルで新書が出てますので、そちらをどうぞ。
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Commented by fontanka at 2012-11-13 20:00 x
楽しそう!
Commented by rivarisaia at 2012-11-15 16:29
まだやる気が出ないので、ちゃんと読んでないけど、そのうち読む!
by rivarisaia | 2012-11-12 21:49 | | Trackback | Comments(2)

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