シスターズ・ブラザーズ:馬がいい感じのドタバタ西部劇小説
2013年 11月 03日
2011年のブッカー賞ショートリストに残っていたウェスタン小説。感想書かずにいたら、今年の5月に翻訳も出ました。翻訳もすごくいい感じだし、なんだか愉快な話なのでおすすめ!

『シスターズ・ブラザーズ』パトリック・デウィット著、茂木健訳、東京創元社
という話です。この兄弟がナイスコンビで、珍道中っぷりが可笑しいです。そもそもふたりは殺し屋だし、道中も過酷な出来事にみまわれ、当然血と暴力にまみれてもいるのですが、なにせ語り手がちょっとボケてる弟イーライ。絶妙なというか、珍妙な語り口で、バタバタと人が死んでいるというのに、どうにもほのぼのした旅路に見えてしまうというのがミソです。
コーマック・マッカーシーの世界が広がっている…はずなのだが…なんかユーモラス。
そして、本書のもうひとつの主役は馬です。主役っていうのは言い過ぎかもしれないけど、馬、ちょう重要! しかもダメ馬。今年の東京国際映画祭で、馬映画をみたわたしとしては、馬がいい味出してる小説としてもおすすめしたい。馬映画をみたあとに、「そういやダメ馬が出てくる小説を読んだよなー」と、この本のことを思い出したのだったよ。
原書タイトルは『The Sisters Brothers』Patrick deWitt著、Eccoから出ています。

『シスターズ・ブラザーズ』パトリック・デウィット著、茂木健訳、東京創元社
1851年のアメリカ。
ずる賢くて冷血漢の兄チャーリーと、ドンくさくて優しいけどキレると手に負えない弟イーライ。これが凄腕の殺し屋シスターズ兄弟である。
ふたりは雇い主の「提督」から、とある山師を消すよう命じられる。おりしもときはゴールドラッシュ。オレゴンからサンフランシスコへ、ふたりの珍道中はこりゃいかに!
という話です。この兄弟がナイスコンビで、珍道中っぷりが可笑しいです。そもそもふたりは殺し屋だし、道中も過酷な出来事にみまわれ、当然血と暴力にまみれてもいるのですが、なにせ語り手がちょっとボケてる弟イーライ。絶妙なというか、珍妙な語り口で、バタバタと人が死んでいるというのに、どうにもほのぼのした旅路に見えてしまうというのがミソです。
コーマック・マッカーシーの世界が広がっている…はずなのだが…なんかユーモラス。
そして、本書のもうひとつの主役は馬です。主役っていうのは言い過ぎかもしれないけど、馬、ちょう重要! しかもダメ馬。今年の東京国際映画祭で、馬映画をみたわたしとしては、馬がいい味出してる小説としてもおすすめしたい。馬映画をみたあとに、「そういやダメ馬が出てくる小説を読んだよなー」と、この本のことを思い出したのだったよ。
原書タイトルは『The Sisters Brothers』Patrick deWitt著、Eccoから出ています。
「馬!」ですか、(先日のディープな馬映画といい)
ぜひ、ラスベガス行って中世騎士物語に参加してきてください。
ぜひ、ラスベガス行って中世騎士物語に参加してきてください。
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by rivarisaia
| 2013-11-03 22:58
| 本
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