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見たもの読んだものについての電子雑記帳


by 春巻まやや
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おこもり日記:ありし日のクウェート大使館

おこもり日記:ありし日のクウェート大使館_b0087556_23391999.jpg

ひとつ難儀な案件が片づいたので若干ゆとりが生まれ、週末は久しぶりにチェロを弾いてみたけど、あまりに久しぶりすぎて全然弾けない。かつて練習していた楽譜を見て、ずいぶん難しいの弾いてるなーと感心するほどのダメっぷり。おまけに短い練習曲ひとつ弾くだけで両腕が疲れるありさまで、そうだよ楽器弾くのって体力要るんだったよ……というのも思い出したのだった。今年はチェロの練習を地道にやることにします。それには筋トレもしたほうがよさそう。

さて、本日の写真は、2月の頭に用事があったついでに三田付近を散歩した際に撮ったもの。丹下健三設計の在日クウェート大使館です。一度取り壊しが決まったものの、やっぱり中止になったみたい。この正面にあった建物がなくなったので、ちょっと不思議な光景で建物全体を眺めることができました。

思えばこのときすでに外出時にはできるだけマスクをして、バスには乗らずになるべく歩こうという感じだったけど、2か月経ってさらに状況が悪化してるんだもんな。なんとなくそうなる予想はしていたものの、先が見えないのがつらいですね。



Commented by 古島 at 2020-04-07 13:07 x
  ちょっと面白いです。取り壊しが決まりながら中止になったとは。どんな事情があったのでしょう。
  大昔の話ですが、イラク軍のクウェート侵攻を背景にした漫画短篇を読んだことがあります。主人公はパレスチナ系クウェート人の青年。軍人なので、呼び出され家を飛び出していくのです。いまはここが僕の祖国だと言って。お父さんは、わしらにゃ関係ないだろうがと止めるのですが。
  クウェートも大人数を受け容れたのでしょう。
Commented by rivarisaia at 2020-04-08 23:35
取り壊すときに建築愛好者界隈では小さく騒ぎになったので、丹下健三の建築なだけに何か保存のための動きがあったのかもしれないですね。

イラク軍のクウェート侵攻のとき、わたしはアメリカにいて、アラブ諸国出身の留学生たちがざわついていたのを思い出します。
Commented by 古島 at 2020-04-09 07:45 x
 おお・・・・・・・そうでしたか。あのへん出身の人は動揺せずにいられなかったでしょうな。
  最近、移民大国ヨルダンという本(薄くてまるでパンフレットです。それだけに読みやすいですが)に目を通しまして。中近東の複雑な現代史に溜息をついたのです。いろいろいろいろあったのですね。資源に恵まれぬ小国が激動の時代を乗り切るのは、たいへんだったでしょう。
  
Commented by rivarisaia at 2020-04-09 22:44
わたしが親しくしていた人たちはみな怒り狂っていたのですが、中近東は歴史や宗教(イスラム教だけでなくいろいろな宗教があるので)などが複雑で、私にもわからないことばかりなので、何気ないひとことが相手を侮辱することになるのではないかと気を使いました。
by rivarisaia | 2020-04-05 23:58 | 旅行・散歩 | Trackback | Comments(4)