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マイナスねじのはなし

世間はお盆休みモードだし、どっちにしても暑くてわたしの頭のねじがゆるんでいるので、前回前々回につづき、しつこくねじの話。

「マイナスネジは日本ではあまり見かけない」と書きましたが、実際に意識してみると、マイナスの割合が低いことがわかります。うちのなかで探してみると、3カ所だけ見つかった。みんなも探してみると楽しいよ。

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左は祖父が使用してた本棚のねじ。右はインド製の扇風機のねじ。

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祖母が使ってた桐ダンスのねじ。ねじの向きをそろえてある!

実際に仕事でねじを使う人いわく、マイナスはあまりに作業効率が悪すぎる、つまり工作で数本しめるだけならいいけど、電ドリとか充ドリで何十本もしめないといけない場合、プラスじゃないとお話にならないということで、マイナスはほぼ使われてません。

使われてないせいか、なかなか売ってもいない(日本では)。

では、マイナスねじの需要はゼロか、というとそうでもなくて、高級腕時計のねじはいまでもマイナスを使うことが多いみたい。前にどこかで売っていた時計の精密ネジセットをみたときは、20本くらいあるうちの2本くらいがマイナスだった。

あとはアンティーク家具の修理にも必要ですね。

ただ日本の古い木製の家具は、ねじを使っていないものも多いです。木と金属といった異なる材質をつなぐならねじが要るけど、木材と木材という同じ材質を接合するなら、ねじもクギも使わないで、接着剤や組むという方法のほうが強度が出たりします。
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左は糸巻きで、これは木を組んである。右はこれまた祖父の本棚ですが、これも木を組んでる。

とまあ、そのようなわけで、マイナスねじのほうが歴史があるけど、あとから出現したプラス(フィリップス)のほうが優勢な日本。しかしアメリカではまだまだマイナスも需要があるらしい。その辺を調べてみるとおもしろいかもしれません。

ちなみにIKEAの家具のねじはプラスに見えるけど、あれはプラスじゃなくてポジドライブです。そんなポジドライブはヨーロッパ生まれ。おそらく私の想像ですが、ヨーロッパではプラスよりもポジドライブのほうが普及してるとみた。実際どうなんでしょう。各国のねじ状況をだれか夏休みの自由研究で調べてみて〜!と他人にふっておしまい!
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by rivarisaia | 2013-08-13 17:41 | モノ | Trackback | Comments(0)

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