「法人類学者デイヴィッド・ハンター」と「骨の刻印」

ページターナーこと軽く一気読みミステリ・シリーズ。本日はサイモン・ベケット「法人類学者デイヴィッド・ハンター」シリーズです。

ベケット氏はジャーナリストだったようで、アメリカにある「死体農場」を取材したことが、このミステリ・シリーズを書くきっかけになったらしい。原作は4作目まで出ていて、現在2作目まで邦訳されてます。

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法人類学者デイヴィッド・ハンター』サイモン・ベケット著、 坂本あおい訳、ヴィレッジブックス

かつては優秀な法人類学者として世界的に活躍していたハンター。しかし事故で妻子を失った彼は、現在はイギリスの片田舎でひっそりと医師としてくらしていた。そんなある日、村で死体が発見されたのをきっかけに、ハンターは再び犯罪捜査に協力することに…


でた! 英国お得意の「小さな(閉鎖的な)村」モノ! そこに『BONES』のような法医学ネタが加わり、けっこうおもしろいのですが、途中でおおよその展開が想像ついちゃうのが難点。あとオチのつけかたがアクションっぽいっていうか派手っていうか、最近そんなのばっかりだけど、そこはまあ1作目だから大目にみる(何様だ…わたし)。こちら数年前に出て、わたし読んだことをすっかり忘れてたんですが、去年2作目の邦訳が出て思い出した次第です。

で、2作目。

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骨の刻印』サイモン・ベケット著、 坂本あおい訳、ヴィレッジブックス

イギリス、アウターへブリディーズ諸島の小さな島。謎の焼死体が発見され、死体の検証を要請されたハンターは島にわたるが、捜査が行き詰まるなか嵐で島は孤立。さらに現場を見張っていた警察官が殺され…


でた! 閉鎖的で寒村のような孤島モノ! 1作目は腐乱死体でしたが、今度は謎の焼死体です。おまけに物資も人材も揃ってない孤島なので、さっさと検証を終えて家に帰りたいハンターさんも四苦八苦。そうこうするうちに、嵐が吹き荒れて島から出られなくなっちゃうし。嫌々仕事してるうえに踏んだり蹴ったりなのだった。

今回もおよその展開と犯人は目星がついちゃうんですが(わはは)、そのあと「えええ!?」とクリフハンガー的なラストが待ち受けていて、早く3作目を出してください、と気分でいっぱいです。英語で読めばいいじゃん、って気もするけど、邦訳を待つ予定。3作目はハンターさんが修行したアメリカの死体農場が舞台らしいので、ちょっと楽しみ。ええと、続きの邦訳出ますよね?

PS 追記、肝心なことを書き忘れたけど、2作目は舞台が孤島なのに殺しすぎでは…と心配になっちゃったんだった。島の人口は大丈夫なのかしら。
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Commented by fontanka at 2013-03-14 21:56 x
これ2作目を先に読んで、内容よりもあのラストに驚く。
で、1作目を読んだはずなんですが、まったく内容をおぼえていない事に気がつく。

1作目はそれほどでもなかった気がする。。。
(ですよね?)
でも3作目(というか)あのシーンの続きをよみたい。
Commented by rivarisaia at 2013-03-16 22:11
1作目は内容よりも、法人類学の蘊蓄が楽しかったです。大体心の傷をおってる主人公が暗いし、結末は、ああそうかな〜と思ったよ、という人が犯人だったし。

あのシーンの続きは3作目にあるんですかねー。とりあえずどうなったのか知りたいですよね。彼女とはうまくいったのか、結局別れちゃったのかとか。
by rivarisaia | 2013-03-13 23:48 | | Trackback | Comments(2)

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