イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密

コンピュータの父、アラン・チューリングをテーマにした映画。脚色がたぶんに入っているので伝記映画というよりは、サスペンス映画とおもいました。だってケンブリッジ・ファイブを盛り込んだりしつつ、ハラハラドキドキさせるんだもん。ちなみに、ネジ映画で、帳面派です。

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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(The Imitation Game)
監督:モルテン・ティルドゥム

副題の秘密が何を指しているのか、私には今ひとつわからなくて、映画観たあともよくわからないんですけども、もしチューリングが同性愛者だったことを意味するのであれば、いまだにそのことを「秘密」なんて言い続ける必要ないじゃない、とやや納得いかない。

それはさておきまして。

映画はとてもよくできていて、果たして英国のチューリングたちは、エニグマの暗号をどうやって解読するのか。現在と過去をいったりきたりすることで、緊張感を保ちながらみせてくれるわけですよ。私、ちょっと泣いたよ、あのマシンが動いた瞬間。

しかし、暗号を解読した後には、さらなる苦渋の選択が待ちうけていたのであった……。

アカデミー賞の授賞式にて脚本のグレアム・ムーアは「Stay Weird, Stay Different」というスピーチを行ったのですが、「あなたが普通じゃないから、世界はこんなに素晴らしい」というのが本作のテーマであり、したがって本作は、普通じゃない人たちへのちょっとした応援歌でもあるのでした。

ところで、学生時代のチューリングくんは、ランチタイムにお皿の上でニンジンとグリーンピースをよりわけていましたけども、うちの祖父は、ミックスベジタブルってあるじゃないですか、あれをお皿の上でニンジングループ、コーングループ、グリーンピースグループに分けてから食べていました(母が見て「びっくりしたわ…」と言ってた)。

私はミックスベジタブルを分類することはないですけど、その気持ちはとてもわかる……ので(したがってミックスベジタブルは苦手な食材である)、チューリングくんがニンジンとグリーンピースをよりわけるのも、「ああ、わかる!わかるよ、その気持ち!」と思った次第です。ただ残念なことに、チューリングくんと違って、私は天才ではないのでした。


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by rivarisaia | 2015-04-14 19:46 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)

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