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たちあがる女

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たちあがる女(Woman at War)』監督:ベネディクト・エルリングソン

予告を観たときには、なんだろうこの映画、ほのぼのした北欧ものかな?と思ってたんですけど、『馬々と人間たち』の監督だということに気づいて、

絶対、いっぷう変わった映画でしょ!!

と確信したので、公開を楽しみにしていました。そしてやはり変わった映画で、どのように解釈していいのかいまだ考え中のところもあるんだけど、ユーモラスで不思議と元気が出たし、わたしはとても好き。なにせ音楽の使い方がすばらしく、何が面白いって、劇伴の演奏家や歌い手が常に画面にいる(笑)

まずは、あらすじ。

アイスランドの田舎に住むハットラ。コーラスグループの指導をしている彼女には、自然を守るために地元のアルミニウム工場にたった一人で闘いを挑む環境活動家という裏の顔があった。
ある日、ハットラのもとに、ウクライナからの養子縁組の知らせが届く。母親になるという長年の夢を叶える前に、ハットラは最後の闘いに挑むことに……

ハットラは「山女」と呼ばれる「環境テロリスト」という扱いをされているんだけれども、それは権力側が貼ったレッテルなのだった。そしてこの映画は、ハットラの行為は誰も死なないけど迷惑じゃん?という話ではなく、一人で巨大な力に立ち向かい、転んでも、転んでも、時折まわりの人たちに助けられながら何度でも立ちあがって走り続ける女性を描いたひとつの寓話なんだと思う。

動的で外に向って行動するハットラとは対照的に、静的で内省的なハットラの双子の姉が登場する。この双子はふたりでひとりなのかもしれないな。

そしてやはりアイスランドの雄大な自然の美しさが今回も圧巻でした。一度行ってみたいな〜。そして前作では人が馬に入りましたが、今回は羊をかぶります。



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Commented by ago1-filo2 at 2019-04-02 09:10
はじめまして、ウフと申します。
アイスランドの映画、大好きです。
この作品もやっぱりアクが強くて…(笑)
好き嫌いは分かれるでしょうが、私は好きです!
Commented by rivarisaia at 2019-04-04 21:44
ウフさん、こんにちは!
私もアイスランドの映画、大好きです。
アイスランドは大自然の風景が独特でとてもいいですよねー。そしてこの作品も、音楽の使い方も最高で、面白かったですよね!
by rivarisaia | 2019-04-01 23:51 | 映画/洋画 | Trackback | Comments(2)

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