バーフバリ 王の凱旋
2018年 01月 15日
もうみんな、王を称えた!? 昨年末、王を称えて一年を締めくくり、新年は王を称えて迎えた人たちもたくさんいらしたと思いますが、私もようやく先週2回ほど王を称え、燃えたぎる神聖な炎で魂を浄化しました!! おかげで心身ともにエネルギーに満ちてきた。 バーフバリ! バーフバリ!
神話の映像化とはこういうものなのか……!と心がうち震えたよね。
『バーフバリ 王の凱旋(Baahubali 2: The Conclusion)』監督:S・S・ラージャマウリ
古代インドのマヒシュマティ王国で名を轟かせた伝説の王バーフバリの物語。
国民から愛され絶大なる支持を得ていたのにもかかわらず、暴君バラーラデーヴァにその地位を奪われたアマレンドラ・バーフバリ。彼の生い立ち前半と、その息子マヘンドラ・バーフバリの生い立ちを中心にした話が、日本で昨年公開された『バーフバリ 伝説誕生』でした。
続きものなので、前作を観てないと話がわからないと思うのは当然なのですが、今回、上映前に5分でわかる前作ダイジェストがあるので(流れない映画館もあると聞いたので、下にはっとく)、それさえ観ておけばまったく問題なく話についていけるから大丈夫。いずれにしても観終わってから『伝説誕生』も観よう!ってなるだろうし、そうすると『王の凱旋』もまた観たくなるというループになるとおもう。
私は前作を観て数時間後に『王の凱旋』を観たんですけど、前作はまさかの壮大な前フリだった……というか『王の凱旋』があまりにすごすぎて度肝を抜かれ続け、前作の記憶が消し飛んだ。だって、開始早々クライマックスで、そのあとも休みなくずーっとクライマックスに次ぐクライマックスで、映画が終わってハッと我に返ったら2時間半近く経ってた。びっくりするくらい時間の長さが気にならなかったんですけど、これが恐るべし偉大なる神話の力か……。
王者バーフバリ(父&息子)はもちろん、王家に仕える奴隷剣士カッタッパはじめキャラクター全員がすばらしく、中でも国母シヴァガミの眼力とバーフバリ父のお妃デーヴァセーナの最強の戦士っぷりがさいこう。
デーヴァセーナは相手が国母だろうが、王だろうが、権力に怖気づくことなく言いたいことはハッキリ言う。積年の屈辱にも耐えに耐え、生首を放り投げで不敵な笑みを浮かべ、炎を頭上に頂き満願成就する、デーヴァセーナ妃! 万歳!!!
ポスターにもなっている、バーフバリとデーヴァセーナが共に弓を射るシーン、大好き。思い出すだけで、幸せだ。
映画のこと何も書いてないに等しいけど、とりあえず今回はこの辺で。王を称えたという報告でした。
前作のあらすじダイジェストをはっておきますね。まだ称えてない人はさっそく王を称えに行ってー。
そして今回の予告はこちらです。映画を観たらわかるけど、本編すごすぎてこんなものではなかった……
夫は大喜び。
すみません、私は途中で「な・・長い」でした。
※前作をみていない&役者が同じ&時系列が??だったので、夫に、あれは父王、こっちは息子と説明が必要でした。
私、「悪役」の「兄王」(?)がタイプなのが(WWEのセス・ロリンズ顔:ちなみにお妃の従兄:クマラ?も同系列でタイプ)、敗因だったかも。
年なのに、めちゃくちゃ強いぞ。
とか、デーヴァセーナ、お祝いで「王位」求めるとか、国母 縁談断られたら戦争とか→気が強い二人の嫁姑問題だったんじゃん。とか、バーフバリが追放されたら、嫁の実家に行ってりゃ、民衆も大人しくなってとか
その意味では、のれませんでした。
パワーありすぎな映画。
その後、キングズマン ゴールデンサークルというハードスケジュールでした。
兄王のバラーラデーヴァのファンもたくさんいますよねー。バラーラはある意味すっごい可哀想。クマラのことは私も大好きなので、あの展開に泣きました。
むしろ驚いたのはビッジャラデーヴァ(シヴァガミの夫でバラーラのお父さん)ですよ。最後、ちゃっかり生きてて、そのしたたかぶりにびっくり。
デーヴァセーナはこれまでのこうした映画にありがちなお姫様ではなくて、はっきりと意見を述べるところがよかったです。王位を求めるのも国の行く末を見据えてのことなので、全然違和感ないというか、歴史物ではけっこうよくある展開かもー。
ちなみに、わたし、バーフバリ、このあともまた劇場に観に行ってしまいました。。。本当はマサラ上映も行きたかったなー!
もう1度みに行く人けっこういらっしゃいますね。おかげで先日より新宿の上映スクリーンが大きくなっててちょっと笑いました。