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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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マイ・ブックショップ

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マイ・ブックショップ(The Bookshop)』監督:イサベル・コイシェ
1959年のイギリスの海辺の小さな町。未亡人のフローレンスが長年の夢だった書店をオープンする。
町の有力者夫人からは妨害されつつも、読書が好きじゃないという少女に店を手伝ってもらい、長年邸宅に引きこもって暮らしている老紳士が得意客となり、なんとか経営がうまくいっていたかにみえた書店だが……

小さな田舎町の人々と、町に一軒しかないオープンしたての本屋さんの話として想像していたものとはちょっと違った。引きこもりの老紳士であるビル・ナイが、ブラッドベリにハマるあたりは面白かったけど、それ以外の町の人たちはこの本屋をどのくらい利用していたのか、どんな本が好まれていたのか、さっぱりわからないので、『ロリータ』を大量に仕入れるくだりも、いまひとつ現実味がない。そんなに入れても売れないんじゃない?とこっちが心配になるし、結局そこそこ話題になって売れたのか、大失敗だったのかもわからないままなのだった。

有力者夫人は、本屋がオープンすることが気に入らないというよりは、本屋の入っている古い建物を手に入れたいがために邪魔立てするんだけれども、その妨害作戦のひとつとして、町に「別の書店をオープンさせる」というものがあり、しかし、これまたそのライバル書店についてはセリフでしか出てこないので謎が多いまま終わる。

そんなわけで、あまり入り込めない話でしたが、ちらちら映る本の装丁や登場人物たちのファッションが気になる映画ではありました。柄もののブラウスいいな!と思う、そんな映画。


by rivarisaia | 2019-03-30 23:53 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(0)