アクアマン
2019年 02月 25日
『アクアマン(Aquaman)』監督:ジェームズ・ワン
仕事に煮詰まっていて頭を使わなくていいものでパーッとしたかったときに(って大体いつもだけど)観に行ったのですが、異類婚姻譚にアーサー王伝説から、ピノキオにインディジョーンズやトゥームレイダースのような宝探しにゴジラにキラキラ水中マジックワールドな感じまで盛りだくさんの松花弁当みたいな映画でした。
別にびっくりする展開もないんだけど、観ている最中は目に楽しかった(Eye Candyという意味で)。ただ、映画としておもしろかったかというと、アメコミの映画化作品はやっぱりどうも私とは合わないみたいで、途中でちょっとまったりしちゃったし、やっぱり長くて、90分から100分くらいに収めてくれるとよかった。
ただ、海の中のキラキラした世界をすいすい自由に泳いで移動するというのは本当に楽しくて、頭はまるで使わずに海のシーンはボーーーッと観てたし、延々と観てられると思う。それは個人的な理由が大きい。
私が子供の頃、LAのディズニーランドにはマーメイドの潜水艦というアトラクションがあって、わたしはそれがとても好きで、カリブ海あたりの深い深い海の底のどこかにある、70年代のアメリカっぽい配色のキラキラした世界に住みたいなーと思っていたんだけれども、『アクアマン』の海中にはそのキラキラした世界をさらにキラキラピカピカにした世界があった。
ジェイソン・モモアもパトリック・ウィルソンもワイルドな兄貴と高貴な弟で海中キラキラ住人としてハマり役だったので、もう兄弟で戦ったりしなくていいから、ずーっと海の中の平穏な日常生活だけを見せてくれてもいいんですよ(多くの人は面白くないかもしれないが、私はそれが観たい)。
by rivarisaia
| 2019-02-25 22:13
| 映画/洋画
|
Trackback
|
Comments(0)