伊勢に行ってきた3:おはらい町とおかげ横丁
2015年 07月 27日
伊勢で気合はいってるなーと感心したのが、参道の建物です。内宮にむかってどーんと伸びてる「おはらい町通り」と、その途中の一角にある「おかげ横丁」。
ポストもあえて昔の書状集箱を……
コンビニだってこんな調子。
おかげ横丁は、「江戸時代のおかげ参りの頃の伊勢の様子を再現した」とあって、お土産屋さんと食べ物屋さんがかたまってる一角。おはらい町も基本的には土産物屋と食べ物屋が並んでる道なんですが、銀行や郵便局やコンビニもぜんぶ切妻の木造建築で統一されてて、すごい。町内会、みんなでがんばった!という感じ。
たとえばこれは郵便局。
Wikipediaをみますと、赤福が主導で伝統的な街並みの再生をしたようですね(コチラ)。こういうのを、所詮つくられた(偽の)街並みとみるのか、それとも古き街並みのすばらしき再生とみるのか、人によって考え方はさまざまでしょうが、観光地であることを鑑みても、私は後者(だって、伊勢神宮の外がいきなりスペイン村みたいになってたら、やっぱり観光客としては、ぎゃふん!ってなるよね……)。
そう、そして伊勢といえば赤福。私、赤福餅大好きなのに、なんと今回食べなかったんですよね……(と言うと、みんなにびっくりされる)。
いや、最初は食べる気満々だったんだけど、まず、おはらい町の赤福本店が混んでいた。おまけに、そのときはおなかすいてなかったので、抹茶セットのお餅が2個かー、ひとつでじゅうぶんですよーという気持ちだったし(家人が赤福餅を食べられないというのも敗因である)、そして抹茶味のかき氷ってあまり好きじゃないしーとぐだぐだしていた。
でもせっかく伊勢にいる間に、赤福でお茶くらい飲んだほうがいいよね、とは思ってたんですよ。でも!
今回、車であちこち移動してたんですけども、ここはどこじゃ?というようなとんでもない山道でも赤福の看板を見かける。林の中の1本道にポツンポツンと並ぶ電柱という電柱に赤福の文字がある。もう伊勢は赤福に支配されていると言ってもいい。たぶん伊勢の真の支配者は赤福。それくらいあちらこちらで「赤福」「赤福」と目にするので、そのたびに記憶の味がよみがえり、知らず知らずのうちに、
赤福をたらふく食べた気になってました!!
ついには、いっぱい食べた気になっちゃったからもういいです、という境地にいたりましたね。いっこも食べてないというのに。これが伊勢のエア赤福か……と驚愕しています(違)。
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fontanka
at 2015-07-29 21:42
x
エア 赤福 Σ(@@
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yuzukiri2 at 2015-08-02 22:23
ついに赤福を食べなかった秘密が・・いや、わかります。
たしかに、赤福の勢力すごかった。忘れてたけど思い出しました。伊勢からある程度遠ざかると、そっくりの「御福」てのが売ってて、なるほどねって感じでした。
たしかに、赤福の勢力すごかった。忘れてたけど思い出しました。伊勢からある程度遠ざかると、そっくりの「御福」てのが売ってて、なるほどねって感じでした。
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rivarisaia at 2015-08-05 22:08
> fontankaさん
予想外でした……まさかのエア…
予想外でした……まさかのエア…
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rivarisaia at 2015-08-05 22:13
> yuzukiri2さん
御福、って初めて聞きました! それはちょっと食べ比べてみたい!
赤福、お家騒動とか、前の社長だか会長のやや差別的な発言とかで、企業としてのイメージは私の中ではだいぶ下がっちゃったんですけども、伊勢にいってその勢力を実際に目にしてみると、そりゃあいろいろ噴出してもおかしくないよね、ここまで大きければね〜と納得いたしましたよ。
御福、って初めて聞きました! それはちょっと食べ比べてみたい!
赤福、お家騒動とか、前の社長だか会長のやや差別的な発言とかで、企業としてのイメージは私の中ではだいぶ下がっちゃったんですけども、伊勢にいってその勢力を実際に目にしてみると、そりゃあいろいろ噴出してもおかしくないよね、ここまで大きければね〜と納得いたしましたよ。
by rivarisaia
| 2015-07-27 13:11
| 旅行・散歩
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Comments(4)